2026年11月5日現在、「きまぐれクック炎上」として大きな注目を集めているのが、YouTuber・かねこが監修したローソンの「蟹味噌香る!あんかけ炒飯」をめぐる騒動です。2026年10月19日に発売された同商品は、蟹味噌の濃厚な風味を評価する声がある一方、「生臭い」「苦手な味」といった批判も相次ぎ、料理研究家リュウジが独自の評価で最低ランクの「Z」を付けたことで話題が拡大しました。
その後、監修者のかねこ本人も動画で商品の味づくりについて説明し、あえて蟹味噌の個性を強く打ち出したことを明かしています。さらに過去には、2021年の上海ガニ騒動や2024年の素潜り漁師マサルとのトラブルもありました。今回の炎上は何が問題だったのか、過去の騒動とはどう違うのか。2026年11月時点の報道、ローソン公式発表、本人の説明をもとに整理します。
【2026年最新】きまぐれクック炎上の理由はローソン監修の炒飯だった

今回の騒動の中心にあるのは、ローソンが2026年10月19日から発売した「きまぐれクック監修 蟹味噌香る!あんかけ炒飯」です。
ローソンは、魚のさばき方や魚介料理を紹介する動画で人気を集める「きまぐれクック」とコラボし、魚介の魅力を生かした商品など全12種類を展開しました。
その中でも、蟹味噌を使ったあんかけ炒飯は、従来のコンビニ弁当とは異なる個性を前面に打ち出した商品です。
蟹味噌香る!あんかけ炒飯の商品概要ローソン公式の商品情報によると、商品には玉子炒飯を使用し、蟹味噌とズワイガニで仕立てた特製あんをかけています。紅ズワイガニ入りの炒飯にカニフレークを盛り付けた構成です。
- 商品名:きまぐれクック監修 蟹味噌香る!あんかけ炒飯
- 発売日:2026年10月19日
- 価格:754円(税込)
- 販売元:ローソン
- 主な特徴:玉子炒飯、紅ズワイガニ、蟹味噌仕立ての特製あん、カニフレーク
今回の企画は、かねこの魚介料理に対する知識や経験をコンビニ商品に反映させる試みでもありました。
しかし、発売直後からSNSでは商品の香りや味に対する評価が分かれます。
特に注目されたのが、蟹味噌の風味が強すぎるという意見です。一般的な炒飯をイメージして購入した人にとっては、想像以上に魚介の個性が際立つ商品だったようです。
一方、蟹味噌が好きな人からは、濃厚な香りや海鮮らしい味わいを評価する声も上がりました。
つまり、今回の騒動は商品そのものに対する評価が一方向にまとまらず、好き嫌いがはっきり分かれたことから拡大したものです。
【口コミ検証】炒飯が生臭い?まずいという評判と高評価の理由
今回のローソンコラボで特に検索されているのが、「きまぐれクックの炒飯は生臭いのか」という疑問です。
実際に、J-CASTニュースが2026年10月28日に取り上げたSNS上の反応には、味を絶賛する意見と、香りが苦手だとする意見の両方が紹介されています。
批判的な口コミに多い3つの論点1.蟹味噌の香りが強すぎる
最も目立ったのが、蟹味噌の香りに関する不満です。
蟹味噌はカニの内臓に由来する濃厚な風味が特徴で、好きな人にとっては魅力的な食材です。しかし、独特の磯の香りや内臓系の風味が苦手な人には、強いにおいとして感じられることがあります。
今回の商品は、まさにその個性を前面に出した設計でした。
2.炒飯とあんの相性がよくない
もう一つの批判は、蟹味噌あんと炒飯の組み合わせです。
炒飯だけなら問題なく食べられるものの、あんをかけると魚介の香りが強くなり、全体のバランスが悪く感じられるという意見が出ています。
これは後述するリュウジの実食レビューでも指摘されたポイントです。
3.754円という価格に対する満足度
税込754円という価格も、評価を左右する要素になりました。
一般的なコンビニ炒飯と比べると、気軽に試す商品としてはやや高めです。そのため、好みに合わなかった購入者にとっては、価格に見合わないという不満につながりやすかったと考えられます。
一方で「おいしい」という口コミもある批判ばかりが目立つように見えますが、肯定的な評価も存在します。
J-CASTニュースでは、蟹味噌の味が生きていておいしいという趣旨の投稿や、商品を高く評価する反応も紹介されました。
この違いを理解するには、通常のコンビニ炒飯と、今回の商品が目指した味の方向性を分けて考える必要があります。
万人向けの食べやすさを重視する商品なら、蟹味噌の香りを控えめにする選択肢もあります。しかし、蟹味噌を看板にする以上、風味を弱めすぎれば商品の特徴が薄れてしまいます。
今回の賛否は、必ずしも調理技術の優劣だけで説明できるものではありません。商品の個性と購入者が期待した味の間に、ずれが生じたことも大きな要因です。
なお、「生臭い」という感想はあくまで食べた人の味覚や嗅覚に基づく評価です。それだけで食材の腐敗や衛生上の問題があったと判断することはできません。
【時系列で検証】リュウジのZ評価とかねこ本人の説明は何だった?
今回の騒動が大きく広がった最大のきっかけは、料理研究家リュウジによる実食レビューと、監修者であるかねこ本人の反応でした。
単にSNSで批判が増えただけではなく、影響力の大きい料理系YouTuber同士が同じ商品について異なる評価を示したことで、注目が集まったのです。
2026年10月19日から11月2日までの経緯| 時期 | 出来事 | 注目されたポイント |
|---|---|---|
| 10月19日 | ローソンでコラボ商品発売 | 蟹味噌香る!あんかけ炒飯が税込754円で登場 |
| 10月22日ごろ | SNSで商品の評価が拡散 | おいしいという声と生臭いという声が対立 |
| 10月23日 | 料理研究家リュウジが実食 | 炒飯に対して「Z」評価を付ける |
| 10月24日 | かねこが本人の動画を公開 | 蟹味噌の風味を強くした開発意図を説明 |
| 10月28日 | J-CASTニュースがローソンに取材 | 商品化の狙いや開発過程が明らかに |
| 11月1日 | ヒカルが実食動画を公開 | 厳しい評価を示し、話題がさらに拡大 |
| 11月2日 | ヒカルの実食レビューが報道 | 発売から約2週間後も賛否が続く |
2026年10月23日、料理研究家リュウジは自身のYouTubeチャンネルでローソンのコラボ商品を実食しました。
今回の動画では、きまぐれクック監修商品を含む複数の商品を試食。その中で「蟹味噌香る!あんかけ炒飯」に対して、独自の評価で最低ランクにあたる「Z」を付けました。
リュウジが特に問題視したのは、蟹味噌あんと炒飯の組み合わせです。
あんの魚介のにおいが強く、炒飯との調和が取れていないと評価しました。炒飯だけを取り分けて食べた場合は普通に食べられるとしながらも、あんの味については厳しい見解を示しています。
加えて、あんにカニの身やカニカマなどの具材を増やすことで、味のバランスを改善できるのではないかという提案もしていました。
注目すべきなのは、リュウジが単に商品を批判しただけではなかったことです。味のどの部分に問題を感じたのかを具体的に説明しており、料理研究家としての評価基準を示したレビューでもありました。
ただし、「Z」はリュウジ自身の動画内で用いている評価であり、食品業界の公的な品質評価や客観的な安全性判定ではありません。
かねこ本人は「万人受け」を狙わなかったと説明リュウジの動画公開前、かねこはXで本人に率直な感想を求めていました。
リュウジに対して遠慮せずレビューしてほしいという姿勢を示していたため、厳しい評価が返ってきたことも話題になりました。
その翌日の10月24日、かねこはサブチャンネル「きまぐれクックのサボり場」で、話題の炒飯を実際に食べる動画を公開しました。
そこで説明したのが、今回の商品は蟹味噌の個性を強く出すことを意識して開発したという点です。
「蟹味噌が中途半端だとどこの層にも刺さらない」
かねこは、蟹味噌の風味を弱めることもできたものの、それでは商品としての個性が失われると説明しました。
本人にとっては、今回のコラボ商品の中でも特に気に入っている一品だったといいます。
また、瓶詰めの蟹味噌を好んで食べられる人なら楽しめるような味であり、コンビニ商品としてはかなり攻めた内容だという認識も示しました。
ここで重要なのは、かねこがリュウジの評価を受けて商品の味づくりを全面的に否定したわけではないことです。自分が目指した味の方向性と、消費者の好みが一致しない場合があることを説明した形です。
ローソン側が明かした商品開発の狙いJ-CASTニュースの2026年10月28日の取材に対し、ローソン広報部も商品化の背景を説明しています。
ローソンによれば、きまぐれクックが発信する魚介の魅力に共感したことがコラボの出発点でした。
加えて、通常のコンビニ商品ではあまり使用しない蟹味噌などの素材を取り入れ、購入者に驚きや楽しさを届けることを目指したとしています。
商品開発では、きまぐれクックが過去に紹介した花咲ガニを丸ごと使った炒飯を参考にし、紅ズワイガニや蟹味噌の味わいを追求。試作を重ねたうえで、かねこ本人にも確認してもらい、高い評価を得たと説明しました。
つまり、今回の商品は偶然強い香りになってしまったというより、蟹味噌の濃厚さを商品コンセプトとして重視したものだったと理解できます。
【過去の炎上との違い】2021年の上海ガニ騒動は何が問題だった?
きまぐれクックの炎上を調べると、必ずといっていいほど出てくるのが2021年の上海ガニ騒動です。
今回のローソン商品をめぐる問題と混同されがちですが、両者は性質がまったく異なります。
2026年の騒動が商品に対する味覚上の評価をめぐるものだったのに対し、2021年の件は特定外来生物の取り扱いに関する法的な問題でした。
2021年10月、生きた上海ガニの調理動画を公開2021年10月31日、かねこは「中国からまだ生きてる『アノ食材』が届いた。ヤバすぎる。」という動画を公開しました。
動画では、業者から取り寄せた生きた上海ガニを調理する様子を紹介していました。
しかし、上海ガニとして知られるチュウゴクモクズガニは、外来生物法に基づく特定外来生物に指定されている生物です。
環境省の説明によれば、特定外来生物については、飼育、保管、運搬、輸入、販売などが原則として規制されています。例外的に許可されるケースはありますが、一般の人が自由に生きた状態で取り扱えるわけではありません。
そのため、視聴者から無許可で生きた上海ガニを購入したことは問題ではないかという指摘が相次ぎました。
かねこは購入経緯を説明して謝罪騒動が広がった後、かねこは2021年11月4日にサブチャンネルで謝罪動画を公開。さらに11月13日には、上海ガニ問題について改めて説明する動画を投稿しました。
スポニチアネックスの報道によれば、本人はヤフーオークションで珍しい食材を探していた際に上海ガニを見つけ、購入したと説明しています。
購入したサイトで普通に販売されていたことから問題ないと思い込んでいたこと、カニに特定外来生物がいるという認識がなかったことなどを原因として挙げました。
また、視聴者から指摘を受けていたにもかかわらず、自分で調べずに対応が遅れたことについても謝罪しました。
本人の説明で重要なのは、魚介類を扱う知識と、外来生物に関する法令知識は別物だという点です。調理することが目的であっても、生きた状態での購入や運搬などには法律上の制限があります。
なお、今回の上海ガニ騒動について、かねこ本人が謝罪した事実と、販売業者側の責任は分けて考える必要があります。
この騒動を、2026年のローソン炒飯の味に対する批判と同じ意味での炎上として扱うのは正確ではありません。
【別件の真相】素潜り漁師マサルとのトラブルは解決した?
きまぐれクックの過去の騒動として、もう一つ知られているのが、2024年10月に発生した素潜り漁師マサルとのトラブルです。
こちらは食品の品質や法律に関する問題ではなく、YouTuber同士のコラボレーションをめぐる人間関係のトラブルでした。
発端はコラボ依頼をめぐる意見の対立2024年10月5日、かねこはサブチャンネルで、あるYouTuberとの間で起きたトラブルについて説明しました。
かねこの説明によると、一度食事をしたことがある相手から何度もコラボを打診されていたものの、本人はお互いにリスペクトできる相手と仕事をしたいという考えから、依頼を断っていたとのことです。
その後、メッセージでのやり取りが悪化し、相手からの発言にも不快感を覚えたとして、かねこは動画で怒りを示しました。
当初、かねこは相手の名前を公表していませんでしたが、その後、素潜り漁師マサルが自身のSNSで反応し、当事者であることが明らかになりました。
マサルが謝罪し、2024年10月17日に和解2024年10月12日、マサルは自身の動画でかねこに謝罪しました。
一方で、トラブルに至った経緯については双方の受け止め方に違いもあり、SNS上ではそれぞれの言動について議論が起こりました。
しかし、10月17日にはマサルが改めて謝罪し、かねこも自身の対応について謝罪。お互いに今後も活動を頑張ろうという趣旨のメッセージを交わしました。
最終的には個別の連絡を通じて和解し、双方が関連動画を削除したことが報告されています。
したがって、2026年現在もマサルとの対立が継続しているかのように紹介するのは適切ではありません。少なくとも2024年10月17日時点で、当事者双方が和解を公表しています。
【2026年11月現在】きまぐれクックの活動状況と今後の展望
今回のローソンコラボをめぐる騒動によって、きまぐれクックの活動が停止したわけではありません。
2026年11月5日時点で確認できる動画投稿状況を見ると、メインチャンネル、サブチャンネルともに新しい動画が公開されています。
メインチャンネルは魚介料理や釣り企画を継続メインチャンネルでは、魚のさばき方や調理方法、釣り、珍しい魚介類の実食など、従来からの人気ジャンルを中心に動画を投稿しています。
ユーチュラが掲載する最新動画情報では、2026年11月2日に釣ったサゴシを4日間寝かせ、西京焼きにする動画が公開されていました。
また、10月30日には秋鮭をさばく動画、10月26日には紅葉ダイを使った料理動画も公開されています。
チャンネル登録者数も約1,550万人規模で推移しており、今回の騒動によってチャンネル全体の活動が止まった状況ではありません。
サブチャンネルや商品監修など活動の幅も広いサブチャンネル「きまぐれクックのサボり場」では、料理以外の日常的な企画も展開しています。
2026年11月4日には朝食を作る動画が公開されており、11月3日には愛知県のスポットを訪れる動画も投稿されていました。
また、ローソンとのコラボだけでなく、本人が監修する海鮮おせち「海手箱2027年ver」など、魚介類に関する商品展開も確認できます。
こうした動きからは、きまぐれクックが単なる魚料理の動画投稿者にとどまらず、食品監修や商品企画にも活動領域を広げていることが分かります。
一方、今回の炒飯騒動は、知名度の高いクリエイターが食品を監修する際に、本人の専門性と一般消費者の期待をどうすり合わせるかという課題も浮き彫りにしました。
魚介の魅力を知り尽くした人物が作りたい味と、幅広い客層に販売するコンビニ商品の方向性は、必ずしも一致するとは限りません。
今後のコラボ商品では、素材の個性をどこまで前面に出すのか、商品説明や試食段階でどのように消費者の期待を調整するのかも注目されます。
【よくある質問】きまぐれクックの炎上に関するFAQ
Q1:きまぐれクックは2026年に何で炎上したのですか?
A1:2026年10月19日に発売されたローソン監修の「蟹味噌香る!あんかけ炒飯」が発端です。蟹味噌の強い香りや味について「生臭い」「おいしい」と意見が分かれ、料理研究家リュウジのZ評価も話題になりました。
Q2:料理研究家リュウジは本当にZ評価を付けたのですか?
A2:はい。2026年10月23日の実食動画でZ評価を付けています。特に蟹味噌あんの魚介のにおいと、炒飯との相性を厳しく評価しました。
Q3:きまぐれクック本人は炒飯の炎上について何と説明しましたか?
A3:かねこは10月24日の動画で、蟹味噌の風味をあえて強くしたと説明しました。万人受けする味ではなく、蟹味噌が好きな人に向けて個性を出した商品という考えを示しています。
Q4:2021年の上海ガニ騒動とは何が違うのですか?
A4:上海ガニ騒動は、生きた特定外来生物を無許可で取り扱ったことが問題になった法令上の騒動です。一方、2026年のローソン炒飯騒動は、商品に対する味覚や香りの評価をめぐる問題であり、性質が異なります。
Q5:素潜り漁師マサルとのトラブルは現在も続いていますか?
A5:2024年10月17日に双方が謝罪し、和解を公表しています。関連動画も削除されたと報告されており、今回のローソン商品騒動とは別の過去の出来事です。
Q6:きまぐれクックは2026年11月現在も活動していますか?
A6:はい。2026年11月2日にはメインチャンネルで新しい料理動画を公開し、11月4日にはサブチャンネルでも動画を投稿しています。魚介料理や釣りを中心とした活動を続けています。
2026年11月現在、きまぐれクックの炎上として最も注目されているのは、ローソン監修の「蟹味噌香る!あんかけ炒飯」をめぐる騒動です。
料理研究家リュウジがZ評価を付けたことで批判が広がりましたが、かねこ本人は蟹味噌の風味を強く打ち出すことを意図した商品だったと説明しています。ローソン側も、普段のコンビニ商品ではあまり使用しない素材で驚きや楽しさを届けるという開発意図を明らかにしました。
今回の騒動を理解するうえで、特に押さえておきたいのは次の3点です。
- 味の評価と食品の安全性は別問題:生臭いという口コミだけで、腐敗や衛生上の問題があったと判断することはできない。
- 過去の炎上と今回の騒動は性質が違う:2021年の上海ガニ問題は外来生物法に関係する問題であり、2026年の炒飯騒動は商品コンセプトと味の好みをめぐる議論である。
- 現在も活動は継続:2026年11月も動画投稿や食品監修などの活動が確認できる。
今回の炒飯については、濃厚な蟹味噌や磯の香りが好きな人には魅力的な商品である一方、一般的な炒飯の食べやすさを期待する人には向かない可能性があります。
購入を検討する際は、過激なレビューの評価だけで決めるのではなく、自分が蟹味噌の独特な風味を好むかどうかを判断基準にするとよいでしょう。
大きな影響力を持つ料理系YouTuberの食品監修は、今後も注目される分野です。今回の騒動が、クリエイターの専門性と消費者の期待を両立させる商品開発につながるのか、今後のきまぐれクックの活動とともに注目されます。
主な取材・確認資料: ローソン公式発表、J-CASTニュース、スポニチアネックス、環境省、ユーチュラの報道・公開情報。