芦田愛菜さんのドラマ出演歴を振り返ると、2010年の『Mother』で強烈な印象を残した子役時代から、2026年の主演作『南田南弁護士は天才肌』まで、作品ごとに演じる人物の年齢や性格、物語における役割が大きく変化してきたことがわかります。『マルモのおきて』『明日、ママがいない』といった代表作に加え、大河ドラマや単発スペシャル、近年の話題作にも出演しています。
2026年11月6日現在、最新の連続ドラマはカンテレ・フジテレビ系の『南田南弁護士は天才肌』です。同年3月にはNHK特集ドラマ『片想い』でも主演を務めました。この記事では、芦田愛菜さんの出演ドラマを2010年から年代順に整理し、連続ドラマ・単発作品・大河ドラマの違い、役名、主演作、子役時代から現在までのキャリアの変化を詳しく紹介します。
芦田愛菜さんのドラマ出演歴は、連続ドラマだけでなく、単発スペシャル、大河ドラマ、映画連動の短編ドラマなど多岐にわたります。
所属事務所ジョビィキッズの公式プロフィールに掲載されている出演情報を中心に、放送年と役名を整理しました。作品の種類も併記しているため、主演作だけを探している人にも、子役時代の出演歴を詳しく知りたい人にも参考になる一覧です。
芦田愛菜のドラマ出演歴・年代別一覧| 放送年 | 作品名 | 出演区分・役名 |
|---|---|---|
| 2010年 | 特上カバチ!! | 連続ドラマ第3話ゲスト・枯草美咲 |
| 2010年 | Mother | 連続ドラマ・道木怜南/鈴原継美 |
| 2011年 | トイレの神様 | 単発ドラマ・植村花菜(幼少期) |
| 2011年 | 江〜姫たちの戦国〜 | NHK大河ドラマ・茶々(幼少期) |
| 2011年 | さよならぼくたちのようちえん | 単発ドラマ・山崎カンナ(主演) |
| 2011年 | マルモのおきて | 連続ドラマ・笹倉薫(主演) |
| 2011年 | 花ざかりの君たちへ〜イケメンパラダイス2011 | 第1話ゲスト・笹倉薫 |
| 2011年 | この世界の片隅に | 終戦記念スペシャルドラマ・北條千鶴 |
| 2011年 | ほんとにあった怖い話 夏の特別編「深淵の迷い子」 | 単発ドラマ・須崎彩香(主演) |
| 2011年 | マルモのおきて スペシャル | 特別編・笹倉薫 |
| 2011年 | 南極大陸 | 連続ドラマ・古館遥香 |
| 2012年 | アリス IN ライアーゲーム | 4夜連続スピンオフドラマ・アリス(主演) |
| 2012年 | ビューティフルレイン | 連続ドラマ・木下美雨(主演) |
| 2012年 | イロドリヒムラ 第6話 | ゲスト出演・トモちゃん |
| 2013年 | The Partner〜愛しき百年の友へ〜 | 単発スペシャルドラマ・鈴木さくら |
| 2014年 | 明日、ママがいない | 連続ドラマ・ポスト(主演) |
| 2014年 | 銀二貫 | 時代劇・真帆(幼少期) |
| 2014年 | はなちゃんのみそ汁 | 単発ドラマ・安武はな |
| 2014年 | マルモのおきて スペシャル2014 | 特別編・笹倉薫 |
| 2015年 | ラギッド! | NHK BSプレミアム・深見乃亜(主演) |
| 2016年 | OUR HOUSE | 連続ドラマ・伴桜子(主演) |
| 2017年 | 山田孝之のカンヌ映画祭 | ドキュメンタリードラマ・本人役 |
| 2018年 | 花へんろ特別編 春子の人形 | 単発スペシャルドラマ・富田春子 |
| 2018〜2019年 | まんぷく | 連続テレビ小説・語り(ナレーション) |
| 2020年 | 麒麟がくる | NHK大河ドラマ・たま |
| 2022年 | エンディングカット | NHK単発ドラマ・迫田結(主演) |
| 2023年 | 最高の教師 1年後、私は生徒に■された | 連続ドラマ・鵜久森叶 |
| 2024年 | さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜 | 連続ドラマ・夏目響 |
| 2025年 | トットの欠落青春記 | 24時間テレビドラマスペシャル・黒柳徹子 |
| 2026年 | 片想い | NHK特集ドラマ・菅原優衣(主演) |
| 2026年 | 南田南弁護士は天才肌 | 連続ドラマ・南田南(主演) |
この一覧から見えてくるのは、2010〜2014年に出演が集中していること、そして2020年代に入ってからは、人物の内面や社会との関係を深く描く作品への出演が目立つことです。
なお、2014年には海外ドラマ『チェスター動物園をつくろう』の日本語吹き替えでジューン役も担当しています。また、『まんぷく』は通常の演技出演ではなく、語りを担当した作品です。このような出演形態の違いも、ドラマ歴を整理するときには押さえておきたいポイントです。
【子役時代の代表作】Mother・マルモのおきて・明日、ママがいない

芦田愛菜さんの子役時代を代表する作品として、まず挙げられるのが『Mother』と『マルモのおきて』です。その後の『明日、ママがいない』までを振り返ると、幼い年齢でありながら、作品ごとに異なる人物像を演じていたことがわかります。
2010年『Mother』道木怜南/鈴原継美役放送期間:2010年4月14日〜6月23日/日本テレビ系
『Mother』は、芦田愛菜さんの名前を広く知らしめた代表的な連続ドラマです。松雪泰子さん演じる小学校教師・鈴原奈緒と、虐待を受けていた少女・道木怜南との関係を描いたヒューマンドラマでした。
芦田さんが演じたのは道木怜南。物語の中では鈴原継美という名前で新しい人生を歩むことになります。
幼い少女が置かれた厳しい状況と、奈緒との間に生まれる親子のような関係。その複雑な感情を表現する演技は、多くの視聴者に強い印象を残しました。
同作は第37回放送文化基金賞のテレビドラマ番組賞などを受賞。芦田さん自身も2010年の東京ドラマアウォードで特別賞を受賞しています。
『Mother』は単に出演歴の初期に位置する作品ではなく、女優・芦田愛菜の存在を広く認知させた重要な転機でした。
2011年『マルモのおきて』笹倉薫役放送期間:2011年4月24日〜7月3日/フジテレビ系
『マルモのおきて』は、阿部サダヲさんと芦田愛菜さんが中心となり、鈴木福さんとともに家族のような共同生活を描いたホームドラマです。
芦田さんが演じた笹倉薫は、鈴木福さん演じる笹倉友樹の双子の姉。親友の死をきっかけに子どもたちと暮らすことになった高木護(阿部サダヲ)と、新しい生活を始めます。
しっかり者で、弟を守ろうとする薫の姿は、芦田さんの持つ表現力と作品の温かな雰囲気が重なった役柄でした。
主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」も大きな話題となり、ドラマとともに楽曲やダンスが広く親しまれました。2011年にはスペシャル版も制作され、2014年にも続編となるスペシャルドラマが放送されています。
『Mother』がシリアスな演技で注目を集めた作品だとすれば、『マルモのおきて』は明るく親しみやすいキャラクターを通じて、幅広い視聴者に支持されるきっかけになった作品です。
2012年『ビューティフルレイン』木下美雨役放送期間:2012年7月1日〜9月16日/フジテレビ系
豊川悦司さんと芦田愛菜さんが主演を務めた『ビューティフルレイン』では、木下美雨を演じました。
父親の木下圭介と娘の美雨が、父親の若年性アルツハイマー病という現実に向き合いながら生活していく物語です。
それまでの作品でも家族や親子の関係を描く役柄が多かった芦田さんですが、本作では父親を支えようとする娘の立場から、喜びや不安、戸惑いなどの感情を表現しました。
子どもらしい無邪気さだけでなく、周囲の大人を気遣う人物像を演じた点でも、子役時代の重要な出演作です。
2014年『明日、ママがいない』ポスト役放送期間:2014年1月15日〜3月12日/日本テレビ系
『明日、ママがいない』は、児童養護施設で暮らす子どもたちを中心に、それぞれの事情や将来への思いを描いた連続ドラマです。
芦田さんが演じたのは、施設の子どもたちの中心的存在であるポスト。作品内で重要な役割を担う主人公です。
『Mother』で演じた怜南とは異なり、本作では周囲の子どもたちとの関係の中で、自分の立場や気持ちを表現する人物を演じました。
幼い子どもを取り巻く環境を題材にした作品が続いた時期ですが、同じような役柄を繰り返すのではなく、作品ごとに異なる人物の性格や感情を演じ分けていたことが特徴です。
【単発ドラマ・大河ドラマ】見逃せない歴代出演作と役名
芦田愛菜さんのドラマ歴を調べると、連続ドラマ以外にも重要な作品が数多くあります。特にNHK大河ドラマへの出演や、実在人物を演じたスペシャルドラマは、キャリアを理解するうえで欠かせません。
2011年『江〜姫たちの戦国〜』茶々の幼少期NHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』では、茶々(淀君)の幼少期を演じました。
上野樹里さんが主演を務めた本作は、戦国時代を生きた浅井三姉妹の人生を描いた歴史ドラマです。芦田さんは、後に豊臣秀吉の側室となる茶々の幼い時代を担当しました。
現代劇とは異なる時代背景や言葉遣い、人物の立場を意識した演技が求められる大河ドラマへの出演は、子役時代の出演歴の中でも特徴的な経験です。
2020年『麒麟がくる』たま役2020年放送のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』では、たまを演じました。たまは明智光秀の娘で、後に細川ガラシャとして知られる人物です。
『江〜姫たちの戦国〜』から約9年後、再び大河ドラマに出演したことは、芦田さんの成長を感じさせる出来事でした。
同じ歴史ドラマでも、2011年は幼少期の茶々、2020年は戦国時代の女性・たまという異なる人物を演じています。時代劇での出演歴を比較すると、子役時代から大人の俳優へと移行する過程も読み取れます。
単発ドラマ・スペシャルドラマの代表作芦田さんは、1話完結や前後編のスペシャルドラマでも主演や主要人物を務めています。
- 『さよならぼくたちのようちえん』(2011年):山崎カンナ役。幼稚園児たちの旅を描いた日本テレビの単発ドラマ。
- 『トイレの神様』(2011年):植村花菜の幼少期を演じたMBS・TBS系のスペシャルドラマ。
- 『ほんとにあった怖い話「深淵の迷い子」』(2011年):須崎彩香役。ホラードラマで主演を担当。
- 『アリス IN ライアーゲーム』(2012年):アリス役。映画『ライアーゲーム−再生−』のスピンオフとして4夜連続放送された作品。
- 『The Partner〜愛しき百年の友へ〜』(2013年):鈴木さくら役。日本とベトナムの交流を題材としたスペシャルドラマ。
- 『はなちゃんのみそ汁』(2014年):安武はな役。24時間テレビのドラマスペシャル。
- 『ラギッド!』(2015年):深見乃亜役。NHK BSプレミアムの前後編ドラマで主演。
- 『花へんろ特別編 春子の人形』(2018年):富田春子役。戦争を背景にしたNHKのスペシャルドラマ。
- 『エンディングカット』(2022年):迫田結役。NHKの土曜ドラマで主演を務めた。
- 『トットの欠落青春記』(2025年):黒柳徹子役。24時間テレビのドラマスペシャルで、黒柳徹子さんの青春時代を演じた。
この中でも『エンディングカット』は、成長した芦田さんの演技を確認できる作品です。美大進学を目指す高校生・迫田結が、父親の仕事を通じて死や家族との関係に向き合う物語で、佐藤隆太さん、広末涼子さんらと共演しました。
また、2025年の『トットの欠落青春記』では、黒柳徹子さんの女学生時代からNHK専属女優になるまでの青春を演じています。実在する人物の若い時代を表現した点でも、これまでの役柄とは違った挑戦でした。
【2020年代の出演作】最高の教師・さよならマエストロから2026年最新作まで
2020年代の芦田愛菜さんは、子どもや少女を演じていた時代から、学生、社会人、専門職など、年齢や立場の異なる人物を演じるようになりました。
特に2023年以降は、作品の中心的なテーマに関わる人物を演じる機会が続いています。
2022年『エンディングカット』迫田結役NHKで2022年3月19日に放送された『エンディングカット』は、迫田結という高校3年生の少女を主人公とした単発ドラマです。
父親が亡くなった人の髪を整える「エンディングカット」という仕事をしていることを知り、結が家族の仕事や生き方について考えていく物語です。
子役時代から家族をテーマにした作品に出演してきた芦田さんですが、本作では高校生の視点から、人生の終わりや家族の思いを受け止める役を演じています。
2023年『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』鵜久森叶役放送期間:2023年7月〜9月/日本テレビ系
松岡茉優さん主演の学園ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』では、鵜久森叶を演じました。
物語は、卒業式の日に生徒から突き落とされた教師・九条里奈が、1年前に時間を戻されたところから始まります。教師が生徒たちと向き合い、未来を変えようとする姿が描かれました。
芦田さん演じる鵜久森叶は、物語の重要な鍵を握る生徒です。彼女が抱える苦悩や学校生活での立場が、作品の大きなテーマと結びついています。
子役時代の作品で見せてきた繊細な感情表現に加え、複雑な背景を持つ高校生の内面を表現した出演作として注目されました。
2024年『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜』夏目響役放送期間:2024年1月〜3月/TBS系日曜劇場
西島秀俊さん主演の『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜』では、主人公・夏目俊平の娘である夏目響を演じました。
響は市役所で働く20歳の女性。音楽家として活躍していた父親とは対照的に、音楽を嫌い、父との関係にも距離を置いています。
物語では、父親が再び日本に戻ってきたことをきっかけに、親子が少しずつ関係を取り戻していきます。
芦田さんが演じた響は、反発心や葛藤を抱えながらも、自分の気持ちと向き合っていく人物です。子役時代に演じてきた娘役とは異なり、成人した女性の視点から親子関係を描いた作品でした。
2026年3月『片想い』菅原優衣役放送日:2026年3月26日・27日/NHK総合
NHK特集ドラマ『片想い』では、芦田愛菜さんが主人公の菅原優衣を演じました。共演は岡山天音さん、武田玲奈さん、矢柴俊博さん、羽田美智子さん、白石加代子さんらです。
脚本を担当したのは岡田惠和さん。盛岡市を舞台に、長年片想いをしてきた幼なじみとの関係を描く前後編のラブストーリーです。
優衣は、ずっと思いを寄せてきた健二(岡山天音)が東京から戻ってきたことをきっかけに、再び彼と近い距離で生活するようになります。健二の実家である豆腐店で働きながら、恋心を抱えた日々を送ります。
『Mother』や『明日、ママがいない』などで印象的だった家族や人間関係を中心とする作品とは異なり、本作では恋愛感情の揺れや、好きな相手との距離感が物語の中心です。
45分の前後編という構成も特徴で、芦田さんの恋愛ドラマにおける新しい一面を見られる作品となりました。
2026年10月『南田南弁護士は天才肌』南田南役放送開始:2026年10月19日/毎週月曜22時/カンテレ・フジテレビ系
2026年11月6日現在、芦田愛菜さんの最新の連続ドラマ出演作が『南田南弁護士は天才肌』です。
本作は、韓国で2022年に放送され、Netflixでの配信を通じて世界的な人気を獲得した『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』を日本版にリメイクした作品です。
芦田さんが演じる主人公・南田南は、自閉スペクトラム症の新人弁護士。高い知性と独自の視点を持つ一方、社会や職場でさまざまな壁に直面します。
周囲とのコミュニケーションや仕事上の困難に向き合いながら、弁護士として成長していく姿が物語の中心です。
共演者には、パラリーガルの船井湊人役の高橋文哉さん、南の父親・南田誠役の角田晃広さん、山口馬木也さん、平岩紙さん、久保史緒里さん、細田佳央太さんらが名を連ねています。
芦田さんにとっては、専門職である弁護士を主人公として演じる本格的な連続ドラマです。法律の知識だけでなく、独自の考え方を持つ人物の内面や社会との関わりを表現することが求められる役柄となっています。
放送局の公式発表では、2026年10月19日からの放送開始と、Netflixでの全話配信も案内されています。11月6日時点では放送中の作品であり、2026年の出演歴を代表する最新作です。
【役名とキャリアの変化】芦田愛菜の主演ドラマ・共演者・演技の特徴
芦田愛菜さんの出演作を年代順に見ると、単に出演作品が増えただけではなく、役柄の幅そのものが広がっていることがわかります。
特に注目したいのは、子役時代に演じた家族や子どもを取り巻く人物から、学生、社会人、専門職へと役柄が変化している点です。
代表的な主演作と役名- 『さよならぼくたちのようちえん』:山崎カンナ。幼稚園児たちの物語を中心で支える主演役。
- 『マルモのおきて』:笹倉薫。鈴木福さんとともに物語の中心を担う。
- 『ビューティフルレイン』:木下美雨。豊川悦司さんと親子を演じる。
- 『明日、ママがいない』:ポスト。物語を牽引する中心人物。
- 『ラギッド!』:深見乃亜。NHK BSプレミアムのドラマで主演。
- 『OUR HOUSE』:伴桜子。シャーロット・ケイト・フォックスさんとダブル主演。
- 『エンディングカット』:迫田結。高校生の成長と家族の物語を担う。
- 『片想い』:菅原優衣。恋愛を軸とする前後編の特集ドラマで主演。
- 『南田南弁護士は天才肌』:南田南。連続ドラマの主人公として専門職の人物を演じる。
共演者や制作局との関係にも注目すると、芦田さんの出演歴における変化がより明確になります。
- 松雪泰子さん・田中裕子さん:『Mother』で共演。子どもと大人の関係を描く物語の中で、芦田さんの演技が注目された。
- 阿部サダヲさん・鈴木福さん:『マルモのおきて』で共演。家族をテーマにした人気ドラマを支えた。
- 豊川悦司さん:『ビューティフルレイン』で父娘役として共演。
- 松岡茉優さん:『最高の教師』で共演。鵜久森叶という重要人物を演じた。
- 西島秀俊さん:『さよならマエストロ』で親子役として初共演。
- 岡山天音さん:『片想い』で恋愛ドラマの相手役を担当。
- 高橋文哉さん・角田晃広さん:『南田南弁護士は天才肌』で主人公を支える重要人物を演じる。
このように、共演者の顔ぶれも作品ごとに変化しています。子役時代は家族や大人との関係を軸にした作品が多かった一方、2020年代には学校や職場、恋愛、専門職といった幅広い人間関係が物語の中心になっています。
【よくある誤解】連続ドラマ・単発ドラマ・大河ドラマはどう区別する?
芦田愛菜さんの出演歴を調べるとき、混同しやすいのが「ドラマ出演」と「連続ドラマ主演」の違いです。
出演作品の一覧に名前があるからといって、すべての作品で主演を務めているわけではありません。ゲスト出演や幼少期の役、ナレーションなども含まれています。
連続ドラマと単発ドラマの違い連続ドラマは複数の放送回を通じてストーリーを展開する作品です。『Mother』『マルモのおきて』『最高の教師』などが該当します。
一方、単発ドラマは1回、または前後編など限られた回数で完結する作品です。『さよならぼくたちのようちえん』『エンディングカット』『トットの欠落青春記』などが代表例です。
『アリス IN ライアーゲーム』のように、映画と連動して複数夜にわたって放送される短編シリーズもあります。一般的な連続ドラマとは異なる放送形式ですが、ドラマ出演歴として押さえておきたい作品です。
大河ドラマは2作品芦田さんの大河ドラマ出演作は、2011年の『江〜姫たちの戦国〜』と2020年の『麒麟がくる』です。
『江』では茶々の幼少期、『麒麟がくる』ではたまを演じました。どちらも戦国時代を舞台にした作品ですが、演じた人物や物語における立場は異なります。
『まんぷく』は演技出演ではなくナレーション2018〜2019年に放送されたNHK連続テレビ小説『まんぷく』では、芦田さんが語りを担当しました。
作品に関わったことは間違いありませんが、劇中の登場人物として出演したわけではありません。そのため、役名の一覧とナレーションの仕事は分けて考えるのが正確です。
また、『山田孝之のカンヌ映画祭』はドキュメンタリーとドラマの要素を持つ作品で、芦田さんは本人役で登場しています。一般的なフィクションの連続ドラマとは性格が異なるため、こちらも区別して見ると出演歴が理解しやすくなります。
【プロの結論】芦田愛菜のドラマ歴から見える女優としての強み
芦田愛菜さんのドラマ出演歴を通して見えてくるのは、子役時代の知名度だけに依存せず、作品ごとに演じる人物の幅を広げてきたことです。
『Mother』では幼い少女の繊細な感情を表現し、『マルモのおきて』では親しみやすいキャラクターを演じました。『明日、ママがいない』では複雑な背景を持つ少女、『最高の教師』では学校生活の中で葛藤を抱える生徒を演じています。
そして『さよならマエストロ』では成人した娘、『片想い』では恋愛に揺れる女性、『南田南弁護士は天才肌』では専門職に就く主人公へと、演じる人物の年齢や社会的な立場が変化しました。
特に重要なのは、出演作品を単純に主演作の数だけで評価しないことです。ゲスト出演や脇役であっても、作品のテーマに深く関わる役柄を担当している場合があります。
芦田さんのキャリアを知りたい人は、次の3つの観点で作品を見ると理解が深まります。
- 子役時代の演技を知りたい人:『Mother』『マルモのおきて』『ビューティフルレイン』がおすすめ。
- 成長後の演技の変化を知りたい人:『エンディングカット』『最高の教師』『さよならマエストロ』がおすすめ。
- 2026年の最新作を知りたい人:『片想い』『南田南弁護士は天才肌』を優先して確認したい。
こうした作品の選び方をすれば、出演歴をただ眺めるだけではなく、芦田さんがどのような人物を演じ、どんなジャンルで表現の幅を広げてきたのかを具体的に理解できます。
【芦田愛菜のドラマ一覧】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:芦田愛菜の2026年最新ドラマは何ですか?
A1:2026年11月6日現在の最新連続ドラマは、カンテレ・フジテレビ系で10月19日にスタートした『南田南弁護士は天才肌』です。芦田さんは主人公の南田南を演じています。同年3月にはNHK特集ドラマ『片想い』にも主演しました。
Q2:芦田愛菜の大河ドラマ出演作は何ですか?
A2:2011年の『江〜姫たちの戦国〜』と、2020年の『麒麟がくる』です。前者では茶々の幼少期、後者ではたま(細川ガラシャ)を演じました。
Q3:芦田愛菜の代表的な主演ドラマは何ですか?
A3:『マルモのおきて』『ビューティフルレイン』『明日、ママがいない』『OUR HOUSE』『エンディングカット』『片想い』『南田南弁護士は天才肌』などです。『さよならぼくたちのようちえん』や『ラギッド!』も主演作として知られています。
芦田愛菜さんのドラマ出演歴は、2010年の『Mother』から2026年の『南田南弁護士は天才肌』まで、さまざまなジャンルに広がっています。
子役時代には『マルモのおきて』『明日、ママがいない』などで幅広い視聴者に知られるようになり、その後は大河ドラマ、単発スペシャル、学園ドラマ、ヒューマンドラマ、恋愛ドラマへと活躍の場を広げてきました。
2026年には『片想い』で恋愛ドラマに挑戦し、『南田南弁護士は天才肌』では連続ドラマの主演として専門職の人物を演じています。
出演歴を調べる際には、連続ドラマと単発作品、大河ドラマ、ゲスト出演、ナレーションを区別することが大切です。役名と放送年を合わせて確認すれば、芦田愛菜さんが子役から現在までどのように女優として歩んできたのかが、より鮮明に見えてきます。
2026年の最新作を入口に、過去の『Mother』や『マルモのおきて』を見直してみると、同じ俳優が年月を経てどのように演技の幅を広げてきたのか、その変化を楽しめるはずです。
主な事実確認資料: 芦田愛菜さんの所属事務所公式プロフィール、各放送局の番組公式情報、NHKオンデマンドの作品情報。