慶應義塾大学には、在学生や卒業生、教職員、在学生の父母・祖父母などを対象とした独自のクレジットカード「慶應カード」があります。一般的なクレジットカードと異なり、カード会社が提供するポイントや旅行保険に加え、慶應義塾独自の優待サービスを利用でき、カードの利用を通じて学生の奨学金を支援できることも特徴です。
2026年11月現在、慶應カードには三井住友カード、UCカード、MUFGカード、JCBカードなどの提携カードがあり、年会費は学生向けの在学中無料から、卒業生向けの一般カード1,375円、ゴールドカード11,000円、プラチナカード22,000円まで幅があります。申込資格も在籍課程や卒業資格、職業、年齢、収入によって異なります。自分や家族が申し込めるのか、どのブランドが使いやすいのか、費用と特典の両面から整理します。
【基本知識】慶應大学のクレジットカード「慶應カード」とは?

慶應カードは、慶應義塾、株式会社慶應学術事業会、クレジットカード会社が提携して発行する、慶應義塾関係者向けのクレジットカードです。
単なる大学のロゴ入りカードではありません。カード会社の決済サービスを利用しながら、慶應義塾独自の会員サービスや協力店優待を受けられる仕組みになっています。
慶應義塾基金室の公式案内によると、主な対象者は次のとおりです。
- 慶應義塾大学の在学生(塾生)
- 慶應義塾大学の卒業生(塾員)
- 慶應義塾の専任教職員
- 特選塾員
- 慶應義塾維持会会員
- 慶應義塾大学に在籍する学生の父母・祖父母
- 本会員の配偶者(家族会員)
カードの発行自体は各提携カード会社が担当します。そのため、慶應義塾との関係を証明できれば必ず発行されるというわけではなく、カード会社による審査も必要です。
慶應カードと一般的なクレジットカードの違い大きな違いは、通常の決済サービスに加えて、大学とのつながりを生かした独自特典が用意されていることです。
例えば、塾員向けには慶應義塾図書館の入館券の無料発行、三田キャンパスの施設利用、慶應丸の内シティキャンパスなどの講座受講料優待といったサービスがあります。
また、慶早戦やコンサートへの招待、全国の協力店での優待も特徴です。
一方、カード会社ごとにポイント制度、旅行傷害保険、ショッピング補償、年会費などは異なります。
つまり、慶應カードには次の2つの価値があります。
1. クレジットカードとしての利便性・ポイント・保険
2. 慶應義塾の関係者として利用できる独自サービスと奨学金支援
特に卒業後も大学とのつながりを大切にしたい塾員にとって、一般的なカードにはない魅力があります。
【申込資格を徹底整理】学生・卒業生・教職員・父母・祖父母の条件
慶應カードを検討する際、最初に確認したいのが申込資格です。
学生用と卒業生・教職員用では対象者が異なり、同じ慶應義塾との関係者でも申し込めないケースがあります。
1. 学生カードの申込資格学生向けの慶應カードは、原則として慶應義塾大学の学部・大学院に在籍する正規通学課程の学生が対象です。
在学中は年会費無料で、学生生活に合わせた利用限度額が設定されています。
ただし、以下の方は学生カードの対象外です。
- 通信教育課程の在学生
- 別科生
- 科目等履修生
- 特別聴講生
- 研究生などの特別学生
学生カードは在学期間中に1枚のみ保有できます。提携会社を変更したい場合は、現在保有しているカードを先に退会する必要があります。
2. 卒業生・塾員向けの申込資格卒業生向けの慶應カードは、次の方が本会員の対象です。
- 慶應義塾大学の学部卒業生(短期大学を含む)
- 慶應義塾大学大学院の研究科修了生
- 特選塾員
卒業生は、学生時代のような在学条件ではなく、卒業・修了資格を基準に申し込みます。
なお、旧共立薬科大学の卒業生については、慶應カード公式の入会案内で対象外とされています。
3. 教職員向けの申込資格慶應義塾の教職員も対象ですが、公式の基本的な会員対象者は専任教職員です。
非常勤講師やその他の雇用形態の方が自動的に対象になるわけではありません。
また、カードブランドによっては勤続年数や年収などの追加条件があります。
4. 父母・祖父母も申し込める慶應カードの特徴として、慶應義塾大学に在籍している学部生・大学院生の父母や祖父母も申し込める点があります。
卒業生でなくても、家族が在学中であれば申込対象になり得ます。
ただし、カード会社の年齢・収入条件や審査は別途適用されます。
父母・祖父母向けのカードは、卒業生向けカードと同じサービスがすべて利用できるわけではありません。例えば、図書館の塾員入館券など、対象者が限定される特典もあります。
5. 通信教育課程の学生は申し込める?ここは特に間違えやすいポイントです。
慶應義塾大学の通信教育課程に在籍している学生は、在学中の学生カードには申し込めません。
ただし、卒業後は塾員・教職員向けの慶應カードに申し込めます。
三井住友カードの公式案内でも、通信教育課程を卒業した方は一般カードやゴールドカードなどの対象として案内されています。
【2026年最新比較】慶應カードの年会費と提携会社別の特徴
慶應カードを選ぶうえで重要なのが、提携会社ごとの年会費とサービス内容です。
2026年1月時点の慶應カード公式FAQに掲載された税込年会費を基準に、主要カードを整理しました。
慶應カードの年会費比較表出典:慶應カード公式FAQおよび各カード会社の公式案内。料金は2026年1月時点の税込表示。家族カード、ETCカード、発行手数料などは別途条件があります。
慶應三井住友カード:ポイントと利便性を重視する人向け三井住友カードが発行する慶應カードは、Visaブランドを利用でき、一般カードからゴールドカードまで選べます。
主な年会費は次のとおりです。
- 一般カード:1,375円
- プライムゴールドカード:5,500円
- ゴールドカード:11,000円
プライムゴールドカードは初年度年会費無料です。原則として20歳以上30歳未満で安定継続収入がある方が対象となり、30歳到達後の最初のカード更新時にゴールドカードへ切り替わります。
要点はVポイントで、通常は税込200円につき1ポイントです。
旅行傷害保険やショッピング補償も用意されていますが、旅行保険はカード利用条件が設定されているため、旅行代金の支払い方法も確認しておきたいところです。
向いている人: Visaを日常的に利用し、Vポイントも活用したい卒業生や教職員、父母・祖父母。
慶應UCカード:ポイントの有効期限を気にしたくない人向けUCカードの大きな特徴は、永久不滅ポイントです。
ポイントに有効期限がないため、少しずつ利用して長期間貯めたい方にも使いやすい仕組みです。
卒業生・教職員向けの主な年会費は以下のとおりです。
- 一般カード:1,375円
- ヤングゴールドカード:3,300円
- ゴールドカード:11,000円
UC一般カードは原則18歳以上で安定収入がある塾員・特選塾員・専任教職員が対象です。
ゴールドカードは、原則30歳以上、年収500万円以上、勤続年数または営業年数5年以上という条件が設定されています。
また、UCカードでは毎月のショッピング利用総額1,000円につき1ポイントが貯まり、交換先の商品などに利用できます。
向いている人: ポイントの失効を避けたい方や、旅行・出張などでUCゴールドの保険を活用したい方。
慶應MUFGカード:旅行保険とショッピング補償を重視する人向け慶應MUFGカードは、三菱UFJニコスが発行する提携カードです。
一般カードでも海外旅行傷害保険が付帯し、カードで購入した商品の損害を一定期間補償するショッピング保険も用意されています。
主な年会費は次のとおりです。
- 一般カード:1,375円
- ゴールドカード:11,000円
- プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード:22,000円
プラチナカードでは、プライオリティ・パス、空港手荷物宅配、24時間365日のコンシェルジュサービス、対象レストランの優待などを利用できます。
ただし、一般カードとプラチナカードでは年会費に大きな差があります。旅行や出張の頻度、付帯サービスの実際の利用回数を考えて選ぶことが大切です。
向いている人: 旅行保険やショッピング補償を重視する方、プラチナならではのサービスを使いたい方。
慶應JCBカード:JCB独自のサービスを活用したい人向け慶應JCBカードには、一般カード、グランデカード、ゴールドカードがあります。
年会費は次のとおりです。
- 一般カード:1,375円
- グランデカード:2,750円
- ゴールドカード:11,000円
JCBのポイントプログラムはJ-POINTで、通常は税込200円につき1ポイントが貯まります。
また、海外に設置されたJCBプラザでは、日本語による観光案内や加盟店の予約などのサポートを受けられます。
グランデカードやゴールドカードには、一般カードとは異なる旅行保険やショッピング補償が付帯します。
向いている人: JCBのサービスを利用する機会が多く、旅行や海外滞在時のサポートも重視する方。
年会費だけでなく付帯費用も確認する見落としやすいのが、ETCカードの発行手数料や家族カードの年会費です。
例えば、慶應MUFGカードの学生カードは在学中の年会費が無料ですが、ETCカードには新規発行手数料1,100円(税込)が設定されています。
また、三井住友カードでは一般カードの家族カード年会費は440円(税込)です。
同じ慶應カードでも、提携会社によって費用体系は異なります。申し込み前に本人会員の年会費だけでなく、追加カードの費用まで確認しておきましょう。
【学生必見】慶應カードの生協組合員証一体型と学生カードの違い
学生向けの慶應カードで特に特徴的なのが、生協組合員証一体型です。
これはクレジットカードの機能に、慶應義塾大学生協の組合員証としての機能を組み合わせたカードです。
三井住友カードの慶應カードでは、塾生カードとして案内されています。
生協組合員証一体型のメリット最大のメリットは、キャンパス内での利便性です。
慶應カード公式案内によると、生協組合員証一体型カードは、次のような場所で利用できます。
- 慶應義塾大学生協の食堂
- 生協購買部
- 生協書籍部
- 生協組合員証の提示が必要なサービス
紙の組合員証を持ち歩かずに済むため、学生証とは別に組合員証を管理する手間も減らせます。
また、少額決済にも利用できるため、食堂や購買部での日常的な支払いにも便利です。
学生カードの年会費と利用限度額学生カードは、原則として在学期間中の年会費が無料です。
学生用の入会案内では、ショッピング利用可能枠は10万円とされています。
これは社会人向けの一般カードやゴールドカードとは異なる設定です。
学生が初めてクレジットカードを持つ場合、利用額を管理しやすいという側面があります。
ただし、無料だからといって支払い管理が不要になるわけではありません。利用明細を定期的に確認し、毎月の支払日に残高不足が発生しないよう注意しましょう。
生協一体型以外の学生カードもある学生向けの慶應カードには、生協組合員証一体型以外にも、UC、MUFG、JCBなどの学生カードがあります。
それぞれの特徴は次のとおりです。
- UC:永久不滅ポイントが特徴
- MUFG:旅行傷害保険やショッピング補償が特徴
- JCB:J-POINTやJCB独自サービスが特徴
- 三井住友:生協組合員証一体型とVポイントが特徴
生協一体型を選ぶかどうかは、キャンパス内での利便性を優先するか、カード会社独自のサービスを優先するかで判断するとよいでしょう。
卒業後はどうなる?学生カードを持っている方は、卒業時の取り扱いにも注意が必要です。
卒業後も学生としての資格が継続するわけではありません。慶應カード公式サイトには卒業予定者向けの案内があり、卒業後のカード切り替えや手続きについて確認できます。
卒業後は、塾員・教職員向けカードへの申し込みを検討することになります。
【仕組みを解説】慶應カードの利用で奨学金が還元される理由
慶應カードの大きな特徴の一つが、カードの利用を通じて慶應義塾大学の奨学金を支援できることです。
慶應義塾基金室と慶應カード公式サイトでは、カードに関係する収益を奨学基金への寄付に活用する仕組みが説明されています。
ここで重要なのは、カード利用による収益がどのような経路で大学に届くのかという点です。
奨学金還元の仕組みは4段階公式サイトが説明している仕組みは、次の流れです。
第1段階:会員が慶應カードで買い物をする
会員がカード加盟店で商品やサービスを購入し、慶應カードで代金を支払います。
第2段階:加盟店がカード会社に手数料を支払う
加盟店はカード決済を取り扱う対価として、カード会社に加盟店手数料を支払います。
第3段階:カード会社から慶應カード事務局へ還元金が支払われる
カード会社は加盟店から得た収益をもとに、還元金を慶應カード事務局へ支払います。
第4段階:慶應カード事務局が奨学基金へ寄付する
慶應カード事務局は、還元金を原資とし、カード運営で得た収益も活用して慶應義塾大学の奨学基金へ寄付します。
利用金額の何%が奨学金になるの?ここは誤解されやすい部分です。
慶應カードの公式説明では、加盟店手数料をもとにカード会社から事務局へ還元金が支払われ、その還元金などを原資に奨学基金への寄付が行われるとされています。
そのため、通常のポイント還元のように「自分が使った金額の何%が、そのまま自分の名前で奨学金になる」という仕組みではありません。
また、公式案内では、個々の会員の決済額に対する一律の奨学金還元率は公表されていません。
つまり、慶應カードを利用することは大学への支援につながりますが、具体的な寄付額を利用者ごとに計算できる制度ではないということです。
慶應カードを持つことの社会的な意味この仕組みの意義は、卒業生や在学生、教職員、父母・祖父母などが日常生活の中で大学を支援できる点にあります。
特別な寄付手続きを毎回行わなくても、通常のカード決済を通じて慶應義塾の奨学金制度を支える仕組みに参加できます。
大学側にとっても、卒業生や関係者との継続的なつながりを維持しながら、学生の学びを支援する資金源を確保できるメリットがあります。
カードを選ぶ際に、ポイント還元率や保険だけでなく、こうした支援の仕組みを評価するのも慶應カードならではの選び方です。
【独自特典を検証】協力店優待・図書館・慶早戦などのメリット
慶應カードには、提携カード会社が提供するサービスとは別に、慶應義塾独自の特典があります。
カードの種類によって利用できるサービスに違いはありますが、代表的なものを紹介します。
慶應義塾図書館の利用塾員や維持会会員向けには、慶應義塾大学の図書館に入館するための塾員入館券を無料で発行するサービスがあります。
卒業後も大学の資料や図書館を利用したい方にとって、実用性の高い特典です。
ただし、利用には図書館側の規定や手続きが適用されます。
慶早戦やコンサートへの招待慶應カードでは、大学スポーツや文化活動に関する優待も用意されています。
代表例は以下のとおりです。
- 慶早戦の野球
- 慶早戦のラグビー
- 慶早戦のアメリカンフットボール
- ワグネル・ソサィエティー・オーケストラなどのコンサート
これらは抽選による招待など、企画ごとに応募条件が設定されています。
必ず希望する試合や公演に参加できるわけではありませんが、大学とのつながりを感じられるサービスです。
慶應丸の内シティキャンパスの講座優待慶應丸の内シティキャンパスなどの講座受講料に関する優待もあります。
社会人になってからも学び直しや自己研鑽を続けたい卒業生にとって、活用する価値のある特典です。
全国の慶應カード独自協力店慶應カードには、全国各地のホテル、レストラン、スクール、レジャー施設などの協力店があります。
カードを提示することで、対象店舗が定める割引や優待を受けられます。
ただし、優待内容は店舗ごとに異なり、予約時の申告やサービス利用前のカード提示が必要な場合があります。
例えば宿泊施設では、予約時に慶應カード会員であることを伝えなければ、優待料金が適用されないケースもあります。
また、他の割引券との併用ができない場合もあります。
父母・祖父母が利用できる特典にも違いがある父母・祖父母向けの慶應カードでは、大学スポーツやコンサートへの応募、協力店優待などを利用できます。
一方で、塾員向けの図書館入館サービスなどは同じ条件で利用できるとは限りません。
そのため、家族が慶應カードを持つ場合は、卒業生向けの特典一覧をそのまま適用できると考えないことが大切です。
【申し込み方法・審査】慶應カードを取得するまでの流れ
慶應カードの申し込みは、希望するカード会社と券種を選ぶことから始まります。
大学との関係を確認する手続きと、カード会社による信用審査は別のものとして考えましょう。
学生カードの申し込み手順学生の場合は、基本的に以下の流れです。
1. 自分が正規通学課程の学生であることを確認する。
2. 生協一体型か、それ以外の学生カードかを選ぶ。
3. 希望する提携カード会社を選択する。
4. 生協一体型の場合は、生協への加入手続きを済ませる。
5. 申込書またはオンライン入会から申し込む。
6. 本人確認などの手続きを行う。
7. カード会社の審査・発行手続きを待つ。
生協一体型の場合、慶應大学生協への加入手続きを先に行う必要があります。
卒業生・教職員・父母・祖父母の申し込み手順卒業生などの場合も、まず希望するブランドと券種を選びます。
申し込み方法はカード会社によって異なりますが、公式サイトでは申込書の郵送やオンライン入会が案内されています。
一般的に必要となるものは次のとおりです。
- 本人名義の金融機関口座
- 本人確認書類
- 氏名・住所・連絡先などの申込情報
- 対象者であることを確認するための情報
申込書に記入漏れや不備があると、発行手続きに時間がかかったり、発行できなかったりすることがあります。
慶應カードの審査で注意したいこと慶應カードは大学関係者向けの提携カードですが、一般的なクレジットカードと同様に発行会社による審査があります。
審査では、カード会社の基準に基づき、申込者の年齢、収入、勤務状況、信用情報などが確認されます。
特にゴールドカードやプラチナカードでは、一般カードより高い年収・勤続年数などの条件が設定されている場合があります。
注意したいのは、慶應義塾の卒業生であることと、クレジットカードの審査に通ることは別問題だという点です。
大学との関係を満たしていても、カード会社の審査結果によっては発行されない可能性があります。
また、複数のブランドを同時に申し込めば必ず有利になるわけではありません。まずは自分の利用目的に合った1枚を選ぶことをおすすめします。
【プロの結論】慶應カードは誰におすすめ?慶應カードを選ぶ際は、年会費の安さだけでなく、利用するサービスと大学支援への考え方を合わせて判断するのが合理的です。
学生におすすめ
- 在学中の費用を抑えたい
- 生協食堂や購買部をよく利用する
- 学生生活で使いやすいカードが欲しい
この場合は、生協組合員証一体型を第一候補にするとよいでしょう。
卒業生におすすめ
- 慶應義塾とのつながりを維持したい
- 図書館や大学関連施設を利用したい
- 協力店優待や講座割引を活用したい
一般カードの年会費1,375円から検討できます。
教職員におすすめ
- 日常的な決済とポイントを重視する
- 出張や旅行の保険を利用したい
- 大学独自の特典も利用したい
三井住友、UC、MUFG、JCBのサービスを比較して選ぶとよいでしょう。
父母・祖父母におすすめ
- 在学中の家族を通じて慶應義塾との関係を持ちたい
- 慶早戦やコンサートなどに関心がある
- 協力店の優待を利用したい
対象となる家族が在学中かどうかを確認したうえで申し込みましょう。
一方、大学とのつながりや独自優待に関心がなく、ポイント還元率や年会費の安さだけを追求する人は、一般のクレジットカードも比較した方がよいでしょう。
【よくある質問】慶應大学のクレジットカードに関するFAQ
Q1:慶應カードは慶應義塾大学の学生なら誰でも申し込めますか?
正規通学課程の学部生・大学院生が対象です。通信教育課程の学生、科目等履修生、研究生などは学生カードの対象外です。また、入会にはカード会社の審査があります。
Q2:慶應カードの年会費は無料ですか?
学生カードは在学中無料です。卒業生・教職員・父母・祖父母向けは有料で、一般カードは1,375円から、ゴールドカードは11,000円、プラチナカードは22,000円の券種があります。
Q3:慶應カードの利用額は本当に奨学金に還元されますか?
はい。カード会社が加盟店から受け取る手数料をもとに還元金を慶應カード事務局へ支払い、事務局の運営収益などと合わせて慶應義塾大学の奨学基金に寄付する仕組みです。個々の利用金額に対する一律の還元率は公表されていません。
Q4:慶應大学の通信教育課程に在籍していても申し込めますか?
在学中は学生カードにも塾員・教職員カードにも申し込めません。卒業後は塾員向けカードへの申し込みが可能です。
Q5:慶應カードは卒業後も使い続けられますか?
学生カードの資格は在学中に限られます。卒業後は塾員向けカードへの切り替えを検討し、必要な退会・新規申し込みなどの手続きを行ってください。
Q6:慶應カードは父母や祖父母でも申し込めますか?
慶應義塾大学に在籍する学部生・大学院生の父母・祖父母も申込対象です。ただし、カード会社ごとの年齢や安定収入などの条件、審査を満たす必要があります。
2026年の慶應カードは、学生、卒業生、教職員、父母・祖父母など、慶應義塾との関係を持つ人が利用できる独自のクレジットカードです。
学生向けは在学中無料で、生協組合員証一体型を選べる点が大きな魅力です。卒業生や教職員向けには、三井住友、UC、MUFG、JCBなど複数の提携カードがあり、一般カードからゴールド、プラチナまで選択肢が広がっています。
特に注目したいのは、カード利用による収益が慶應義塾大学の奨学基金への寄付につながる仕組みです。普段の買い物や支払いを通じて、学生の学びを支える活動に参加できます。
失敗しない選び方は、次の3点です。
1. 申込資格を確認する: 在学課程、卒業資格、教職員の雇用形態、家族関係を確認する。
2. 年会費と付帯サービスを比較する: ポイント、旅行保険、ショッピング補償、家族カードの費用まで確認する。
3. 独自特典と奨学金支援を評価する: 図書館、慶早戦、協力店、講座優待などを実際に活用できるか考える。
慶應カードは、単に大学名が入ったクレジットカードではありません。日常の決済と大学とのつながりを両立させ、奨学金支援にも参加できるカードです。自分の立場やライフスタイルに合った1枚を選ぶことが、長く満足して利用するためのポイントになります。