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スマホが割れたまま使う人の心理とは?修理費用・けがのリスクと2026年の判断基準を徹底解説

黒田 宗一郎 黒田 宗一郎 • 更新: • 公開: • 読了約 27 分
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スマホの画面がバキバキに割れているのに、何事もなかったように使い続けている人を見かけたことはないだろうか。画面の端にひびが入った程度の人もいれば、画面全体に亀裂が広がっているにもかかわらず、修理せず毎日使っている人もいる。なぜ、スマホが割れたまま使う人は修理や買い替えを選ばないのか。その背景には、修理費用への抵抗感、手続きの面倒さ、機能がまだ使えるという判断、買い替えの予定など、複数の心理的・経済的な事情がある。

2026年11月現在、スマートフォンの画面修理は機種によって数万円から10万円近くになるケースもある。一方、国民生活センターは、割れたガラス製保護フィルムによって指に7針を縫うけがをした事例を公表している。画面が表示されているからといって、安全に使い続けられるとは限らない。実際の利用調査、修理料金、メーカー保証、防水性能への影響を整理し、修理すべき状態と買い替えを検討すべき状態を具体的に解説する。

【実態調査】スマホが割れたまま使う人はなぜ修理しない?心理と5つの理由

スマホ割れたまま使う人

スマホが割れたまま使う人を、単に無頓着な人や物を大切にしない人と決めつけることはできない。実際のアンケートを見ると、修理費用や時間、機種変更の予定など、合理的な判断に基づいて使用を続けているケースも少なくない。

1. 修理費用が高く、出費を避けたい

最も大きな理由の一つが、画面修理にかかる費用である。スマートフォンは日常生活に欠かせない一方、画面交換だけで数万円の出費になることがある。

2025年3月にJ:COMが公表した「世帯におけるスマートフォン費用の負担意識と対応」に関する調査では、修理可能な故障・破損を経験した人のうち、修理せず使い続けた人に理由を尋ねたところ、37.0%が「修理費用が高額だったため」と回答した。

同調査では、修理が面倒だったという回答も25.9%、もともと買い替えを予定していたという回答も24.1%に達している。修理しない背景には、金銭面だけでなく、時間や今後の買い替え計画も関係している。

2. 画面が割れていても普通に操作できる

画面の端に小さなひびが入っただけなら、タッチ操作も表示も問題なく使える場合がある。そのため、利用者は「今すぐ直さなくても困らない」と判断しやすい。

特に、通知の確認、電話、SNS、動画視聴など、普段の使い方に支障がなければ、修理の優先順位は下がりやすい。画面の損傷が視界に入っても、毎日同じ状態を見ているうちに慣れてしまうこともある。

ただし、現時点で正常に動作していることと、今後も正常に使えることは別問題である。小さなひびがある状態でも、次の落下や圧力によって損傷が広がる可能性がある。

3. 修理の手続きや預ける時間が面倒

スマホの修理には、店舗の検索、予約、見積もり、データのバックアップ、修理後の設定確認などが必要になる場合がある。

修理期間中に端末を預けることになれば、代替機の準備も必要だ。仕事や学校、決済、本人確認などでスマホを日常的に使う人ほど、修理のために端末を手放すことに抵抗を感じやすい。

2025年10月にNEXERとダイワンテレコムが実施した調査でも、修理せず使い続けた理由として、面倒さや修理にかかる時間が挙げられている。

4. 近いうちに機種変更する予定がある

購入から数年経過したスマホの場合、画面を修理しても、バッテリーや本体の寿命が近づいていることがある。

そのため、次の新機種が発売されるまで、あるいは分割払いが終わるまで、現在の端末を使い続けるという判断も生まれる。数万円を画面修理に使うより、新しいスマホの購入費用に回したいという考え方だ。

この判断は、機種変更までの期間が短く、画面以外に問題がない場合には経済的に合理性がある。ただし、破損によるけがや操作不良の危険性まで無視してよいわけではない。

5. 割れた画面が気にならず、使用に慣れている

スマホの画面に対する美観の基準は人によって異なる。多少の傷やひびを気にする人がいる一方、表示内容が読めて操作できれば十分と考える人もいる。

また、スマホを長く使い続けること自体を重視し、多少の外観上の損傷では買い替えない人もいる。これは必ずしも無頓着という意味ではなく、端末の機能や費用対効果を優先する考え方といえる。

2025年の調査で見えた、割れたまま使う人の実態

2025年12月21日付のまいどなニュースが紹介したNEXERとダイワンテレコムの共同調査は、iPhoneユーザーの画面割れに関する実態を示している。

調査対象は、iPhoneの使用経験がある男女300人。2025年10月にインターネットで実施された。画面が割れた経験がある人は25%で、そのうち52.0%が割れた後も使い続けたと回答している。

加えて、画面割れを経験した人の62.7%は、これまでに割れたiPhoneを修理したことがないと回答した。修理をしない理由には、費用、手間、機種変更の予定、使用上の問題が少ないことなどが挙げられている。

なお、これはiPhone利用経験者300人を対象とした調査であり、日本の全スマホ利用者の割合を示す統計ではない。それでも、画面が割れたまま使い続ける行動が珍しいものではないことを示す一つの資料である。

【危険性】スマホ画面割れを放置すると起こる5つのリスク

画面が割れても電話やアプリが使えるなら、問題はないと思うかもしれない。しかし、画面の破損は外観だけの問題ではない。ガラス片によるけがやディスプレイの故障など、使用を続けることで不具合が表面化する可能性がある。

1. 画面割れによる指のけがやガラス片の刺傷

最初に注意したいのが、指先や手のけがである。スマートフォンの表面に使われているガラスは、破損すると鋭利な破断面ができることがある。

特に、画面の端や角に亀裂がある場合、スクロールや文字入力の際に指が触れ、切り傷につながる可能性がある。ポケットやバッグへの出し入れ、画面を拭く動作でも危険が生じる。

国民生活センターは2023年11月21日、スマートフォンのガラス製保護フィルムを割れたまま使用する危険性について注意喚起を行った。

公表された事例の一つでは、割れたガラスフィルムをそのまま使っていた学生が、ポケットの中に手を入れた際、左手の小指にガラス片が刺さり、7針を縫うけがをした。別の事例では、割れたフィルムが原因で人差し指を切ったケースも紹介されている。

ここで注意したいのは、スマホ本体の画面だけでなく、画面に貼っている保護フィルムもけがの原因になることだ。保護フィルムが割れている場合は、交換を優先したい。

2. スマホ画面のタッチ不良や誤操作

画面のひびが広がると、タッチパネルの反応に問題が出ることがある。

例えば、次のような症状には注意が必要だ。

  • 画面の一部だけタップしても反応しない。
  • 触っていない場所が勝手に反応する。
  • 文字入力で意図しない文字が選択される。
  • 画面をスクロールすると引っかかる。
  • 指紋認証や画面内の操作が正常にできない。

Google Pixelの公式サポートでも、タッチスクリーンの感度や反応に問題がある場合の対処方法を案内している。また、画面にひび割れや表示異常がある場合は、ハードウェアの問題として修理を案内している。

特に、画面に縦線や横線が出る、黒い点が広がる、ちらつきが発生する、表示が突然消えるといった症状は、単なる表面の傷とは異なる。ディスプレイ内部まで損傷している可能性がある。

3. 画面の破損が広がり、修理費用が高くなる

小さなひびだからといって、その状態が長期間維持されるとは限らない。スマホを落とす、ポケットに入れて座る、バッグの中でほかの荷物に押されるなど、日常的な力が加わることで破損が拡大することもある。

加えて、画面以外にもフレームや内部部品に損傷が及んでいる場合、ディスプレイ交換だけでは修理できない可能性がある。

修理費用を抑えるために放置していたつもりが、結果的に本体交換が必要になることも考えられる。

4. 画面の隙間から水分やほこりが侵入する可能性

スマホの画面割れで見落とされやすいのが、防水性能への影響である。

スマートフォンの防水・防塵性能は、メーカーが定めた構造や密閉性を前提に試験されている。画面や本体の損傷によって構造が変化した場合、購入時と同じ耐水性能が維持されているとは限らない。

Appleは、iPhoneの防沫・耐水・防塵性能について、永続的に維持されるものではなく、通常の使用によって低下する可能性があると説明している。また、落下などの衝撃を与えることも避けるよう案内している。

GoogleもPixelの防水性能は通常使用による摩耗で低下する可能性があると説明し、本体や画面に傷やひびが入らないよう注意を促している。

つまり、画面が割れたスマホを以前と同じ感覚で水回りや雨天時に使用するのは避けたい。防水対応機種であっても、破損後の耐水性能を保証するものではない。

5. データを取り出せなくなる可能性

画面の損傷が進み、タッチ操作や表示ができなくなると、スマホ内の写真、連絡先、アプリなどにアクセスできなくなる場合がある。

クラウドにバックアップされていない写真や、端末内にしか保存していないデータがある場合は特に注意したい。

画面がまだ操作できるなら、早めに写真や連絡先、重要なファイルをバックアップしておくことが望ましい。修理を検討している場合も、事前のバックアップは欠かせない。

【保証と防水性能】画面が割れたスマホはメーカー保証の対象になる?

スマホの画面が割れたときに、メーカー保証で無料修理できると考える人もいる。しかし、通常のメーカー保証と、落下などによる破損を補償するサービスは別物だ。

メーカー保証は落下による画面割れを原則として補償しない

Appleの製品限定保証は、基本的に購入日から1年間の材質・製造上の瑕疵を対象としている。一方、事故や不適切な取り扱い、外的要因による損傷は通常の保証対象外となる。

Google Pixelについても、画面のひび割れや落下による物理的損傷は、標準保証の対象外となる場合があると公式サポートで案内されている。

ただし、画面の表示異常が落下や物理的損傷とは無関係に発生した場合など、故障原因によっては保証対象になる可能性がある。外観だけで判断せず、メーカーや販売店に診断を依頼することが大切だ。

AppleCare+に加入している場合のiPhone画面修理

iPhoneユーザーは、AppleCare+に加入しているかどうかで修理費用が大きく変わる。

Appleが公表しているAppleCare+のサービス料では、外側ディスプレイや背面ガラスの破損に対するサービス料は3,700円(税込)。内部ディスプレイのみの損傷など、損傷の種類によっては12,900円(税込)のサービス料が適用される。

画面の表面だけが割れているのか、内部のディスプレイまで損傷しているのかによって扱いが異なるため、実際の費用は診断結果によって決まる。

また、AppleCare+の契約が有効であること、対象となる損傷であることが前提となる。契約期間や補償内容を確認しておきたい。

画面割れ後は防水対応スマホでも水濡れを避ける

防水性能を備えたスマホであっても、画面が割れた状態で水に濡らすのは避けたい。

特に、次のような場所では使用を控えることをおすすめする。

  • 浴室や洗面所など、水滴が付着しやすい場所。
  • 雨や雪が直接当たる屋外。
  • キッチンなど、水や油が飛び散る場所。
  • 湿度の高いサウナや温泉施設。

画面のひびが小さくても、防水性能が維持されているかどうかを外観だけで判断することはできない。水濡れによる故障が発生すると、画面交換だけでは済まなくなる可能性もある。

【2026年最新】スマホ画面修理の費用相場はいくら?iPhone・Androidを比較

修理するかどうかを判断する際、最も気になるのが料金だろう。スマホ画面修理の費用は、メーカー、機種、ディスプレイの構造、補償サービスの加入状況によって大きく異なる。

2026年11月時点で確認できる修理料金の具体例を見ると、最新世代のiPhoneでは保証対象外の画面修理が約4万〜6万円台、Androidでは2万円台から10万円近くまで幅がある。

iPhoneの画面修理料金

Apple正規サービスプロバイダであるビックカメラの修理料金表では、iPhone 18 Pro Maxの画面修理はAppleCare+加入時3,700円、保証対象外では64,800円(税込)となっている。

iPhone 18 Proは保証対象外で57,800円、iPhone 17eは41,800円という料金が掲載されている。同じシリーズでもモデルによって費用に差がある。

AppleCare+に加入していれば負担を抑えられるが、未加入の場合は修理費用が高額になりやすい。

Androidの画面修理料金

Androidも機種による差が大きい。NTTドコモが公表している修理代金の参考例では、Galaxy A36 5Gのディスプレイ修理が21,340円、Xperia 10 VIが30,250円となっている。

一方、ハイエンドモデルではGalaxy S25 Ultraが49,280円、Galaxy Z Foldシリーズの対象機種では94,600円という例もある。

折りたたみスマホは通常のスマホと画面構造が異なるため、修理費用が高くなりやすい。単純にAndroidだから安いという判断はできない。

2026年の修理費用と補償サービスの比較表

代表的な機種と補償サービスの関係を整理すると、以下のようになる。金額はいずれも税込みで、個別の契約条件や修理時の診断によって変動する。

機種・サービス 画面修理費用の目安 関係・注意点
iPhone 18 Pro Max 64,800円 AppleCare+加入時は掲載料金3,700円
iPhone 18 Pro 57,800円 AppleCare+加入時は掲載料金3,700円
iPhone 17e 41,800円 AppleCare+加入時は掲載料金3,700円
Galaxy A36 5G 21,340円 ドコモ掲載の参考価格。smartあんしん補償加入時は上限3,300円
Xperia 10 VI 30,250円 ドコモ掲載の参考価格。smartあんしん補償加入時は上限3,300円
Galaxy S25 Ultra 49,280円 ドコモ掲載の参考価格。smartあんしん補償加入時は上限3,300円
Galaxy Z Foldシリーズの対象機種 94,600円 ドコモ掲載の参考価格。smartあんしん補償加入時は上限3,300円

※iPhoneの金額はビックカメラのApple正規修理サービス料金表に掲載された参考価格。Androidの金額はNTTドコモの修理代金表に掲載された参考例で、同社の価格表には2025年11月11日時点との記載がある。2026年11月の個別見積もりを保証する金額ではない。

この比較から分かるのは、画面修理の費用をメーカー名だけで判断するのは難しいということだ。特に高価格帯の機種や折りたたみスマホでは、修理代が大きくなる可能性がある。

街のスマホ修理店とメーカー正規修理はどちらがよい?

修理費用を抑えたい場合、メーカー正規サービスだけでなく、民間のスマホ修理専門店も選択肢になる。

民間修理店は、機種や部品によっては比較的安価で、即日修理に対応している場合もある。一方、使用する部品の品質、修理後の保証、メーカーのサポートへの影響などを確認する必要がある。

特に注意したいのは、防水性能とデータの取り扱いだ。画面交換後に元の耐水性能が保証されるとは限らないため、修理前に確認しておきたい。

安さだけで決めず、修理実績、使用部品、保証期間、追加料金の有無を比較することが大切である。

【徹底比較】スマホの画面修理と買い替えはどちらがお得?

画面が割れたとき、修理に数万円を使うのか、それとも新しい端末に買い替えるのかは悩ましい問題だ。

判断する際には、画面修理の料金だけではなく、現在のスマホをあと何年使えるか、バッテリーが劣化していないか、OSの更新を受けられるかなども考慮したい。

修理を選んだ方がよいケース
  • 購入してからまだ年数が浅い。
  • 画面以外の機能は正常に動作している。
  • バッテリーの持ちが十分にある。
  • 今後もOSやセキュリティ更新を受けられる。
  • AppleCare+やキャリア補償に加入している。
  • 修理見積もりが端末の残存価値に対して妥当である。

このような場合は、画面だけ交換して使い続けた方が経済的になる可能性が高い。

買い替えを検討した方がよいケース
  • 購入から長期間経過している。
  • バッテリーの減りが極端に早い。
  • 画面だけでなくカメラや充電端子にも問題がある。
  • 修理費用が中古端末の価値や買い替え費用に近い。
  • OSやセキュリティ更新の提供期間が残り少ない。
  • 複数の箇所に損傷があり、追加修理が必要になる。

例えば、古いスマホに5万円の画面修理費用がかかり、バッテリー交換も必要なら、新しい端末に買い替えた方が長期的に合理的な場合がある。

修理代だけでなく、買い替え後の総費用も比較する

買い替えを検討する場合は、本体価格だけで判断しないことも重要だ。下取り価格、通信会社の購入プログラム、データ移行にかかる手間、ケースや保護フィルムの購入費用なども含めて比較したい。

一方、修理を選ぶ場合も、画面以外に追加故障が見つかる可能性を考慮する必要がある。見積もりの段階で、画面以外の損傷や追加料金の有無を確認しておこう。

重要なのは、修理費用が安いか高いかという一点ではなく、今後の使用期間を含めた総費用で考えることだ。

【対処法】スマホ画面割れはいつ修理すべき?安全に使うための判断基準

画面が割れたときに最も避けたいのは、危険な状態を放置してしまうことだ。すぐに修理できない場合でも、症状に応じた対処を行うことで、けがや二次的な故障のリスクを抑えられる。

すぐに使用を中止して修理を優先したい症状

次の症状がある場合は、使用を続けず、できるだけ早く修理窓口に相談したい。

  • ガラス片が浮いている、または指に引っかかる。
  • 画面を触ると指に痛みや傷が生じる。
  • タッチ操作ができない部分がある。
  • 画面が勝手に反応する。
  • 黒いシミや線が広がっている。
  • 画面が点滅したり突然消えたりする。
  • 画面や本体の一部が浮き上がっている。
  • 水濡れや異常な発熱を伴っている。

特に、画面の浮き上がりや異常な発熱がある場合は、バッテリーの異常も考えられる。無理に押し戻したり、充電を続けたりせず、安全な場所に置いて専門窓口に相談しよう。

小さなひびだけの場合も放置し続けない

画面の端に小さなひびがあるだけで、表示やタッチ操作に問題がない場合、直ちに使用不能になるとは限らない。

ただし、破損箇所に触れてけがをする危険性や、追加の衝撃でひびが広がる可能性は残る。修理費用の見積もりを取り、早めに対応することが望ましい。

修理までの間は、水濡れを避け、ポケットに入れた状態で強い圧力がかからないようにする。ガラス片が露出している場合は、通常の操作を無理に続けないことが大切だ。

割れた保護フィルムを貼ったまま使うのも危険

スマホ本体の画面が割れていなくても、表面のガラス製保護フィルムが破損している場合は交換しよう。

国民生活センターは、割れたガラスフィルムの破断面が鋭利になることを指摘している。フィルムをそのまま使用すると、ポケットやバッグから端末を出し入れするときに指を切る恐れがある。

また、割れたフィルムを取り外す際にも注意が必要だ。強く押したり、勢いよく剥がしたりすると、さらに細かく割れる可能性がある。手や指を保護し、無理な作業は避けたい。

保護フィルムを新しく貼っても、スマホ本体の破損が修復されるわけではない。フィルムはあくまで画面表面を保護するためのものであり、画面割れの根本的な解決策にはならない。

修理前に必ず確認したい5つの項目
  1. バックアップ:写真、連絡先、重要なファイルをクラウドやパソコンなどに保存する。
  2. 保証の確認:メーカー保証、AppleCare+、キャリア補償、スマホ保険の加入状況を確認する。
  3. 修理費用:正規サービスと民間修理店の見積もりを比較する。
  4. 修理内容:画面交換だけで済むのか、本体交換や追加修理が必要なのか確認する。
  5. 修理後の保証:部品保証、修理後の耐水性能、データの取り扱いを確認する。

特に、スマホ内に重要なデータが残っている場合は、画面が操作できるうちにバックアップを取っておきたい。修理内容によってはデータが消去される場合もあるため、事前の確認が重要である。

【スマホが割れたまま使う人の心理】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:スマホが割れたまま使う人は、性格に問題があるのでしょうか? A1:必ずしもそうではない。修理費用を節約したい、修理の手続きが面倒、近いうちに買い替える予定があるなど、経済的・実務的な理由で使い続けている人もいる。画面の損傷を気にするかどうかには個人差があるため、外見だけで性格を判断することはできない。

Q2:スマホの画面が少し割れただけなら、そのまま使っても大丈夫ですか? A2:表示やタッチ操作に問題がなく、ガラス片が露出していない場合でも、安全が保証されるわけではない。ひびが広がったり、指を切ったりする可能性があるため、早めに修理費用を確認することをおすすめする。

Q3:画面が割れたスマホに保護フィルムを貼れば安全ですか? A3:保護フィルムを貼っても、破損した画面自体が修復されるわけではない。ガラス片によるけがや内部の故障を完全に防ぐこともできない。割れたガラスフィルムもけがの原因になるため、破損したフィルムは交換し、画面本体の損傷は修理店で診断してもらいたい。

Q4:スマホの画面割れはメーカー保証で無料修理できますか? A4:落下や衝撃による画面割れは、一般的なメーカーの製品保証では対象外となることが多い。ただし、AppleCare+やキャリアの補償サービスなどに加入していれば、所定の自己負担額で修理できる場合がある。契約内容を確認することが大切だ。

Q5:画面が割れたまま使うと防水性能はなくなりますか? A5:画面割れによって必ず防水性能が失われると断定はできないが、破損した状態で購入時と同じ耐水性能を期待するのは避けたい。メーカーも耐水性能は永続的ではないと説明している。水濡れによる故障を避けるため、浴室や雨天時などでの使用は控えたい。

Q6:スマホの画面修理と買い替えはどちらがお得ですか? A6:端末の年数や状態によって異なる。画面以外に問題がなく、バッテリーも良好で、修理費用が比較的安い場合は修理が有利になりやすい。一方、バッテリーの劣化や複数の故障がある場合は、買い替え後の総費用と比較して判断したい。

Q7:スマホの画面が割れたら、いつ修理するのがよいですか? A7:ガラス片が露出している、タッチ不良がある、表示に異常がある、水濡れが疑われる場合は、使用を控えて速やかに修理を相談したい。小さなひびでも放置し続けず、早めに見積もりを取ることが望ましい。

スマホが割れたまま使う人には、修理費用の高さ、手続きの面倒さ、機種変更の予定、現在の使用感など、さまざまな事情がある。2025年のNEXERとダイワンテレコムの調査でも、画面割れを経験したiPhoneユーザーの52.0%が、そのまま使い続けたと回答しており、決して珍しい行動ではない。

しかし、画面が表示されていることと、安全に使えることは同じではない。国民生活センターが公表した7針を縫うけがの事例が示すように、ガラスの破損は指先のけがにつながる。加えて、タッチ不良、ディスプレイの異常、防水性能への懸念など、放置による問題もある。

2026年の修理費用を見ると、iPhoneではAppleCare+の有無によって数万円の差が生じる場合があり、Androidでも機種によって修理料金は大きく異なる。修理か買い替えかを判断するときは、現在の端末の価値、バッテリーの状態、今後の使用期間まで含めて比較する必要がある。

【最終的な判断基準】

  • ガラス片が露出しているなら、けがを防ぐため使用を控える。
  • タッチ不良や表示異常があるなら、早急に修理を相談する。
  • 水濡れや発熱などがある場合は、使用や充電を中止して専門窓口に相談する。
  • 画面以外に問題がなければ、補償を利用した修理を検討する。
  • 古い端末で複数の故障がある場合は、買い替え費用と比較する。

スマホは電話や連絡手段にとどまらず、決済、仕事、写真、本人確認などを担う生活インフラでもある。修理費用を節約することは大切だが、けがやデータ消失につながる危険を抱えたまま使い続けることはおすすめできない。

画面が割れたときこそ、感覚的に「まだ使える」と判断するのではなく、端末の状態と修理費用を確認し、安全性と経済性の両方から最適な選択をしたい。

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黒田 宗一郎
コンテンツディレクター 黒田 宗一郎
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グルメ・レシピ担当。材料と手順は必ず再現検証し、出典を明記します。

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