2026/27シーズンの明治安田J1リーグは、FC東京、サンフレッチェ広島、FC町田ゼルビア、柏レイソルが首位争いを繰り広げている。2026年11月5日時点で確認できるJリーグ公式順位表では、首位FC東京が勝点30、2位広島が29、3位町田と4位柏が28。上位4クラブの差はわずか3ポイントで、優勝争いはまだ大きく動く可能性がある。
以下は、Jリーグ公式サイトが2026年11月1日18時28分に更新した順位データを基準に、全20クラブの勝点、試合数、得失点差、直近5試合を整理したものだ。ACL Elite出場圏の行方やJ2降格圏の現状、第13節の結果、次節の注目カード、勝点による順位決定の仕組みまでまとめて解説する。
【2026/27 J1最新順位表】FC東京が首位、広島・町田・柏が追走

2026年11月1日の第13節終了時点で、J1の首位に立っているのはFC東京だ。13試合で9勝3分け1敗、勝点30を獲得。2位のサンフレッチェ広島とは1ポイント差しかない。
3位FC町田ゼルビアと4位柏レイソルは、ともに勝点28。町田は得失点差プラス20、柏はプラス10で、同じ勝点ながら町田が上位につけている。
以下がJリーグ公式順位表に基づく全20クラブの成績だ。
2026/27明治安田J1リーグ順位表(2026年11月1日18:28更新)
| 順位 | クラブ | 勝点 | 試合 | 勝-分-敗 | 得点 | 失点 | 得失点差 | 直近5試合 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | FC東京 | 30 | 13 | 9-3-1 | 31 | 8 | +23 | W-W-D-W-W |
| 2 | サンフレッチェ広島 | 29 | 13 | 9-2-2 | 32 | 10 | +22 | W-W-L-W-W |
| 3 | FC町田ゼルビア | 28 | 13 | 8-4-1 | 30 | 10 | +20 | W-W-W-D-D |
| 4 | 柏レイソル | 28 | 13 | 9-1-3 | 29 | 19 | +10 | W-L-D-W-W |
| 5 | ヴィッセル神戸 | 26 | 13 | 8-2-3 | 21 | 12 | +9 | L-W-L-D-W |
| 6 | 鹿島アントラーズ | 23 | 13 | 7-2-4 | 29 | 22 | +7 | W-W-D-L-W |
| 7 | 川崎フロンターレ | 22 | 13 | 6-4-3 | 27 | 22 | +5 | L-W-W-W-L |
| 8 | 横浜F・マリノス | 21 | 13 | 5-6-2 | 20 | 14 | +6 | D-D-D-D-W |
| 9 | 浦和レッズ | 21 | 13 | 7-0-6 | 21 | 27 | -6 | L-W-W-W-L |
| 10 | ファジアーノ岡山 | 16 | 13 | 5-1-7 | 15 | 21 | -6 | L-L-W-L-L |
| 11 | 名古屋グランパス | 14 | 13 | 4-2-7 | 15 | 21 | -6 | W-W-D-D-L |
| 12 | セレッソ大阪 | 14 | 13 | 3-5-5 | 13 | 23 | -10 | D-L-D-D-L |
| 13 | 清水エスパルス | 14 | 13 | 4-2-7 | 10 | 22 | -12 | W-D-L-L-L |
| 14 | 京都サンガF.C. | 13 | 13 | 3-4-6 | 17 | 23 | -6 | L-L-D-D-W |
| 15 | V・ファーレン長崎 | 12 | 13 | 3-3-7 | 16 | 21 | -5 | D-L-W-L-L |
| 16 | ガンバ大阪 | 12 | 13 | 2-6-5 | 14 | 21 | -7 | L-D-W-D-D |
| 17 | 東京ヴェルディ | 11 | 13 | 2-5-6 | 11 | 22 | -11 | L-L-D-W-W |
| 18 | ジェフユナイテッド千葉 | 10 | 13 | 2-4-7 | 15 | 24 | -9 | D-D-L-D-W |
| 19 | 水戸ホーリーホック | 9 | 13 | 2-3-8 | 12 | 25 | -13 | L-L-L-L-L |
| 20 | アビスパ福岡 | 7 | 13 | 2-1-10 | 13 | 24 | -11 | W-L-L-L-L |
W=勝利、D=引き分け、L=敗戦。
順位表で最初に注目したいのは、首位FC東京と4位柏の勝点差が3しかない点だ。1試合の結果によって上位の並びが変わる可能性があり、現時点の順位だけで優勝候補を絞り込むのは早い。
また、10位岡山の勝点16から11位名古屋の勝点14までは2ポイント差。中位でも順位変動が起こりやすく、上位争いだけでなく残留争いに向けた位置取りにも目が離せない。
【注目4クラブを比較】FC東京・広島・町田・柏の強さと直近5試合
FC東京|失点わずか8、守備力が首位を支えるFC東京の最大の特徴は、リーグ最少の失点数だ。13試合で31得点、失点8、得失点差プラス23という成績は、攻撃と守備の両面で安定感を示している。
9勝3分け1敗という数字からも、勝点を落とす試合が少ないことが分かる。特に失点8は、2位広島の10失点を下回る。得点数では広島に及ばないものの、守備の安定性が首位を維持する大きな要因になっている。
第13節では10月31日にファジアーノ岡山と対戦し、4-0で勝利した。直近5試合も4勝1分けと好調で、次節の鹿島戦は首位を守るうえで重要な一戦になる。
サンフレッチェ広島|リーグ最多32得点の攻撃力2位のサンフレッチェ広島は、13試合で32得点。今回の順位表ではリーグ最多得点を記録している。
勝点29で首位FC東京との差は1ポイント。得失点差もプラス22と、FC東京のプラス23に迫る。攻撃面では首位を上回る数字を残しており、得点力を維持できれば逆転の可能性は十分にある。
第13節の水戸ホーリーホック戦では3-0で勝利。直近5試合は4勝1敗で、連勝を含む好調な流れを維持している。次節には3位町田との直接対決が控えており、優勝争いの勢力図を左右するカードになりそうだ。
FC町田ゼルビア|敗戦の少なさと得失点差が強み3位FC町田ゼルビアは、8勝4分け1敗で勝点28。首位との距離は2ポイントだ。
特筆すべきは、13試合でわずか1敗という安定感。勝利数はFC東京、広島、柏より少ないものの、引き分けを積み重ねて上位を維持している。
得失点差はプラス20で、4位柏のプラス10を大きく上回る。同勝点の柏より上位にいるのは、この差が順位決定に反映されているためだ。
第13節のガンバ大阪戦は0-0の引き分け。直近5試合は3勝2分けで、負けない戦いが続いている。11月8日の広島戦では、勝点だけでなく得失点差を含めた上位争いの主導権が問われる。
柏レイソル|9勝を挙げながら4位、得失点差が課題柏レイソルは13試合で9勝を挙げており、勝利数だけなら首位FC東京や2位広島と並ぶ。
一方、3敗を喫していることに加え、失点19が上位4クラブの中では最も多い。得点29に対して失点19、得失点差はプラス10。3位町田とは同じ勝点28だが、得失点差の開きが順位に表れている。
10月31日の浦和レッズ戦では4-0の快勝を収めた。直近5試合は3勝1分け1敗で、直近の勢いは十分だ。11月7日の川崎フロンターレ戦で連勝を伸ばせるかが焦点になる。
4クラブを比較すると、FC東京は守備、広島は得点力、町田は安定感、柏は勝利数がそれぞれ目立つ。単純な勝点だけでは見えないチームごとの特徴が、今季の上位争いを面白くしている。
【第13節の試合結果速報と次節日程】順位を動かす注目カード
2026年10月31日から11月1日にかけて開催されたJ1第13節では、上位チームがそれぞれ異なる結果を残した。
FC東京は岡山に4-0、広島は水戸に3-0、柏は浦和に4-0で勝利。一方、町田はガンバ大阪と0-0で引き分けた。
上位3クラブが勝点を積み上げるなか、町田は1ポイントの獲得にとどまった。ただし、勝点28で柏と並んでおり、首位との差も2ポイントに収まっている。
第14節の注目試合Jリーグ公式日程によると、第14節は2026年11月7日と8日に開催される。特に注目したいのは次の3試合だ。
- 11月7日15:00:FC東京 vs 鹿島アントラーズ
- 11月7日16:00:柏レイソル vs 川崎フロンターレ
- 11月8日14:00:FC町田ゼルビア vs サンフレッチェ広島
最も大きな注目カードは、町田と広島の直接対決だ。2位と3位が対戦するため、勝敗によって上位の勝点差が変化する。
町田が勝てば広島との順位差を縮めることができ、広島が勝てば首位FC東京へのプレッシャーを強められる。引き分けの場合は、両クラブが勝点1を加える形になる。
FC東京は6位鹿島との対戦。鹿島は勝点23で、首位とは7ポイント差があるものの、上位に迫る力を持つクラブだ。FC東京にとっては首位固め、鹿島にとっては上位進出を狙う重要な試合になる。
柏と川崎の対戦も見逃せない。柏は4位、川崎は7位で、勝点差は6。柏が勝てば上位を維持するうえで大きな意味を持つ。
【J1優勝争いとACL Elite出場圏】上位5クラブの現在地
優勝争いはFC東京・広島・町田・柏が中心現時点で優勝争いの中心にいるのは、勝点30のFC東京、29の広島、28の町田と柏だ。
5位ヴィッセル神戸も勝点26で、首位との差は4ポイント。6位鹿島は23ポイントで、首位とは7ポイント差になっている。
2026/27シーズンは20クラブによる38節制で、全380試合が行われる。11月1日時点では各クラブ13試合を消化した段階であり、残りは25試合。シーズン全体から見れば、まだ序盤から中盤に差しかかる時期だ。
この段階では、現在の順位だけでなく、勝点の積み重ね方や得失点差の変化を追うことが重要になる。
ACL Elite出場圏は1~5位が基本的な対象アジアのクラブ最高峰大会であるACL Eliteも、J1順位を追ううえで大きな注目点だ。
Jリーグと日本サッカー協会が2026年8月に公表した2027/28シーズン以降のクラブ選出方式では、前シーズンのJ1上位3クラブがACL Eliteのダイレクト枠、4位と5位のクラブがインダイレクト枠を獲得する。
インダイレクト枠はプレリミナリーステージから参加する方式で、勝利すればACL Eliteのリーグステージへ進み、敗退した場合はACL Twoのグループステージに回る。
したがって、現在の順位に当てはめると次のようになる。
- 1位・FC東京:ACL Eliteダイレクト枠の対象
- 2位・サンフレッチェ広島:ACL Eliteダイレクト枠の対象
- 3位・FC町田ゼルビア:ACL Eliteダイレクト枠の対象
- 4位・柏レイソル:ACL Eliteインダイレクト枠の対象
- 5位・ヴィッセル神戸:ACL Eliteインダイレクト枠の対象
ただし、ACL関連大会の優勝クラブとの枠の重複などによって、最終的な出場クラブが変わる場合がある。現在の順位はあくまでシーズン途中の状況であり、出場権が確定したわけではない。
なお、2026/27シーズンのACL Elite出場クラブと、現在のJ1順位から決まる2027/28シーズンの出場候補は別の年度の話だ。大会年度を混同しないようにしたい。
【J1順位決定方法】勝点・得失点差・総得点の仕組み
J1の順位は、基本的に勝点の合計によって決まる。試合に勝つと3ポイント、引き分けは1ポイント、敗戦は0ポイントだ。
つまり、勝利を積み重ねることが最も効率よく順位を上げる方法になる。ただし、勝点が同じクラブが複数ある場合には、別の基準で順位が決定される。
勝点が同じ場合の順位決定基準Jリーグ公式の大会概要で定められている順位決定の優先順位は以下のとおりだ。
- 得失点差:総得点から総失点を差し引いた数字
- 総得点数:シーズンを通じて獲得した得点の合計
- 当該チーム間の対戦成績:対象チーム同士の勝点、得失点差、総得点数の順に比較
- 抽選:降格チームの決定など、必要と判断された場合に実施
例えば、3位町田と4位柏は勝点28で並んでいる。しかし、町田の得失点差はプラス20、柏はプラス10だ。そのため、町田が柏より上の順位になっている。
このように、勝点が同じ場合には得失点差が大きな意味を持つ。勝利を重ねるだけでなく、失点を抑え、得点差を広げることも順位争いに直結する。
リアルタイム順位と公式順位の違い試合中に表示されるJ1リアルタイム順位は、試合の途中経過を反映した暫定的なものだ。Jリーグ公式サイトも、試合中の順位表は公式記録が発表されるまで暫定記録として扱うことを案内している。
特に複数試合が同時刻に開催される場合、得点や失点の変化によって順位が入れ替わることがある。試合終了後も、公式記録が確定するまでは最終順位と区別する必要がある。
速報を確認するときは、勝点だけでなく、試合数、得失点差、総得点まで一緒に見ると状況を正確に把握しやすい。
【J1降格圏・J2降格条件】18~20位の残留争いを分析
上位争いと並んで気になるのが、J2降格を回避するための残留争いだ。
2026/27シーズンのJ1では、年間順位の下位3クラブが原則としてJ2へ降格する。11月1日時点で、その対象となる18~20位にはジェフユナイテッド千葉、水戸ホーリーホック、アビスパ福岡が並んでいる。
現在の降格圏は千葉・水戸・福岡18位ジェフユナイテッド千葉は勝点10。19位水戸ホーリーホックは勝点9、20位アビスパ福岡は勝点7となっている。
特に注目したいのは、17位東京ヴェルディとの勝点差だ。東京ヴェルディは11ポイントで、降格圏最上位の千葉とはわずか1ポイント差。次節以降の結果次第では、残留圏と降格圏の入れ替わりが起こり得る。
水戸は直近5試合が5連敗となっており、順位を押し上げるためには早急な立て直しが必要だ。福岡も13試合で10敗を喫しており、失点24という数字が苦戦を示している。
2026/27シーズンの昇降格ルールJリーグ公式の大会概要によると、J1の下位3クラブがJ2へ降格し、J2からは年間順位上位2クラブと、J1昇格プレーオフを勝ち抜いた1クラブが昇格する仕組みだ。
J2昇格プレーオフには、年間順位3~6位の最大4クラブが参加する。したがって、J2の上位争いだけでなく、プレーオフ圏の順位もJ1の残留争いに影響する。
ただし、J1クラブライセンスの交付状況によって昇格・降格の扱いが変更される例外規定も設けられている。基本は下位3クラブの降格だが、最終的な入れ替えはライセンス条件も含めて決まる。
残留争いを見る際には、現在の18~20位だけでなく、17位との勝点差、残り試合数、直近の勝敗を合わせて判断したい。
【J1速報順位】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026/27シーズンのJ1首位はどのクラブですか? A1:2026年11月1日18時28分更新のJリーグ公式順位表では、FC東京が勝点30で首位です。13試合で9勝3分け1敗、得失点差はプラス23となっています。
Q2:FC東京とサンフレッチェ広島の勝点差は何ポイントですか? A2:FC東京が30ポイント、広島が29ポイントで、差は1ポイントです。広島はリーグ最多の32得点を記録しています。
Q3:FC町田ゼルビアと柏レイソルはなぜ同じ勝点なのに順位が違うのですか? A3:両クラブは勝点28ですが、得失点差が町田のプラス20、柏のプラス10となっているため、町田が3位、柏が4位です。
Q4:2026/27シーズンのACL Elite出場圏は何位までですか? A4:2027/28シーズンの出場枠は、J1上位3クラブがダイレクト枠、4位と5位がインダイレクト枠となる基本方式です。大会優勝クラブとの重複などによる変更の可能性があります。
Q5:2026/27シーズンのJ1降格圏は何位からですか? A5:原則として年間順位18~20位の3クラブがJ2へ降格します。11月1日時点では千葉、水戸、福岡が該当しています。
Q6:J1の順位は勝点が同じ場合、何で決まりますか? A6:まず得失点差、次に総得点数を比較します。それでも同じ場合は当該チーム間の対戦成績を比較し、必要な場合には抽選で決定します。
Q7:J1の次の試合はいつ開催されますか? A7:第14節は2026年11月7日と8日に開催予定です。注目カードは11月8日のFC町田ゼルビア対サンフレッチェ広島です。
2026/27明治安田J1リーグは、第13節終了時点でFC東京が勝点30で首位に立ち、広島、町田、柏が僅差で追いかける展開となっている。
FC東京は失点8の守備力、広島はリーグ最多32得点の攻撃力、町田は1敗という安定感、柏は9勝という勝負強さが特徴だ。上位4クラブの勝点差はわずか3ポイントで、11月7~8日の第14節も順位争いを左右する重要な節目となる。
ACL Elite出場圏は基本的に上位5クラブが対象となり、18~20位はJ2降格圏。優勝争いだけでなく、アジア大会への出場権や残留をめぐる競争も同時に進んでいる。
順位表を見るときは、順位と勝点だけで判断せず、試合数、勝敗、得失点差、直近5試合を合わせて確認することが大切だ。特に勝点が並ぶクラブ同士では、得失点差が順位を左右する。
2027年6月6日の最終節まで続く2026/27シーズン。首位FC東京が逃げ切るのか、広島や町田が逆転するのか、柏や神戸が上位に食い込むのか。次節以降の試合結果が、優勝争いとACL Elite出場圏、そして残留争いの行方を大きく左右する。
データ出典:Jリーグ公式サイト「明治安田J1リーグ順位表」「J1大会概要」「公式日程・結果」、日本サッカー協会およびJリーグのACL Elite出場枠に関する公式発表。
主な公式データの確認元: Jリーグ公式順位表、J1大会概要、第13・14節日程、日本サッカー協会のACL出場枠発表。