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チューリップ賞の過去10年を徹底検証!2026年結果・歴代優勝馬・人気と配当の傾向を解説

水沢 陽菜 水沢 陽菜 • 更新: • 公開: • 読了約 24 分
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チューリップ賞の過去10年を振り返ると、1番人気の安定感が目立つ一方、9番人気のクリノメイが優勝した2025年や、7番人気のモズメイメイが勝った2023年など、波乱の決着も少なくありません。桜花賞トライアルとして知られるこのレースは、3歳牝馬の実力比較だけでなく、本番につながる成長力を見極める重要な一戦です。

2026年3月1日に阪神競馬場で行われた第33回チューリップ賞は、2番人気のタイセイボーグが優勝。8番人気のナムラコスモスが2着、1番人気のアランカールが3着に入りました。3連単は14,860円。2025年の19万2,330円という高配当とは対照的な結果でした。今回はJRA公式成績と過去10年の集計データをもとに、歴代優勝馬、人気別成績、枠順、脚質、上がり3F、前走ローテーション、配当まで詳しく整理します。

チューリップ賞は、毎年3月上旬に阪神競馬場で開催される3歳牝馬限定の重賞競走だ。芝1600mの外回りコースを舞台に、桜花賞を目指す有力馬が集結する。

2017年から2026年までの10開催を振り返ると、ソウルスターリング、ラッキーライラック、ナミュールなど、その後の牝馬クラシック戦線でも存在感を示した馬が優勝している。

なお、2021年はメイケイエールとエリザベスタワーが1着同着。優勝馬を年ごとに数えると10開催で11頭となる。また、2017年はGⅢとして施行され、2018年以降はGⅡとして開催されている。

2017~2026年の歴代優勝馬と上位入線馬
開催年 1着 2着 3着 注目ポイント
2026年 タイセイボーグ ナムラコスモス アランカール 2番人気が優勝
2025年 クリノメイ ウォーターガーベラ ビップデイジー 9番人気が優勝
2024年 スウィープフィート セキトバイースト ハワイアンティアレ 3着に15番人気
2023年 モズメイメイ コナコースト ペリファーニア 7番人気が優勝
2022年 ナミュール ピンハイ サークルオブライフ 2着に13番人気
2021年 メイケイエール・エリザベスタワー 該当なし ストゥーティ 1着同着
2020年 マルターズディオサ クラヴァシュドール レシステンシア 4番人気が優勝
2019年 ダノンファンタジー シゲルピンクダイヤ ノーブルスコア 1番人気が優勝
2018年 ラッキーライラック マウレア リリーノーブル 上位人気で決着
2017年 ソウルスターリング ミスパンテール リスグラシュー 1番人気が優勝

この一覧から分かるのは、人気馬が勝つ年がある一方で、伏兵が馬券圏内に飛び込むケースも繰り返されていることだ。

特に2022年は、1番人気のナミュールが勝利したものの、2着には13番人気のピンハイが入った。2024年には15番人気のハワイアンティアレが3着に入り、2025年には9番人気のクリノメイが優勝している。

つまり、チューリップ賞は勝ち馬の人気だけを見ると比較的順当な年もあるが、2着・3着まで含めると波乱の要素が強くなる。3連複や3連単を考える際には、上位人気馬だけでなく、条件が合う中穴馬にも目を向けたい。

2026年はタイセイボーグが優勝!レース結果の詳細

2026年3月1日、阪神競馬場で行われた第33回チューリップ賞は、晴天・芝良のコンディションで施行された。出走頭数は15頭。芝1600mの外回りコースで、タイセイボーグが接戦を制した。

JRA公式発表によると、勝ちタイムは1分34秒3。2着ナムラコスモスとはクビ差だった。3着には1番人気のアランカールが入っている。

  • 1着:タイセイボーグ(2番人気・西村淳也騎手)1分34秒3、上がり33秒1
  • 2着:ナムラコスモス(8番人気・田口貫太騎手)1分34秒3、上がり33秒5
  • 3着:アランカール(1番人気・武豊騎手)上がり33秒0

注目したいのは、最速の上がり3Fを記録したアランカールが勝ち切れなかった点だ。タイセイボーグは33秒1という上がり2位の末脚を使い、先にゴールへ到達した。

また、2番人気と8番人気が1、2着を占めたことで、上位人気だけに偏らない結果となった。とはいえ、3着には1番人気が入っており、極端な大波乱ではない。

2026年の結果は、チューリップ賞では末脚の順位だけでなく、位置取りや仕掛けのタイミングも勝敗を左右することを示した一戦だった。

(出典:JRA「2026年チューリップ賞」レース成績、過去10年集計データ)

【人気別・枠順別成績】1番人気の複勝率80%は本当に信頼できる?

チューリップ賞過去

チューリップ賞の過去10年で、まず確認したいのが人気別成績だ。2017~2026年の10開催、延べ138頭の出走データを集計すると、1番人気の安定感は数字にも表れている。

人気別成績から見る1番人気の強さ

過去10年の1番人気は10頭中5頭が優勝。さらに3着以内には8頭が入っており、複勝率は80.0%となっている。

  • 1番人気:5勝・複勝率80.0%
  • 2番人気:1勝・複勝率60.0%
  • 3番人気:1勝・複勝率20.0%
  • 4~6番人気:2勝・複勝率16.7%
  • 7~9番人気:2勝・複勝率23.3%
  • 10番人気以下:勝利なし・複勝率4.2%

1番人気の複勝率80.0%は、馬券検討において無視できない数字だ。過去10開催で3着以内を外したのは、2023年のドゥーラと2024年のタガノエルピーダの2頭に限られる。

一方、2番人気も複勝率60.0%と健闘している。1番人気と2番人気を中心に考える方法には一定の合理性があるものの、4~6番人気の複勝率は16.7%にとどまり、人気順がそのまま実力順になるわけではない。

さらに注目したいのが7~9番人気だ。複勝率は23.3%で、4~6番人気の数字を上回る。2023年のモズメイメイ、2025年のクリノメイはいずれも7~9番人気の範囲から勝ち馬になった。

ただし、これらは過去の集計結果であり、次回も同じ割合で好走することを保証するものではない。特に10番人気以下は過去10年で勝利がないため、人気薄を広く買うよりも、前走や展開などの根拠を持つ馬を選ぶことが大切だ。

枠順別成績は内枠有利?外枠にもチャンスがある

枠順別では、1枠と5枠の成績に注目したい。

1枠は12頭の出走で2勝、2着2回。複勝率は33.3%で、8つの枠のなかで最も高い。一方、5枠は19頭の出走で3勝しており、勝利数ではトップとなっている。

対照的に6枠は19頭が出走しているものの、勝ち馬は出ていない。7枠は2勝、8枠は1勝を挙げており、外枠だから一律に不利というわけではない。

2026年も7枠13番のタイセイボーグが優勝し、8枠14番のナムラコスモスが2着に入った。外枠からでも上位に進出できることを示した結果だ。

枠順だけで評価を決めるのではなく、スタート後の位置取り、道中での進路、直線でスムーズに加速できるかを合わせて考えたい。

なお、枠順別の数字は各枠の出走頭数や開催年の条件によって変動する。1枠の複勝率が高いからといって、内枠の馬を無条件に評価するのは早計だ。

(出典:UMASCOPE「チューリップ賞重賞傾向分析」2017~2026年集計)

【脚質・上がり3F】逃げ・先行が優勢?阪神外回りで求められる末脚

チューリップ賞の予想で、人気や枠順と同じくらい重要なのが脚質だ。阪神芝1600mの外回りは長い直線を持つため、差し馬や追い込み馬にもチャンスがある。しかし、過去10年の脚質別成績を見ると、前で運べる馬の好走率が高い。

脚質別の成績は逃げ・先行が好調

過去10年の脚質別成績は次のとおり。

  • 逃げ:1着1回、2着1回、3着2回。複勝率40.0%
  • 先行:1着6回、2着3回、3着4回。複勝率34.2%
  • 差し:1着3回、2着2回、3着2回。複勝率14.0%
  • 追込:1着1回、2着3回、3着2回。複勝率15.0%

最も複勝率が高いのは逃げの40.0%だが、対象は10頭と少ない。より出走数の多い先行は38頭中13頭が3着以内に入り、複勝率34.2%を記録している。

この結果から読み取れるのは、チューリップ賞では後方一辺倒よりも、ある程度の位置を確保して直線に向かえる馬が安定しているということだ。

ただし、逃げ馬が必ず有利という意味ではない。前半からペースが速くなれば、先行勢が直線で苦しくなる可能性もある。出走馬の逃げ・先行タイプが何頭いるかによって展開は変わる。

上がり3F順位別では末脚の質が重要

脚質だけでなく、レースで記録した上がり3Fの順位にも傾向がある。

過去10年の上がり3F順位別成績を見ると、上がり2位だった馬の複勝率は62.5%、1位だった馬は50.0%。一方、上がり6位以下の馬は11.8%にとどまっている。

興味深いのは、上がり最速の馬が必ずしも優勝しているわけではない点だ。上がり2位の馬が勝ち切るケースもあり、直線での瞬発力だけでなく、最後まで脚を使える持続力が問われる。

2026年はアランカールが上がり33秒0で最速を記録したものの3着。タイセイボーグは33秒1で2位ながら優勝した。

また、2023年のモズメイメイは上がり3F順位が10位だったにもかかわらず、逃げ切って優勝している。これは、上がり順位だけでなく、道中の位置取りやペース配分が結果に影響することを示す代表例だ。

なお、上がり3F順位はレース終了後に確定する数字である。実際の予想では、前走でどのような上がりを使ったか、直線での反応がどうだったかを確認する材料として活用したい。

(出典:UMASCOPE「チューリップ賞重賞傾向分析」脚質別・上がり3F順位別成績)

【前走ローテーション】阪神JF組が強い理由と桜花賞へのつながり

チューリップ賞で有力馬を見極めるうえで、前走ローテーションは重要な判断材料になる。特に注目したいのが、2歳牝馬の頂点を決める阪神ジュベナイルフィリーズからの参戦馬だ。

前走阪神ジュベナイルフィリーズ組の複勝率は71.4%

2017~2026年の集計では、前走が阪神ジュベナイルフィリーズだった馬は21頭。その成績は8勝、2着1回、3着6回で、3着以内率は71.4%に達する。

エルフィンステークス組も10頭中4頭が3着以内に入っており、複勝率40.0%と好調だ。こぶし賞組は6頭中2頭が2着以内に入っている。

前走別に整理すると、次のようになる。

  • 阪神ジュベナイルフィリーズ:8勝・2着1回・3着6回、複勝率71.4%
  • エルフィンステークス:2勝・2着1回・3着1回、複勝率40.0%
  • こぶし賞:1勝・2着1回、複勝率33.3%

阪神ジュベナイルフィリーズ組の強さには、実績面の裏付けがある。すでにGⅠの舞台で世代上位の能力を示した馬が、同じ阪神のマイル戦に戻ってくるためだ。

2017年のソウルスターリング、2018年のラッキーライラック、2019年のダノンファンタジー、2022年のナミュールなども、阪神ジュベナイルフィリーズを経験していた。

一方で、前走で着順を落とした馬が巻き返す可能性もある。2025年のクリノメイは阪神ジュベナイルフィリーズ14着からチューリップ賞に臨み、9番人気で優勝した。前走の着順だけで能力を決めつけるのは危険だ。

桜花賞トライアルとしての役割と優先出走権

チューリップ賞が大きな注目を集める理由のひとつは、牝馬クラシック第一冠である桜花賞との関係にある。

JRAの2026年桜花賞公式案内では、チューリップ賞の3着以内馬に桜花賞の優先出走権が与えられると定められている。フィリーズレビューも3着以内、アネモネステークスは2着以内が対象だ。

そのため、チューリップ賞は単なる春の重賞ではなく、桜花賞へ向かう重要なステップレースとして位置付けられている。

ただし、優先出走権の獲得と本番での好走は別問題だ。2026年4月12日に開催された桜花賞では、チューリップ賞2着のナムラコスモスが6着、3着のアランカールが5着となった。

チューリップ賞でのパフォーマンスを評価しつつ、桜花賞までの成長、馬体の変化、レース間隔、相手関係を改めて確認する必要がある。

(出典:UMASCOPE過去10年集計、JRA「2026年桜花賞」優先出走権・レース成績)

【阪神芝1600mのコース傾向】武豊騎手の成績と注目ポイント

チューリップ賞の舞台となる阪神芝1600mは、外回りコースを使用する。コースの形状を理解すると、先行馬が好走しやすい一方で、末脚に優れた差し馬も上位に食い込む理由が見えてくる。

阪神外回りは473.6mの長い直線とゴール前の坂が特徴

JRAのコース紹介によると、阪神競馬場の芝外回りはAコースで1周2,089m、直線距離473.6m。高低差は2.4mとなっている。

芝1600mのスタート地点は向正面の半ば。そこから長いバックストレッチを進み、ゆったりとした3~4コーナーを回って最後の直線へ向かう。

直線の途中からはゴール前の急坂が待ち構えており、最後までスピードを維持する持続力も求められる。

このコースで押さえたい特徴は次の3点だ。

  • 長い直線:外回りの直線は473.6m。直線での加速力と持続力が問われる。
  • ゆったりしたコーナー:急なコーナリングによる減速が起こりにくく、スムーズに加速できるかが重要。
  • ゴール前の坂:最後に上り坂があるため、瞬発力だけでなくスタミナも必要になる。

阪神外回りは直線が長いため、後方からでも差し切るチャンスがある。しかし、直線に入ってから位置を上げるには相応の脚力が必要だ。前半で無理をせず、好位置を確保できる馬が安定しているという過去の脚質データとも整合する。

武豊騎手のチューリップ賞成績は?

チューリップ賞で注目される騎手のひとりが武豊騎手だ。過去10年の集計では、10回の騎乗で3勝、2着2回、3着2回。複勝率は70.0%となっている。

近年の代表的な好走例を見ると、2021年のメイケイエール、2023年のモズメイメイ、2024年のスウィープフィートで優勝している。

さらに2025年はウォーターガーベラで2着、2026年はアランカールで3着。直近の開催でも馬券圏内に入っており、このレースとの相性の良さが数字に表れている。

特に2024年のスウィープフィートは5番人気から優勝。2023年のモズメイメイも7番人気で勝利しており、人気薄の馬を上位に導いた実績も興味深い。

もっとも、騎手成績だけで馬の評価を決めることはできない。武豊騎手が騎乗するという理由だけでなく、馬自身の近走内容やコース適性を合わせて評価したい。

(出典:JRA阪神競馬場コース紹介、UMASCOPE騎手別成績)

【配当・3連単】2025年の19万円超えから2026年の結果まで波乱を検証

チューリップ賞は、人気馬が勝つ年と伏兵が台頭する年の差が大きい。特に3連単の配当を見ると、同じ重賞でも結果によって払戻金が大きく変わることが分かる。

2026年と2025年の配当を比較

2026年は2番人気タイセイボーグ、8番人気ナムラコスモス、1番人気アランカールの順で決着した。

JRA公式発表の主な払戻金は以下のとおり。

  • 単勝:440円
  • 馬連:2,960円
  • 馬単:4,810円
  • 3連複:2,480円
  • 3連単:14,860円

1番人気が3着に入り、2番人気が勝ったことで、3連単は比較的落ち着いた配当となった。

一方、2025年3月2日のチューリップ賞は大きく異なる。9番人気クリノメイが優勝し、7番人気ウォーターガーベラが2着、1番人気ビップデイジーが3着に入った。

2025年の主な払戻金は次のとおりだ。

  • 単勝:3,930円
  • 馬連:24,010円
  • 馬単:64,260円
  • 3連複:15,660円
  • 3連単:192,330円

3連単は492番人気で19万2,330円。2026年の14,860円と比較すると、約13倍の差がある。

2025年のレースでは、クリノメイが好位から抜け出し、武豊騎手が騎乗したウォーターガーベラの追撃をハナ差で退けた。人気薄の馬が上位に入っただけでなく、1、2着が接戦だったことも印象的な決着だった。

(出典:JRA「2026年チューリップ賞」、2025年レース結果・払戻情報、日刊スポーツ2025年3月2日報道)

波乱が起こる年に共通するポイント

過去10年の結果から、特に注目したい波乱の開催は次の3年だ。

2023年:7番人気モズメイメイが逃げ切り

モズメイメイは7番人気ながら優勝。1番人気のドゥーラは15着に敗れた。逃げ馬が自分のリズムでレースを進め、後続の追撃を抑えた結果だった。

2024年:15番人気ハワイアンティアレが3着

勝ったのは5番人気のスウィープフィートだったが、3着には15番人気のハワイアンティアレが入った。1番人気のタガノエルピーダは4着。上位人気だけで決まらない典型例となった。

2025年:9番人気クリノメイが優勝

クリノメイは前走の阪神ジュベナイルフィリーズで14着だったが、チューリップ賞では一変。単勝3,930円、3連単19万2,330円の高配当を生み出した。

この3開催に共通するのは、単純な人気順では測れない要素が結果に反映されたことだ。展開、位置取り、前走からの変化、当日の馬場状態などを丁寧に確認することが、波乱を見抜く手掛かりになる。

【プロの結論】チューリップ賞の過去データを予想に生かす判断基準

ここまでの過去10年の成績を整理すると、チューリップ賞で注目すべき要点は明確になってくる。

特に重要なのは、人気、前走実績、脚質、コース適性の4つを別々に判断するのではなく、相互に関連付けて評価することだ。

注目したい馬の条件
  • 前走阪神ジュベナイルフィリーズ組:過去10年の集計で複勝率71.4%。世代上位の能力を示している馬は優先的に確認したい。
  • 1番人気・2番人気:1番人気の複勝率80.0%、2番人気は60.0%。軸馬候補として検討する価値がある。
  • 先行力のある馬:先行馬の複勝率は34.2%。直線に入る前に好位置を確保できるかが重要。
  • 末脚の持続力がある馬:阪神外回りの長い直線とゴール前の坂に対応できるかを確認したい。
  • 前走からの巻き返しが期待できる馬:前走着順だけでなく、レース内容や不利、距離適性なども評価材料になる。
注意したい判断ミス

一方で、次のような考え方には注意が必要だ。

1番人気だから無条件で軸にする

複勝率80.0%は優秀だが、過去10年でも2頭が3着以内を外している。前走内容や当日の状態を無視してはいけない。

内枠なら有利と決めつける

1枠の複勝率は高いものの、5枠が最多勝利を記録している。枠番だけではなく、馬の脚質や出走メンバーとの組み合わせが重要だ。

上がり最速の馬が必ず勝つと考える

2026年のアランカールは上がり最速で3着。2023年のモズメイメイは上がり順位が10位でも優勝した。位置取りと展開を含めた評価が欠かせない。

桜花賞への優先出走権獲得を本番の好走と同一視する

チューリップ賞で3着以内に入れば桜花賞への優先出走権を得られる。しかし、本番では相手関係や展開が変わるため、改めて能力を評価する必要がある。

過去の数字は有力な判断材料だが、少ない出走数から算出された割合にはばらつきもある。特定の条件だけを過信せず、複数の要素が重なる馬を評価することが大切だ。

【チューリップ賞の過去】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:チューリップ賞の過去10年の優勝馬は?
A1:2017年ソウルスターリング、2018年ラッキーライラック、2019年ダノンファンタジー、2020年マルターズディオサ、2021年メイケイエールとエリザベスタワー(同着)、2022年ナミュール、2023年モズメイメイ、2024年スウィープフィート、2025年クリノメイ、2026年タイセイボーグです。

Q2:チューリップ賞の1番人気の複勝率は?
A2:2017~2026年の過去10開催では80.0%です。10頭中8頭が3着以内に入っています。勝率も50.0%で、5頭が優勝しています。

Q3:2026年のチューリップ賞の結果と3連単配当は?
A3:2026年3月1日に阪神競馬場で開催され、タイセイボーグが1着、ナムラコスモスが2着、アランカールが3着でした。3連単は13番・14番・12番の順で14,860円です。

Q4:チューリップ賞で最も成績が良い前走ローテーションは?
A4:過去10年の集計では阪神ジュベナイルフィリーズ組です。21頭の出走で8勝、2着1回、3着6回を記録し、複勝率は71.4%となっています。

Q5:チューリップ賞は桜花賞の優先出走権が得られる?
A5:はい。チューリップ賞の3着以内馬には桜花賞の優先出走権が与えられます。桜花賞を目指す3歳牝馬にとって重要なトライアル競走です。

Q6:武豊騎手のチューリップ賞の成績は?
A6:2017~2026年の集計では10回騎乗し、3勝、2着2回、3着2回。複勝率は70.0%です。2023年のモズメイメイ、2024年のスウィープフィートなどで優勝しています。

チューリップ賞の過去10年を振り返ると、1番人気の複勝率80.0%という安定感と、2025年のクリノメイのような伏兵による波乱が共存していることが分かる。

2026年はタイセイボーグが2番人気で優勝し、ナムラコスモスが8番人気で2着、アランカールが1番人気で3着という結果になった。3連単14,860円は、前年の19万2,330円と比較しても落ち着いた配当だった。

データ面では、前走阪神ジュベナイルフィリーズ組の好成績、逃げ・先行馬の高い複勝率、1枠と5枠の健闘が注目ポイントとなる。阪神外回りの長い直線とゴール前の坂を考慮すれば、位置取りだけでなく、最後まで脚を持続できる能力も欠かせない。

また、武豊騎手の過去10年の複勝率70.0%も興味深いデータだ。騎手の実績と馬の適性を組み合わせて考えることで、予想の精度を高める材料になる。

チューリップ賞は、単に過去の優勝馬を調べるだけでは見えてこない奥深さを持つレースだ。人気、枠順、脚質、前走ローテーション、配当を総合的に捉え、桜花賞へ向かう牝馬たちの実力と成長を見極めたい。

2027年以降の開催を考える際にも、2026年までのデータを基準にしながら、新しい出走馬の特徴や当日の馬場状態を加味することが、チューリップ賞を読み解くうえでの重要な判断基準となる。

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水沢 陽菜

美容・健康カテゴリを担当。引用元の研究・公的機関の資料を確認したうえで、誰にでも読める形に整えます。

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