外務省研修所の現在の所在地は、神奈川県相模原市南区相模大野です。
外務省の2026年1月更新の所在地・連絡先案内には、住所と電話番号、最寄り駅からの徒歩時間が掲載されています。
外務省研修所の基本情報
所在地
〒252-0303
神奈川県相模原市南区相模大野4-2-1
電話番号
042-766-8101
最寄り駅
小田急線・相模大野駅
駅からの所要時間
北口から徒歩約10~15分
出典:外務省「所在地・連絡先」(2026年1月7日更新)
公共交通機関を利用する場合は、小田急線の相模大野駅で下車し、北口から向かいます。
外務省が案内する基本的な経路は次のとおりです。
1. 相模大野駅の北口を出る。
2. 中央エスカレーターを降りる。
3. ファミリーマート方向へ進む。
4. 立体駐車場と相模大野中央公園を左手に見ながら進む。
5. 外務省研修所の正面玄関に到着する。
徒歩時間は約10~15分です。
見学目的で訪問するときの注意点住所が公開されているからといって、一般の人が自由に施設内へ入れるという意味ではありません。
研修所は外務省職員向けの教育施設です。一般向けの講座に参加する場合も、会場が研修所そのものとは限りません。
2026年3月に開催された公開市民講座も、相模大野の研修所ではなく、相模原市立総合学習センターが会場でした。訪問先を間違えないよう、参加するイベントの案内を確認することが大切です。
【一般公開講座】2026年の開催内容と一般市民の参加方法

外務省研修所には、職員向けの研修とは別に、一般市民が外交について学べる機会があります。
その代表例が、相模原市教育委員会と共催する「公開市民講座」です。
外務省の公式案内によれば、この取り組みは平成14年(2002年)から開催されています。外交の現場で活動してきた職員や関係者の知見を、市民に向けて紹介する機会として設けられています。
2026年3月の公開市民講座は何がテーマだった?2025年度の公開市民講座は、2026年2月19日に外務省から開催案内が発表されました。
内容は次のとおりです。
令和7年度 外務省研修所公開市民講座外交官の活動は国民生活にどう役立っているか
2026年3月11日(水)14:00~15:30
講演者
原圭一・外務省研修所長(当時)
前ジブチ共和国駐箚特命全権大使
募集定員
- 対面参加:100名
- オンライン参加:50名
会場
相模原市立総合学習センター
神奈川県相模原市中央区中央3-12-10
オンライン
Zoomを使用
出典:外務省「外務省研修所 令和7年度公開市民講座の開催」2026年2月19日発表
この講座で注目したいのは、外交官の仕事を外交政策や国際会議だけでなく、国民生活との関係から考えるテーマが設定されていたことです。
外交は、国際社会での交渉にとどまりません。海外で暮らす日本人の安全、経済活動、エネルギーや食料の安定供給、国際協力など、日常生活に結びつく分野にも関係しています。
外交官の仕事を一般市民に伝えるという意味で、研修所の専門知識を社会に還元する取り組みと捉えられます。
一般市民講座は誰でも参加できる?公開市民講座は一般向けに募集されるイベントです。ただし、定員や申込期間が設定され、事前申し込みが必要になります。
2026年3月の開催では、次の条件が設けられていました。
- 募集は対面100名、オンライン50名。
- 申込期間は2月20日から3月3日まで。
- 申し込みは電話、窓口、オンラインで受け付け。
- 会場参加とZoomによるオンライン参加の2方式。
申し込み先は相模原市教育委員会の生涯学習センターでした。
2026年11月時点で次回の開催情報は?2026年11月6日時点で、外務省研修所の公式案内ページに掲載されている最新の公開市民講座の開催案内は、2026年3月11日に実施された令和7年度分です。
2026年度分の次回開催日程については、同ページで掲載を確認できません。
今後の参加を希望する人は、外務省の研修所案内と相模原市教育委員会の生涯学習センターの告知を確認するとよいでしょう。
なお、公開市民講座は研修所の一般開放や入所体験とは異なります。外交に関する講演を聴く機会であり、職員向けの専門教育を受講できる制度ではありません。
【入所条件・採用制度】一般の人も外務省研修所で学べる?
外務省研修所について調べる人が気になるのが、「一般の学生や社会人でも入所できるのか」という点です。
結論からいえば、外務省研修所は一般向けの学校ではありません。
外務省の公式組織案内では、研修所の業務は外務省職員に対する研修とされています。そのため、大学のような一般入試や、個人が直接申し込む通常の入所制度は案内されていません。
研修所で学ぶには外務省への採用が基本研修所で職員向け研修を受けるには、まず外務省職員として採用されることが基本になります。
2026年の外務省の採用情報では、主に次の職員区分が示されています。
総合職職員
国家総合職の採用を経て外務省に入省する職員です。本省と在外公館のさまざまな地域・分野の仕事を経験し、将来的には管理職や幹部職員として活躍することが期待されています。
外務省専門職員
特定の国・地域や外交分野について専門性を高める職員です。語学力を基盤として、政治、経済、条約、経済協力、軍縮、広報文化などの分野で経験を積みます。
一般職職員
会計、文書管理、通信、領事事務、在外公館施設管理などを担当し、外交活動を実務面から支えます。
2026年度の外務省専門職員採用試験の条件具体例として、2026年度の外務省専門職員採用試験案内には、次の受験資格が掲載されています。
- 2026年4月1日時点で21歳以上30歳未満の人は、学歴を問わず受験可能。
- 21歳未満の場合は、大学・短期大学・高等専門学校の卒業者、または所定の卒業見込み者などが対象。
- 採用予定人員は約60名。
試験では、国際法、憲法または経済学、時事論文、基礎能力、外国語などが課されました。
ただし、これは専門職員採用試験の条件であり、外務省研修所そのものの入所資格ではありません。また、総合職や一般職にはそれぞれ別の採用制度があります。
2026年度の専門職員採用試験は、外務省の2026年10月6日更新の採用案内で受付終了とされています。
英語が得意でなければ外交官になれない?これも誤解されやすい点です。
外務省の2026年版外交青書では、総合職や専門職の仕事に高い語学力が必要とされる一方、採用後にも研修の機会が用意されていることが説明されています。
特に専門職員は、採用時の語学力だけでなく、その後の研修で高度な能力を身につけていくことが重視されます。
つまり、語学は外交官にとって重要な専門能力ですが、外務省への採用と研修制度は、最初から完成された語学力を持つ人だけを対象にしているわけではありません。
外務省研修所について知っておきたい3つの誤解誤解1:外務省研修所は外交官になるための一般学校である
実際は、外務省職員を対象とした公的な研修施設です。一般向けの学校や大学ではありません。
誤解2:研修所での研修はすべて語学学習である
語学は重要な柱ですが、外交実務、国際情勢、各国の政治・経済・文化、在外公館の業務なども職務に関連する教育領域です。
誤解3:相模大野の施設に行けば一般公開講座を受講できる
公開市民講座は一般参加の機会ですが、開催会場は毎回の案内で確認する必要があります。2026年3月の講座は相模原市立総合学習センターで開催されました。
【外務省研修所に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:外務省研修所はどこにありますか?
A1:神奈川県相模原市南区相模大野4-2-1です。小田急線相模大野駅の北口から徒歩約10~15分です。
Q2:外務省研修所に一般人が入所できますか?
A2:一般向けの学校ではないため、個人が直接入所する制度はありません。研修所は外務省職員を対象とした研修施設です。一般の人には公開市民講座への参加機会があります。
Q3:外務省研修所では何を勉強しますか?
A3:語学、外交実務、国際情勢、各国の政治・経済・社会・文化など、職務に必要な知識や能力を学びます。研修内容は職員の採用区分や担当業務によって異なります。
Q4:在外研修とは何ですか?
A4:海外の大学や語学学校などで、研修語の能力と現地事情への理解を深める制度です。専門職員向けの公式案内では、2~3年間の海外研修が紹介されています。
Q5:2026年の一般公開講座はいつ開催されましたか?
A5:2026年3月11日に開催されました。「外交官の活動は国民生活にどう役立っているか」がテーマで、対面100名、オンライン50名の募集が行われました。
Q6:外務省研修所の見学はできますか?
A6:一般向けの常設見学制度は、研修所の公式組織案内には掲載されていません。公開市民講座への参加と、研修施設の見学は別のものとして確認する必要があります。
外務省研修所は、1946年の開設以来、日本外交を支える人材の育成を担ってきた公的な研修施設です。
東京都文京区の茗荷谷で始まった歴史は、1994年の相模大野への移転を経て、現在の組織と教育制度につながっています。
2026年時点で押さえておきたい要点は、次の5つです。
1. 歴史: 1946年3月1日に外務官吏研修所として開所。
2. 所在地: 神奈川県相模原市南区相模大野4-2-1。
3. 研修内容: 語学、外交実務、国際情勢、赴任先の地域研究など。
4. 研修制度: 新入省員研修、語学研修、在外研修、赴任前研修などを組み合わせて実施。
5. 一般向けの機会: 相模原市教育委員会と共催する公開市民講座。
外務省研修所を理解するうえで最も重要なのは、単なる語学研修施設として捉えないことです。
外交官に必要なのは、外国語を話せる能力だけではありません。相手国の歴史や社会を理解し、国際情勢を分析し、異なる立場の人々と交渉しながら、日本の国益と国民の安全を守る能力です。
そのため、国内の研修所で学ぶ基礎知識と、海外で現地社会に接する在外研修は、互いに補完する関係にあります。
一般読者にとっては、公開市民講座が外交を身近に知る入り口になります。一方、外交官を目指す人にとっては、採用試験だけでなく、入省後にどのような専門性を身につけ、どのようなキャリアを築いていくのかを知ることが大切です。
外務省研修所は、日本外交の現在を支え、将来の外交人材を育てるための教育基盤です。 その歴史と研修制度を知ることは、日本が世界とどのように向き合っているのかを理解する手がかりにもなります。
主な参照資料:外務省「外務省研修所」「外交史料Q&A」「所在地・連絡先」「外交青書2026」「外務省専門職員採用案内」「令和7年度公開市民講座の開催」および2026年度採用情報。