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【荒木飛呂彦の第10部構想】過去の発言から「9部完結説」を検証

倉持 玲奈 倉持 玲奈 • 更新: • 公開: • 読了約 11 分
目次

第10部の可能性を考えるうえで、作者の荒木飛呂彦先生が過去に語ったシリーズ構想は見逃せません。

実は、2004年の『青マルジャンプ』に掲載されたロングインタビューには、第9部までの構想に触れた発言が記録されています。

「だいたい『ジョジョ』第9部くらいまではテーマを決めているんですよ。」

「第9部って言っても『続く』と言うことじゃないんで。『スターウォーズ』みたいなサーガではないんですよ。テーマも物語の形態もまるで違うし。」

この発言から読み取れるのは、荒木先生が早い段階から複数の部にまたがるテーマを考えていたことです。一方、第9部を超えて物語を続けると約束したわけではありません。

また、このインタビューは2004年のものであり、現在の制作方針を直接示すものでもありません。第9部で完結するという公式宣言として解釈するのは正確ではないでしょう。

第8部完結時の荒木先生のコメントにも注目

2021年8月、『ジョジョリオン』が完結した際、荒木先生は次の作品についてコメントを残しています。

「ジョジョリオン10年間ありがとうございました! 少し休んで、新『JOJOLANDS(仮)』でお会いしましょう。」

このコメントは、次の第9部『The JOJOLands』につながるものでした。実際に2022年12月に連載が発表され、2023年2月にスタートしています。

加えて、荒木先生は『ジョジョリオン』完結後のインタビューで、毎日仕事を続けることによる身体への負担にも触れ、いったんリセットしていると説明しています。10年間の長期連載を終えた作者の言葉からも、次回作の開始時期を単純な周期で予測できないことが分かります。

第9部が最終部になる可能性はある?

可能性そのものは否定できません。しかし、2026年11月現在、第9部を最終章とする公式発表はありません。

整理すると、次のようになります。

- 第9部までのテーマを考えていたという過去の発言:存在する。
- 第9部でシリーズを終えるという公式宣言:確認できない。
- 第10部を制作するという公式発表:確認できない。
- 第9部完結後の展開:未発表。

つまり、第9部完結説も第10部制作説も、現時点では確定していない未来の話です。過去の発言を現在の連載計画にそのまま当てはめないことが、情報を読み解くポイントになります。

【ジョジョ第10部の予想と考察】主人公・舞台・世界観はどうなる?

ジョジョ10部

公式情報が出ていないからこそ、ファンが気になるのは第10部の物語そのものです。これまでのシリーズの特徴から、考察できるポイントを整理します。

1. 新しいジョースター家の主人公が登場する?

ジョジョシリーズでは、部ごとに主人公を交代させながら、ジョースター家に関わる人物の物語を展開してきました。

第1部のジョナサン、第2部のジョセフ、第3部の承太郎というように、主人公が変わることで作品の雰囲気や戦い方も変化しています。

第10部が制作されるなら、新たなジョースター家の人物を主人公にする展開は自然な予想の一つです。ただし、主人公の名前や血縁関係は何も発表されていません。

2. 舞台はハワイから別の国や地域に移る?

第9部の舞台はハワイです。第7部では北米大陸横断レース、第8部では杜王町、第9部ではハワイと、舞台の選び方は各部の物語を特徴づけています。

そのため、第10部であればヨーロッパ、アジア、南米など、これまでとは異なる地域を舞台にする可能性も考えられます。

ただし、特定の国や都市が第10部の舞台になるという公式情報はありません。舞台予想は、過去の作品傾向から生まれる創作上の考察として受け止めるべきです。

3. スタンド能力はさらに進化する?

第3部で本格的に登場したスタンドは、その後のシリーズを象徴するシステムになりました。

部を重ねるごとに能力の表現や戦闘の構造は変化し、単純な力比べだけでは勝敗が決まらない心理戦や状況判断が作品の魅力になっています。

第10部が実現する場合、新しいスタンド能力の表現や、これまでとは異なる戦闘ルールが登場するという予想もできます。ただし、新能力の名称や設定について確定情報はありません。

4. 第7部以降の世界観を引き継ぐ?

第7部『スティール・ボール・ラン』から第9部『The JOJOLands』までは、新たな世界観の流れに位置づけられる作品群です。

そのため、第10部についても第7部以降の世界観を発展させるという予想は成り立ちます。一方で、シリーズの歴史を見ると、荒木先生は各部で物語の形態やテーマを大きく変えてきました。

過去の登場人物を再登場させることや、過去作の設定をそのまま引き継ぐことが、第10部の条件になるわけではありません。

ファン予想と公式情報の違い
考察テーマ ファンが想像できる展開 2026年11月の確定状況
主人公 新しいジョースター家の人物 未発表
舞台 ハワイ以外の新しい地域 未発表
スタンド 新しい能力や戦闘ルール 未発表
世界観 第7部以降の世界を発展 未発表
シリーズの結末 第9部で完結、または第10部へ 未発表

こうして整理すると、第10部について具体的に語れる設定はまだありません。予想を楽しむことと、公式に決まった情報として扱うことは分けて考える必要があります。

【プロの結論】第10部の連載開始を予測するために注目すべき3つの材料

第10部の開始時期を考える際、過去の連載パターンから参考になる材料はあります。ただし、過去の間隔が次回作でも再現される保証はありません。

1. 第9部の最終回発表

最も重要なのは、『The JOJOLands』の完結告知です。

第8部『ジョジョリオン』の場合、最終回の掲載が発表された後、実際に2021年8月19日発売の9月号で完結しました。第10部の開始時期を考える場合も、まず第9部の最終回が公式に告知されるかが判断材料になります。

2. 集英社による次回作の告知

第9部は2022年12月19日に連載決定が発表され、2023年2月17日に連載が始まりました。

したがって、第10部についても「連載決定」「新連載開始」「掲載誌・発売号」といった具体的な情報が集英社から出るかが重要です。

3. ウルトラジャンプの掲載作品・次号予告

第9部はウルトラジャンプで継続的に掲載されています。今後の連載動向を把握するには、最新号の掲載作品一覧、次号予告、公式ニュースを確認するのが合理的です。

特に、第9部の掲載が終了しただけでは第10部が確定したことにはなりません。新連載の正式告知まで確認する必要があります。

現時点での判断基準を

- 「第10部連載決定」という公式発表があれば、制作・連載決定の確定情報。
- 掲載誌と発売号が発表されれば、連載開始予定が判明。
- 主人公や舞台が紹介されれば、作品の具体的な方向性が判明。
- SNSや動画だけで流れる開始日・設定は、公式発表と照合するまで予想として扱う。

この順番で情報を確認すれば、期待先行の噂に振り回されず、第10部の動きを追えます。

【ジョジョ第10部】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:ジョジョ第10部は2027年から連載開始しますか?

A1:2026年11月6日時点で、2027年開始という公式発表はありません。第9部『The JOJOLands』が連載中であり、第10部の開始日は未定です。

Q2:ジョジョ第10部は荒木飛呂彦先生が制作すると決まっていますか?

A2:第10部の制作決定自体が公式発表されていません。荒木飛呂彦先生による新しい構想やタイトル、連載予定についても、現時点で具体的な発表はありません。

Q3:ジョジョ第9部『The JOJOLands』はいつ完結しますか?

A3:最終回の掲載日や完結時期は未発表です。2026年11月号にも最新話が掲載され、コミックス第10巻は2026年12月17日発売予定となっています。

Q4:ジョジョは第9部で完結するという噂は本当ですか?

A4:第9部で完結するという公式発表はありません。2004年の荒木先生のインタビューには第9部までのテーマに関する発言がありますが、それだけでシリーズ終了が決まったとは判断できません。

Q5:ジョジョ第10部の情報はどこで確認できますか?

A5:集英社のジョジョ公式ポータルサイト、ウルトラジャンプ公式サイト、集英社の書誌情報が主な確認先です。連載決定や発売号などが発表された際は、これらの公式情報を基準に判断してください。

2026年11月6日現在、『ジョジョの奇妙な冒険』第10部について、連載開始日や主人公、タイトルなどの公式発表はありません。

現在は荒木飛呂彦先生による第9部『The JOJOLands』が『ウルトラジャンプ』で連載中です。2026年10月19日発売の11月号にも最新話が掲載され、12月17日にはコミックス第10巻の発売も予定されています。

今後の焦点は、第9部がどのような結末を迎えるのか、そして完結後に荒木先生がどのような作品を描くのかという点です。

第10部が実現すれば、新しい主人公、舞台、スタンド能力など、ジョジョの世界に新たな変化が訪れる可能性があります。しかし、現時点では開始時期を2027年などと断定できる材料はありません。

今押さえておきたい最も重要な事実は、「第10部の公式発表はまだない」「第9部は現在も連載中」という2点です。 ファン予想を楽しみながら、集英社と荒木飛呂彦先生からの正式な続報を待ちたいところです。

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倉持 玲奈

テクノロジー分野を担当。一次情報(公式発表・公式サイト)と発表日を必ず確認し、推測は推測と明記する編集方針に従っています。

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