2026年11月、TBSの日曜劇場で次に放送される作品として注目を集めているのが、2027年1月スタートの新ドラマ『Mr.MYSTERY?』(ミスターミステリー)だ。主演を務めるのは、映画『誰も知らない』でカンヌ国際映画祭の男優賞を受賞した俳優・柳楽優弥。今回がTBS日曜劇場への初出演であり、初主演となる。
物語の中心となるのは、警視庁の「被害者サポート担当係」に所属する青柳徹。犯人を疑ったり、厳しく追及したりするのではなく、相手の心に寄り添うことで事件の真相に近づいていくという、従来の刑事ドラマとは異なる主人公だ。森七菜、吉田鋼太郎に加え、11月5日には前原瑞樹と早坂美海の出演も発表され、主要キャスト5人が明らかになった。
TBSの公式番組情報をもとに、放送開始時期、あらすじ、キャスト一覧、人物相関、1話完結のミステリーとしての特徴、そして『VIVANT』放送後の情報公開まで、2026年11月6日時点の最新情報を整理する。
【2027年1月スタート】日曜劇場の次回作は『Mr.MYSTERY?』に決定!

2026年10月22日、TBSは2027年1月期の日曜劇場として『Mr.MYSTERY?』を放送すると発表した。読み方は「ミスターミステリー」。主演には柳楽優弥が起用される。
日曜劇場はTBSを代表するドラマ枠の一つで、放送時間は毎週日曜よる9時。今回の作品も、この看板枠で新しいミステリー作品を展開する。
『Mr.MYSTERY?』の基本放送情報| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | Mr.MYSTERY?(ミスターミステリー) |
| 放送局 | TBS系 |
| 放送開始 | 2027年1月予定 |
| 放送時間 | 毎週日曜よる9時 |
| 主演 | 柳楽優弥 |
| ジャンル | 1話完結型オリジナルミステリー |
| 製作著作 | TBS |
| 脚本 | 金沢知樹、中屋敷法仁、伊達円祐、ガクカワサキ、川﨑龍太 |
| プロデュース | 中島啓介、佐井大紀 |
| 演出 | 伊東祥宏、松木彩、馬田翔永 |
注目したいのは、柳楽優弥にとって日曜劇場初出演であるだけでなく、初主演でもある点だ。これまで映画や配信ドラマで強い存在感を示してきた柳楽が、地上波の看板ドラマ枠でどのような新境地を見せるのか。
また、脚本には金沢知樹、中屋敷法仁、伊達円祐、ガクカワサキ、川﨑龍太という複数の作家が参加する。複数の脚本家による構成は、毎回異なる事件や犯人の人物像を描く1話完結形式との相性にも注目が集まる。
なお、2026年11月6日現在、TBSが公表しているのは2027年1月スタートという情報まで。初回放送日や具体的な放送回数は、今後の公式発表を待ちたい。
【あらすじ】犯人を追い詰めない主人公・青柳徹とは?
『Mr.MYSTERY?』の最大の特徴は、主人公が一般的な刑事ドラマの捜査手法とは異なるアプローチで事件に向き合うことだ。
柳楽優弥が演じる青柳徹(あおやなぎ・とおる)は、警視庁の「被害者サポート担当係」に所属する人物。事件の捜査そのものを担当する刑事ではなく、事件によって大切な人を失った人々など、被害関係者の心を支える立場として設定されている。
ところが、青柳の仕事は通常の被害者支援というイメージだけでは収まらない。事件関係者を装う犯人の前にも現れ、相手の話を聞き、その人物を理解しようとする。
疑う・責める・追い詰めることをしない異色の主人公公式発表で示された青柳の基本姿勢は、犯人を疑ったり、責めたり、追い詰めたりしないこと。
時には一緒に帰り、食事をし、趣味に付き合い、仕事現場にまで顔を出す。人懐っこく、どこか憎めない性格でありながら、何を考えているのか分からない不思議な人物として描かれる。
普通なら、犯人にとって捜査員は警戒すべき相手だ。しかし青柳は、捜査をしているわけでも、自分を疑っているわけでもないように振る舞う。そのため、相手も簡単には拒絶できず、予想外の会話に巻き込まれていく。
ここに本作ならではの心理戦が生まれる。強い言葉で自白を迫るのではなく、何気ない会話の積み重ねから、事件の背景や人物の本音を浮かび上がらせる仕組みだ。
毎回冒頭で犯人が判明する倒叙型ミステリーもう一つの大きな特徴が、毎回、物語の冒頭で犯人の正体が明かされる構成である。
一般的なミステリーでは、視聴者も登場人物と一緒に犯人を推理する。しかし本作では、誰が犯人なのかを探すことよりも、なぜその人物が事件を起こしたのか、どのようにして真実が明らかになるのかに焦点が置かれる。
これは倒叙型と呼ばれるミステリーの構造に近い。犯人が分かっているからこそ、青柳と犯人の会話や心理的な駆け引きに集中できる。
犯行の動機、本人も気づいていない感情、事件に至るまでの人間関係。こうした要素が一つずつ明らかになることで、単なる犯人当てとは違う楽しみ方が生まれる。
【キャスト一覧】森七菜・吉田鋼太郎・前原瑞樹・早坂美海の役どころ
2026年11月5日までに発表された主要キャストは5人。柳楽優弥を中心に、刑事コンビと鑑識コンビが事件に関わる構成となっている。
| 俳優 | 役名 | 役どころ・人物像 |
|---|---|---|
| 柳楽優弥 | 青柳徹 | 警視庁・被害者サポート担当係。犯人の心に寄り添う主人公。 |
| 森七菜 | 神谷美織 | 優秀で正義感の強いエリート若手刑事。推理力は鋭いが、人の心を理解することが苦手。 |
| 吉田鋼太郎 | 川鍋鉄太郎 | 定年後も現場に残るベテラン刑事。神谷のバディ兼教育係だが、後輩に振り回される。 |
| 前原瑞樹 | 拾田誠 | 事件の鑑識を担当。仕事はできるが、軽妙で憎めない人物。 |
| 早坂美海 | 佐賀澄奈 | 若手鑑識係。仕事は的確でしっかり者だが、ドライで飄々とした一面もある。 |
森七菜が演じるのは、警視庁のエリート若手刑事・神谷美織。頭の回転が速く、推理力も鋭い。正義感が強く、事件解決に誰よりも熱心な人物だ。
しかし、神谷には刑事として大きな課題がある。それは、人の心を理解することが苦手という点。優秀で真面目でありながら、融通が利かず、犯人を追い詰めようとする姿勢が青柳と対照的に描かれる。
森七菜にとって日曜劇場への出演は今回が初めて。TBSドラマへの出演も、2020年の主演作『この恋あたためますか』以来となる。
感情表現の豊かな森が、負けず嫌いで不器用な神谷をどのように演じるのか。青柳との価値観の違いも、物語の重要な見どころになりそうだ。
吉田鋼太郎:後輩に振り回されるベテラン刑事・川鍋鉄太郎吉田鋼太郎が演じる川鍋鉄太郎は、定年後も現場に残るベテラン刑事。神谷のバディであり、教育係でもある。
刑事としての経験は豊富で、後輩に伝えたいことも多い。しかし神谷はなかなか言うことを聞かず、逆に指示を出されることも少なくない。経験豊富なベテランでありながら、どこか威厳に欠けるというユニークな人物像だ。
シリアスな作品からコメディーまで幅広く演じてきた吉田にとって、この役柄は持ち味を生かせる配役といえる。
吉田は過去に日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』にレギュラー出演しており、今回は柳楽、森との新しい組み合わせにも注目したい。
前原瑞樹・早坂美海:現場を支える鑑識コンビ11月5日に発表された前原瑞樹と早坂美海は、事件現場で活動する鑑識コンビを演じる。
前原が演じる拾田誠は、神谷や川鍋に鑑識としての見立てや検査結果を説明する人物。物怖じしない性格で、仕事はできるものの、どこか軽く、世の中を甘く見ているような一面もある。
一方、早坂が演じる佐賀澄奈は、拾田と行動を共にする若手鑑識係。仕事は的確でしっかり者だが、先輩にも遠慮せず、淡々とした受け答えをするタイプだ。
前原はNHK連続テレビ小説『らんまん』やTBS火曜ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』などへの出演で知られる。早坂はNHK連続テレビ小説『風、薫る』で主人公の妹を演じた俳優で、今回が日曜劇場初出演となる。
事件の真相に迫る刑事たちとは異なる立場から、科学的な情報や現場の状況を提供する鑑識コンビ。青柳、神谷、川鍋との掛け合いが、作品にどのようなテンポを生み出すのかも見逃せない。
【柳楽優弥が日曜劇場初主演】今回の起用が注目される理由
主演の柳楽優弥は、2004年公開の映画『誰も知らない』で国際的な評価を獲得した俳優だ。同作では第57回カンヌ国際映画祭の男優賞を受賞。日本人初、当時14歳という史上最年少での受賞として大きな話題になった。
その後も映画『ディストラクション・ベイビーズ』やドラマ『ゆとりですがなにか』『二月の勝者-絶対合格の教室-』など、幅広い役柄を経験している。近年は『ガンニバル』シリーズなどの配信作品でも主演を務め、緊張感のある演技を見せてきた。
刑事ではない主人公だからこそ生まれる新鮮さ今回の青柳徹は、警察組織に属しながらも、事件の捜査を直接担当する刑事ではない。犯人を逮捕するために追い詰めるのではなく、人間として相手を理解しようとする人物である。
この設定は、柳楽の持つ独特の存在感と相性がよさそうだ。親しみやすいのに何を考えているのか分からない。優しそうなのに、犯人にとっては厄介な存在になる。そうした相反する印象をどう表現するかが、演技面の注目ポイントになる。
柳楽自身も、TBSの発表に寄せたコメントで、犯人の正体が物語の前半で分かる作品への参加は初めてであり、自分の演じ方や適切な立ち位置について演出・プロデュース陣と事前に話し合いながら撮影に臨んでいると説明している。
主演だけでなく毎回の犯人ゲストも重要な存在本作では、毎回異なる犯人が登場する。つまり、レギュラーキャストだけでなく、各エピソードを彩るゲスト俳優の存在も作品の魅力を左右する。
柳楽が演じる青柳は、毎回異なる人物と対話することになる。犯人の性格や事件の背景が変われば、青柳の接し方も変化するはずだ。
そのため、1話ごとに異なる俳優が物語の中心に立つ構造になっている。誰が出演するのかだけでなく、どんな人物を演じるのかという視点でも楽しめる作品になりそうだ。
【VIVANT放送後の情報公開】次回作への切り替わりと最新発表の時系列
『Mr.MYSTERY?』は、『VIVANT』の放送後にティザー映像が公開されたことでも注目された。ただし、ここで押さえておきたいのは、ティザー公開のタイミングと実際の放送開始時期は別だということだ。
TBSは10月22日の発表時点で、2027年1月スタートを告知。10月25日の『VIVANT』放送終了後に第1弾ティザー映像を公開する予定を案内していた。その後もキャスト情報と映像が段階的に解禁されている。
2026年10月から11月までの発表経緯- 10月22日:柳楽優弥の主演と日曜劇場初出演・初主演が発表される。青柳徹の人物設定と作品の基本コンセプトも公開。
- 10月25日:『VIVANT』放送終了後に第1弾ティザー映像を公開。
- 10月29日:森七菜と吉田鋼太郎の出演を発表。刑事バディの設定が明らかになる。
- 11月1日:『VIVANT』放送終了後に、柳楽・森・吉田が登場する第2弾ティザー映像を公開。
- 11月5日:前原瑞樹と早坂美海の出演を発表。鑑識コンビの役柄も明らかになる。
- 11月8日予定:『VIVANT』放送終了後に、柳楽・森・吉田が登場する第3弾ティザー映像を公開するとTBSが告知。
この発表経緯から分かるのは、TBSが作品の世界観を一度にすべて公開するのではなく、主人公、刑事コンビ、鑑識コンビという順番で情報を積み上げていることだ。
特に10月29日の発表では、森と吉田の人物像を詳しく紹介。11月5日の発表では、前原と早坂の鑑識コンビとしての役割が明らかになった。単なる出演者の追加ではなく、作品内の人物関係を段階的に見せる情報公開となっている。
なお、『VIVANT』の放送終了後にティザーが公開されたことは、2027年1月からの放送開始を意味するものではない。『Mr.MYSTERY?』の本放送はあくまで2027年1月スタートと発表されている。
【作品の見どころを分析】従来の刑事ドラマと何が違うのか
『Mr.MYSTERY?』の最大の特徴は、視聴者の興味を「犯人は誰なのか」から「なぜ犯行に至ったのか」へ移している点だ。
犯人を最初から明らかにする構成では、謎解きの中心が変わる。視聴者は犯人を探すために登場人物の言動を疑う必要がなくなり、青柳と犯人の会話に集中できる。
1話完結だから途中からでも楽しみやすい毎回異なる犯人と事件を扱う1話完結形式は、連続ドラマを最初から見続けることが難しい視聴者にも親しみやすい。
各話で事件の発端、犯人の人物像、青柳との駆け引き、真相への到達という流れが展開されるため、エピソード単位で物語を楽しめる可能性がある。
一方で、レギュラーキャラクター同士の関係性がどのように変化するかも、連続して見る楽しみになる。特に、犯人を追い詰めたい神谷と、追い詰めようとしない青柳の対立は、作品全体を通した重要な軸になりそうだ。
刑事と鑑識の異なる視点が物語を支える神谷と川鍋は捜査に携わる刑事、拾田と佐賀は鑑識を担当する人物、そして青柳は被害者サポート担当係という異なる立場にある。
この役割分担によって、事件を捜査する側、現場の情報を分析する側、人物の心理に向き合う側という複数の視点が生まれる。
刑事の推理だけでは見落とされる感情や事情を、青柳が会話によって掘り起こす構造は、本作の大きな差別化要素だ。
こんな視聴者におすすめの作品- 犯人が分かった状態から心理戦を楽しみたい人。
- 1話ごとに事件が完結するドラマが好きな人。
- 柳楽優弥の新しい演技や役柄に関心がある人。
- 森七菜と吉田鋼太郎のコミカルな刑事バディを見たい人。
- 事件の謎だけでなく、犯人の動機や人間ドラマにも注目したい人。
反対に、最後まで犯人を推理する本格的な犯人当てや、長期間にわたって一つの事件を追い続ける連続サスペンスを期待する人は、作品の構成が自分の好みに合うかを確認しておきたい。
【日曜劇場の次回作】『Mr.MYSTERY?』に関するよくある質問(FAQ)
Q1:日曜劇場の次回作は何ですか?
A1:2027年1月スタートの『Mr.MYSTERY?』(ミスターミステリー)です。柳楽優弥が主演を務めます。
Q2:『Mr.MYSTERY?』の初回放送日はいつですか?
A2:TBSの公式発表では2027年1月スタートとされています。2026年11月6日時点では、具体的な初回放送日は発表されていません。
Q3:『Mr.MYSTERY?』の放送時間は何時ですか?
A3:TBS系で毎週日曜よる9時から放送予定です。
Q4:柳楽優弥は何の役を演じますか?
A4:警視庁・被害者サポート担当係の青柳徹を演じます。犯人を疑ったり追い詰めたりせず、心に寄り添うことで事件の真相に近づく主人公です。
Q5:森七菜と吉田鋼太郎はどんな役ですか?
A5:森七菜はエリート若手刑事の神谷美織、吉田鋼太郎はベテラン刑事の川鍋鉄太郎を演じます。2人は異色の刑事バディを組みます。
Q6:前原瑞樹と早坂美海も出演しますか?
A6:はい。2026年11月5日にTBSが出演を発表しました。前原瑞樹は鑑識係の拾田誠、早坂美海は若手鑑識係の佐賀澄奈を演じます。
Q7:『Mr.MYSTERY?』は1話完結ですか?
A7:はい。TBSの発表では1話完結型のオリジナルミステリーです。毎回、物語の冒頭で犯人が明かされる構成も特徴です。
Q8:『VIVANT』の最終回後、すぐに放送される作品ですか?
A8:『VIVANT』の放送終了後にティザー映像が公開されましたが、『Mr.MYSTERY?』の本放送は2027年1月スタートです。ティザー公開と放送開始を混同しないようにしましょう。
2026年11月6日時点で、日曜劇場の次回作は『Mr.MYSTERY?』に決定している。2027年1月から毎週日曜よる9時に放送され、柳楽優弥が日曜劇場初出演・初主演を務める。
作品の中心となるのは、犯人を追い詰めず、心に寄り添うことで事件の真相に迫る青柳徹という異色の主人公。森七菜と吉田鋼太郎による刑事バディ、前原瑞樹と早坂美海による鑑識コンビも加わり、主要キャスト5人の構成が明らかになった。
毎回犯人が冒頭で判明する1話完結型の物語は、従来の刑事ドラマとは異なる楽しみ方を提示する。犯人当てよりも、動機や人間性、会話を通じて明らかになる真実に焦点を当てる点が大きな魅力だ。
今後の注目要点は、初回放送日の正式発表、各話に登場する豪華ゲスト、そして青柳と犯人がどのような心理戦を繰り広げるのかという点にある。
『VIVANT』の放送後に段階的に公開されてきたティザー映像や追加キャスト情報によって、作品の輪郭は着実に見えてきた。柳楽優弥の新しい主人公像と、個性の異なる登場人物たちが生み出す掛け合いに期待したい。
2027年1月の日曜劇場『Mr.MYSTERY?』。犯人を追い詰めるのではなく、犯人の心に寄り添うという新しいミステリーが、日曜夜のドラマにどのような変化をもたらすのか注目だ。
情報参照:TBSテレビ『Mr.MYSTERY?』公式番組情報・2026年10月22日、10月29日、11月5日付の発表資料、柳楽優弥所属事務所公式プロフィール。
編集上の重要な確認事項: TBS公式発表で裏付けられるのは2027年1月スタートまでで、初回の具体的な日付は未発表です。また、『VIVANT』放送終了後のティザー公開と、本放送開始の時期は区別して記載しています。
主な一次情報はTBS公式番組ページと、10月29日・11月5日の公式発表です。