助さんと格さんは、黄門様と並ぶ『水戸黄門』の中心人物です。
ただし、両者の交代時期は必ずしも同じではありません。特に2000年代に入ると、キャストの若返りが進みました。
歴代助さん・佐々木助三郎| 代 | 俳優 | 出演部 |
|---|---|---|
| 初代 | 杉良太郎 | 第1~2部 |
| 2代目 | 里見浩太朗 | 第3~17部 |
| 3代目 | あおい輝彦 | 第18~28部 |
| 4代目 | 岸本祐二 | 第29~31部 |
| 5代目 | 原田龍二 | 第32~41部 |
| 6代目 | 東幹久 | 第42~43部 |
| BS-TBS版 | 財木琢磨 | 2017年・2019年ほか |
初代・杉良太郎
1969年の放送開始から助さんを演じた初代です。若々しさと色気を感じさせる助さん像を確立しました。
2代目・里見浩太朗
1971年の第3部から1988年の第17部まで担当。約16年半という長期間にわたって助さんを演じました。
3代目・あおい輝彦
1988年の第18部から2000年の第28部まで出演。平成初期の助さんを代表する俳優です。
4代目・岸本祐二
2001年の第29部から登場。石坂浩二が黄門様を演じた時代の助さんです。
5代目・原田龍二
2003年の第32部から第41部まで担当しました。里見浩太朗時代の助さんとして、合田雅吏とのコンビでも知られています。
2015年の2時間スペシャルにも出演し、里見黄門との再共演を果たしました。
6代目・東幹久
2010年の第42部から最終シリーズまで担当。格さん役の的場浩司と新しい助格コンビを組みました。
BS-TBS版・財木琢磨
2017年の新シリーズから助さんを担当。2019年の第2シリーズ、2025年のスペシャル、2026年の新作にも引き続き出演する予定です。
歴代格さん・渥美格之進| 代 | 俳優 | 出演部 |
|---|---|---|
| 初代 | 横内正 | 第1~8部 |
| 2代目 | 大和田伸也 | 第9~13部 |
| 3代目 | 伊吹吾郎 | 第14~28部 |
| 4代目 | 山田純大 | 第29~31部 |
| 5代目 | 合田雅吏 | 第32~41部 |
| 6代目 | 的場浩司 | 第42~43部 |
| BS-TBS版 | 荒井敦史 | 2017年・2019年ほか |
初代の横内正は放送開始から第8部まで出演。1978年の第9部からは大和田伸也に交代しました。
第14部からは伊吹吾郎が格さんを担当。第28部まで長く出演し、佐野浅夫時代の黄門様を支えました。
2001年の第29部では山田純大、2003年の第32部では合田雅吏が登場。さらに2010年の第42部では的場浩司へとバトンタッチしています。
BS-TBS版では荒井敦史が格さんを担当。財木琢磨との若手コンビで、新しい世代の助格像を作りました。
【TBS版とBS-TBS版を比較】2011年の終了から新作復活まで

『水戸黄門』を調べる際に混同しやすいのが、TBS系列で長年放送された旧シリーズと、BS-TBSで制作された新シリーズです。
両者は同じ作品名と基本設定を受け継いでいますが、放送形態やレギュラーキャストには大きな違いがあります。
TBS版は1969年から2011年までの43部TBS版は1969年8月4日にナショナル劇場でスタートしました。
その後、2008年の第39部から放送枠の名称が「パナソニック ドラマシアター」に変更されましたが、作品自体は継続しました。
2011年12月19日には最終回スペシャルを放送。42年間にわたるレギュラーシリーズの歴史に一区切りをつけました。
TBS公式の最終回情報では、最終回スペシャルに過去のレギュラー俳優も多数出演。東幹久、的場浩司、横内正、大和田伸也、あおい輝彦、伊吹吾郎、由美かおる、野村将希らが名を連ねました。
2015年には里見浩太朗主演のスペシャルが復活2011年の終了後も、作品の新作が完全になくなったわけではありません。
2015年6月29日には、里見浩太朗主演の2時間スペシャルが放送されました。
この作品では、原田龍二が助さん、合田雅吏が格さんを担当。林家三平、野村将希、内藤剛志らも出演し、従来のTBS版のキャストが再集結しました。
レギュラーシリーズの最終回から約4年後に実現した、旧シリーズのファンにとって印象深い作品です。
BS-TBS版は2017年に武田鉄矢主演で再スタート2017年3月、BS-TBSは『水戸黄門』のレギュラー放送復活を発表しました。
主なキャストは次のとおりです。
- 水戸光圀:武田鉄矢
- 佐々木助三郎:財木琢磨
- 渥美格之進:荒井敦史
- 風車の弥七:津田寛治
- 柳沢吉保:袴田吉彦
- 柘植九郎太:長谷川純
第1シリーズは2017年10月4日から12月6日までの全10話。
従来のキャストを引き継ぐのではなく、新しい俳優陣による作品として制作されました。
2019年5月19日には第2シリーズがスタート。全10話で、舞台は東北から九州へ移りました。
この第2シリーズでは、篠田麻里子が詩乃、吉本実憂が吉姫としてレギュラー陣に加わっています。
2025年・2026年は2時間スペシャルで新作展開2025年12月28日には『水戸黄門スペシャル』がBS-TBSで放送されました。
物語の舞台は輪島・金沢。武田鉄矢、財木琢磨、荒井敦史、篠田麻里子、津田寛治、袴田吉彦らが出演しました。
この作品は『水戸黄門』史上初の4K放送として制作された2時間スペシャルです。
そして2026年10月7日、BS-TBSは翌12月に新作2時間スペシャル『水戸黄門スペシャル~岡崎・尾張~』を放送すると発表しました。
今回も武田鉄矢、財木琢磨、荒井敦史、篠田麻里子、津田寛治、袴田吉彦が出演予定です。
2026年11月6日時点では、放送月は12月と発表されていますが、具体的な放送日は未発表です。
【2026年最新】水戸黄門の再放送状況と歴代キャストの現在
2026年現在、『水戸黄門』は過去のシリーズの再放送と、新作スペシャルの制作という2つの形で視聴機会が続いています。
BS-TBSでは第24部を再放送BS-TBSでは2026年10月27日から『水戸黄門 第24部』の再放送が始まりました。
放送情報は次のとおりです。
- 放送局:BS-TBS
- 放送開始:2026年10月27日
- 放送時間:月曜~金曜、18時30分~19時30分
- 主演:佐野浅夫
- 助さん:あおい輝彦
- 格さん:伊吹吾郎
- 弥七:中谷一郎
- お銀:由美かおる
- 飛猿:野村将希
第24部は1995年に制作された作品です。
3代目佐野黄門を中心に、あおい輝彦、伊吹吾郎、由美かおる、野村将希らがそろう、平成時代の人気キャストを楽しめるシリーズです。
特に、お銀と飛猿が一緒に活躍する時代を見たい人にはおすすめの再放送です。
TBSチャンネルでの視聴についてTBSチャンネルにも『水戸黄門』の各部の番組情報が掲載されています。
ただし、シリーズによって放送予定は異なります。番組ページに「放送未定」と表示されている作品もあるため、見たい部が決まっている場合は、番組表で個別に確認する必要があります。
例えば、第1部は東野英治郎、杉良太郎、横内正、中谷一郎が出演する記念すべき初期作品です。初期の演出や、現在では定番となった印籠の演出がまだ確立されていなかった時代を楽しめます。
2024年には放送55周年記念番組で歴代キャストが再集結歴代キャストの現在を知るうえで注目したいのが、2024年8月11日に初回放送された『あゝ人生に水戸黄門あり』です。
放送55周年を記念した特別番組で、歴代の黄門様や助さん、格さんを演じた俳優が出演しました。
主な出演者は次のとおりです。
- 横内正:初代格さん
- 里見浩太朗:2代目助さん・5代目黄門様
- 大和田伸也:2代目格さん
- 由美かおる:かげろうお銀・疾風のお娟
- 野村将希:柘植の飛猿
- 原田龍二:5代目助さん
- 武田鉄矢:6代目黄門様
- 津田寛治:BS-TBS版の弥七
歴代の俳優が同じ作品を振り返る機会が設けられたことは、長寿時代劇としての『水戸黄門』の歴史を象徴しています。
【プロの結論】水戸黄門のキャスト交代で変わったもの、変わらなかったもの
『水戸黄門』の歴代キャストを比較すると、単に俳優が交代してきただけではないことが分かります。
作品を長く存続させるために、人物像や演出を時代に合わせて変化させてきました。
黄門様は交代しても作品の基本構造は維持された東野英治郎から西村晃、佐野浅夫、石坂浩二、里見浩太朗へと主演俳優が変わっても、庶民の苦しみを見過ごさず、悪を正すという物語の基本は維持されました。
一方、俳優ごとに人情味、知性、威厳などの表現が異なり、それぞれの時代に合った黄門様が生まれています。
助さん・格さんの交代は世代交代の象徴助さんと格さんには、杉良太郎や里見浩太朗のような長期出演者から、東幹久や的場浩司のような新しい世代まで、多彩な俳優が起用されました。
これは単なるキャスト変更ではなく、作品に新鮮さを与えるための重要な仕組みでした。
長く愛される脇役にも注目したい風車の弥七、かげろうお銀、柘植の飛猿など、主役以外の人物にも長期にわたって愛されたキャラクターがいます。
特に由美かおるは、第16部から第41部まで出演し、役名が変わっても作品に残り続けました。
歴代キャストを調べる際は、主演俳優だけでなく、こうした脇役の出演時期にも目を向けると、作品の変遷をより深く理解できます。
【水戸黄門歴代キャスト】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:水戸黄門の歴代黄門様は全部で何人ですか?
A1:全部で6人です。東野英治郎、西村晃、佐野浅夫、石坂浩二、里見浩太朗、武田鉄矢の順です。最初の5人はTBS版、武田鉄矢はBS-TBS版で主演を務めています。
Q2:水戸黄門の歴代助さんで最も長く出演した俳優は誰ですか?
A2:里見浩太朗です。第3部から第17部まで助さんを演じ、後に第31部から第43部まで黄門様も担当しました。
Q3:由美かおるは水戸黄門で何役を演じていましたか?
A3:第16部から第28部までは「かげろうお銀」、第29部から第41部までは「疾風のお娟」を演じました。役名は変わりましたが、どちらも由美かおるが担当しています。
Q4:水戸黄門の弥七を演じた俳優は誰ですか?
A4:中谷一郎、内藤剛志、津田寛治の3人です。中谷が初代、内藤がTBS版の二代目、津田がBS-TBS版を担当しています。
Q5:水戸黄門のTBS版はいつ終了しましたか?
A5:2011年12月19日の最終回スペシャルで、42年間のレギュラーシリーズに幕を下ろしました。2015年には里見浩太朗主演のスペシャルも放送されています。
Q6:2026年にも水戸黄門の新作は放送されますか?
A6:はい。BS-TBSが2026年12月に『水戸黄門スペシャル~岡崎・尾張~』を放送すると発表しています。武田鉄矢、財木琢磨、荒井敦史、篠田麻里子、津田寛治らが出演予定です。11月6日時点では具体的な放送日は未発表です。
『水戸黄門』の歴代黄門様は、東野英治郎、西村晃、佐野浅夫、石坂浩二、里見浩太朗、武田鉄矢の6人です。
助さんは杉良太郎から財木琢磨まで、格さんは横内正から荒井敦史まで、それぞれの時代に合わせて俳優が交代してきました。
また、由美かおるのお銀・お娟、野村将希の飛猿、中谷一郎や内藤剛志、津田寛治が演じた弥七など、脇役の歴史も見逃せません。
2026年11月現在、BS-TBSでは第24部の再放送が行われ、12月には武田鉄矢主演の新作スペシャルも予定されています。
昔のTBS版を懐かしみたい人は東野・西村・佐野時代、新しいキャストによる作品を楽しみたい人は武田鉄矢版から見るのがおすすめです。
半世紀以上にわたって受け継がれてきた『水戸黄門』。俳優が変わっても、世直しの旅と人情味あふれる物語は、今も新しい形で続いています。