2026年のプロ野球オールスターゲームで行われたホームランダービーは、7月29日の決勝で中日ドラゴンズの細川成也が阪神タイガースの佐藤輝明を3本対2本で破り、初優勝を飾った。マイナビオールスターゲーム2026を締めくくる注目の対決は、最後まで勝敗の行方が分からない接戦となった。
大会にはセ・パ両リーグから計8選手が参加。佐藤輝明、森下翔太、牧秀悟、万波中正、清宮幸太郎、栗原陵矢、F.レイエスら強打者が出場し、2日間にわたるトーナメントで激突した。2025年優勝者の牧秀悟も連覇を狙ったが、準決勝で細川に敗れている。
【2026年のホームランダービー結果】細川成也が佐藤輝明との決勝を制覇!

2026年7月29日、日本野球機構(NPB)が主催する「マイナビオールスターゲーム2026 新型日産キックス ホームランダービー」の決勝が富山市民球場で行われた。
決勝に進出したのは、阪神の佐藤輝明と中日の細川成也。先攻の佐藤が2本を放ったのに対し、後攻の細川は3本を記録。わずか1本差で細川が勝利し、2026年のホームランKINGに輝いた。
決勝戦は細川成也が3対2で勝利決勝は佐藤輝明が先攻、細川成也が後攻という順番で進行した。
佐藤は2本のホームランを放ち、細川にプレッシャーをかけた。しかし、細川は落ち着いて打席に入り、3本目のホームランを記録。これで佐藤の本数を上回り、優勝を決めた。
デイリースポーツの試合報道によると、細川は残り51秒の時点で3本目を放って勝利を確定させた。富山のスタンドからは大きな歓声が上がった。
細川は今回がホームランダービー初優勝。2023年大会では決勝まで進みながら岡本和真に0対1で敗れており、3年越しの再挑戦でタイトルを獲得したことになる。
細川成也は優勝賞金100万円を獲得NPBの実施要項によると、2026年大会の優勝賞金は100万円(税込)。さらに優勝賞品として、新型日産キックス1台が贈られる。
なお、細川はホームランダービーだけでなく、7月29日のオールスター第2戦でも最優秀選手賞(MVP)を受賞した。こちらの賞金は300万円であり、ホームランダービーの賞金とは別の表彰制度となっている。
【全試合結果・対戦表】1回戦から準決勝、決勝までの全スコア
2026年のホームランダービーは、8選手によるトーナメント方式で実施された。第1戦の試合前に3試合、第2戦の試合前に4試合が行われ、最終的に佐藤輝明と細川成也が決勝へ進出した。
1日目・7月28日:佐藤輝明が決勝進出東京ドームで行われた第1戦では、佐藤輝明、清宮幸太郎、森下翔太、万波中正の4選手が登場した。
第1試合:佐藤輝明対清宮幸太郎
最初の対決は、佐藤と清宮がともに6本を記録する大接戦となった。NPBの公式結果では、佐藤が6本(延長4本)、清宮が6本(延長2本)と記録されている。
通常の2分間では決着がつかず、1分間の延長戦に突入。延長で4本を放った佐藤が2本の清宮を上回り、準決勝へ進出した。
第2試合:森下翔太対万波中正
続く対決では、阪神の森下翔太が9本のホームランを記録。日本ハムの万波中正も6本を放ったが、森下が3本差で勝利した。
第3試合・準決勝:佐藤輝明対森下翔太
阪神のチームメート同士による準決勝では、佐藤が7本、森下が4本。佐藤が3本差で勝ち、決勝進出を決めた。
2日目・7月29日:細川成也が決勝へ第2戦の試合前には、牧秀悟、栗原陵矢、細川成也、F.レイエスの4選手が登場。富山市民球場で残るトーナメントが行われた。
第4試合:牧秀悟対栗原陵矢
2025年大会の優勝者である牧秀悟が3本を記録し、栗原陵矢の2本を上回った。牧が準決勝へ進んだ。
第5試合:細川成也対F.レイエス
細川は初戦から8本のホームランを記録。レイエスの2本を大きく上回り、準決勝へ進出した。
第6試合・準決勝:牧秀悟対細川成也
2025年優勝者の牧と、勢いに乗る細川の対決となった。牧は3本を記録したが、細川は4本を放ち、1本差で勝利。決勝への切符を手にした。
第7試合・決勝:佐藤輝明対細川成也
最後は佐藤が2本、細川が3本。細川が1本差で勝利し、2026年大会の優勝者となった。
2026年ホームランダービー全試合スコア一覧- 第1試合:佐藤輝明 6本(延長4本)- 清宮幸太郎 6本(延長2本)
- 第2試合:森下翔太 9本 - 万波中正 6本
- 第3試合・準決勝:佐藤輝明 7本 - 森下翔太 4本
- 第4試合:牧秀悟 3本 - 栗原陵矢 2本
- 第5試合:細川成也 8本 - F.レイエス 2本
- 第6試合・準決勝:牧秀悟 3本 - 細川成也 4本
- 第7試合・決勝:佐藤輝明 2本 - 細川成也 3本
特に注目したいのは、細川の勝ち上がり方だ。準々決勝で8本、準決勝で4本、決勝で3本と、各試合で着実に勝利に必要な本数を積み重ねた。
【出場選手一覧】セ・パ各4人の強打者と近藤健介の変更を解説
2026年大会のホームランダービーには、セントラル・リーグから4人、パシフィック・リーグから4人の計8人が参加した。
セ・リーグの出場選手- 佐藤輝明(阪神タイガース):決勝進出。延長戦を含めて勝負強さを発揮した。
- 森下翔太(阪神タイガース):1回戦で9本を記録。準決勝まで進出。
- 牧秀悟(横浜DeNAベイスターズ):2025年大会の優勝者。準決勝で敗退。
- 細川成也(中日ドラゴンズ):8本、4本、3本と勝ち進み、初優勝。
- 清宮幸太郎(北海道日本ハムファイターズ):1回戦で佐藤と対戦。延長戦の末に敗退。
- 万波中正(北海道日本ハムファイターズ):1回戦で森下と対戦し、6本を記録。
- 栗原陵矢(福岡ソフトバンクホークス):1回戦で牧と対戦し、2本を記録。
- F.レイエス(北海道日本ハムファイターズ):1回戦で細川と対戦し、2本を記録。
今回のトーナメントでは、阪神の佐藤と森下が同じブロックに入り、決勝進出をかけて直接対決した。一方、細川と牧は反対側のブロックで準決勝を戦った。
| 選手 | 所属球団 | 対戦相手・結果 | 最終成績 |
|---|---|---|---|
| 佐藤輝明 | 阪神 | 清宮に勝利、森下に勝利 | 準優勝 |
| 森下翔太 | 阪神 | 万波に勝利、佐藤に敗北 | 準決勝敗退 |
| 牧秀悟 | 横浜DeNA | 栗原に勝利、細川に敗北 | 準決勝敗退 |
| 細川成也 | 中日 | レイエスに勝利、牧に勝利、佐藤に勝利 | 優勝 |
| 清宮幸太郎 | 日本ハム | 佐藤に延長戦で敗北 | 1回戦敗退 |
| 万波中正 | 日本ハム | 森下に敗北 | 1回戦敗退 |
| 栗原陵矢 | ソフトバンク | 牧に敗北 | 1回戦敗退 |
| F.レイエス | 日本ハム | 細川に敗北 | 1回戦敗退 |
出場選手について、特に注意したいのが近藤健介の扱いだ。
当初、近藤はホームランダービーの出場選手として予定されていた。しかし、NPBが2026年7月27日に発表した変更によって、近藤に代わり日本ハムの清宮幸太郎が出場することになった。
したがって、2026年のホームランダービーに実際に出場したのは近藤ではなく清宮である。近藤はオールスターゲーム本戦には出場予定だったため、ホームランダービーの出場と球宴本戦の出場を混同しないようにしたい。
なお、近藤は2024年のホームランダービー優勝者でもある。過去の優勝実績と2026年の実際の出場状況は別の情報として整理する必要がある。
【開催日程・会場】マイナビオールスターゲーム2026の2日間
2026年のホームランダービーは、マイナビオールスターゲームの第1戦と第2戦の試合前イベントとして開催された。
NPBの開催要項によると、両日とも試合開始は18時30分。ホームランダービーは17時30分から18時までの予定に組み込まれていた。
- 7月28日(火):第1戦・東京ドーム
- 7月29日(水):第2戦・富山市民球場(アルペンスタジアム)
第1戦の試合前に佐藤、清宮、森下、万波が対戦し、佐藤が決勝進出を決めた。翌日の第2戦前には牧、栗原、細川、レイエスが登場し、細川が決勝進出を果たした。
このように、ホームランダービーは1日で完結するイベントではなく、2日間をまたいで決勝まで行う構成だった。初日に決勝進出者の一方が決まり、翌日にもう一方が決まるため、オールスターゲーム本戦とは異なる独立した見どころが設けられていた。
【ルール・仕組み】ホームランダービーは何分間?延長戦と優勝賞金
ホームランダービーの基本ルールは、制限時間内に何本のホームランを打てるかを競うものだ。2026年大会では、NPBが定めた2分間の時間制ルールが採用された。
基本ルールは2分間・球数無制限主な競技ルールは次のとおり。
- 1試合の制限時間は2分間。
- 投球数に制限はなく、ホームランの本数を競う。
- 観客の安全を考慮し、前の打球が着弾したことを確認してから次の投球を行う。
- 2分間終了時点で同点の場合は、1分間の延長戦を実施する。
延長戦でも同点の場合は、次の順番で勝敗を決める。
- ホームランダービーのファン投票数が多い選手
- 当年の公式戦でホームラン数が多い選手
- 前年の公式戦でホームラン数が多い選手
ただし、決勝戦で両者が0本の同数だった場合は引き分けとなる特例も設けられている。
佐藤輝明と清宮幸太郎の試合で延長戦が発生2026年大会のルールを理解するうえで分かりやすいのが、1回戦の佐藤対清宮だ。
2人は通常の2分間でともに6本を記録。そこで1分間の延長戦に入り、佐藤が4本、清宮が2本を放った。
公式記録の「6本(4本)」という表記は、通常時間の6本と延長時間の4本を区別したものだ。合計10本という意味ではない。この仕組みを知っておくと、過去の大会結果も正しく読み取れる。
優勝賞金は100万円、新型日産キックスも贈呈2026年大会の優勝者には、次の賞金・賞品が用意された。
- 優勝賞金:100万円(税込)
- 優勝賞品:新型日産キックス1台
これはホームランダービー独自の優勝特典であり、オールスターゲーム本戦のMVP賞金とは別である。細川はホームランダービー優勝に加えて第2戦のMVPにも選ばれたため、2026年の球宴で大きな存在感を示した。
【歴代優勝者一覧】2021年から2026年までの王者を比較
2026年の細川成也の優勝をより深く理解するには、過去の大会で誰がタイトルを獲得してきたのかを振り返りたい。
NPBの過去の優勝発表や各大会の結果によると、直近6大会の優勝者は以下のとおりだ。
- 2026年:細川成也(中日)
- 2025年:牧秀悟(横浜DeNA)
- 2024年:近藤健介(福岡ソフトバンク)
- 2023年:岡本和真(読売)
- 2022年:B.レアード(千葉ロッテ)
- 2021年:吉田正尚(オリックス)
今回の優勝で注目したいのは、細川が2023年にも決勝進出を果たしていた点だ。
2023年の決勝では岡本和真と対戦し、細川は0本、岡本は1本。わずか1本差でタイトルを逃した。
その後、2024年は近藤健介、2025年は牧秀悟が優勝。細川は2026年に再び決勝の舞台へ戻り、今度は佐藤輝明を破って優勝をつかんだ。
一方、2025年王者の牧は2026年も準決勝まで進んだものの、細川に3対4で敗退。前年王者が決勝に残れなかったことも、今大会の競争の激しさを象徴している。
【プロの結論】ホームランダービーは本数だけでなく勝ち上がり方にも注目ホームランダービーは、シーズン中の本塁打数ランキングをそのまま再現する競技ではない。短い時間で打球を連続して飛ばすための集中力、タイミングの調整、限られた時間の使い方などが結果を左右する。
2026年大会の細川は、準々決勝で8本を記録した後、準決勝では牧に1本差で競り勝ち、決勝でも佐藤を1本上回った。毎試合で大量の本塁打を放つだけでなく、相手の記録を上回ることが優勝への条件だった。
また、延長戦があるため、通常時間で同点でも勝負が終わるわけではない。佐藤対清宮のように、最後の1分間で試合の流れが変わるケースもある。
大会を観戦するときは、単純なホームラン数だけでなく、通常時間と延長時間の記録、対戦相手との本数差、勝ち上がりの過程を合わせて見ると、競技の面白さがより伝わる。
【ホームランダービーの結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のホームランダービーで優勝したのは誰?
A1:中日ドラゴンズの細川成也です。2026年7月29日の決勝で阪神タイガースの佐藤輝明を3本対2本で破り、初優勝しました。
Q2:2026年のホームランダービー決勝の結果は?
A2:佐藤輝明が2本、細川成也が3本で、細川が1本差で勝利しました。
Q3:ホームランダービーに近藤健介は出場した?
A3:最終的には出場していません。当初の出場予定から変更され、近藤に代わって清宮幸太郎が出場しました。近藤はオールスターゲーム本戦には出場予定でした。
Q4:ホームランダービーは何分間で行われる?
A4:通常時間は2分間で、投球数は無制限です。同点の場合は1分間の延長戦を行います。
Q5:2026年のホームランダービーの優勝賞金はいくら?
A5:優勝賞金は100万円(税込)です。賞金に加えて新型日産キックス1台も贈られます。
Q6:2026年のホームランダービーはいつ、どこで開催された?
A6:7月28日に東京ドーム、7月29日に富山市民球場で開催されました。いずれもマイナビオールスターゲームの試合前イベントとして実施されています。
2026年のホームランダービーは、中日ドラゴンズの細川成也が決勝で阪神の佐藤輝明を3対2で破り、初優勝を達成した。
大会を振り返ると、佐藤は清宮との延長戦を制し、森下との準決勝にも勝利。一方の細川は、レイエス、牧を破って決勝へ進出した。最後は両者の実力がぶつかる接戦となり、細川が1本差で栄冠を手にした。
2026年の最終出場選手は、佐藤輝明、森下翔太、牧秀悟、細川成也、清宮幸太郎、万波中正、栗原陵矢、F.レイエスの8人。近藤健介から清宮への出場変更も、今回の大会を振り返る際に押さえておきたいポイントだ。
優勝賞金100万円と新型日産キックスを獲得した細川は、オールスター第2戦のMVPも受賞。2023年の準優勝を経て、2026年にホームランダービーの頂点へ立った。
今後の大会を楽しむ際も、優勝者だけでなく、出場選手の変更、延長戦の有無、過去の優勝実績まで確認すると、ホームランダービーの勝負をより立体的に楽しめる。
主な事実確認資料: 日本野球機構(NPB)公式試合結果・実施要項・開催要項、出場選手変更発表、デイリースポーツの大会報道。