2026年11月場所(九州場所)の荒汐部屋には、若元春、大青山、若隆景、丹治をはじめ、合計15人の力士が所属しています。今場所の関取は幕内2人・十両2人の計4人。幕下から序ノ口まで、幅広い番付に力士が名を連ねています。
2026年10月26日に発表された日本相撲協会の最新番付では、若元春が東前頭7枚目、大青山が東前頭17枚目、若隆景が西十両5枚目、丹治が東十両7枚目に位置しています。11月場所は11月8日に福岡国際センターで初日を迎えます。特に、幕内復帰を果たした大青山、自己最高位を更新した丹治、けがからの復帰を目指す若隆景の動向が注目されます。
【2026年11月最新】荒汐部屋の所属力士15人と番付一覧

荒汐部屋の2026年11月場所の所属力士は15人です。番付の内訳は、幕内2人、十両2人、幕下1人、三段目3人、序二段6人、序ノ口1人となっています。
幕内と十両を合わせた関取は4人。幕下以下には11人が所属しており、上位で活躍する実力者から、これからの成長が期待される若手まで、さまざまな力士が在籍しています。
幕内:2人- 東前頭7枚目:若元春(わかもとはる)・33歳・福島県福島市出身
- 東前頭17枚目:大青山(だいせいざん)・26歳・中国内モンゴル自治区出身
若元春は最高位が関脇の実力者で、左四つからの寄りを得意とします。大青山は2026年7月場所で新入幕を果たし、11月場所では幕内に再び戻ってきました。
十両:2人- 西十両5枚目:若隆景(わかたかかげ)・31歳・福島県福島市出身
- 東十両7枚目:丹治(たんじ)・20歳・福島県福島市出身
若隆景は幕内優勝2回を誇る元関脇。2026年5月場所でも優勝しており、けがからの復帰を目指す場所となります。丹治は2026年9月場所に新十両へ昇進した若手で、今場所は自己最高位の東十両7枚目です。
幕下:1人- 東幕下16枚目:荒篤山(こうとくざん)・32歳・神奈川県横浜市出身
荒篤山は最高位が前頭16枚目の経験者です。現在は幕下に位置していますが、過去には幕内まで昇進した実績があり、再び関取の座を目指す立場にあります。
三段目:3人- 西三段目3枚目:天照馬(てんしょうま)・24歳・宮崎県児湯郡川南町出身
- 東三段目7枚目:大凜山(だいりんざん)・23歳・愛知県北名古屋市出身
- 東三段目65枚目:寛龍(かんりゅう)・34歳・栃木県小山市出身
三段目では天照馬と大凜山が上位に位置しています。特に三段目3枚目の天照馬は、幕下昇進を狙える位置での土俵となります。
序二段:6人- 東序二段30枚目:霧乃華(きりのはな)・21歳・富山県高岡市出身
- 東序二段33枚目:飛騨野(ひだの)・36歳・富山県富山市出身
- 東序二段75枚目:佐藤(さとう)・17歳・宮城県気仙沼市出身
- 東序二段78枚目:島野(しまの)・16歳・千葉県流山市出身
- 西序二段91枚目:綿谷(わたたに)・27歳・石川県小松市出身
- 東序二段96枚目:蒼乃駿(そうのしゅん)・23歳・鹿児島県南さつま市出身
序二段には6人が所属しています。16歳の島野、17歳の佐藤など、これからの成長が楽しみな力士がいる一方、30代の飛騨野や綿谷など、経験を積んだ力士も在籍しています。
序ノ口:1人- 東序ノ口筆頭:廣瀬(ひろせ)・38歳・徳島県板野郡北島町出身
廣瀬は38歳のベテラン力士です。序ノ口筆頭からのスタートとなる11月場所では、序二段への復帰を目指す一番一番が注目されます。
なお、上記の年齢は2026年11月5日時点のものです。番付は日本相撲協会が発表した令和8年11月場所のものに基づいています。
【注目の関取4人】若元春・大青山・若隆景・丹治のプロフィールと成績
荒汐部屋の現在の看板となるのが、幕内2人と十両2人の計4人です。それぞれ昇進の経緯や得意とする相撲、直近の成績が異なり、11月場所では異なるテーマを持って土俵に上がります。
若元春:東前頭7枚目・最高位は関脇若元春港(わかもとはる・みなと)は、1993年10月5日生まれ、福島県福島市出身の33歳です。荒汐部屋を代表する幕内力士で、最高位は関脇。得意技は左四つ・寄りです。
2011年11月場所に初土俵を踏み、2019年3月場所で新十両、2022年1月場所で新入幕を果たしました。2023年1月場所には小結、同年5月場所には関脇へと昇進しています。
2026年9月場所は東前頭11枚目で10勝5敗と勝ち越しました。この成績を受けて11月場所では4枚上昇し、東前頭7枚目に番付を上げています。
日本相撲協会のプロフィールによると、若元春はこれまでに金星3個、殊勲賞1回、技能賞1回を獲得しています。左四つから相手を組み止めて寄る相撲は、対戦相手にとっても警戒すべき武器です。
11月場所では、さらに上位の番付を狙えるかが焦点になります。
大青山:東前頭17枚目・幕内復帰を果たした26歳大青山大介(だいせいざん・だいすけ)は、2000年5月22日生まれ、中国内モンゴル自治区出身の26歳です。身長191センチ、体重171キロという恵まれた体格を持ち、押し・右四つ・寄りを得意としています。
2022年1月場所に初土俵を踏み、2024年9月場所に新十両へ昇進。2026年7月場所には新入幕を果たしました。
しかし、最初の幕内挑戦となった7月場所では6勝9敗。続く9月場所は東十両2枚目で8勝7敗と勝ち越し、11月場所で東前頭17枚目に再入幕しています。
今回の番付は自己最高位の前頭16枚目に近い位置です。幕内での勝ち越しを実現できるかが、今後の番付を左右するポイントになります。
大青山は中国出身の力士としても注目される存在で、荒汐部屋における国際色を象徴する力士の一人です。
若隆景:西十両5枚目・幕内優勝2回の元関脇若隆景渥(わかたかかげ・あつし)は、1994年12月6日生まれ、福島県福島市出身の31歳です。最高位は関脇で、右四つ・寄りを得意とします。
2017年3月場所に初土俵を踏み、2018年5月場所で新十両、2019年11月場所で新入幕を果たしました。2021年7月場所には小結へ昇進し、2022年3月場所には関脇で初優勝を達成しています。
さらに2026年5月場所では、東小結で12勝3敗を記録。優勝決定戦で霧島を破り、2度目の幕内優勝と7回目の技能賞を獲得しました。
ところが、同年7月1日の稽古中に左太ももを負傷。コンパートメント症候群と診断され、緊急手術を受けました。手術は計4度に及び、7月場所と9月場所を連続で全休しています。
その結果、11月場所では西十両5枚目まで番付を下げました。
11月4日には共同通信などが、荒汐親方の説明として若隆景が九州場所で復帰することを報道。福岡入り後には関取衆との稽古も再開しており、今場所は土俵への復帰と状態の回復が大きな焦点です。
2度の幕内優勝を経験した実力者が、十両からどのような再出発を見せるのか。今場所の荒汐部屋で最も大きな関心を集めるテーマの一つです。
丹治:東十両7枚目・20歳の新鋭丹治純(たんじ・じゅん)は、2006年6月5日生まれ、福島県福島市出身の20歳です。身長185センチ、体重149キロ。得意技は右四つ・寄りです。
2022年3月場所に初土俵を踏み、着実に番付を上げてきました。2026年1月場所には東幕下33枚目でしたが、同年5月場所には東幕下6枚目、7月場所には東幕下筆頭へと昇進しています。
そして2026年9月場所に新十両へ昇進。西十両10枚目で9勝6敗の勝ち越しを決めました。
その結果、11月場所は東十両7枚目。新十両からわずか1場所で自己最高位を更新しています。
20歳という若さに加え、関取としての経験を積み始めたばかりという点も見逃せません。今場所で再び勝ち越せば、幕内昇進に向けた道筋がさらに具体的になります。
【番付の変化を比較】荒篤山の現在と荒汐部屋の関取昇進の歩み
荒篤山の現在の番付は東幕下16枚目荒篤山太郎(こうとくざん・たろう)は、1994年3月11日生まれ、神奈川県横浜市出身の32歳です。2009年9月場所に初土俵を踏み、押し相撲を得意としています。
最高位は前頭16枚目。2022年3月場所には新入幕を果たし、2021年7月場所には新十両にも昇進しています。
しかし、2026年に入ってからは十両と幕下を行き来する状況が続きました。2026年1月場所は東十両6枚目、3月場所は西十両14枚目、5月場所には西幕下3枚目となっています。
その後、7月場所は西幕下5枚目で3勝4敗、9月場所は東幕下7枚目で2勝5敗。11月場所は東幕下16枚目となりました。
つまり、荒篤山は現在の関取4人には含まれていません。過去に幕内まで昇進した実績を持ちながら、幕下から再び関取を目指している力士です。
幕下上位での勝ち越しは十両復帰への重要な条件となります。過去の実績と現在の番付を分けて理解することが、荒篤山の現状を正確に把握するポイントです。
荒汐部屋の人物・関係者と歴代関取の関係荒汐部屋には、現役の関取だけでなく、部屋を築いた師匠や、過去に関取として活躍した力士たちがいます。部屋の歩みを理解するには、現在の所属力士と歴代の関取を分けて見ると分かりやすくなります。
| 人物・力士 | 現在・歴代の位置づけ | 主な実績・関係 |
|---|---|---|
| 荒汐親方(蒼国来) | 現師匠・元前頭2枚目 | 2020年3月に部屋を継承。部屋初の関取・初の幕内力士。 |
| 若元春 | 現役・東前頭7枚目 | 最高位関脇。金星3個、三賞2回。 |
| 若隆景 | 現役・西十両5枚目 | 最高位関脇。幕内優勝2回、技能賞7回。 |
| 大青山 | 現役・東前頭17枚目 | 2026年7月場所に新入幕。11月場所で幕内復帰。 |
| 丹治 | 現役・東十両7枚目 | 2026年9月場所に新十両。20歳の若手関取。 |
| 荒篤山 | 現役・東幕下16枚目 | 最高位前頭16枚目。幕内経験を持つ元関取。 |
| 大豊 | 初代の部屋創設者 | 元小結。2002年6月に荒汐部屋を創設。 |
荒汐部屋の歴代関取は、創設以来の記録では合計6人です。内訳は関脇2人、前頭3人、十両1人。若隆景、若元春、蒼国来、荒篤山、大青山、丹治がその6人に該当します。
ここで注意したいのは、歴代関取6人と現在の関取4人は別の集計だという点です。荒篤山は過去に十両・幕内を経験していますが、2026年11月場所では幕下に在籍しています。
【荒汐親方の経歴】蒼国来が継承した部屋の歴史と基本情報
2002年に元小結・大豊が創設荒汐部屋は、2002年6月1日に創設されました。創設者は、元小結の大豊(おおゆたか)こと大豊昌央です。
大豊は時津風部屋に所属していた元力士で、引退後に荒汐の年寄名跡を襲名。その後、時津風部屋から独立して東京都中央区日本橋浜町に荒汐部屋を開きました。
創設当初からの目標は、力士を育て、関取へと送り出すこと。2010年には蒼国来が新十両、同年9月場所には新入幕を果たし、部屋初の関取・幕内力士となりました。
荒汐親方・蒼国来のプロフィール現在の師匠は、元前頭2枚目の蒼国来栄吉(そうこくらい・えいきち)です。本名はエンクー・トプシン。1984年1月9日生まれで、中国内モンゴル自治区の出身です。
2003年9月場所に初土俵を踏み、2010年1月場所に新十両、同年9月場所には新入幕を果たしました。2017年3月場所には自己最高位となる前頭2枚目に昇進しています。
現役時代の得意技は右四つ・寄り・投げ。日本相撲協会の公式プロフィールによると、生涯戦歴は466勝440敗49休で、技能賞1回、金星1個、十両優勝1回などの実績を残しています。
2020年7月場所を最後に現役を引退し、荒汐部屋の師匠として後進の指導に当たっています。2020年3月26日に先代から部屋を継承したことが、現在の体制につながっています。
荒汐部屋の基本情報- 部屋名:荒汐部屋
- 師匠:荒汐栄吉(元前頭2枚目・蒼国来)
- 創設:2002年6月1日
- 創設者:元小結・大豊昌央
- 所属一門:時津風一門
- 所在地:東京都中央区日本橋浜町2-47-2
- 2026年11月場所の所属力士:15人
- 現在の関取:4人
荒汐部屋は東京都中央区日本橋浜町にある相撲部屋です。日本相撲協会の公式部屋紹介にも所在地と師匠の情報が掲載されています。
荒汐部屋が育てた歴代関取の実績荒汐部屋の歴史を語るうえで欠かせないのが、若隆景と若元春の三役昇進です。
若隆景は2021年7月場所に部屋初の三役となる小結へ昇進。2022年3月場所には関脇で幕内初優勝を果たしました。新関脇での優勝という実績は、部屋の歴史に残る大きな節目です。
若元春も2023年1月場所に新小結、同年5月場所には新関脇へ昇進しています。2人が三役で活躍したことで、荒汐部屋は幕内上位でも存在感を示す部屋となりました。
また、若隆景は2026年5月場所に2度目の幕内優勝を達成。創設から24年を迎えた2026年も、部屋の歴史に新たな実績を加えています。
【プロの結論】2026年11月場所で注目すべき荒汐部屋の3つのポイント
2026年11月場所の荒汐部屋を分析すると、注目すべき要点は大きく3つあります。
1.若元春と大青山の幕内での戦い幕内には若元春と大青山の2人が所属しています。若元春は10勝5敗の勝ち越しを経て前頭7枚目へ上昇。大青山は十両での勝ち越しを経て幕内に戻りました。
若元春には上位進出、大青山には幕内定着という異なる目標があります。2人がそれぞれの課題をクリアできれば、荒汐部屋全体の存在感も高まります。
2.若隆景の復帰と丹治の成長若隆景は幕内優勝2回の実績を持つ力士です。けがからの復帰後、どの程度の相撲を取れるかが注目されます。無理のない形で本来の力を取り戻せるかが、今後の大きなテーマです。
一方、丹治は20歳で新十両を経験し、早くも自己最高位の十両7枚目まで上がりました。若隆景とは違い、関取としての経験を積みながら上位を目指す段階にあります。
実績あるベテランと若い関取が同じ部屋にいることは、荒汐部屋の今後を考えるうえでも興味深い点です。
3.幕下以下11人の底上げ所属力士15人のうち11人は幕下以下です。関取4人だけに注目すると見落としがちですが、相撲部屋の長期的な力を支えるのは、幕下以下にいる力士たちの成長です。
荒篤山の十両復帰、天照馬や大凜山の幕下昇進、序二段の若手力士の番付上昇など、今後の関取候補を見つける楽しみもあります。
【プロの結論】荒汐部屋の強さを判断するなら、現在の関取数だけでなく、過去の実績、直近の勝敗、番付の変化、幕下以下の成長を合わせて見ることが大切です。
特に2026年11月場所は、幕内復帰組、けがからの復帰組、新十両の若手がそろっており、部屋の現在と将来の両方を見渡せる場所となっています。
荒汐部屋の力士一覧に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年11月場所の荒汐部屋には何人の力士が所属していますか?
A1:合計15人です。内訳は幕内2人、十両2人、幕下1人、三段目3人、序二段6人、序ノ口1人です。
Q2:2026年11月場所の荒汐部屋の関取は誰ですか?
A2:若元春(東前頭7枚目)、大青山(東前頭17枚目)、若隆景(西十両5枚目)、丹治(東十両7枚目)の4人です。
Q3:荒篤山の現在の番付は何枚目ですか?
A3:2026年11月場所は東幕下16枚目です。最高位は前頭16枚目で、過去には幕内と十両で活躍した実績があります。現在は幕下から関取復帰を目指しています。
Q4:荒汐部屋の師匠は誰ですか?
A4:荒汐親方(元前頭2枚目・蒼国来栄吉)です。2020年3月26日に先代から部屋を継承しました。
Q5:2026年11月場所はいつから開催されますか?
A5:11月8日(日)から11月22日(日)までの15日間、福岡国際センターで開催されます。番付は10月26日に発表されました。
2026年11月場所の荒汐部屋は、所属力士15人、関取4人という陣容です。
若元春は東前頭7枚目、大青山は東前頭17枚目、若隆景は西十両5枚目、丹治は東十両7枚目。それぞれ異なる立場で九州場所に臨みます。
特に注目したいのは、幕内復帰を果たした大青山、2度の幕内優勝を経験した若隆景の復帰、そして新十両から自己最高位へ進んだ丹治です。若元春のさらなる上位進出にも期待が集まります。
荒汐部屋は2002年に元小結・大豊が創設し、蒼国来が2020年に継承した歴史ある相撲部屋です。若隆景と若元春の三役昇進、若隆景の2度の幕内優勝など、数々の実績を積み重ねてきました。
今後の荒汐部屋を追う際は、単に関取の人数を見るだけでなく、幕内・十両の勝敗、幕下力士の昇進、若手の成長にも注目してみてください。15人それぞれの番付と成績を追うことで、部屋全体の勢いや次世代のスター候補が見えてきます。
主な確認資料: 日本相撲協会公式サイトの11月場所番付・力士プロフィール・部屋紹介、荒汐部屋公式サイト、共同通信の2026年11月4日付若隆景復帰報道、荒汐部屋の歴代関取記録。