2026年の最新主演ドラマは、日本テレビ系『10回切って倒れない木はない』だ。
2026年4月12日スタート、毎週日曜22時30分放送の作品で、6月14日に最終話を迎えた。志尊淳にとって、民放ゴールデン・プライム帯ドラマで初めての単独主演となり、韓国語での演技にも初挑戦した作品として位置づけられる。
キム・ミンソク/青木照という二つの名前を持つ主人公
役名:キム・ミンソク/青木照(あおき・しょう)
出演:志尊淳
放送局:日本テレビ
放送期間:2026年4月12日~6月14日
主人公のミンソクは、幼い頃に日本人の両親を失い、韓国有数の財閥の養子となった青年だ。
養父の死後、信頼していた家族との関係が崩れ、財閥の後継者としての地位も失う。韓国を離れて東京へ戻った彼は、小さな診療所で働く医師・河瀬桃子(仁村紗和)と出会う。
二人を結びつけるのが、作品のタイトルにもなっている韓国のことわざだ。
「10回切って倒れない木はない」は、どれほど難しいことでも、何度も挑戦し続ければ成功できるという意味を持つ。幼少期の記憶とともに、この言葉が二人の運命をつないでいく。
共演者と作品の見どころ| 出演者 | 役名 | 物語での関係 |
|---|---|---|
| 志尊淳 | キム・ミンソク/青木照 | 主人公 |
| 仁村紗和 | 河瀬桃子 | 主人公が惹かれる医師 |
| 京本大我 | 山城拓人 | 桃子の幼なじみ |
| 長濱ねる | 新海映里 | ミンソクの元婚約者 |
| キム・ドワン | ヒスン | ミンソクの養兄 |
| キム・ジュリョン | キョンファ | ミンソクの養母 |
| オ・マンソク | キム・ジョンフン | ミンソクの養父 |
| 田辺誠一 | 青木優 | ミンソクの実父 |
日本人俳優と韓国人俳優が共演する国際的なキャスティングも特徴だ。日本テレビの公式発表では、韓国の財閥一家を演じるキム・ドワン、キム・ジュリョン、オ・マンソクは、日本のドラマへの初出演と紹介されている。
この作品で注目したいのは、志尊淳が単に恋愛ドラマの主人公を演じているのではない点だ。
財閥の後継者という社会的な立場、養子としての複雑な家族関係、日本人としてのルーツ、そして桃子への愛情。複数の背景を持つ人物を演じ分ける必要がある。
とりわけ、韓国語での演技を含めた国境を越える設定は、これまでの日本国内を中心とした出演作とは異なる挑戦になった。
2026年の志尊淳を知るなら、まず押さえておきたい主演作である。
【歴代ドラマ出演作一覧】放送年・作品名・役名を時系列で整理

志尊淳のドラマ出演歴を振り返ると、2014年の戦隊ヒーロー作品から、2018年のNHKドラマ、2023年の料理ドラマ、2025年の恋愛ミステリー、2026年の単独主演作へと、役柄の幅が広がってきたことが分かる。
以下は、テレビドラマと主要な配信ドラマを中心にまとめた出演歴だ。役名は各作品の公式情報や出演記録に基づいている。
年代別・主なドラマ出演歴※代表的な連続ドラマ・単発ドラマ・配信シリーズを掲載。ゲスト出演や特別編、短編作品の一部は省略している。
志尊淳の主演ドラマだけを知りたい場合出演作の中でも、主演・ダブル主演として注目したい作品は次のとおり。
- 2014~2015年:『烈車戦隊トッキュウジャー』
- 2017年:『きみはペット』
- 2018年:『女子的生活』『ドルメンX』
- 2019年:『潤一』
- 2020年:『金魚姫』
- 2023年:『フェルマーの料理』(高橋文哉とのW主演)
- 2025年:『恋は闇』(岸井ゆきのとのW主演)
- 2026年:『10回切って倒れない木はない』
特に2018年の『女子的生活』は、俳優としての評価を大きく高めた作品だ。
また、ゲスト出演や特別出演には『unknown』『ミステリと言う勿れ 特別編』『ダメマネ!』などもある。『ダメマネ!』では『恋は闇』の設楽浩暉役で登場しており、作品をまたいだ役柄の登場という点でも興味深い。
【俳優としての転換点】『烈車戦隊トッキュウジャー』から『女子的生活』へ
志尊淳のキャリアは、出演した作品のジャンルだけでなく、役柄の性質にも大きな変化がある。
その変化を理解するうえで重要なのが、2014年の『烈車戦隊トッキュウジャー』と2018年の『女子的生活』だ。
2014年『烈車戦隊トッキュウジャー』でテレビドラマ初主演
ライト/トッキュウ1号
スーパー戦隊シリーズ第38作の主人公。明るく前向きで、イマジネーションにあふれる熱血タイプの戦士。
志尊淳は2011年に俳優デビューし、2014年に『烈車戦隊トッキュウジャー』の主人公に抜擢された。
演じたライトは、何事にも全力で取り組む明るい性格の持ち主。作品では5人の戦士の中心的存在として活躍した。
この作品で広く認知されたことは、その後の映像作品への出演につながる大きな足掛かりとなった。
2018年『女子的生活』で演技の幅を証明
小川みき
NHKドラマ10『女子的生活』の主人公。自分らしい生き方を追求するトランスジェンダーの女性。
『女子的生活』は、2018年1月5日から26日まで全4回で放送されたNHKドラマだ。
志尊淳が演じた小川みきは、ファッション企業で働き、女性として生活するトランスジェンダーの主人公。同級生の後藤(町田啓太)との共同生活を軸に、恋愛や仕事、人間関係、自分らしい生き方を描いた。
この役で高く評価されたのが、人物の内面を丁寧に表現する演技だ。
同作は第73回文化庁芸術祭賞テレビ・ドラマ部門の放送個人賞を志尊淳が受賞したほか、第11回コンフィデンスアワード・ドラマ賞の主演男優賞にもつながった。
戦隊ヒーローとはまったく異なる人物像を成立させたことが、俳優としての評価を押し上げた。
『半分、青い。』『らんまん』で朝ドラにも出演NHK連続テレビ小説では、2作品に出演している。
『半分、青い。』(2018年)
演じたのは藤堂誠、通称ボクテ。漫画家を目指す人物で、主人公・楡野鈴愛(永野芽郁)と関わりながら物語を彩った。
『らんまん』(2023年)
演じたのは井上竹雄。神木隆之介演じる主人公・槙野万太郎を支える重要な人物だ。
『らんまん』では、長い年月にわたる人物の成長や人間関係が描かれる。志尊淳の演技も、若い頃から時間を重ねた人物の変化を楽しめる点が見どころだ。
2018年から2023年にかけての朝ドラ出演は、幅広い視聴者に志尊淳の存在を印象づけた。
【代表作の見どころ】『恋は闇』『日本一の最低男』『フェルマーの料理』
2023年以降の出演作を見ると、志尊淳が作品ごとに異なる人物像を作り上げていることが分かる。
特に、恋愛ミステリー、家族ドラマ、料理を題材にした青春群像劇は、それぞれ異なる魅力を持つ。
2025年『恋は闇』:疑惑を抱えた週刊誌記者・設楽浩暉日本テレビ系『恋は闇』は、2025年4月16日スタートの恋愛ミステリー。志尊淳と岸井ゆきのがW主演を務めた。
志尊が演じる設楽浩暉は、週刊誌のフリーライターだ。
都内で起きた連続殺人事件を取材する中で、テレビ局の情報番組ディレクター・筒井万琴(岸井ゆきの)と出会う。
浩暉はスクープを優先する一方、万琴は被害者や遺族に寄り添う姿勢を持つ。報道に対する考え方が正反対の二人が、事件を追いながら惹かれ合っていく。
しかし、浩暉には連続殺人事件の犯人ではないかという疑惑がつきまとう。
この作品の面白さは、恋愛ドラマとサスペンスの両方の要素があることだ。志尊淳の柔らかな印象と、どこか信用しきれないミステリアスな雰囲気の対比も見逃せない。
2025年『日本一の最低男』:初のシングルファーザー役フジテレビ系『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』では、香取慎吾演じる大森一平の義弟・小原正助を演じた。
正助は保育士として働きながら、亡き妻の連れ子である娘と息子を育てるシングルファーザーだ。
仕事と育児、家事を両立しようと奮闘する心優しい父親であり、選挙のために家族を利用しようとする一平とは対照的な人物として描かれる。
志尊淳にとって初めてのシングルファーザー役であり、本人の公式コメントでも、子どもたちに父親として認めてもらえるように演じたいという意気込みが紹介された。
この役で注目したいのは、派手な設定や特殊な職業ではなく、日常の中で家族を支える人物を演じている点だ。
『10回切って倒れない木はない』のミンソクとは異なり、生活に密着した役柄であり、志尊淳の演技の幅を確認できる。
2023年『フェルマーの料理』:謎多きカリスマシェフ・朝倉海TBS金曜ドラマ『フェルマーの料理』は、高橋文哉と志尊淳のW主演作品だ。
志尊淳が演じた朝倉海は、若き料理人たちが集まるレストラン「K」を率いるカリスマシェフ。
高橋文哉演じる数学の才能を持った青年・北田岳と出会い、数学的な思考を料理に取り入れながら、料理の新たな可能性を追求していく。
原作は小林有吾の同名漫画。料理と数学という一見異なる分野を組み合わせた設定が特徴だ。
この作品では、海のカリスマ性だけでなく、岳との関係性や料理人としての信念も重要な見どころとなる。
志尊淳が演じる朝倉海は、年齢や経験の異なる料理人たちを率いる立場にあり、落ち着きと存在感が求められる役柄だった。
2023年『らんまん』:主人公を支える井上竹雄『らんまん』は、植物学者・牧野富太郎をモデルとしたNHK連続テレビ小説だ。
志尊淳が演じた井上竹雄は、主人公・槙野万太郎の幼なじみで、長年にわたって万太郎を支える人物。
単独で物語を引っ張る主人公ではなく、他者との関係の中で存在感を発揮する役柄だ。
『フェルマーの料理』の朝倉海が若者たちを率いるカリスマシェフなら、『らんまん』の竹雄は主人公を支え、長い人生をともに歩む人物。対照的な役柄を同じ2023年に演じた点も興味深い。
【配信ドラマも注目】『幽遊白書』『グラスハート』で見せた新境地
志尊淳の出演歴は地上波ドラマだけではない。
Netflixシリーズにも出演しており、国内のテレビドラマとは異なる世界観や表現方法に挑戦している。
『幽遊白書』:人気キャラクター・蔵馬を演じる2023年12月に世界配信されたNetflixシリーズ『幽遊白書』では、蔵馬役を担当した。
原作は冨樫義博の人気漫画。浦飯幽助を北村匠海、飛影を本郷奏多、桑原和真を上杉柊平が演じた。
蔵馬は、冷静な判断力と知性を持つキャラクターで、作品の主要人物の一人だ。
志尊淳は、原作でも人気の高いキャラクターを実写で表現する役割を担った。
『グラスハート』:孤独なピアニスト・坂本一至2025年7月31日からNetflixで世界独占配信された『グラスハート』では、坂本一至を演じた。
坂本一至
超音楽マニアの孤独なピアニスト。音楽を中心とする青春群像劇に登場する人物。
同作は若木未生の小説シリーズを原作とする青春音楽ドラマだ。
主演は佐藤健。宮﨑優、町田啓太、菅田将暉らが出演している。
本作の特徴は、俳優陣が楽器演奏や歌唱に挑戦したこと。志尊淳もキーボード、ベース、コーラスなどに取り組んだことが本人のコメントで紹介されている。
『幽遊白書』では人気漫画の実写化、『グラスハート』では音楽を中心に据えた青春ドラマと、配信作品でも異なるタイプの役柄を選んでいることが分かる。
配信作品から選ぶならどれがおすすめ?| 見たいジャンル | おすすめ作品 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| ファンタジー・アクション | 幽遊白書 | 蔵馬の実写表現 |
| 青春・音楽 | グラスハート | ピアニスト役と音楽 |
| 料理・成長物語 | フェルマーの料理 | 朝倉海と北田岳の関係 |
| 恋愛ミステリー | 恋は闇 | 設楽浩暉の正体と疑惑 |
| 国境を越える純愛 | 10回切って倒れない木はない | ミンソクと桃子の運命 |
志尊淳の出演作を初めて見る人は、好きなジャンルから選ぶと入りやすい。
演技の幅を知りたいなら『女子的生活』、華やかな世界観を楽しみたいなら『グラスハート』、恋愛とサスペンスの両方を楽しみたいなら『恋は闇』がおすすめだ。
【志尊淳のドラマ出演作】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:志尊淳の2026年最新ドラマは何ですか?
A1:2026年の最新主演ドラマは、日本テレビ系『10回切って倒れない木はない』です。2026年4月12日から6月14日まで放送され、志尊淳はキム・ミンソク/青木照役を演じました。
Q2:志尊淳の代表的な主演ドラマは何ですか?
A2:『烈車戦隊トッキュウジャー』『女子的生活』『きみはペット』『潤一』『フェルマーの料理』『恋は闇』『10回切って倒れない木はない』などが代表的です。W主演作品と単独主演作品の両方があります。
Q3:志尊淳は『恋は闇』で何役を演じましたか?
A3:週刊誌のフリーライター・設楽浩暉役です。岸井ゆきの演じる筒井万琴とのW主演で、連続殺人事件をめぐる恋愛ミステリーの中心人物を演じました。
Q4:志尊淳は『フェルマーの料理』で何役でしたか?
A4:カリスマシェフの朝倉海役です。高橋文哉演じる北田岳とのW主演で、料理と数学をテーマにした物語を展開しました。
Q5:志尊淳は『幽遊白書』で何役を演じていますか?
A5:Netflixシリーズで蔵馬を演じています。北村匠海、本郷奏多、上杉柊平らと共演した2023年の実写ドラマです。
Q6:志尊淳が俳優として高く評価されたドラマは何ですか?
A6:特に『女子的生活』が重要な作品です。2018年に第73回文化庁芸術祭賞テレビ・ドラマ部門の放送個人賞を受賞し、主演男優賞も獲得しました。
志尊淳のドラマ出演歴を振り返ると、2014年の『烈車戦隊トッキュウジャー』から2026年の『10回切って倒れない木はない』まで、着実に演じる人物の幅を広げてきたことが分かる。
特に押さえておきたい作品は次の5つだ。
- 『烈車戦隊トッキュウジャー』:テレビドラマ初主演を飾った出発点。
- 『女子的生活』:演技力が高く評価され、受賞につながった転換点。
- 『らんまん』:朝ドラで長く愛される人物を演じた作品。
- 『フェルマーの料理』『恋は闇』:W主演で異なるジャンルの中心人物を務めた代表作。
- 『10回切って倒れない木はない』:民放プライム帯初の単独主演と韓国語演技に挑んだ2026年の最新主演作。
俳優としての成長を追いたいなら『トッキュウジャー』から『女子的生活』へ、現在の演技の幅を知りたいなら『恋は闇』『フェルマーの料理』『10回切って倒れない木はない』へと進む見方がおすすめだ。
志尊淳の魅力は、出演作の数だけではなく、作品ごとにまったく異なる人物として画面に立てることにある。
2026年の『10回切って倒れない木はない』は、そのキャリアの新たな節目となった。今後もテレビドラマ、映画、配信シリーズと、どのような作品で新しい顔を見せるのか注目したい。
主な情報出典:志尊淳オフィシャルサイト、日本テレビ、フジテレビ、TBS、NHK放送ライブラリー、Netflix公式発表。