クレイジーケンバンド(CRAZY KEN BAND)のリーダー、横山剣は、2026年現在も作曲・編曲・作詞・ボーカルを中心に精力的な音楽活動を続けている。1960年7月7日生まれ、神奈川県横浜市出身で、2026年11月6日時点の年齢は66歳。1981年にクールスRCのボーカル兼コンポーザーとしてデビューし、ダックテイルズやZAZOU、CK'Sなどを経て、1997年春にクレイジーケンバンドを結成した。
2026年の大きなトピックは、9月16日に発売された通算26枚目のアルバム『何?』と、全国を巡る「CRAZY KEN BAND TOUR 何? 2026-2027」だ。さらに11月6日には、石川晟也への楽曲提供作品「不器用なサンタクロース」も配信開始。バンド活動だけでなく、他アーティストへの楽曲提供や映像作品への音楽参加など、活動領域を広げている。
【プロフィール】横山剣の年齢・出身地・音楽活動の基本情報

横山剣は、クレイジーケンバンドを率いるミュージシャンであり、作曲家、編曲家、作詞家、ボーカリスト、キーボーディストとしても活動する音楽クリエイターだ。
所属バンドのフロントマンとして知られる一方、他のアーティストへの楽曲提供やコラボレーションにも積極的である。歌謡曲、ロックンロール、ソウル、ファンク、ジャズ、R&Bなどを横断する独自の音楽性が大きな特徴だ。
横山剣のプロフィール一覧| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 横山剣(よこやま・けん) |
| 生年月日 | 1960年7月7日 |
| 年齢 | 66歳(2026年11月6日時点) |
| 出身地 | 神奈川県横浜市 |
| 職業 | ミュージシャン、作曲家、編曲家、作詞家 |
| 所属バンド | クレイジーケンバンド |
| 担当 | ボーカル、キーボード |
| 主な役割 | バンドリーダー、楽曲制作 |
| デビュー | 1981年、クールスRC |
| CKB結成 | 1997年春 |
生年月日については、1960年7月7日とされている。ユニバーサル ミュージックの公式プロフィールでも1960年の横浜生まれと紹介されている。
横浜・本牧が音楽の原点横山剣の音楽を理解するうえで欠かせないのが、出身地である横浜だ。特に本牧は、クレイジーケンバンドの結成地であり、作品の世界観にも深く結び付いている。
横浜には、港町ならではの異国情緒、米軍文化、アメリカンカルチャー、古い歓楽街の雰囲気など、さまざまな文化が交差してきた歴史がある。横山剣の音楽には、こうした街の記憶が独特の色彩として反映されている。
2019年の地域インタビューでは、横浜の風景や香り、気候など、五感で感じたものが曲作りのインスピレーションになると語っている。横浜や本牧を歌詞に取り入れることも、単なる地名の紹介ではなく、実際に暮らしてきた街の空気を音楽に変換する創作スタイルの一部だ。
【経歴・年表】クールスRCから1997年の結成まで
横山剣のキャリアは、クレイジーケンバンド結成から始まったわけではない。少年時代から作曲に親しみ、1980年代には複数のバンドを経験している。
ユニバーサル ミュージックの公式バイオグラフィーによれば、小学校低学年の頃から頭の中にメロディーが浮かび、独学でピアノを弾いて作曲を始めたという。
少年時代から作曲家を志す音楽への本格的な関心を深めたきっかけの一つが、小学校5年生だった1971年の経験だ。中古レコード店の野外サウンドシステムで、マイクを持ってレコードの実演販売を行ったことが、音楽の世界にのめり込む契機になった。
中学2年生になるとバンド活動を開始。地元横浜を中心にさまざまなバンドで経験を積み、演奏だけでなく作曲やステージパフォーマンスの技術も磨いていった。
クールスRCでのデビューとバンド遍歴1981年、横山剣はクールスRCのコンポーザー兼ボーカリストとしてデビューする。
クールスRCでの活動は、作曲家としての能力とボーカリストとしての個性を世に示す重要な出発点だった。その後はダックテイルズ、ZAZOU、CK'Sなどのバンドを経験しながら、自分の音楽表現を模索していく。
特に注目したいのは、バンドを変えながらも作曲家としての活動を継続していた点だ。歌うことだけを専門とするのではなく、自分の頭の中にある音楽をどのように形にするかを追求してきた。
1997年、横浜本牧でクレイジーケンバンドを結成転機となったのが1997年春。横浜本牧の伝説的なスポットとして知られる「イタリアンガーデン」で、クレイジーケンバンドが誕生した。
公式サイトは、横山剣の頭の中に鳴り続けるソウルフルな音楽を再現するバンドとして、その結成の背景を紹介している。
そして1998年にはアルバム『PUNCH! PUNCH! PUNCH!』でバンドとしての作品発表をスタート。1997年の結成と1998年のデビューは区別して理解しておきたいポイントだ。
横山剣の主要キャリア年表| 時期 | 出来事 | 意味・位置付け |
|---|---|---|
| 1960年 | 横浜市で生まれる | 音楽活動の原点となる土地 |
| 小学校低学年 | 作曲を始める | 独学でピアノを習得 |
| 1971年 | レコードの実演販売を経験 | 音楽の世界に深く関心を持つ |
| 中学2年 | バンド活動を開始 | 演奏と創作の経験を積む |
| 1981年 | クールスRCでデビュー | ボーカル兼コンポーザーとして活動 |
| 1980年代以降 | ダックテイルズ、ZAZOUなどで活動 | 独自の音楽スタイルを形成 |
| 1997年春 | クレイジーケンバンド結成 | 横浜本牧を拠点に新たな活動を開始 |
| 1998年 | アルバム『PUNCH! PUNCH! PUNCH!』でデビュー | CKBとして作品を発表 |
| 2026年9月 | 26枚目のアルバム『何?』発売 | 結成29年目の新作 |
| 2026年11月 | 石川晟也に新曲を提供 | 楽曲提供活動も継続 |
こうして経歴を振り返ると、横山剣は一つのバンドで成功した後に創作活動を始めた人物ではないことが分かる。若い頃から作曲、演奏、歌唱を並行して経験し、その蓄積をクレイジーケンバンドという形に結実させたミュージシャンなのだ。
【メンバー・評判】クレイジーケンバンドの音楽性と人気の理由
クレイジーケンバンドは、横山剣のソロプロジェクトではなく、複数のメンバーがそれぞれの楽器や歌声でサウンドを構築するバンドである。
2026年の公式プロフィールに掲載されているメンバーは11人。ギター、ベース、ドラム、キーボード、ホーンセクション、複数のボーカルによって、厚みのあるアンサンブルを生み出している。
2026年のクレイジーケンバンドメンバー- 横山剣:ボーカル
- 小野瀬雅生:ギター
- 洞口信也:ベース
- 中西圭一:サックス、フルート
- 新宮虎児:ギター、キーボード
- 高橋利光:キーボード
- 河合わかば:トロンボーン
- 澤野博敬:トランペット
- スモーキー・テツニ:ボーカル、パーカッション
- Ayesha:ボーカル
- 白川玄大:ドラムス
公式プロフィールで確認できるこの編成は、バンドの多彩な音楽性を支える重要な要素となっている。
クレイジーケンバンドの評判を支える3つの特徴1. ジャンルを限定しない音楽性
CKBの特徴は、ロックンロールだけ、歌謡曲だけという分類に収まらないことだ。ソウル、ファンク、R&B、ジャズ、ラテン、演歌などの要素を一つの作品に取り入れている。
そのため、特定ジャンルのファンだけでなく、昭和歌謡を好むリスナーやブラックミュージックに親しんだ音楽ファンにも接点がある。
2. 横山剣の独特なボーカルとメロディー
横山剣の歌唱は、整った発声だけで聴かせるタイプとは異なる。独特の節回し、リズムの取り方、言葉の置き方によって、楽曲に人物像や情景を感じさせる。
Vocal Magazine Webの2023年インタビューでも、横山は人間の声やボーカリストの表現について語っている。歌を単なるメロディーの再現ではなく、楽器と同じように音楽全体を構成する要素として扱う姿勢がうかがえる。
3. ライブで完成するバンドサウンド
ホーンセクションや複数のボーカルを擁する大編成は、ライブでこそ魅力が伝わりやすい。スタジオ音源の緻密なアレンジを、ステージ上でバンド全体が再現することがCKBの強みだ。
音楽の評価を考える際には、ヒット曲の知名度だけでなく、楽曲制作の幅、演奏編成、ライブでの表現力を合わせて見る必要がある。
一方、シンプルなロックや単一ジャンルの音楽を求める人には、曲ごとに表情が変わるCKBの作品が少し雑多に感じられる場合もある。ジャンルの境界を楽しめるかどうかが、好みを分けるポイントだ。
【楽曲提供】横山剣の作曲・編曲・作詞はどこまで幅広い?
横山剣の活動を語る際、クレイジーケンバンドの楽曲だけに注目するのは不十分だ。作曲家として他のアーティストにも作品を提供し、異なる歌声や音楽スタイルに合わせて楽曲を生み出している。
数多くのアーティストへの楽曲提供日本コロムビアのプロフィールでは、横山剣の楽曲提供先として、次のようなアーティストが紹介されている。
- 加山雄三
- 堺正章
- 和田アキ子
- TOKIO
- SMAP
- 一青窈
- 松崎しげる
- グループ魂
- 藤井フミヤ
- ジェロ
- 関ジャニ∞
- シシド・カフカ
また、m-flo、野宮真貴、RHYMESTER、マイティー・クラウン・ファミリーなどとのコラボレーションも行ってきた。
これらの実績から分かるのは、横山剣の創作能力が特定の歌手やジャンルに依存していないことだ。歌い手の個性に合わせながら、自身の得意とするメロディーやグルーヴを組み立てることができる。
2026年11月の最新楽曲提供「不器用なサンタクロース」2026年11月6日には、石川晟也のデジタルシングル「不器用なサンタクロース」が配信開始となった。
ワーナーミュージック・ジャパンの公式発表によると、本作は横山剣が楽曲を提供し、Yu Parkと横山剣が編曲を担当。作詞は石川晟也とSugLawd FamiliarのOHZKEYによる共作となっている。
今回のコラボレーションにつながったのは、石川晟也が以前から「タイガー&ドラゴン」を愛唱していたこと、そして横山剣の音楽にある「魂を込めた歌謡曲」という方向性に共感していたことだという。
ロック、歌謡曲、ソウル、R&B、ファンク、ジャズなどの要素を融合した楽曲として紹介されており、横山剣らしい音楽的な幅広さが発揮された作品だ。
バンドの新作を制作する一方で、別のアーティストの声を生かす楽曲も手がける。この二つの活動を並行できることが、横山剣を作曲家として評価するうえで要点になる。
【2026年最新活動】アルバム『何?』と全国ツアー2026-2027
2026年のクレイジーケンバンドを象徴する作品が、9月16日に発売された通算26枚目のアルバム『何?』だ。
結成29年目、バンドデビュー28年目、そして横山剣のデビュー45周年という節目に発表された作品である。長いキャリアを重ねながらも、新しいサウンドやアイデアを取り入れ続ける姿勢が表れている。
26枚目のアルバム『何?』の内容『何?』は全16曲を収録。通常盤と初回限定盤が発売され、初回限定盤には2025年11月8日の横浜BUNTAI公演を収録したDVDが付属する。
注目したい収録曲は次のとおりだ。
- 「夜の穴」:ファンクグルーヴを前面に押し出したオープニング曲。
- 「OKIDOKI」:情報過多な時代をユーモラスに捉えたネオソウル系の楽曲。
- 「カモナマイハウス feat. CHIBOW & CHOZEN LEE」:本牧の音楽シーンとつながるコラボレーション曲。
- 「心配無用節 -無添加-」:BS-TBSの連続時代劇「心配無用ノ介 天下御免」のエンディングテーマ。
- 「アッと驚く為五郎」:クレージーキャッツの楽曲をカバー。
- 「口笛を吹きながら夜を行け」:作詞を五木寛之が担当。
- 「狂い咲きセカンド・バージン・ロード」:宮藤官九郎が作詞を担当。
特に興味深いのは、オリジナル曲だけでなく、異なる世代やジャンルのクリエイターとの協働が組み込まれている点だ。
五木寛之や宮藤官九郎といった作詞家との組み合わせによって、横山剣のメロディーが異なる言葉の世界と結び付いている。
また、初回限定盤のDVDには「CRAZY KEN BAND 華麗なるツアー 2025-2026」の横浜BUNTAI公演を収録。アルバムとライブの両方から、現在のCKBを楽しめる仕様になっている。
CRAZY KEN BAND TOUR 何? 2026-20272026年10月から2027年3月にかけて、アルバムタイトルを冠した全国ツアーが開催されている。
正式名称は「CRAZY KEN BAND TOUR 何? 2026-2027 Presented by NISHIHARA SHOKAI」。2026年5月30日に公式サイトで日程が発表された。
2026年11月6日時点で、今後の主な公演は次のとおり。
2026年11月の公演
- 11月7日:田園ホール(岩手県矢巾町)
- 11月8日:仙台電力ホール(宮城県)
- 11月14日:LINE CUBE SHIBUYA(東京都)
- 11月21日:神戸国際会館こくさいホール(兵庫県)
- 11月24日:Niterra日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール(愛知県)
2027年の公演
- 1月16日:YCC県民文化ホール 小ホール(山梨県)
- 1月17日:ホクト文化ホール 中ホール(長野県)
- 1月24日:高崎市文化会館 大ホール(群馬県)
- 1月30日:磐田市民文化会館「かたりあ」(静岡県)
- 2月19日:鹿児島CAPARVO HALL(鹿児島県)
- 2月20日:熊本城ホール シビックホール(熊本県)
- 2月23日:戸田市文化会館 大ホール(埼玉県)
- 3月5日:横浜関内ホール 大ホール(神奈川県)
- 3月6日:横浜関内ホール 大ホール(神奈川県)
全国各地を巡るツアーであり、最後はバンドの結成地に近い横浜で2日間の公演を予定している点も注目したい。
12月にはビルボードライブツアーも開催全国ツアー以外にも、2026年12月には「CRAZY KEN BAND Billboard Live TOUR 2026」が予定されている。
- 12月17日・18日:Billboard Live TOKYO
- 12月24日・25日:Billboard Live OSAKA
- 12月29日・30日:Billboard Live YOKOHAMA
各日2公演が予定されており、ホール中心の全国ツアーとは異なる、ビルボードライブならではの空間でCKBの音楽を楽しめる機会となる。
Netflix作品への参加など音楽活動はさらに広がる2026年10月には、Netflixシリーズ「俺のこと、なんか言ってた?」に関連する劇中曲「ア・タ・シ ケンチャナヨ」についても、クレイジーケンバンド公式サイトで告知された。
加えて、11月6日の「不器用なサンタクロース」の配信開始など、バンドのアルバム制作やツアーだけにとどまらない動きが続いている。
2026年の横山剣は、バンドのリーダー、作曲家、他アーティストとのコラボレーターという複数の役割を同時に担っている。現在の活動を理解するには、ライブ日程だけでなく、楽曲提供や映像作品への参加も合わせて追うことが大切だ。
【よくある質問】クレイジーケンバンド横山剣に関するFAQ
Q1:横山剣は何歳ですか?
A1:1960年7月7日生まれで、2026年11月6日時点では66歳です。
Q2:横山剣の出身地はどこですか?
A2:神奈川県横浜市です。特に横浜本牧は、クレイジーケンバンドの結成地であり、音楽活動にも深く関係しています。
Q3:横山剣はクールスRCでデビューしたのですか?
A3:はい。1981年にクールスRCのコンポーザー兼ボーカリストとしてデビューしました。その後、ダックテイルズ、ZAZOU、CK'Sなどを経て1997年にクレイジーケンバンドを結成しています。
Q4:クレイジーケンバンドはいつ結成されましたか?
A4:1997年春です。横浜本牧のイタリアンガーデンで誕生しました。バンドとしてのアルバムデビューは1998年です。
Q5:2026年の最新アルバムは何ですか?
A5:2026年9月16日発売の通算26枚目のアルバム『何?』です。全16曲を収録しています。
Q6:2026年から2027年の全国ツアーはありますか?
A6:「CRAZY KEN BAND TOUR 何? 2026-2027」が開催されています。2026年10月から2027年3月まで全国各地を巡り、最終公演は3月5日・6日の横浜関内ホールを予定しています。
Q7:横山剣は他の歌手にも楽曲提供していますか?
A7:はい。加山雄三、堺正章、和田アキ子、TOKIO、SMAP、一青窈、藤井フミヤなど、幅広いアーティストへの楽曲提供実績があります。2026年11月6日には石川晟也の「不器用なサンタクロース」が配信開始となりました。
横山剣は、1960年横浜生まれのミュージシャンであり、1981年のクールスRCでのデビューから現在まで、作曲・編曲・作詞・歌唱を中心に活動を続けてきた。
ダックテイルズやZAZOU、CK'Sなどでの経験を経て、1997年春にクレイジーケンバンドを結成。横浜本牧を音楽的な原点としながら、ジャンルに縛られない独自のサウンドを築き上げている。
2026年は通算26枚目のアルバム『何?』を発売し、全国ツアー「CRAZY KEN BAND TOUR 何? 2026-2027」も進行中。さらに石川晟也への楽曲提供やビルボードライブ公演など、活動は多方面に広がっている。
横山剣の魅力を知るなら、まずは『何?』を聴き、続いて「タイガー&ドラゴン」などの代表曲を聴き比べてみるとよい。作品の変化を追うことで、長年にわたって音楽を生み出し続ける創作力が見えてくる。
長いキャリアを持ちながらも、過去の成功をなぞるだけではない。2026年の新作と全国ツアーは、クレイジーケンバンドと横山剣の現在進行形の音楽を体感できる機会となっている。
主な確認資料: クレイジーケンバンド公式プロフィール・ディスコグラフィー、ユニバーサル ミュージック公式バイオグラフィー、2026年全国ツアー公式発表、ワーナーミュージック・ジャパンの楽曲リリース情報、日本コロムビアのプロフィール、Vocal Magazine Webのインタビュー。