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【原作漫画・小説】2022年夏ドラマはコミック原作とオリジナル作品が充実

黒田 宗一郎 黒田 宗一郎 • 更新: • 公開: • 読了約 13 分
目次

2022年夏ドラマの特徴のひとつは、漫画・小説を映像化した作品と、脚本家がゼロから物語を作り上げたオリジナル作品が共存していたことです。

原作を先に読んでからドラマを楽しみたい人にとっても、ドラマを見てから原作に興味を持った人にとっても、選択肢の多いシーズンでした。

漫画を原作とする主なドラマ

- 『みなと商事コインランドリー』:缶爪さわ・椿ゆずによる同名漫画が原作。草川拓弥と西垣匠が出演する恋愛ドラマ。
- 『雪女と蟹を食う』:Gino0808による漫画が原作。重岡大毅と入山法子が出演。
- 『彼女、お借りします』:宮島礼吏による人気漫画が原作。大西流星と桜田ひよりが出演。
- 『復讐の未亡人』:黒澤Rによる漫画が原作。松本若菜主演の復讐劇。
- 『トモダチゲームR4』:山口ミコト原作、佐藤友生作画の漫画を実写化。
- 『個人差あります』:日暮キノコによる漫画が原作。夏菜、白洲迅、新川優愛が出演。
- 『生き残った6人によると』:山本和音の漫画が原作。桜田ひよりらが出演。
- 『魔法のリノベ』:星崎真紀による漫画が原作。波瑠主演。
- 『チェイサーゲーム』:松山洋と松島幸太朗による漫画が原作。渡邊圭祐主演。

漫画原作作品では、恋愛、復讐、サスペンス、仕事など、題材の幅広さが際立ちました。特に『みなと商事コインランドリー』や『雪女と蟹を食う』は、原作漫画の世界観を実写でどう表現するかも注目されました。

小説を原作とする主なドラマ

- 『競争の番人』:新川帆立の小説が原作。
- 『雨に消えた向日葵』:吉川英梨の小説が原作。
- 『空白を満たしなさい』:平野啓一郎の小説が原作。
- 『警視庁強行犯係 樋口顕』:今野敏の小説シリーズが原作。
- 『鵜頭川村事件』:櫛木理宇の小説が原作。
- 『拾われた男』:松尾諭による自伝的エッセーが原作。
- 『眼の壁』:松本清張の小説が原作。

小説原作の作品は、社会派ミステリーや心理サスペンス、人物の人生を掘り下げる物語が中心です。『競争の番人』は企業間の不正、『鵜頭川村事件』は閉鎖的な村を舞台にした事件、『眼の壁』は松本清張作品ならではの社会的な謎解きが魅力でした。

オリジナル脚本の注目作

一方、原作に依存せず、テレビドラマとして新しい物語を構築した作品も充実していました。

- 『ユニコーンに乗って』:大北はるか脚本。
- 『オールドルーキー』:福田靖脚本。
- 『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』:西田征史脚本。
- 『初恋の悪魔』:坂元裕二脚本。

この違いは、作品の楽しみ方にも関係します。原作ファンは人物や展開の再現度、オリジナル作品の視聴者は脚本家が仕掛ける先の読めない展開に注目すると、それぞれ違った面白さを発見できます。

漫画・小説原作の作品情報は、HMV&BOOKSの2022年夏ドラマ原作特集や各局の公式番組情報でも紹介されています。

【視聴率・人気ランキング】2022年夏ドラマで数字を伸ばした作品は?

夏ドラマ2022一覧

2022年夏ドラマの評価を振り返る際、ひとつの参考になるのが世帯視聴率です。当時の視聴率集計サイトが公表した全話平均のデータでは、『オールドルーキー』が上位に入り、『六本木クラス』『競争の番人』『ユニコーンに乗って』が続きました。

2022年夏ドラマの主な世帯平均視聴率

民間のドラマ視聴率集計サイトに掲載された全話平均。小数点以下は集計元の公表値。

1. 『オールドルーキー』:10.44%
2. 『六本木クラス』:9.35%
3. 『競争の番人』:8.85%
4. 『ユニコーンに乗って』:7.98%
5. 『石子と羽男』:7.30%
6. 『魔法のリノベ』:6.40%
7. 『家庭教師のトラコ』:5.80%
8. 『テッパチ!』:4.80%
9. 『初恋の悪魔』:4.67%
10. 『新・信長公記』:4.37%
11. 『純愛ディソナンス』:3.93%

この数字からは、日曜劇場『オールドルーキー』が世帯視聴率で存在感を示したことが分かります。元プロサッカー選手の再出発という分かりやすいテーマに加え、日曜21時という放送枠も視聴者を集める要素になりました。

『六本木クラス』は韓国の人気作品を日本版として制作した点が特徴です。全13話という比較的長い構成で、物語が進むにつれて企業間の対立や登場人物の関係が深まっていきました。

『競争の番人』は、社会派の題材を扱いながら月9らしいエンターテインメント性を備えた作品です。『ユニコーンに乗って』は、若い起業家と年上の社員という組み合わせで、仕事と恋愛の両面から物語を展開しました。

なお、上記は全話平均の世帯視聴率を掲載した民間集計データであり、ビデオリサーチが公表するリアルタイム視聴率、タイムシフト視聴率、総合視聴率とは指標が異なります。単純に数字だけを並べて、作品の人気を完全に順位づけすることはできません。

視聴率だけでは分からない人気と評判

2022年夏ドラマを評価する際には、世帯視聴率と作品そのものの支持を分けて考える必要があります。

例えば『初恋の悪魔』は、世帯視聴率の順位だけを見ると上位ではありません。しかし、坂元裕二の脚本、林遣都と仲野太賀のダブル主演、松岡茉優や柄本佑ら実力派俳優の共演という作品構成には、数字だけでは測れない魅力があります。

また、漫画原作の『六本木クラス』や『彼女、お借りします』のような作品では、原作を知っている視聴者とドラマから入った視聴者で評価の視点も変わります。

人気を判断するなら、次の4つを分けて見るのがおすすめです。

- 世帯視聴率:放送時間にテレビを見た世帯の割合。
- 個人視聴率:実際に視聴した個人の割合。
- タイムシフト視聴率:録画などによる放送後の視聴。
- 配信実績・作品評価:動画配信サービスでの視聴状況や視聴者による評価。

ビデオリサーチは、リアルタイム視聴とタイムシフト視聴をそれぞれ測定し、両方を考慮した総合視聴率も公表しています。2022年のドラマを現在の視点で比較するなら、こうした指標の違いを理解しておくことが大切です。

【見逃し配信】2022年夏ドラマはどこで見られる?2026年の確認方法

2022年当時、地上波ドラマの見逃し視聴にはTVer、NHK作品にはNHKプラス、TBS・テレビ東京系の有料配信作品にはParaviなどが利用されていました。WOWOW作品はWOWOWオンデマンドなどが主な視聴手段でした。

ただし、2026年現在はサービスの統合や配信権の変更が進んでおり、当時の見逃し配信先が現在もそのまま利用できるわけではありません。

2022年当時と2026年の配信サービスの違い

1. TVer

TVerは民放各局の公式テレビ配信サービスです。地上波で放送された番組の一部を、放送終了後から一定期間、無料で見逃し視聴できます。

基本的な配信期間は次回放送直前までですが、すべての番組が配信されるわけではありません。また、配信終了後に必ず過去作品として残るサービスでもありません。

2. U-NEXT(旧Paravi作品)

2022年当時、TBSやテレビ東京のドラマを視聴する際に利用されていたサービスのひとつがParaviです。

大きな変更点は、2023年6月30日にParaviとU-NEXTがサービス統合したことです。これにより、旧Paraviで扱われていたTBS・テレビ東京の作品がU-NEXTに順次移行しました。

『ユニコーンに乗って』『オールドルーキー』『石子と羽男』などを探す場合は、U-NEXTの作品検索が確認先のひとつになります。ただし、現在の配信対象や視聴料金は作品ごとに異なります。

3. NHKプラス

『プリズム』『善人長屋』などNHKのドラマを探す場合は、NHKの公式配信サービスやアーカイブの情報を確認する方法があります。

NHKプラスの見逃し配信は、基本的に放送終了後7日間という期間が設けられています。放送当時の見逃し配信と、2026年に過去の連続ドラマを視聴できるかどうかは別の問題です。

4. WOWOWオンデマンド

『雨に消えた向日葵』『鵜頭川村事件』『ワンナイト・モーニング』などのWOWOW作品は、WOWOWの公式番組情報やオンデマンドの配信対象を確認するのが基本です。

WOWOWオリジナル作品は、地上波の無料見逃し配信とは契約形態が異なります。視聴には対象サービスへの加入や、作品ごとの配信条件の確認が必要になる場合があります。

2026年に過去の夏ドラマを見直すなら、作品名で各サービスを検索し、配信中・レンタル・購入・配信終了のどれに該当するかを確認するのが確実です。

【夏ドラマ 2022 一覧】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2022年夏ドラマで最も視聴率が高かった作品は何ですか?

A1:民間集計サイトの全話平均世帯視聴率では、綾野剛主演の『オールドルーキー』が10.44%で1位です。次いで『六本木クラス』が9.35%、『競争の番人』が8.85%でした。

Q2:2022年夏ドラマで7月にスタートした代表作は何ですか?

A2:『競争の番人』『ユニコーンに乗って』『六本木クラス』『石子と羽男』『初恋の悪魔』『家庭教師のトラコ』『テッパチ!』などです。『オールドルーキー』は6月26日スタートですが、7月期の夏ドラマとして紹介される代表的な作品です。

Q3:2022年夏ドラマの原作漫画や小説はどこで確認できますか?

A3:各テレビ局の公式番組サイト、原作出版社の書籍情報、HMV&BOOKSなどのドラマ化原作特集で確認できます。『競争の番人』は新川帆立の小説、『六本木クラス』はチョ・グァンジンのウェブ漫画、『みなと商事コインランドリー』は缶爪さわ・椿ゆずによる漫画が原作です。

Q4:2022年夏ドラマを2026年に無料で視聴できますか?

A4:作品によって異なります。TVerは基本的に期間限定の見逃し配信で、すべての過去作品を保存しているわけではありません。過去作品はU-NEXTなどの有料配信サービスや各放送局の公式配信情報を確認してください。

Q5:2022年夏ドラマは何月から何月までの作品を指しますか?

A5:一般的には2022年7月から9月までの3か月間に放送されたドラマを指します。ただし、6月下旬に始まった『オールドルーキー』や『空白を満たしなさい』なども、夏ドラマの一覧に含まれる場合があります。

2022年夏ドラマは、地上波のゴールデン帯から深夜ドラマ、BS、WOWOWまで、幅広いジャンルの作品がそろったシーズンでした。

特に注目したいのは、次の4作品です。

- 『競争の番人』:坂口健太郎と杏が共演した公正取引委員会を舞台にしたミステリー。
- 『ユニコーンに乗って』:永野芽郁、西島秀俊、杉野遥亮が出演したオリジナルの青春お仕事ドラマ。
- 『六本木クラス』:竹内涼真主演で韓国発の人気作品を日本版に再構成した話題作。
- 『オールドルーキー』:綾野剛がスポーツ選手の引退後の人生を演じた日曜劇場。

視聴率を重視するなら『オールドルーキー』、海外ドラマの日本版リメイクに興味があるなら『六本木クラス』、社会派ミステリーなら『競争の番人』、仕事と恋愛を楽しみたいなら『ユニコーンに乗って』がおすすめです。

また、脚本の完成度や俳優の演技をじっくり楽しみたい人には『初恋の悪魔』や『石子と羽男』も見逃せません。

2026年に2022年夏ドラマを振り返る際は、放送当時の視聴率だけでなく、原作の有無、キャストの組み合わせ、作品が扱った社会的テーマにも注目すると、当時のドラマシーンをより立体的に楽しめます。

単なる懐かしい作品リストではなく、今も見直す価値のある作品を探すための資料として、曜日別の放送情報を活用してください。

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コンテンツディレクター 黒田 宗一郎
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グルメ・レシピ担当。材料と手順は必ず再現検証し、出典を明記します。

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