「こち亀で香取慎吾が演じたのは誰?」「アニメ版の両津勘吉も香取慎吾なの?」と疑問に思う人は少なくありません。結論からいうと、香取慎吾が演じたのは、2009年にTBSで放送された実写ドラマと、2011年公開の実写映画に登場する両津勘吉です。アニメ版の両津役を担当したのは、長年にわたって声優を務めたラサール石井です。
さらに2026年には、原作連載50周年を記念した新アニメプロジェクトが本格始動。2027年放送の『新こちら葛飾区亀有公園前派出所』では、落合福嗣が新しい両津勘吉を担当します。2009年のドラマ全8話、2011年の映画、主要キャストの関係、香取版両さんへの評価、そして2027年の新作情報まで、2026年11月6日時点の情報を整理します。
【まず結論】こち亀で香取慎吾が演じたのは実写版の両津勘吉

香取慎吾と『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の関係を理解するには、漫画・アニメ・実写ドラマ・実写映画を分けて考える必要があります。
香取慎吾が出演したのは、TBSが制作した2009年の連続ドラマと、その続編にあたる2011年の劇場版です。いずれも主人公の両津勘吉、通称「両さん」を演じています。
原作は秋本治による漫画で、1976年に『週刊少年ジャンプ』で連載が始まりました。亀有公園前派出所に勤務する型破りな警察官・両津勘吉を中心に、警察官仲間や下町の住民との騒動を描く作品です。
香取慎吾版の特徴は、漫画のキャラクターを実際の俳優が演じる実写化ならではの表現にあります。派手なリアクション、コミカルな表情、勢いのある身体表現を取り入れ、両さんの破天荒な性格を映像で再現しました。
アニメ版の両津勘吉はラサール石井混同されやすいのが、アニメ版の両津勘吉を演じた人物です。
1996年から2004年までフジテレビ系でレギュラー放送されたアニメでは、ラサール石井が両津勘吉の声を担当しました。ラサール石井は舞台版でも両さんを演じており、アニメ・舞台の両方で長年キャラクターを支えてきた存在です。
一方、2009年の実写ドラマでは、ラサール石井は両津勘吉の父親である両津銀次役に起用されました。香取慎吾との共演は、アニメや舞台で親しまれてきた両さん役の俳優と、新しい実写版の両さんが同じ作品に登場するという興味深い配役でした。
【2009年TBSドラマ】香取慎吾主演のこち亀は全8話
香取慎吾主演の実写ドラマ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』は、2009年8月1日に放送開始となりました。TBS系列の土曜20時枠で放送され、9月26日の最終回まで全8話で構成されています。
舞台は東京・葛飾区亀有。両津勘吉が派出所の仲間や地域の人々を巻き込みながら、さまざまな事件や騒動を引き起こすコメディドラマです。
TBSショッピングの商品紹介でも、香取慎吾主演の作品として紹介されており、下町の雰囲気や家族で楽しめる王道コメディという性格が打ち出されています。
2009年ドラマの基本情報- 作品名:こちら葛飾区亀有公園前派出所
- 放送局:TBS系列
- 放送開始:2009年8月1日
- 最終回:2009年9月26日
- 話数:全8話
- 主演:香取慎吾
- 原作:秋本治
- 脚本:マギー、松田裕子
ドラマでは、原作のエピソードを実写映像に合わせて再構成。毎回異なるゲストが登場する形式も採用されました。第1話にはビートたけしや劇団ひとり、第2話には加山雄三やオードリーなど、各話のゲスト出演者も話題になりました。
香取慎吾版の両さんはどんな人物像だった?香取慎吾が演じた両津勘吉は、金もうけが大好きで、思いついたことをすぐ行動に移す型破りな警察官です。
仕事中でも自分の利益や趣味を優先してしまう一方、仲間や地域の人々が困っていると放っておけない人情深さも持っています。
実写版では、この二面性がコメディと人情劇の両方を成立させる軸になっています。単に騒がしい人物として描くのではなく、騒動の最後には人間味が見えてくるという構成が、原作の魅力を引き継ぐポイントです。
【共演者・キャスト相関表】香里奈、速水もこみち、ラサール石井の役柄
実写版こち亀を語るうえで欠かせないのが、派出所の主要メンバーと両津家の人物を演じた俳優陣です。
2009年のドラマでは、香里奈が秋本カトリーヌ麗子、速水もこみちが中川圭一を担当しました。ラサール石井が両津銀次を演じたことも、アニメ版を知るファンにとって大きな見どころでした。
2011年の映画では、ドラマ版の主要キャストが続投し、深田恭子や谷原章介らが新たに加わっています。
| キャラクター | 出演者 | 役柄・関係 |
|---|---|---|
| 両津勘吉 | 香取慎吾 | 実写版の主人公。通称・両さん |
| 秋本カトリーヌ麗子 | 香里奈 | 派出所の同僚。両津を取り巻く主要人物 |
| 中川圭一 | 速水もこみち | 派出所の同僚。大富豪の御曹司 |
| 両津銀次 | ラサール石井 | 両津勘吉の父親。アニメ版の両津役も担当 |
| 両津よね | 柴田理恵 | 両津家の人物 |
| 大原大次郎 | 伊武雅刀 | 両津の上司。通称・大原部長 |
| 沢村桃子 | 深田恭子 | 2011年映画の重要人物。両津の小学校時代の同級生 |
| 島崎光男 | 谷原章介 | 2011年映画に登場する桃子の関係者 |
| 黒木警視正 | 沢村一樹 | 2011年映画の出演者 |
| 城山警察庁長官 | 夏八木勲 | 2011年映画の出演者 |
香里奈が演じた麗子は、両津や中川と同じ派出所で働く女性警察官です。
原作の麗子は、容姿端麗で知的、さらに裕福な家庭に育った人物として描かれています。両津の破天荒な行動に振り回されることも多く、派出所の日常を彩る重要なキャラクターです。
香里奈版では、実写ドラマのキャラクターとして麗子を表現。2011年の映画にも引き続き出演しています。
速水もこみちが演じた中川圭一中川圭一を担当したのは速水もこみちです。中川は裕福な家庭に育ったエリート警察官で、両津とは対照的な落ち着いた性格を持っています。
両津の無茶な計画に巻き込まれながらも、冷静な判断力や行動力で事件解決を支える存在です。香取慎吾の勢いのある演技と、速水もこみちのスマートな雰囲気の対比も実写版の特徴でした。
ラサール石井が両津銀次を演じた意味特に注目したいのがラサール石井の配役です。
アニメ版で長年両津勘吉を演じた人物が、実写ドラマでは主人公の父親である両津銀次を担当しました。2009年当時、香取慎吾が両さんを演じることには配役への賛否がありましたが、ラサール石井の出演によって、従来のアニメファンにも親しみやすい接点が生まれました。
単なるゲスト出演ではなく、過去のこち亀を象徴する人物が新しい実写版の世界に参加した点に、このキャスティングの面白さがあります。
【2011年映画】深田恭子が桃子役!勝どき橋を封鎖せよの内容
2009年の連続ドラマから続く実写版こち亀は、2011年に劇場映画へと展開しました。
正式タイトルは『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE ~勝どき橋を封鎖せよ!~』。2011年8月6日公開、上映時間112分の作品です。
松竹の作品データベースやTBSの映画紹介によると、香取慎吾が引き続き両津勘吉を演じ、ドラマ版のキャストに加えて深田恭子、谷原章介、沢村一樹らが出演しています。
深田恭子が演じた沢村桃子とは?映画で重要な役割を担うのが、深田恭子演じる沢村桃子です。
桃子は両津の小学校時代の同級生で、旅芸人一座の座長として再び両津の前に現れます。久しぶりの再会に心を動かされた両津は、桃子の一座を手伝うようになります。
しかし、物語は単純な恋愛コメディでは終わりません。警察庁長官の孫娘をめぐる誘拐事件が発生し、捜査が進むにつれて、実際に誘拐されたのは桃子の娘・ユイだったことが判明します。
両津は桃子やユイを守るため、持ち前の行動力を発揮。中川とともに事件を追いかけます。
ドラマ版から映画版への主な変化- 物語のスケール:テレビの一話完結型コメディから、映画ならではの大きな事件を扱う構成へ。
- 新しい人物:深田恭子演じる桃子や、谷原章介演じる島崎光男が登場。
- 人情ドラマの要素:両津の恋心や親子の関係など、笑いだけではない物語が描かれる。
- 主要キャスト:香取慎吾、香里奈、速水もこみち、ラサール石井らが続投。
ドラマ版の世界観を引き継ぎながら、映画では人間関係や事件のドラマ性を強めています。深田恭子の桃子役は、映画版を象徴する新しい要素の一つです。
【香取慎吾の両さん演技の評判】賛否が分かれた理由と実際の視聴率
香取慎吾の両津勘吉については、実写化発表当時からさまざまな反応がありました。
2009年5月のJ-CASTニュースは、香取の起用が明らかになった段階で、原作の両津との体格やイメージの違いを気にする声や、アニメ版のラサール石井に演じてほしいという意見がネット上に出ていたことを報じています。
つまり、香取版両さんの評価は、放送前から期待一色だったわけではありません。長年親しまれたキャラクターだけに、視聴者がそれぞれの理想像を持っていたことが、配役への反応に表れていました。
演技への評価と作品全体への評価は分けて考える放送開始後の2009年8月には、J-CASTニュースが第3話の視聴率7.6%を報道。放送評論家による、漫画の雰囲気を再現しようとしすぎて笑いが予測されやすくなっているという趣旨の指摘も紹介されました。
この評価は香取慎吾個人の演技だけを批判したものではありません。原作のギャグを実写に移す際の演出や、作品全体のテンポに対する問題提起です。
実写版の両津には、漫画やアニメのような誇張された表情や動きを、実際の俳優の身体表現で成立させる難しさがあります。香取のコミカルな表現力はその課題に向き合うための強みでしたが、原作のイメージとの違いを感じる視聴者もいました。
2026年に確認できる視聴率データビデオリサーチが2026年5月20日に更新した香取慎吾の歴代ドラマ視聴率資料では、2009年の『こちら葛飾区亀有公園前派出所』について、関東地区の世帯視聴率の期間平均が9.2%、個人視聴率の期間平均が6.0%と整理されています。
一方、2009年9月28日のスポーツニッポンの記事では、最終回の世帯視聴率11.8%、全8話の平均8.9%と報じられていました。集計時点の異なる公表数値があるため、ここでは2026年更新のビデオリサーチ資料を最新の参照値として扱います。
数字だけで演技の良し悪しを決めることはできませんが、放送当時の評価を理解するうえでは、視聴率と批評の両方を見る必要があります。
香取版両さんの特徴は、原作の両津をそのまま再現することではなく、実写作品として成立するコミカルな人物像を作り上げた点にあります。アニメ版のラサール石井とは異なる表現であり、両者を単純に優劣で比較するよりも、それぞれの媒体に合った演技として見るほうが作品の特徴を理解しやすくなります。
【アニメ版との違いと2027年最新情報】新しい両津勘吉は落合福嗣
2026年の『こち亀』を語るうえで見逃せないのが、原作連載50周年を記念した新アニメプロジェクトです。
2025年12月20日に新アニメ制作が発表され、2026年9月5日には『新こちら葛飾区亀有公園前派出所』の主要キャストとスタッフが公開されました。2027年にフジテレビで放送され、各プラットフォームでも配信される予定です。
2027年新アニメの主要キャスト一覧- 両津勘吉:落合福嗣
- 中川圭一:蒼井翔太
- 秋本麗子:M・A・O
- 大原大次郎:坂本頼光
監督は大地丙太郎。『おじゃる丸』や『ギャグマンガ日和』などを手掛けた監督です。アニメーション制作はぎゃろっぷが担当し、音楽は佐橋俊彦が務めます。
落合福嗣は、子どもの頃に『こち亀』を読んでおり、アニメも好きだったことをキャスト発表時に明かしています。両津役への起用は、作品との個人的な縁もある新キャストの発表となりました。
香取慎吾・ラサール石井・落合福嗣の違いここで整理したいのが、3人の両津勘吉における役割です。
香取慎吾は実写版の俳優、ラサール石井は平成版アニメの声優、落合福嗣は2027年の新アニメの声優です。それぞれ担当する作品と時代が異なります。
したがって、香取慎吾が2027年の新アニメで両津勘吉を演じるという情報はありません。また、落合福嗣が2009年の実写ドラマの両津役を引き継ぐという関係でもありません。
今回の新作は、キャストを一新して新しい時代の『こち亀』を届けるアニメプロジェクトです。
2026年11月時点で判明している最新情報2026年11月2日には、アニメ公式サイトが「ジャンプフェスタ2027」での関連企画を発表しました。
- 2026年12月19日・20日:ジャンプフェスタ2027に『新こち亀』の展示が登場予定。
- 2026年12月20日14時:『こち亀』50周年記念特番の配信予定。
- 特番出演:落合福嗣とシークレットゲスト。
- 2027年:フジテレビで新アニメ放送開始予定。各プラットフォームでの配信も予定。
なお、2026年11月6日時点で、2027年の具体的な放送開始日や放送時間はまだ発表されていません。主要キャストと制作スタッフは公表されていますが、追加キャストについては今後の発表が待たれます。
新作の最新情報を確認する際は、フジテレビの公式発表や『新こちら葛飾区亀有公園前派出所』の公式サイトを基準にすると、旧作の情報と混同しにくくなります。
【よくある質問】こち亀と香取慎吾に関するFAQ
Q1:香取慎吾はアニメ版の両津勘吉を演じたことがある? A1:いいえ。香取慎吾が演じたのは2009年のTBS実写ドラマと2011年公開の実写映画です。平成版アニメの両津勘吉役はラサール石井が担当しました。
Q2:香取慎吾のこち亀ドラマは全何話? A2:全8話です。2009年8月1日に放送開始し、同年9月26日に最終回を迎えました。TBS系列の土曜20時枠で放送された連続ドラマです。
Q3:2011年のこち亀映画で深田恭子が演じた役は? A3:沢村桃子です。両津の小学校時代の同級生で、旅芸人一座の座長として登場します。両津との再会や娘のユイをめぐる誘拐事件が映画の重要なストーリーになります。
Q4:2027年の新アニメで両津勘吉を演じる声優は誰? A4:落合福嗣です。中川圭一役は蒼井翔太、秋本麗子役はM・A・O、大原大次郎役は坂本頼光に決定しています。
Q5:ラサール石井は2009年の実写ドラマで何役だった? A5:両津勘吉の父親である両津銀次役です。アニメ版で長年両津の声を担当したラサール石井が、実写版では父親役として香取慎吾と共演しました。
「こち亀香取慎吾」という検索で最初に押さえておきたいのは、香取慎吾が演じたのはアニメ版ではなく、実写ドラマ・映画版の両津勘吉だという点です。
2009年のTBSドラマは全8話で、香里奈、速水もこみち、ラサール石井らが出演。2011年の映画では深田恭子が沢村桃子を演じ、恋愛や親子の情を織り交ぜた劇場版ならではのストーリーが描かれました。
そして2027年には、落合福嗣を新しい両津勘吉役に迎えたアニメがスタートします。香取慎吾、ラサール石井、落合福嗣という3人の役割を区別することが、こち亀の映像作品を理解するうえで大切です。
これから作品を見直す人には、次の選び方がおすすめです。
- 実写版の両さんを見たい人:2009年のTBSドラマ全8話。
- 香取慎吾と深田恭子の共演を楽しみたい人:2011年公開の映画『勝どき橋を封鎖せよ!』。
- ラサール石井の両さんを楽しみたい人:1996年から放送された平成版アニメ。
- 新しいキャストによる作品を見たい人:2027年放送予定の『新こちら葛飾区亀有公園前派出所』。
実写版とアニメ版は、同じ両津勘吉を描きながらも、演じる人物や表現方法が異なります。どちらか一方だけを正解と考えるのではなく、それぞれの時代の両さんとして楽しむことが、長く愛されてきた『こち亀』の魅力を味わう方法です。
原作50周年を迎えた2026年、新しいキャストとともに帰ってくる両さん。2027年の新アニメがどのような笑いと人情を届けるのか、今後の公式発表にも注目が集まります。