Tamaの音楽人生には、もう一つ大きな転換点がある。それが2018年のライブ活動休止だ。
2018年10月末にライブ活動を休止2018年、TamaはSabãoのライブ活動をいったん終了し、個人としてのライブ活動も休止した。
当時はデビュー20周年という節目でもあり、本人も活動を続けることについて考えた末の決断だった。
ESPエンタテインメント福岡が2025年に掲載した講師プロフィールでは、2018年の休止について体調不良が理由だったと紹介している。
ただし、ここで注意したいのは、ライブ活動の休止と音楽活動そのものの終了は別だったということだ。
音楽ナタリーの2023年の報道によると、Tamaは休止期間中もレコーディングなどを続けていた。
つまり、ステージから離れていた期間も、音楽との関係は途切れていなかった。
2023年10月31日「Re-birth」で復活5年間のライブ活動休止を経て、Tamaは2023年10月に再始動を発表した。
復帰ライブとして企画されたのが、次の公演だ。
- 公演名:milktub Presents Tama ComeBack XR LIVE「Re-birth」
- 発表日:2023年10月26日
- 配信日:2023年10月31日
- 配信形態:YouTubeでの無料配信
- 特徴:XR技術を取り入れたライブ演出
復帰に際して、Tamaは「ただいま!」というメッセージを発信した。
音楽ナタリーが紹介した本人の説明には、次の言葉がある。
「楽曲もけっこう貯まってきたので、ライブでお届けしたいなと思い、このたびライブ復活することになりました」
この発言からも、休止中に制作を続けていたことが分かる。
2023年の再始動は、単なる懐かしさによる復帰ではない。自分の中に蓄積した楽曲を、もう一度観客に届けたいという思いがきっかけだった。
2023年の復帰がHysteric Blue再始動につながったこの再始動は、後のHysteric Blue復活にもつながる重要な出来事だった。
2025年11月の集英社オンラインのインタビューで、Tamaは2018年から休み、2023年にソロ活動を再開した後も、さまざまな仕事の場で「元Hysteric BlueのTama」と紹介されていたことを語っている。
Hysteric Blueの名前を否定的に感じていたわけではない。しかし、ソロで同バンドの曲を歌うことと、バンドとして全曲を披露することは違うと考えていた。
その気持ちが、やがて復活ライブの構想へと変わっていった。
【2026年最新】23年ぶりの復活ライブとTamaの現在の音楽活動

2026年は、Tamaの音楽人生にとって特別な年になった。
Hysteric Blueの復活ライブが実現し、さらに追加公演、そして次の公演まで発表されたからだ。
2025年10月31日に復活を発表Tamaは2025年10月31日、自身の公式XでHysteric Blueの一夜限りの復活ライブを発表した。
公演は2026年5月9日。会場は東京・新宿ReNYだった。
Hysteric Blueとしてライブを行うのは、2003年9月の活動休止前の公演以来、約23年ぶりとなる。
復活を決断した理由について、Tamaは集英社オンラインのインタビューで次のように説明している。
「ここでやらなかったら、例えば5年後10年後、あの時やっときゃよかったなってなるの嫌やな」
以前は、解散後にやりきったという思いがあり、復活を強く望んでいたわけではなかったという。
しかし、時間が経つにつれて、Hysteric Blueの曲を全曲披露するなら、ソロではなくHysteric Blueとしてステージに立ちたいという気持ちが強くなった。
マネージャーに相談したところ、挑戦を後押しされたことも決断につながった。
2026年5月9日「Hysteric Blue Night」を開催そして2026年5月9日、ついに復活ライブ「Hysteric Blue Night」が開催された。
会場は新宿ReNY。
ステージに立ったのは、オリジナルメンバーのTamaと楠瀬タクヤ。ベース、ギター、キーボードにはサポートミュージシャンが参加する編成だった。
この公演の大きな特徴は、Hysteric Blueの楽曲だけを演奏する特別なライブだったことだ。
Tamaは開催前、公式Xで「ずっと心の中で温めてきた念願のライブ」と紹介していた。
4月29日にはチケットの高額転売が発生していることについても、正規価格での取引を呼びかけている。スポニチアネックスがその投稿を報道した。
23年という長い時間を経ても、Hysteric Blueの音楽をもう一度聴きたいと願うファンがいたことが、今回の公演の背景にある。
2026年9月27日「Hysteric Blue Night vol.1.5」も成功5月の復活ライブは、当初一夜限りの予定だった。
しかし、反響を受けて追加公演にあたる「Hysteric Blue Night vol.1.5」の開催が決定した。
- 公演日:2026年9月27日
- 会場:恵比寿ザ・ガーデンホール
- ボーカル:Tama
- ドラム:楠瀬タクヤ
- ベース:中村泰造
- ギター:浜口高知
- キーボード:eji
DI:GA ONLINEが2026年10月6日に掲載したライブレポートによると、この公演もチケットが完売した。
オープニングを飾ったのは「春〜spring〜」。
そのほか「なぜ…」「グロウアップ」「RUSH!」「Paradox」「September」など、代表曲を含む楽曲が披露された。
特に注目したいのが、Tamaの歌唱表現の変化だ。
「Paradox」では繊細な歌のコントロールを見せ、「September」では大人びた情感を表現。かつての楽曲を当時のまま再現するだけでなく、年齢を重ねた現在の感性で歌い直していた。
ライブ中には、当時の歌詞を若い頃には理解しきれなかったものの、現在はその感情が分かるようになったという趣旨の話もしている。
これは、今回の復活が単なる懐メロライブではないことを示すエピソードだ。
2027年5月1日に「vol.2」開催決定!次のライブはいつ?2026年9月27日の公演では、さらに大きな発表があった。
それが「Hysteric Blue Night vol.2」の開催決定だ。
2027年5月1日(土)
Hysteric Blue Night vol.2 supported by SERENS
EX THEATER ROPPONGI(東京)
17:00開演
出演予定メンバー
- Tama(ボーカル)
- 楠瀬タクヤ(ドラム)
- 優(ギター/BugLug)
- 中村泰造(ベース)
- 大橋英之(ギター)
- 重永亮介(キーボード)
公演情報:DISK GARAGE掲載情報。2026年11月時点。
この発表は、DI:GA ONLINEの2026年10月6日付ライブレポートにも掲載されている。公演情報は主催・運営側のDISK GARAGEにも掲載済みだ。
当初の「一夜限り」という位置づけから、追加公演、さらに次の公演へと展開したことは大きな変化だ。
ただし、ここで押さえておきたいのは、これを直ちに従来の3人全員による正式な再結成と同じ意味に捉えないこと。
現在のステージはTamaと楠瀬タクヤを中心に、サポートミュージシャンを迎える編成で行われている。
また、2027年の公演が決定したからといって、年間を通じた継続的なバンド活動が確定したわけではない。
Tamaの歌手としての現在の評判は?2026年の復活ライブを通じて、Tamaの歌声について改めて注目が集まっている。
DI:GA ONLINEのライブレポートでは、Tamaの高音が伸びやかに響き、バラードでは細やかな表現力を発揮していたことが伝えられた。
特に興味深いのは、過去の楽曲に対する歌い方の変化だ。
1990年代のHysteric Blueでは、若さや勢い、ポップな明るさが歌声の大きな魅力だった。
一方、2026年のステージでは、経験を重ねたことで歌詞の感情をより深く理解し、表現できるようになったという変化が見られる。
これは、単に昔の歌声を維持しているという評価とは違う。
当時の声の魅力を残しながら、現在の表現力を加えていることが、復活ライブにおけるTamaの強みだ。
Tamaの公式Xで最新ライブ情報を確認する方法今後の公演や出演情報を追う場合は、Tama本人の公式Xが重要な情報源となる。
公式アカウントは @Tama_singer。
2026年9月27日の公演後にも、本人は来場者やメンバー、スタッフへの感謝を発信している。
ライブ情報を確認するときは、次の情報を区別しておきたい。
- 本人の公式X: 出演発表、ライブ後の報告、本人からの告知。
- DISK GARAGE: Hysteric Blue Nightの公演日程や会場など。
- Sabão公式サイト: Tamaと楠瀬タクヤのユニットとしての活動履歴。
- 音楽ナタリーなどの音楽メディア: 活動再開や作品発表に関するニュース。
2026年11月現在、次の大きな予定として押さえておきたいのは、2027年5月1日の「Hysteric Blue Night vol.2」だ。
【よくある質問】ヒステリックブルーのTamaの現在に関するFAQ
Q1:ヒステリックブルーのTamaは現在何歳ですか?
A1:1980年10月28日生まれで、2026年11月現在46歳です。現在もボーカリストとして活動しています。
Q2:TamaはHysteric Blue解散後、何をしていましたか?
A2:解散後はScreaming Frogsで活動し、2011年には楠瀬タクヤとSabãoを結成。2014年からはソロ活動も本格化し、アルバム『Opal』『Rainbow』『BITTER』を発表しました。
Q3:Tamaが活動休止した理由は何ですか?
A3:2018年に体調不良などを理由としてライブ活動を休止しました。ただし、レコーディングなどの音楽活動は続けており、2023年10月にライブ活動を再開しています。
Q4:ヒステリックブルーは2026年に復活しましたか?
A4:はい。2026年5月9日に新宿ReNYで23年ぶりのライブを開催しました。9月27日には「Hysteric Blue Night vol.1.5」も行われています。
Q5:Tamaと楠瀬タクヤは現在も一緒に活動していますか?
A5:はい。2026年のHysteric Blue Nightでは、Tamaがボーカル、楠瀬タクヤがドラムを担当しています。2027年5月1日のvol.2にも出演予定です。
Q6:次のHysteric Blueのライブはいつですか?
A6:2027年5月1日にEX THEATER ROPPONGIで「Hysteric Blue Night vol.2」が予定されています。開演は17時です。
Hysteric Blueのボーカルとして一世を風靡したTamaは、2004年の解散後も音楽の道を歩み続けてきた。
Screaming Frogsでは新しい音楽性を追求し、Sabãoでは楠瀬タクヤとの関係を再構築。ソロ活動では自身の表現を深め、2018年のライブ休止を経て2023年に再始動した。
そして2026年5月、23年ぶりにHysteric Blueとしてステージに立った。
さらに9月の追加公演を経て、2027年5月のvol.2も決定している。
今回の復活で特に印象的なのは、Tama自身が過去の成功を懐かしむだけでなく、現在の自分だからこそ歌える楽曲の表現を大切にしていることだ。
Hysteric Blueの解散は、Tamaの音楽人生の終わりではなかった。
「春〜spring〜」を歌った若きボーカリストは、46歳になった今も、自分の声で新しいステージを作り続けている。
2027年のライブで、Tamaと楠瀬タクヤがどのようなHysteric Blueを見せるのか。次の展開にも注目したい。