嵐の活動終了を象徴するイベントとなったのが、2026年の全国5大ドームツアーだ。
ツアータイトルは「ARASHI LIVE TOUR 2026 We are ARASHI」。2025年5月の再始動発表から準備を進め、2026年3月13日に北海道で開幕した。
全15公演の日程と会場| 開催地 | 会場 | 公演日 |
|---|---|---|
| 北海道 | 大和ハウス プレミストドーム | 3月13日〜15日 |
| 東京 | 東京ドーム | 4月1日・2日 |
| 愛知 | バンテリンドーム ナゴヤ | 4月6日〜8日 |
| 福岡 | みずほPayPayドーム福岡 | 4月24日〜26日 |
| 大阪 | 京セラドーム大阪 | 5月15日〜17日 |
| 東京 | 東京ドーム | 5月31日 |
全15公演で、5大ドームを巡るツアーとなった。最終公演は5月31日18時開演の東京ドーム公演だった。
5月31日、東京ドームで迎えた最後のステージ2026年5月31日、嵐は東京ドームでラストライブを開催した。
TBS NEWS DIGの公演報道によると、会場ではムービングステージや気球など、嵐らしい演出が披露され、メンバー5人がそれぞれファンに向けて最後の挨拶を行った。
大野智は、メンバー4人への感謝とともに、5人で嵐を守り続けられたことへの思いを語った。
特に印象的だったのは、活動終了後も嵐という存在は消えないというメッセージだ。
「この、みんなで作り上げたこの嵐はこれからも生き続けます。」
この言葉は、グループとしての活動終了と、5人が積み重ねてきた歴史の価値は別であることを象徴していた。
TBSの報道では、1999年のデビューから26年半にわたる活動が、5月31日の公演をもって一区切りを迎えたと伝えられている。
嵐の歴代ライブと最後のツアーの位置づけ今回のツアーを理解するには、これまでの代表的なライブを振り返ると分かりやすい。
ARASHI Anniversary Tour 5×20(2018〜2019年)
デビュー20周年を記念した大規模ツアー。Storm Labelsの公式作品紹介によると、5大ドームで全50公演を実施し、総動員数は237万5,000人に達した。
This is 嵐 LIVE 2020.12.31
活動休止前最後のライブ。2020年12月31日に東京ドームから生配信された、グループ初の生配信ライブだった。ファンとの参加型企画やXR演出なども取り入れられた。
ARASHI LIVE TOUR 2026 We are ARASHI
活動休止後、再び5人で集まり、ファンに直接感謝を届けるために開催した最後の全国ツアー。2026年5月31日の東京ドーム公演が最終公演となった。
なお、最終ツアーの映像作品は2026年11月3日にBlu-ray・DVDとして発売された。活動終了後も、嵐のライブを映像で振り返る機会は続いている。
【嵐は解散したのか活動終了したのか】公式発表から違いを検証

嵐について調べていると、「解散」「活動終了」「活動休止」という3つの言葉が混在している。
しかし、この3つは同じ意味ではない。
活動休止と活動終了の違い芸能グループについて、これらの言葉にすべて共通する厳密な法的定義があるわけではない。一般的には、次のように理解すると分かりやすい。
- 活動休止: グループとしての活動を一時的に止めること。将来的な再開の可能性を残す。
- 活動終了: グループとしての活動に区切りをつけ、予定していた活動を終えること。
- 解散: グループそのものを解消する意味合いが強い表現。報道上は活動終了と同じように使われる場合もある。
嵐の場合、2019年の発表では「活動休止」という表現が使われた。
一方、2025年5月の公式コメントでは、最後のツアーをもって「嵐としての活動を終了いたします」と明言している。
加えて、活動再開後に再び休止することは考えていないという趣旨も説明された。
つまり、2020年は将来の可能性を残した休止であり、2026年は5人でのグループ活動を締めくくるための終了だった。
「解散」という言葉が広まった理由報道各社の記事タイトルには「嵐が解散を発表」といった表現も見られた。
これは、2026年のツアー終了をもってグループ活動に終止符を打つという発表内容を、一般読者に伝わりやすい言葉に置き換えたものだ。
ただし、公式発表で使われた言葉は「活動終了」である。
したがって、嵐の今後について正確に説明するなら、2026年5月31日をもって嵐としての活動を終了したという表現が最も適切だ。
嵐のファンクラブも2026年5月末で終了2025年5月の公式発表では、嵐の活動終了に伴い、グループのファンクラブも2026年5月いっぱいで終了すると説明された。
これはグループとしての活動終了に合わせた措置だった。
一方、5人の個人活動を応援する仕組みまでなくなったわけではない。
2026年7月から8月にかけて、各メンバーの個人ファンクラブやメンバーシップが順次開設された。8月8日には松本潤の「MJ's Membership」が始まり、5人全員の個別の応援窓口がそろった。
つまり、現在は次のように整理できる。
- 嵐のグループ公式ファンクラブ:2026年5月末で終了。
- 大野智:さと島 Official。
- 櫻井翔:THE SHOW。
- 相葉雅紀:相葉雅紀ファンクラブ。
- 二宮和也:オフィスにのホールディングス。
- 松本潤:MJ's Membership。
嵐のファンクラブ終了と、メンバー個人のファンクラブ開設は別の出来事である。
【嵐メンバー5人の現在】2026年11月最新の所属・個人活動
グループ活動が終了した現在、5人はそれぞれの道を歩んでいる。
特に注目されるのは、大野智のSTARTO ENTERTAINMENT退所と、ほかの4人の個人活動だ。
大野智:2026年5月31日付でSTARTO ENTERTAINMENTを退所大野智
嵐のリーダー・ボーカル・ダンス担当
大野智については、2026年2月28日にSTARTO ENTERTAINMENTが公式発表を行った。
内容は、2026年5月31日をもって大野が同社を退所するというものだった。
大野本人もメッセージを発表し、14歳から約32年間にわたって芸能活動を続けてきたことへの感謝を伝えた。
また、嵐の活動終了後については、自分らしくマイペースにできることをやっていきたいという意向を示している。
2026年7月には個人ファンクラブ「さと島 Official」が始動。10月には公式サイトで生配信やブログなどの更新が確認でき、11月26日には誕生日イベントも予定されている。
したがって、現在の大野を単純に「芸能活動を完全に引退した」と説明するのは正確ではない。事務所を退所したことと、本人がどのような活動を続けるかは分けて考える必要がある。
櫻井翔:報道・キャスター・俳優など個人活動を継続櫻井翔
ニュースキャスター・俳優・タレント
櫻井翔は、嵐の活動終了後も個人として幅広い仕事を続けている。
日本テレビの「news zero」などで培ってきた報道・キャスターとしての経験に加え、テレビ番組や映画などでも活動している。
STARTO ENTERTAINMENTの公式プロフィールでは、2026年の個人出演情報や2027年公開予定の映画「ぼけ日和」などが掲載されている。
個人ファンクラブ「THE SHOW」も開設され、グループとは異なる形でファンとの接点を持つようになった。
相葉雅紀:バラエティー・映画・舞台で活躍相葉雅紀
タレント・俳優・司会者
相葉雅紀は、これまでのバラエティー番組での経験を生かしながら、俳優や司会者としても活動を続けている。
2026年11月には主演映画「4アウト ―もう一度、プレイボール―」の公開が予定され、12月には音楽朗読劇「READING HIGH noir『THANATOS~タナトス~』」への出演も決まっている。
加えて、2026年12月2日・9日放送予定の「2026 FNS歌謡祭」ではMCを担当する。
個人ファンクラブも開設されており、STARTO ENTERTAINMENTの公式プロフィールで最新の出演情報が更新されている。
二宮和也:俳優・司会・音楽活動を継続二宮和也
俳優・タレント・アーティスト
二宮和也は、嵐の活動休止中も俳優として存在感を示してきたメンバーの一人だ。
現在は個人の活動基盤である「オフィスにの」を通じて仕事を展開している。
2026年10月には、公式サイトで第77回NHK紅白歌合戦の司会決定や、セルフカバーアルバム「Me Then / Who I am」の発売情報などが発表された。
個人ファンクラブ「オフィスにのホールディングス」も運営されている。
嵐というグループの活動終了後も、俳優業やテレビ出演、音楽活動など、複数の分野でキャリアを広げている。
松本潤:演出・俳優として独自の活動を展開松本潤
俳優・演出家
松本潤は、俳優業に加えてコンサートや舞台の演出面でも実績を積み重ねてきた。
2026年には個人メンバーシップ「MJ's Membership」を開設。公式サイトではCM出演や作品情報など、個人の活動が紹介されている。
また、松本の公式サイトでは、2026年11月1日付でエージェント契約満了のお知らせが掲載された。
嵐としての活動終了を機に、個人としての仕事の形も変化している。
5人の現在を比較すると見えてくること5人に共通しているのは、嵐としての活動が終了しても、それぞれが個人としてファンとの関係を築いていることだ。
一方で、所属や活動スタイルは同じではない。
大野はSTARTOを退所し、櫻井と相葉は同社で個人活動を続けている。二宮と松本も、それぞれの個人活動の基盤を持っている。
この違いは、嵐というグループの終了が、メンバー全員の芸能活動終了を意味するものではないことを示している。
【嵐2026年最新情報】活動終了後も5人の関係は続いている?
2026年11月5日時点で注目したいのは、活動終了後のメンバー同士の交流だ。
11月3日、二宮和也・松本潤・大野智の3人が集まる2026年11月4日、TBS NEWS DIGは、前日の11月3日に二宮和也と松本潤がそれぞれ公式SNSを更新し、3人で集まったことをうかがわせる写真を公開したと報じた。
投稿には、二宮の「ガチ嵐会発動」という言葉や、松本の「60%」というコメントがあった。
3人目は大野智とみられ、1999年11月3日に発売されたデビューシングル「A・RA・SHI」の記念日に合わせた交流として注目を集めた。
この出来事から分かるのは、グループ活動の終了が、メンバー同士の交流まで終わらせるものではないということだ。
ただし、これは3人の交流についての報道であり、嵐5人でのグループ活動再開を意味するものではない。
活動終了後もライブ映像作品が発売もう一つの注目点は、2026年11月3日に発売された「ARASHI LIVE TOUR 2026 We are ARASHI」のBlu-ray・DVDだ。
グループとしての活動は終了しても、最後のツアーを記録した作品が発売され、ファンが公演を振り返る機会は残されている。
また、2026年5月31日には楽曲「Five」のリリースもあり、最終公演とグループの歴史を結びつける作品展開も行われた。
嵐の2026年は、単に活動を終えた年ではない。最後のツアー、映像作品の発売、個人ファンクラブの始動など、グループから個人へと応援の形が変化した年でもある。
【嵐活動休止に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:嵐の活動休止はいつから始まりましたか?
嵐は2020年12月31日をもってグループとしての活動を休止し、2021年1月1日から活動休止期間に入りました。活動休止の発表は2019年1月27日です。
Q2:嵐が活動休止した本当の理由は何ですか?
きっかけは大野智が自由な生活を送りたいという気持ちをメンバーに伝えたことでした。その後、約3年半にわたる話し合いを経て、5人全員で活動休止を決断しました。不仲が公式に理由とされたわけではありません。
Q3:嵐は2026年5月31日に解散したのですか?
公式発表で使用された表現は「嵐としての活動終了」です。2026年5月31日の東京ドーム最終公演をもって、グループとしての活動を終了しました。報道では「解散」と表現される場合もありますが、公式の発表表現とは区別できます。
Q4:大野智はSTARTO ENTERTAINMENTを退所しましたか?
はい。2026年5月31日付で退所しました。本人は今後について、自分らしくマイペースにできることを続けていきたいという意向を示しています。
Q5:嵐のファンクラブは現在も入会できますか?
嵐のグループ公式ファンクラブは2026年5月末で終了しました。ただし、2026年8月までにメンバー5人それぞれの個人ファンクラブやメンバーシップが開設されています。
嵐の活動休止は、2017年に大野智が自分の気持ちをメンバーに伝えたことから始まった。
その後、5人は何度も話し合いを重ね、2019年1月27日に活動休止を発表。2020年12月31日を最後にグループ活動を休止した。
約4年半の休止期間を経て、2025年5月6日に再始動と最後のツアー開催を発表。2026年には全国5大ドームで全15公演を行い、5月31日の東京ドーム公演をもって活動を終了した。
今回の経緯から押さえておきたい要点は3つある。
1. 2020年の活動休止は5人で話し合って決めた選択だった。 大野の申し出がきっかけでも、最終的にはメンバー全員の意思によるものだった。
2. 2025年の再始動は最後のステージを実現するためのものだった。 コロナ禍でかなわなかったファンへの直接の感謝を届けることが大きな目的だった。
3. 2026年5月31日以降も5人それぞれの活動は続いている。 グループのファンクラブは終了したが、個人の応援窓口や活動は新たな形で展開されている。
嵐の歴史を振り返る際には、「活動休止」と「活動終了」を混同しないことが大切だ。また、メンバーの交流や個人活動に関するニュースと、グループとしての再始動発表も区別する必要がある。
2026年11月現在、嵐としての最後のステージはすでに終わった。しかし、5人が26年半かけて築き上げた音楽、ライブ、映像、そしてファンとの思い出は、活動終了によって消えるものではない。
嵐というグループの活動には終止符が打たれた。それでも、5人がそれぞれの人生を歩みながら築いていく新しい歴史は、これからも続いていく。
主な参照資料:旧ジャニーズ事務所・SMILE-UP.の2019年公式発表、STARTO ENTERTAINMENTの公式発表、嵐の2025年5月6日コメント、FAMILY CLUB、Storm Labels、TBS NEWS DIG、テレビ朝日NEWS、各メンバーの公式サイト。