番組終了説を判断するうえで、最も重要なのが日本テレビの公式番組情報です。
日本テレビの公式サイトでは、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』について、毎週日曜日23時25分から放送中と案内しています(一部地域を除く)。2026年10月25日には「吉本常識クイズ!3 完結編」、10月18日には同企画の前編が放送され、10月11日には「耳より情報ゲットドライブ!4」が掲載されています。
加えて、番組表では2026年11月8日(日)23時25分から23時55分の放送予定も確認できます。番組内容は「芸能界パンチのある一言大賞」。浜田雅功、月亭方正、ココリコらの出演が案内されています。
レギュラー放送は終了していない1989年10月にスタートした同番組は、ダウンタウンのフリートークを軸に、ゲーム、ロケ、芸人同士の掛け合いなどを展開してきました。
現在も番組の基本的な枠組みは維持されています。ただし、毎回必ず全員が同じ形で出演するわけではありません。企画によって出演者が変わり、ゲスト芸人や外部出演者を中心に進行する回もあります。
ここで押さえたいのは、番組タイトルに「ダウンタウン」と付いていることと、毎回ダウンタウンの2人がそろって出演することは別だという点です。松本人志が出演していない状況でも、番組そのものは制作・放送されています。
【なぜ終了説が広まった?】ガキ使打ち切り説を生んだ4つの理由

番組終了説が繰り返される背景には、単一の出来事ではなく、複数の変化が重なった事情があります。
1. 松本人志の活動休止による影響松本人志は2024年1月、週刊文春側との民事訴訟に注力するため、芸能活動を休止しました。その後、同年11月8日に訴訟の取り下げと終結が発表されましたが、それによってテレビ番組への出演が自動的に再開したわけではありません。
『ガキ使』はダウンタウンの冠番組です。長年、浜田雅功と松本人志の掛け合いを楽しみにしてきた視聴者にとって、松本の不在は大きな変化でした。
特に、2人のフリートークや互いの性格を知り尽くした掛け合いは番組の象徴的な要素です。その一方が不在になれば、従来の番組イメージが変わるのは避けられません。
2. 浜田雅功の2025年の休養2025年3月10日、浜田雅功は体調不良のため休養に入ることを発表しました。松本が不在の状況で、もう一人のダウンタウンまで出演できなくなったことで、番組の今後を心配する声が出る状況となりました。
日本テレビの福田博之社長は同年3月31日の定例会見で、浜田の回復を待ちながら番組を続ける方針を説明しています。4月20日放送分までは浜田も参加して収録していたことを明かし、その後の出演者については企画に応じて検討するとしました。
浜田は2025年5月2日に活動を再開しています。吉本興業も公式に活動再開を発表しており、2026年11月の番組表でも出演が確認できます。
3. 大晦日の「笑ってはいけない」が長期間休止している番組の終了説を強めたもう一つの理由が、年末の大型特番が放送されなくなったことです。
以前は大晦日になると、ダウンタウン、月亭方正、ココリコの5人が出演する『絶対に笑ってはいけない』シリーズが放送されていました。年末の恒例行事として定着していたため、この特番がなくなったことを番組そのものの終了と受け取る人もいます。
しかし、レギュラー放送と大晦日特番は別の編成です。年末企画が休止されても、毎週の番組が終了したことにはなりません。
4. 番組の出演者と企画構成が変化している松本人志が出演しない現在は、浜田を中心とした進行や、月亭方正、ココリコ、ゲスト芸人による企画が番組を支えています。
番組の魅力が従来の2人のトークだけに限定されないことは、2025年3月の日本テレビの説明からも読み取れます。同局は、松本以外の出演者によっても魅力あるコンテンツを届けられていることを、継続方針の理由として挙げました。
つまり、終了説の背景にあるのは番組の正式な打ち切りではなく、看板出演者の不在、特番休止、番組構成の変化が同時に起きたことです。
【関係者・放送履歴一覧】ガキ使をめぐる重要な出来事を時系列で整理
ここでは、番組の継続方針、出演者の状況、年末特番の休止を一つの流れとして整理します。レギュラー番組と特番を区別すると、終了説が生まれた経緯も理解しやすくなります。
出典:日本テレビ公式番組情報、吉本興業公式発表、スポーツニッポン、日刊スポーツ、WEBザテレビジョンなど。
【松本人志不在の影響】浜田雅功・月亭方正・ココリコの現在
『ガキ使』の今後を考えるうえで、出演者それぞれの状況を整理することも欠かせません。
松本人志は現在どうしている?松本人志は、2025年11月に有料配信サービス「DOWNTOWN+」を開始し、同サービスを通じた活動を展開しています。
ただし、配信サービスで活動を再開したことと、日本テレビの『ガキ使』にレギュラー出演することは同じではありません。
実際、2026年3月4日の日本テレビの番組改編説明会では、松本の番組復帰について、同局の大井秀一氏が「今、考えていることはありません」と説明しました。高須クリニックのCMに松本が一瞬出演したことが話題になった際も、番組への復帰を決定したという説明はありませんでした。
また、2026年9月30日には吉本興業が、松本プロデュースの新コンテンツをDOWNTOWN+とNetflixで同時配信する計画を発表しています。これは松本の制作活動に関する動きですが、『ガキ使』への出演決定を意味するものではありません。
浜田雅功は番組を支える存在松本の活動休止後、番組に出演し続けてきた浜田は、2025年3月に体調不良による休養を発表しました。一時は番組の進行体制にも影響が懸念されましたが、5月2日に活動を再開しています。
2026年11月1日の放送内容や11月8日の番組表にも浜田の出演が掲載されており、現在の番組における中心的な出演者の一人です。
月亭方正の出演状況月亭方正は、ダウンタウンやココリコとともに番組を長年支えてきたレギュラーメンバーです。
かつての「山崎邦正」名義で親しまれた時代から、現在の落語家・月亭方正としての活動まで、番組内では独特の立ち位置を築いています。
2026年11月の番組情報でも出演者として名前が確認できます。松本が不在の現在、浜田やココリコとの掛け合いを担う重要な存在です。
ココリコの遠藤章造・田中直樹も出演継続ココリコの遠藤章造と田中直樹も、番組の中心的な出演者として活動を続けています。
遠藤はリアクションや独特の発想を生かした企画、田中は落ち着いた進行や予想外の展開への対応など、それぞれ異なる個性を発揮してきました。
2026年10月から11月の放送情報にもココリコの出演が確認できます。ゲストを迎える企画やゲーム形式のコーナーなど、現在の番組は複数の出演者の組み合わせによって成立しています。
このように、松本人志の不在は番組にとって大きな変化ですが、浜田、月亭方正、ココリコという主要メンバーの活動は続いています。番組の終了を裏付ける状況ではありません。
【絶対に笑ってはいけないはなぜ休止?】歴代シリーズと大晦日特番の真相
『ガキ使』終了説と混同されやすいのが、大晦日の人気シリーズ『絶対に笑ってはいけない』です。
同シリーズは、出演者がさまざまな仕掛けに遭遇しても笑ってはいけないというルールを基本とし、笑ってしまうと罰ゲームを受けるという構成で人気を集めました。
レギュラー番組内の企画として発展した後、2006年から大晦日の大型特番として定着。ダウンタウン、月亭方正、ココリコの5人がさまざまな舞台で笑いの仕掛けに挑む姿が、年末の風物詩となりました。
最後に放送されたのは2020年12月31日最後の新作は、2020年12月31日に放送された『絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時』です。
5人がラスベガスで一攫千金を夢見る大貧民に扮し、ホテルやさまざまなイベントを舞台に笑いの仕掛けに挑戦する内容でした。日本テレビの当時の公式特番ページにも、15年目の大晦日企画として掲載されています。
つまり、2021年が最後の放送だったわけではありません。正確には2020年12月31日が最後の新作放送で、2021年から年末の新作が休止しています。
2021年の休止理由はBPOだけではなかった2021年9月20日、日本テレビは大晦日の『絶対に笑ってはいけない』シリーズを休止すると発表しました。その代わりに編成されたのが、6時間生放送の『絶対笑って年越したい!笑う大晦日』です。
当時、BPO(放送倫理・番組向上機構)が「痛みを伴う笑い」を審議対象としたことから、番組休止との関係が取り沙汰されました。
しかし、2021年9月26日放送のフジテレビ『ワイドナショー』で、松本は休止について、すでに同年3月ごろには判断していたと説明しています。新型コロナウイルスの収束が見通せないことや、出演者の体力的な負担などが理由として挙げられました。BPOの発表が休止決定の直接的な原因だったという説明ではありません。
加えて、月亭方正も2021年10月の番組出演時に、コロナ禍でスタッフを十分に集められず、納得できる制作が難しかった事情を説明しています。
歴代シリーズの休止までの流れ- 2006年~:大晦日の大型特番としてシリーズが定着。
- 2019年:『絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!』を放送。
- 2020年:『絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時』を放送。
- 2021年:シリーズ休止を発表。『笑う大晦日』を放送。
- 2022年以降:従来型の大晦日シリーズの新作放送は行われていない。
- 2026年:日本テレビでの新作復活を示す正式発表は確認できていない。
大切なのは、2021年の休止発表が「レギュラー番組の終了発表」ではなかったことです。休止対象は大晦日の特別企画であり、毎週日曜日の放送とは別の話でした。
【2026年11月の最新動向】笑ってはいけない復活と海外展開の可能性
2026年には、『笑ってはいけない』シリーズに新しい動きがありました。
2026年2月25日、吉本興業は世界最大級のエンターテインメント企業であるバニジェイ・エンターテインメントとのパートナーシップを発表しました。『絶対に笑ってはいけない』のフォーマットを海外に販売し、現地版の制作を展開する計画です。
対象となる制作ネットワークは、米国、英国、オーストラリア、ニュージーランド、ヨーロッパなど、世界25の国と地域に広がっています。約130の制作会社を擁するネットワークを通じて、日本発のバラエティー企画を国際展開する取り組みです。
海外展開は日本での復活を意味するのかここは誤解しやすいポイントです。
海外向けに番組フォーマットを販売することは、企画の価値が国際的に評価されていることを示します。しかし、日本の大晦日に同じ出演者で新作を放送するという決定ではありません。
海外版は現地の制作会社が現地の出演者や制作環境に合わせて展開する企画です。日本国内での番組復活とは、制作主体も放送計画も異なります。
したがって、海外展開の発表を根拠に「2026年の大晦日にダウンタウンが復活する」と判断することはできません。
2026年大晦日の新作放送は決まっている?2026年11月6日現在、日本テレビの公式番組サイトで確認できるのは、レギュラー番組の放送情報です。『絶対に笑ってはいけない』の2026年大晦日新作について、放送日時や出演者を確定させる公式告知は確認できていません。
そのため、現状を整理すると次のようになります。
- レギュラー版『ガキ使』:放送継続中。
- 『笑ってはいけない』の国内新作:2020年を最後に休止中。
- 2026年大晦日の復活:正式発表なし。
- 海外版の展開:2026年2月に発表済み。
- 松本人志のレギュラー番組復帰:日本テレビは2026年3月時点で検討していないと説明。
なお、正式発表がないことは、将来にわたって復活の可能性がないという意味ではありません。年末の編成は局の判断や制作状況によって変わるため、最新の発表を確認する必要があります。
【プロの結論】ガキ使の終了説は3つの情報を分ければ判断できる『ガキ使終了』という検索ワードには、実際には異なる3つの疑問が含まれています。
1つ目は、毎週のレギュラー番組が終了したのか。これは日本テレビの公式番組情報で判断できます。2026年11月現在、放送は継続しています。
2つ目は、松本人志が番組に復帰するのか。これは出演者個人の活動と日本テレビの編成判断に関わる問題です。松本が配信サービスなどで活動していても、レギュラー出演が決まったことにはなりません。
3つ目は、大晦日の『笑ってはいけない』が復活するのか。こちらは年末特番の制作・編成に関する問題です。2020年を最後に新作が放送されていないことと、レギュラー番組の継続は両立します。
ニュースやSNSで終了説を見かけた場合は、記事の見出しだけで判断せず、対象がレギュラー放送なのか、出演者なのか、年末特番なのかを確認することが大切です。
【ガキ使終了に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:ガキ使は2026年11月現在、本当に終了していないのですか?
A1:はい。日本テレビの公式番組サイトでは毎週日曜日23時25分からの放送が案内されています。2026年11月の番組表にも放送予定が掲載されています。
Q2:ガキ使の打ち切りが決まったという日本テレビの公式発表はありますか?
A2:ありません。むしろ2025年3月4日の改編説明会で、日本テレビは松本人志不在でも番組を継続する方針を明らかにしています。
Q3:松本人志がいなくても番組は続くのですか?
A3:はい。松本が出演していない状態でも、浜田雅功、月亭方正、ココリコなどを中心に番組は制作されています。松本の復帰については、日本テレビが2026年3月時点で検討していないと説明しています。
Q4:浜田雅功は現在もガキ使に出演していますか?
A4:はい。2025年5月2日に活動を再開し、2026年11月の番組表でも出演が確認できます。
Q5:月亭方正とココリコは降板したのですか?
A5:降板したという公式発表はありません。2026年10月から11月の放送情報でも、月亭方正とココリコの出演が確認されています。
Q6:絶対に笑ってはいけないの最後の放送はいつですか?
A6:2020年12月31日です。『絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時』が最後の大晦日新作となりました。
Q7:2026年の大晦日に笑ってはいけないは復活しますか?
A7:2026年11月6日現在、日本テレビから新作の正式な放送発表は確認できていません。復活が決まったという情報はありません。
Q8:笑ってはいけないが休止した本当の理由は何ですか?
A8:新型コロナウイルスによる大規模収録の難しさや、出演者の体力的な負担などが主な理由です。松本人志自身も2021年に、BPOの発表より前に休止を決めていたと説明しています。
Q9:笑ってはいけないは海外で復活するのですか?
A9:2026年2月に吉本興業が海外展開を発表しました。現地版を制作するためのフォーマット販売が進められています。ただし、日本版の大晦日特番の復活とは別の計画です。
2026年11月現在、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』は終了していません。日本テレビの公式番組サイトにレギュラー放送の案内があり、11月の番組表にも放送予定が掲載されています。
2025年3月には日本テレビが継続方針を明言し、松本人志が不在でも魅力ある番組を届けられると説明しました。浜田雅功も休養から復帰し、月亭方正やココリコとともに番組を支えています。
一方、大晦日の『絶対に笑ってはいけない』は2020年12月31日を最後に新作が休止しています。2026年2月には海外展開が発表されましたが、日本での年末特番復活はまだ正式決定していません。
つまり、現在の状況は「ガキ使のレギュラー放送は継続、笑ってはいけないの大晦日新作は休止、松本人志の番組復帰は未定」という3つに整理できます。
長年親しまれてきた番組だからこそ、出演者や企画の変化に寂しさを感じる視聴者もいるはずです。それでも、番組が続いている事実と、かつての年末特番が休止している事実は分けて受け止める必要があります。今後は通常放送の継続に加え、松本人志の出演動向や『笑ってはいけない』の国内復活に関する公式発表が注目されます。