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第七世代芸人は誰?2026年のメンバー一覧とブーム終焉・消えた説の真相を徹底解説

伊部 拓海 伊部 拓海 • 更新: • 公開: • 読了約 29 分
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「お笑い第七世代」と聞いて、霜降り明星、EXIT、ハナコ、四千頭身、宮下草薙などの名前を思い浮かべる人は多いのと考えられます。2018年から2019年にかけて急速に注目を集め、2020年にはテレビ番組やバラエティー番組で一大ブームを巻き起こした若手芸人たちです。しかし、2026年現在は「第七世代」という呼び方を耳にする機会が減り、「あの芸人たちは消えたの?」「今は何をしている?」と気になる人も少なくありません。

実際には、第七世代の芸人が一斉に芸能界から姿を消したわけではありません。テレビでの活動を続ける人、俳優やアーティストとして活躍する人、活動の形を変えた人など、その進路はさまざまです。そもそも第七世代には公式なメンバー制度も統一された定義もありません。発祥からブームの背景、代表的な芸人の顔ぶれ、2026年11月現在の活動状況まで整理します。

【定義と由来】第七世代芸人とは誰?誕生のきっかけは霜降り明星・せいや

第七世代芸人

第七世代芸人とは、一般的に2010年代後半から頭角を現した、平成生まれを中心とする若手お笑い芸人を指す言葉です。

ただし、芸能事務所やテレビ局が正式に認定したグループではありません。年齢、芸歴、ブレイクした時期など、どの基準を重視するかによって対象者が変わります。

発祥は2018年12月のラジオ番組

第七世代という言葉が広まるきっかけになったのは、霜降り明星のせいやです。

2018年12月22日深夜放送のABCラジオ『霜降り明星のだましうち!』で、せいやが同世代の20代の表現者を「第七世代」と名付けて、まとまって活動したら面白いのではないかという趣旨の提案をしました。

当初から厳密な世代分類を意図したものではなく、新しい世代の芸人たちがまとまるためのキャッチーな呼び名に近いものでした。

ところが、2018年の『M-1グランプリ』で霜降り明星が優勝すると、状況が変わります。若い芸人の活躍と新しい世代の登場を結び付ける言葉として、メディアでも取り上げられるようになりました。放送作家やお笑い関係者がこの呼び名を番組企画に取り入れたことも、広がりを後押ししました。

なぜ「第七」なのか?第1世代から第6世代との関係

「第七」と聞くと、第1世代から第6世代まで明確に区分されているように感じますが、実際にはそうではありません。

お笑い界では、1980年代にダウンタウン、とんねるず、ウッチャンナンチャンらが台頭した時期を「第三世代」と呼ぶなど、世代交代を表す言葉が使われてきました。その後もテレビ番組の流行や芸人のデビュー時期に応じて、第四・第五・第六世代といった分類が語られるようになります。

しかし、世代の境界線は統一されていません。お笑い評論家のラリー遠田氏が光文社新書で紹介した世代区分では、生まれ年を基準に第六世代を1977〜1988年、第七世代を1989年以降と整理しています。これは一つの分類方法であり、業界全体の公式ルールではありません。

そのため、EXITのりんたろー。のように昭和生まれのメンバーがいるコンビも、第七世代として紹介されてきました。年齢だけでは説明できないのが、この呼び名の特徴です。

2019年にメディアを通じて一気に定着

2019年3月にはフジテレビ系『ENGEIグランドスラム』で、霜降り明星、ハナコ、ゆりやんレトリィバァ、EXIT、かが屋、宮下草薙らが第七世代として紹介されました。

加えて、同年には第七世代を特集するムック本が発売され、若手芸人をまとめて紹介する企画が増加。単なるラジオ発の言葉が、テレビや出版業界でも通用する大きなキーワードへと変わっていきました。

つまり、第七世代は芸人自身の発想から生まれ、メディアの企画によって広く認知された世代ブランドだったのです。

【メンバー一覧】第七世代芸人の代表格とそれぞれの特徴

第七世代には公式メンバー一覧が存在しませんが、2019年前後の報道やテレビ番組で繰り返し紹介された芸人を中心に整理すると、代表格が見えてきます。

特に知名度が高いのは、霜降り明星、EXIT、ハナコの3組です。そこに四千頭身、宮下草薙、ゆりやんレトリィバァ、3時のヒロインなどが加わります。

第七世代芸人の主要メンバー・関係性一覧
芸人・グループ 主な特徴・代表的な実績 2026年現在の活動状況
霜降り明星 せいや・粗品。M-1グランプリ2018優勝。第七世代の発祥に関わった代表格。 テレビ、ラジオ、YouTube、個人活動などを継続。
EXIT りんたろー。・兼近大樹。明るいキャラクターとチャラ男漫才で人気を獲得。 テレビ、ラジオ、イベントなどで活動。
ハナコ 菊田竜大・秋山寛貴・岡部大。キングオブコント2018優勝。 コント、バラエティー、俳優業などで活動。
四千頭身 都築拓紀・後藤拓実・石橋遼大。脱力感のある漫才で注目。 2026年8月以降、当面は後藤・石橋の2人で活動。
宮下草薙 宮下兼史鷹・草薙航基。草薙の独特なネガティブキャラクターが特徴。 テレビ、ラジオなどでコンビ活動を継続。
ゆりやんレトリィバァ 独特のキャラクターと表現力。THE W初代王者、R-1グランプリ優勝。 海外活動、映像作品、音楽などへ活動領域を拡大。
3時のヒロイン 福田麻貴・ゆめっち・かなで。THE W 2019優勝。 テレビ出演や個人でのドラマ・バラエティー活動を継続。
かが屋 加賀翔・賀屋壮也。日常の細かな人間模様を描くコントが持ち味。 コントやテレビ出演などを継続。

このほか、ミキ、ぺこぱ、さや香、空気階段、納言、Aマッソ、金属バットなども、時期や企画によって第七世代に含められてきました。

ただし、全員が同じ年齢や芸歴というわけではありません。賞レースでの実績やブレイク時期、テレビでの共演などを通じて、ゆるやかに形成されたグループです。

霜降り明星:第七世代を象徴するトップランナー

霜降り明星は、せいやと粗品によるお笑いコンビです。

2018年の『M-1グランプリ』で優勝し、当時の大会史上最年少王者となったことで、一気に全国的な知名度を獲得しました。翌2019年には粗品が『R-1ぐらんぷり』でも優勝し、コンビと個人の双方で賞レースの実績を残しました。

せいやの身体を大きく使ったボケと、粗品のテンポの速い鋭いツッコミは、それまでの漫才とは異なる新鮮さを感じさせました。

第七世代という呼び名を生み出した当事者であることに加え、賞レースで実力を証明したことが、代表格とされる理由です。

EXIT:若者文化とお笑いを融合させた人気コンビ

EXITは、りんたろー。と兼近大樹によるコンビです。2017年12月に結成され、派手なファッションや独特の言葉遣いを取り入れたチャラ男漫才で人気を集めました。

一見すると軽いキャラクターですが、社会問題や若者の価値観をテーマにした発言も多く、従来のお笑い芸人とは異なるイメージを築いてきました。

また、りんたろー。は1986年生まれで、平成生まれ中心という説明には当てはまりません。この点も、第七世代が厳密な年齢区分ではないことを示しています。

ハナコ:コントの実力でブームを支えたトリオ

ハナコは、菊田竜大、秋山寛貴、岡部大によるトリオです。

2018年の『キングオブコント』で優勝し、コント師としての実力を広く認められました。霜降り明星のM-1優勝と同じ2018年に大きな賞レースを制したことから、第七世代を象徴する存在として語られるようになりました。

その後は、岡部の俳優業、秋山のイラストや脚本関連の仕事など、メンバーそれぞれの個性を生かした活動も目立っています。

四千頭身・宮下草薙:従来の芸人像を変えた存在

四千頭身は、都築拓紀、後藤拓実、石橋遼大の3人によるトリオとして知られてきました。大声で畳みかける従来型の漫才とは違い、日常会話のようなテンポと脱力感を特徴とするスタイルで若い視聴者を獲得しました。

一方の宮下草薙は、草薙航基の後ろ向きな発言や独特のリアクションを、宮下兼史鷹が受け止める掛け合いが魅力です。ネタだけでなく、バラエティー番組でのトークでも個性を発揮してきました。

ゆりやんレトリィバァ・3時のヒロイン:女性芸人の存在感

ゆりやんレトリィバァは、2017年の『女芸人No.1決定戦 THE W』初代優勝者です。2019年にはアメリカのオーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』にも出演し、海外でも注目されました。

3時のヒロインは、福田麻貴、ゆめっち、かなでの3人組。2019年の『THE W』で優勝し、テレビでの露出を増やしました。

第七世代のブームは男性コンビだけで形成されたものではありません。女性芸人が賞レースやバラエティーで存在感を高めたことも、この時期の特徴です。

【ブームの理由】なぜ2018〜2020年に第七世代芸人が売れたのか

第七世代のブームは、単純に若い芸人が増えたから起きたわけではありません。賞レースでの結果、テレビ局の番組制作方針、視聴者層の変化という複数の要因が重なっていました。

理由1:2018年の賞レースで若手が相次いで優勝

大きな転換点となったのが、2018年の賞レースです。

ハナコが『キングオブコント2018』で優勝し、霜降り明星が『M-1グランプリ2018』で優勝しました。若い芸人たちが、単に新しいというだけでなく、実力でもトップに立てることを証明したのです。

テレビ局にとって、賞レースで結果を残した芸人は番組に起用しやすい存在です。新しい世代の顔ぶれが一気に認知される土台が整いました。

理由2:テレビ局が若い視聴者層を重視するようになった

第七世代が注目された背景には、テレビ業界の広告戦略の変化もあります。

従来のテレビ番組では世帯視聴率が重要な指標として扱われていましたが、民放各局では広告効果を意識したコア視聴率への関心が高まっていきました。

若い世代に支持される芸人を番組に起用すれば、同世代の視聴者を取り込める可能性があります。第七世代は、テレビ局が求める新しい視聴者層との親和性が高かったのです。

お笑い評論家の分析でも、テレビ局が若年層を意識するようになったことと、第七世代の積極的な起用との関係が指摘されています。

理由3:従来とは異なる笑いのスタイルが支持された

第七世代の芸人には、従来の大御所芸人を中心とした上下関係や強いイジりを前面に出す笑いとは異なるスタイルが見られました。

例えば、四千頭身の脱力系漫才、EXITの若者言葉を取り入れた漫才、宮下草薙の内向的なキャラクターを生かした掛け合いなどです。

こうした笑いは、テレビだけでなくSNSや動画配信との相性もよく、従来のテレビバラエティーに親しんでいなかった若い層にも届きました。

理由4:第七世代を冠した番組が相次いで登場

ブームを象徴する出来事が、2020年に始まった第七世代関連の番組です。

日本テレビでは『第7キングダム』が放送され、EXIT、3時のヒロイン、霜降り明星、ハナコが出演しました。また、『お笑いG7サミット』やTBS系の『霜降りミキXIT』など、若手芸人を中心に据えた番組も展開されました。

テレビ局が世代を一つの企画として扱ったことで、視聴者にとっても「第七世代」という言葉が覚えやすくなりました。

2020年には新型コロナウイルスの感染拡大によって、テレビ番組の制作環境やエンターテインメントの提供方法にも変化が生じました。ネタ番組の増加なども重なり、若手芸人の露出機会が広がったことがブームを後押ししました。

【ブーム終焉の真相】第七世代芸人が消えたと言われる理由

2021年ごろから「第七世代ブームは終わった」という見方が目立つようになりました。テレビで第七世代という言葉を聞く機会が減り、以前ほど多くの芸人が一斉に出演する番組も少なくなったためです。

しかし、ここで区別すべきなのは、ブームの終焉と芸人個人の人気・活動の終わりは別の問題だということです。

理由1:世代をまとめて売り出す企画が減少した

第七世代のブームは、複数の芸人を一つの世代として紹介することで大きくなりました。

しかし、同じ括りで出演させる番組が続けば、視聴者にとって新鮮味が薄れていきます。また、各芸人の個性や得意分野は異なるため、全員を同じ企画に当てはめることにも限界がありました。

テレビ番組の企画が変わるにつれて、第七世代という名前そのものを前面に出す必要性が低下していきました。

理由2:第六世代など上の世代がテレビで再び存在感を強めた

2021年以降、千鳥、かまいたち、チョコレートプラネットなど、少し上の世代の芸人がテレビで大きな存在感を示すようになりました。

安定した司会進行、後輩芸人を生かすトーク力、幅広い企画への対応力などが評価され、冠番組やレギュラー番組が増加しました。

テレビ局にとって、若手芸人を起用するだけでなく、番組全体を安定して進行できる中堅芸人を中心に据えることにもメリットがあります。

結果として、第七世代だけを特別扱いする番組編成は少なくなっていきました。

理由3:芸人ごとに求められる能力や適性が異なった

第七世代に含まれる芸人たちは、もともと芸風も得意分野も異なります。

ネタの実力で評価される芸人、トークで人気を集める芸人、俳優として活躍する芸人、YouTubeや音楽など別の分野に進む芸人など、進路は一様ではありません。

一つの世代として出演するよりも、個々の能力に合わせてキャスティングした方が、番組にとって効果的な場合もあります。

理由4:テレビ出演の減少が「消えた」という印象につながった

芸人の知名度を測る際、視聴者が目にしやすいのは地上波のテレビ出演です。

そのため、ゴールデンタイムの番組で見かけなくなると、活動そのものが減ったように感じることがあります。

しかし、テレビのレギュラー出演が減っても、ラジオ、劇場ライブ、YouTube、配信コンテンツ、俳優業などで活動を続けているケースは少なくありません。

第七世代という看板が使われなくなったことと、芸人としての価値がなくなったことを同一視するのは適切ではありません。

2021年の段階で、すでに第七世代ブームの終焉と第六世代の再浮上が分析されていました。2026年現在は、世代単位のブームから個人単位の活動へと重心が移った状態です。

【2026年現在】第七世代芸人は今何をしている?主要メンバーの最新活動

2026年11月現在、第七世代と呼ばれた芸人たちの活動状況は大きく分かれています。テレビの第一線で活動する人もいれば、海外進出や俳優業など、新たな分野を開拓している人もいます。

霜降り明星:テレビ・ラジオ・動画配信で存在感を維持

霜降り明星は、2026年現在もテレビ、ラジオ、YouTubeなど複数の媒体で活動しています。

吉本興業の公式プロフィールでは、『新しいカギ』や『天才てれびくん』などの出演情報が掲載され、ニッポン放送『霜降り明星のオールナイトニッポン』や公式YouTubeチャンネル『しもふりチューブ』なども活動の柱となっています。

また、せいやは2026年のドラマ出演や個人での番組出演など、活動の幅を広げています。粗品も独自のYouTube活動や音楽関連の仕事などを続けています。

かつて第七世代の中心とされたコンビが、現在もそれぞれの個性を生かして活動していることは注目すべき点です。

EXIT:バラエティーと情報番組で活動

EXITは、りんたろー。と兼近大樹のコンビとして、2026年もテレビやラジオなどで活動しています。

フジテレビ系の『EXITV』は2026年3月24日に放送を終了しましたが、番組が終了したことをもってコンビの活動が終了したわけではありません。

TBS系『ラヴィット!』ではEXITが金曜レギュラーとして掲載されており、ほかにも『ホンマでっか!TV』や『THE突破ファイル』などの番組で出演機会があります。

第七世代のブームが終わった後も、個々のキャラクターを生かした活動を続けているコンビです。

ハナコ:コントと俳優業の両方で活躍

ハナコは、2026年現在もテレビのレギュラー番組やコント活動を継続しています。

公式サイトには『有吉の壁』『新しいカギ』『THE 突破ファイル』などのレギュラー情報が掲載されています。

特に岡部大は俳優としても活動しており、2026年にはBS-TBSの『よかれと思ってやったのに〜男たちの「失敗学」裁判〜』で主演を務めています。菊田竜大も2026年公開・配信の作品への出演が掲載されています。

秋山寛貴はイラストや脚本など、芸人としての活動にとどまらない分野でも実績を積み重ねています。

3人が同じ方向に進むのではなく、それぞれの強みを生かしている点が現在のハナコの特徴です。

四千頭身:2026年はトリオの活動体制に大きな変化

四千頭身については、2026年に重要な変化がありました。

所属事務所のワタナベエンターテインメントは2026年8月18日、都築拓紀が書類送検されたことを受け、当面の間、謹慎処分とすることを公式発表しました。同時に、四千頭身の活動については後藤拓実と石橋遼大の2人で行う方針を公表しています。

報道では、都築について東京都迷惑防止条例違反の疑いで書類送検されたと伝えられています。書類送検は捜査書類を検察に送る手続きであり、有罪判決の確定と同じ意味ではありません。

その後、2026年11月には後藤と石橋がコンビ名「四千頭身。」として『M-1グランプリ2026』に出場し、東京会場の3回戦を通過して準々決勝に進出したと報じられました。

したがって、2026年現在の四千頭身は、従来の3人組としての活動状況とは異なります。都築の謹慎処分と、残る2人による活動を分けて理解する必要があります。

宮下草薙:テレビ出演を継続する実力派コンビ

宮下草薙は、2026年現在もテレビやラジオで活動を続けています。

2026年11月6日放送のTBS系『ラヴィット!』には、草薙航基と宮下兼史鷹の2人が金曜レギュラーとして出演者に掲載されています。

加えて、『所さんのそこんトコロ』や日本テレビ系のバラエティー番組などにも出演予定が確認できます。

第七世代のブームが落ち着いた後も、草薙の独特なキャラクターと宮下の掛け合いを生かした活動を続けているコンビです。

ゆりやんレトリィバァ:海外進出とアーティスト活動へ

ゆりやんレトリィバァは、第七世代の中でも特に活動領域を広げた芸人の一人です。

2021年には『R-1グランプリ』で優勝し、芸人としての実力を改めて証明しました。その後、Netflixシリーズ『極悪女王』で主演を務めるなど、俳優としても大きな注目を集めています。

ユニバーサルミュージックの公式プロフィールによると、2024年に活動拠点をアメリカへ移し、2025年7月にはメジャーデビューを発表。楽曲『YURIYAN TIME』を皮切りに、ソロアーティストとしての活動も始めています。

日本のバラエティー番組への出演頻度だけで現在の活動を評価すると見落としてしまう、海外や音楽分野での挑戦が特徴です。

3時のヒロイン:テレビと個人活動を並行

3時のヒロインは、福田麻貴、ゆめっち、かなでの3人で活動しています。

2026年11月にはテレビ東京の出演者情報にも名前が掲載されており、テレビ出演を続けています。

また、福田麻貴はドラマ脚本や俳優業、かなではドラマ出演など、メンバーそれぞれの個人活動も広がっています。

第七世代の代表的な女性芸人として知られる3人ですが、現在はグループ活動と個人活動の双方が特徴となっています。

【第六世代との違い】第七世代芸人は何が新しかったのか

第七世代を理解するうえで、第六世代との違いを知ることも重要です。

ただし、両者は公式に区分された組織ではありません。あくまで、活躍した時期や芸風、テレビ業界での位置付けなどを比較するための便宜的な分類です。

第六世代と第七世代の比較

一般的に第六世代の代表格として挙げられるのは、千鳥、かまいたち、チョコレートプラネット、麒麟などです。一方、第七世代には霜降り明星、EXIT、ハナコ、四千頭身などが含まれます。

両世代の違いを整理すると、次のようになります。

  • テレビでの立ち位置:第六世代は中堅・実力派として番組を進行する役割が強まり、第七世代は新しい才能として注目された。
  • 笑いのスタイル:第七世代には、脱力系漫才や若者文化を取り入れたネタなど、多様な表現が見られた。
  • メディアとの関係:第七世代はテレビに加えてYouTubeやSNSなどを活用し、ファンとの接点を増やした。
  • 世代の括り方:第七世代は芸人自身が発案した呼び名が発端となっており、テレビ業界の世代交代を意図した従来の分類とは成り立ちが異なる。
第七世代はテレビに依存しない芸人像も示した

第七世代の特徴として見逃せないのが、テレビだけを活動の中心に置かない芸人が多かったことです。

例えば、霜降り明星はYouTubeチャンネル『しもふりチューブ』を通じて独自のコンテンツを発信し、ゆりやんレトリィバァは海外進出や音楽活動にも取り組んできました。

EXITもテレビの出演だけでなく、ラジオやイベントなど複数の媒体で活動しています。

これは、芸人の人気をテレビ出演本数だけで測ることが難しくなったことを示しています。テレビでの露出が落ち着いても、別の場所でファンを獲得し続けることができる時代になったのです。

【プロの結論】第七世代芸人のブームは終わっても個人のキャリアは続く

第七世代のブームを振り返ると、最も重要なのは「世代」という言葉と「芸人個人の実力」を分けて考えることです。

2018年の賞レースで実力を証明した若手芸人たちが、2019年にメディアを通じて一つの世代として認知され、2020年にはテレビ番組の中心的な存在になりました。

しかし、テレビ業界の番組編成や広告戦略が変化すれば、特定の世代をまとめて起用するメリットも変わります。第七世代という呼び名が使われなくなったのは、こうしたメディア環境の変化とも関係しています。

2026年現在の活動を見ると、霜降り明星やEXIT、ハナコはテレビやラジオなどで活躍を続けています。ゆりやんレトリィバァは海外や音楽分野に進出し、宮下草薙や3時のヒロインもテレビ出演を継続しています。

一方、四千頭身のように活動体制に大きな変化が生じたケースもあります。全員が同じように成功しているわけではなく、個々の事情や選択によってキャリアが分かれているのが実情です。

芸人の現在を見極める際には、次の3点を意識すると理解しやすくなります。

  • テレビ出演だけで判断しない:ラジオ、劇場、配信、YouTube、俳優業なども含めて活動を確認する。
  • グループと個人を分けて見る:コンビやトリオの活動状況と、メンバー個人の仕事は必ずしも一致しない。
  • 世代の呼び名を人気ランキングと混同しない:第七世代に入るかどうかは、芸人としての実力や現在の人気を直接示すものではない。

第七世代というブームは一つの時代を象徴する言葉になりました。しかし、その本質は、テレビの新しい主役になった若手芸人たちが、それぞれの持ち味を生かして活動の幅を広げたことにあります。2026年以降も、彼らのキャリアを世代という括りだけでなく、個々の仕事や挑戦から見ていくことが大切です。

【第七世代芸人の現在】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:第七世代芸人の代表格は誰ですか?
A1:代表格としてよく挙げられるのは、霜降り明星、EXIT、ハナコです。そのほか、四千頭身、宮下草薙、ゆりやんレトリィバァ、3時のヒロイン、かが屋なども代表的なメンバーとして紹介されてきました。

Q2:第七世代芸人は誰が名付けたのですか?
A2:霜降り明星のせいやです。2018年12月22日深夜のラジオ番組『霜降り明星のだましうち!』で、同世代の芸人を「第七世代」と呼ぶことを提案したのが発端とされています。

Q3:第七世代芸人には明確な定義がありますか?
A3:ありません。一般的には平成生まれを中心とする若手芸人を指しますが、年齢や芸歴、ブレイク時期などによって対象者が異なります。公式なメンバー一覧も存在しません。

Q4:第七世代芸人のブームはいつ終わりましたか?
A4:2021年ごろからブームの終焉が指摘されるようになりました。第七世代を冠した番組が減り、千鳥やかまいたちなど、少し上の世代の芸人がテレビで存在感を強めたことも背景にあります。

Q5:第七世代芸人は2026年現在、消えたのですか?
A5:一斉に消えたわけではありません。霜降り明星、EXIT、ハナコ、宮下草薙などはテレビやラジオなどで活動を続けています。ゆりやんレトリィバァのように海外や音楽分野へ活動を広げた芸人もいます。

Q6:四千頭身は2026年現在も3人で活動していますか?
A6:2026年11月現在、従来の3人での活動とは状況が異なります。都築拓紀は2026年8月18日に所属事務所から当面の謹慎処分が発表され、後藤拓実と石橋遼大の2人で活動する方針が示されています。

Q7:第七世代と第六世代の違いは何ですか?
A7:一般的には、活躍した時期や芸人の特徴によって区別されます。第六世代には千鳥、かまいたち、チョコレートプラネットなど、第七世代には霜降り明星、EXIT、ハナコなどが代表例として挙げられます。ただし、両者とも公式な区分ではありません。

第七世代芸人は、2018年に霜降り明星・せいやが提案した呼び名をきっかけに、2019年から2020年にかけて大きなブームを巻き起こしました。

霜降り明星、EXIT、ハナコ、四千頭身、宮下草薙、ゆりやんレトリィバァ、3時のヒロインなど、それぞれ異なる個性を持つ芸人がテレビの新しい顔として注目されました。

2021年ごろから第七世代という言葉自体は使われにくくなりましたが、2026年現在も多くの芸人がテレビ、ラジオ、舞台、配信、海外活動などで活躍しています。

「第七世代は消えた」という見方は、ブームの終わりと個人の活動状況を混同したものです。世代という看板がなくなった後、それぞれがどのような実績を積み上げているのか。そこに注目すると、第七世代という言葉が一過性の流行にとどまらず、日本のお笑い界に新しい活動の形をもたらしたことが見えてきます。

主な情報源: ABCラジオ関連の発祥報道、CINRA、QJWeb、東洋経済オンライン、文春オンライン、吉本興業、ワタナベエンターテインメント、ハナコ公式サイト、TBSテレビ、テレビ東京、ユニバーサルミュージック、日刊スポーツ、スポーツ報知など。

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コンテンツディレクター 伊部 拓海
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映画・ドラマ担当。公開資料と一次報道を照合し、ネタバレの扱いには線引きルールを設けています。

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