2026年3月2日から8日まで、青森県青森市のオカでんアリーナで開催された第19回日本ミックスダブルスカーリング選手権。大会を制したのは、小穴桃里・青木豪ペアだった。
日本カーリング協会の大会公式結果によると、決勝では前年度優勝の松村千秋・谷田康真ペアと対戦。小穴・青木ペアが11対7で勝利し、日本一の座を獲得した。
決勝までの主な戦績- 1次予選:5勝0敗でグループB首位
- 2次予選:4勝1敗で2位
- 準決勝:一戸日和・鈴木実倫ペアに9対8で勝利
- 決勝:松村千秋・谷田康真ペアに11対7で勝利
特に注目したいのは、準決勝の接戦を制した後、決勝でも安定した得点力を発揮したことだ。準決勝は1点差の9対8。決勝では11点を獲得し、最後まで攻撃的な試合運びを見せた。
第19回大会の最終順位
小穴桃里・青木豪11-7

決勝スコア
準優勝:松村千秋・谷田康真
前年度優勝チーム
第3位:一戸日和・鈴木実倫
小穴・青木ペアは前年度準優勝から一段上の成績へと躍進した。松村・谷田ペアとの決勝は、前年度の優勝チームと準優勝チームが対戦する構図でもあり、国内トップレベルの実力を比較できる一戦となった。
なお、2026年大会の詳細な星取表や各エンドの得点は、日本カーリング協会と第19回大会の公式結果に掲載されている。最終順位だけでなく、予選から決勝までの経過を確認したい読者にも有用な資料だ。
【大会結果・関係者一覧】日本選手権と世界選手権のつながりを整理
カーリングミックスダブルス速報を追う際には、日本選手権と世界選手権を別々の大会として見るだけでは不十分だ。国内での競争、国際大会での成績、次年度の出場機会までを一続きで把握すると、各ペアの位置づけが理解しやすくなる。
2026年の主要な関係者と大会結果を整理すると、次のようになる。
この関係を理解するうえで大切なのは、日本選手権の優勝という国内実績と、世界選手権の最終順位は異なる評価軸だという点だ。
小穴・青木ペアは国内大会で優勝しただけでなく、世界選手権でも予選を勝ち抜いて決勝トーナメントに進出した。世界の強豪と互角に戦えることを示した一方、最後の一戦で準決勝進出を逃したという課題も残した。
【世界選手権速報】予選7勝2敗で5位!イタリア戦6対7の結果を検証
2026年4月25日から5月2日まで、スイスのジュネーブで開催されたACE & Company World Mixed Doubles Curling Championship 2026。日本代表として出場した小穴桃里・青木豪ペアは、予選リーグで7勝2敗を記録した。
日本はグループAに所属。オーストラリア、スウェーデンに続く3位で予選を突破し、決勝トーナメント進出を懸けたクオリフィケーションゲームに進んだ。
日本代表の予選9試合の結果World Curlingの公式チーム別試合記録によると、対戦結果は次のとおり。
| 対戦相手 | 日本の得点 | 結果 |
|---|---|---|
| エストニア | 9-0 | 勝利 |
| オーストラリア | 5-7 | 敗北 |
| 中国 | 9-3 | 勝利 |
| フランス | 10-5 | 勝利 |
| スウェーデン | 4-10 | 敗北 |
| オランダ | 9-3 | 勝利 |
| ニュージーランド | 11-1 | 勝利 |
| ノルウェー | 6-4 | 勝利 |
| デンマーク | 12-3 | 勝利 |
出典:World Curling公式チームプロフィール・試合記録
予選の特徴は、勝利した7試合のうち複数の試合で大きな点差をつけていることだ。エストニアには9対0、ニュージーランドには11対1、デンマークには12対3で勝利している。
一方、敗れたのはオーストラリアとスウェーデン。いずれも最終的に上位へ進出した強豪であり、世界選手権の上位争いにおける競争の厳しさを示している。
運命のイタリア戦は延長戦で1点差の敗北予選を7勝2敗で終えた日本は、グループBを2位で通過したイタリアと対戦した。
2026年5月1日・クオリフィケーション
日本
6
小穴桃里・青木豪
イタリア
7
コンスタンティーニ・モザネル
Extra End(延長エンド)で決着
試合は6対7。8エンド終了時点で決着がつかず、延長エンドに突入した末にイタリアが勝利した。
この結果、日本は準決勝への進出を逃した。大会最終順位は5位で、同じくクオリフィケーションで敗れたスコットランドと同順位だった。
ここで押さえておきたいのは、予選7勝2敗で5位という表現が矛盾していないことだ。7勝2敗はグループリーグの成績であり、5位は決勝トーナメントを含めた大会最終順位である。
世界選手権の最終順位は、オーストラリアが優勝、スウェーデンが準優勝、カナダが3位、イタリアが4位。日本とスコットランドが5位タイとなった。
世界選手権5位をどう評価するべきか今回の結果は、単純にメダルを逃した大会として片づけるべきではない。
予選では9試合中7試合に勝ち、グループ3位で決勝トーナメントに進出した。世界のトップクラスであるイタリアとの対戦も延長戦までもつれ込んでいる。最終結果は惜敗でも、国際舞台で十分に競争力を示した成績だ。
一方、上位進出を目指すには、強豪との接戦を勝ち切る力が問われる。7勝2敗という予選成績を、次の大会でメダルへつなげられるかが日本ミックスダブルスの課題になる。
【2026年の競技形式と戦術】ミックスダブルスは何が違う?
カーリングのミックスダブルスは、男女各1人の2人で構成するチームが対戦する競技だ。4人制カーリングと同じ氷上で行われるものの、石の配置や投球人数、試合展開には独自のルールがある。
ミックスダブルスの基本ルールWorld Curlingが公表する競技説明では、ミックスダブルスは各チーム2人で戦い、通常のエンド開始時に両チームのストーンを1個ずつあらかじめ配置する。
- 選手構成:男女各1人の計2人。
- 投球:各チーム5投を担当する。
- 試合形式:原則8エンド。
- 先置きストーン:各エンド開始前に1個ずつ配置。
- パワープレー:各チームが試合中に1回使用できる。
- 延長:同点の場合はエクストラエンドで決着する。
パワープレーとは、先置きするストーンの位置を通常と異なるサイド側に変更する戦術だ。攻撃の角度や石の配置を変えることで、複数得点を狙いやすい状況をつくる。
4人制との違いはスピードと判断の連続性4人制では、リード、セカンド、サード、スキップという役割分担があり、選手が4人いるため、投球とスイープの担当を細かく分けられる。
対してミックスダブルスでは、2人で投球、スイープ、作戦の判断を担う。投球する順番やストーンの配置を踏まえながら、短い人数で試合を組み立てなければならない。
そのため、ショットの正確性だけでなく、2人の連携や状況判断が勝敗を左右する。予選では得点を重ねられても、強豪との延長戦では1投の精度や終盤の選択が決定的な差になる。
小穴・青木ペアの世界選手権での7勝2敗という成績と、イタリア戦の延長負けを合わせて見ると、予選を勝ち抜く力と、最終局面で勝ち切る力の両方が求められることが分かる。
【2027年大会日程】第20回日本選手権と世界選手権はいつ?
2027年に向けたカーリングミックスダブルスの日程も公表されている。日本カーリング協会の2026年10月時点のシーズンスケジュールとWorld Curlingの大会情報を照合すると、国内選手権と世界選手権は以下の日程で開催予定だ。
2027年の主要大会スケジュール
世界ミックスダブルスカーリング選手権20271月4日~10日
フィンランド・ロホヤ
第20回日本ミックスダブルスカーリング選手権2月22日~28日
長野県・軽井沢アイスパーク
世界選手権はフィンランドのロホヤにあるキサカリオ・キャンパスで開催される。出場は前回大会の成績などで出場権を獲得した20の加盟協会が対象となる。
2026年10月の世界選手権予選イベントでは、アメリカ、ラトビア、フランスが追加の出場枠を獲得した。日本も2026年大会で出場権を確保しており、2027年大会の出場国に名を連ねている。
なお、世界選手権の日程と日本選手権の日程は別々に管理されている。国際大会の試合時刻は開催地の現地時間で発表されるため、日本でライブ観戦する場合には時差も考慮したい。
2027年から日本選手権の競技形式も変更2026年10月29日、日本カーリング協会は2026-27シーズンからの日本ミックスダブルスカーリング選手権の競技形式変更を発表した。
出場チーム数は従来どおり18チーム。変更の中心は予選からプレーオフまでの進出方式だ。
新しい競技形式のポイント
- 18チームを9チームずつの2グループに分ける。
- 各グループで総当たりの予選リーグを行う。
- 各グループの2位と別グループの3位がプレーオフ1回戦で対戦する。
- 各グループの1位は準決勝から登場する。
- 準決勝の敗者同士で3位決定戦を行う。
- 準決勝の勝者同士が決勝で対戦する。
この変更によって、予選1位の価値がより明確になる。グループ首位になれば準決勝へ直接進めるため、予選を通じて安定して勝ち星を積み重ねることが重要になる。
一方、2位と3位は別グループのチームとのプレーオフを勝ち抜かなければならない。単に予選突破を目指すだけでなく、グループ首位を狙う戦いがより重要になる構造だ。
2027年の第20回大会は、この新方式が適用される大会としても注目される。第19回大会までの競技形式と混同せず、最新の大会要項を確認しておきたい。
【ライブスコア・公式配信】カーリングの速報を最速で確認する方法
試合結果をリアルタイムで追いかけたい場合は、一般ニュースの更新を待つより、競技団体が運営する公式情報を直接確認する方法が確実だ。
特に海外大会では、World Curlingのライブスコアが試合経過や順位を確認する中心的な情報源となる。
1.World Curlingの公式ライブスコア
World Curling
世界ミックスダブルスカーリング選手権の公式ページでは、次の情報を確認できる。
- 現在の試合スコア
- エンドごとの得点
- グループ別の勝敗と順位
- 試合日程
- チーム別の試合結果
- ショット・バイ・ショットの情報
2026年の日本代表の試合記録もチーム別ページで確認できる。2027年大会でも、試合日程や順位を追う場合にはWorld Curlingの公式ライブスコアを優先したい。
海外大会の結果を確認するときは、単に勝敗だけでなく、エンドごとの得点と延長の有無まで見ると試合の流れが理解しやすい。
2.日本カーリング協会の公式大会結果
公益社団法人 日本カーリング協会
国内の大会については、日本カーリング協会の大会情報ページが基本となる。
第19回日本ミックスダブルスカーリング選手権の公式記録では、1次予選、2次予選、決勝トーナメントの結果が確認できる。第20回大会についても、日程や出場チーム、競技方式の発表を確認する際の基準となる。
3.JCA公式YouTubeのライブ配信・アーカイブ
日本カーリング協会公式YouTubeチャンネル
スコアだけでなく、実際の投球やスイープ、試合中の作戦を見たい人には映像配信が適している。
第19回日本選手権の大会公式サイトにはYouTubeへの案内があり、JCA公式チャンネルでは大会映像のアーカイブも確認できる。2026年大会の3月7日・8日はCSテレ朝チャンネルで生中継が告知されていた。
ただし、2027年大会の具体的なYouTube配信日程や放送カードは、別途発表される情報を確認する必要がある。配信があると思い込最初に、大会公式サイトのNEWSやスケジュール欄をチェックするのが確実だ。
速報をチェックするときのおすすめの使い分け| 知りたい情報 | 確認先 |
|---|---|
| 海外大会の現在のスコア | World Curlingライブスコア |
| 国際大会の順位表 | World Curling公式大会ページ |
| 日本選手権の星取表 | 日本カーリング協会・大会公式サイト |
| 試合の映像 | JCA公式YouTube・大会指定の放送局 |
| 次の大会の日程 | JCAシーズンスケジュール |
| 競技形式の変更 | JCA競技委員会の発表 |
速報を探すときに注意したいのが、予選順位と最終順位の取り違えだ。今回の日本代表も、予選は7勝2敗でグループ3位、最終順位は5位だった。検索結果の見出しだけで判断せず、どのステージの成績なのかを確認することが大切だ。
【カーリングミックスダブルス速報】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の日本ミックスダブルスカーリング選手権で優勝したのは誰ですか? A1:小穴桃里・青木豪ペアです。第19回大会の決勝で松村千秋・谷田康真ペアを11対7で破り、優勝しました。
Q2:小穴桃里・青木ペアの世界選手権2026の最終順位は何位ですか? A2:5位です。予選は7勝2敗でグループAの3位となり、クオリフィケーションでイタリアに6対7で敗れました。延長エンドで決着した試合です。
Q3:第20回日本ミックスダブルスカーリング選手権はいつ開催されますか? A3:2027年2月22日から28日まで、長野県の軽井沢アイスパークで開催予定です。
Q4:世界ミックスダブルスカーリング選手権2027はいつですか? A4:2027年1月4日から10日まで、フィンランドのロホヤで開催予定です。
Q5:カーリングの試合結果や順位表はどこで見られますか? A5:国内大会は日本カーリング協会の公式大会情報、世界大会はWorld Curlingの公式ライブスコアで確認できます。映像についてはJCA公式YouTubeや大会ごとの放送案内を確認してください。
Q6:2027年の日本ミックスダブルス選手権では競技形式が変わりますか? A6:変更されます。18チームを9チームずつの2グループに分け、総当たりの予選リーグを行います。各グループの2位と別グループの3位がプレーオフ1回戦に進み、グループ1位は準決勝から登場します。
2026年のカーリングミックスダブルスを振り返ると、小穴桃里・青木豪ペアの活躍が大きな軸となった。
第19回日本ミックスダブルスカーリング選手権では、決勝で松村・谷田ペアを11対7で破って優勝。世界選手権では予選7勝2敗という好成績を残し、イタリアとの接戦を経て最終5位となった。
2027年は1月の世界選手権、2月の第20回日本選手権と大会が続く。加えて、日本選手権では予選2グループ制を軸とする新しい競技形式が導入される。
今後の速報を追うなら、次の3点を押さえておきたい。
- 国内の優勝争い:2027年の第20回大会で新方式を制するペアはどこか。
- 国際舞台の成績:日本代表が世界選手権で5位からさらに上を狙えるか。
- リアルタイム情報:World CurlingのライブスコアとJCA公式情報を使い分けること。
カーリングミックスダブルスは、たった2人の連携と一投の精度が試合の流れを変える競技だ。2026年に示された日本代表の実力が、2027年の大会でどのような結果につながるのか。次の日本選手権と世界選手権にも注目したい。