2026年の金麦リニューアルで混乱しやすいのが、旧商品と新商品のパッケージです。
サントリーは2026年7月出荷分から、金麦ブランドの既存商品について、ビール化を告知する特別デザインの缶や6缶パックを順次展開していました。
つまり、「ビールへ」と書かれたデザインだから、すでに中身もビールになっているとは限らないということです。
最も確実なのは品目表示の確認旧商品と新商品を見分けるには、缶の裏面などにある品目表示を確認してください。
- 新しい金麦:品目「ビール」
- 旧金麦:品目「発泡酒」または旧表示の「発泡酒②」など
旧商品の在庫が残っている店舗では、新旧の缶が同じ売場に並ぶ可能性があります。
表面のロゴやデザインだけで判断せず、品目表示を確認するのが確実です。
新旧商品の違いを見分けるポイント| 確認項目 | 旧金麦 | 新金麦 |
|---|---|---|
| 酒税法上の品目 | 発泡酒 | ビール |
| 通常品の度数 | 5% | 5.5% |
| 麦芽比率 | 旧仕様 | 引き上げ |
| 製法 | 新ジャンル製法 | ビール製法 |
| 品目表示 | 発泡酒など | ビール |
特にアルコール度数は見分ける際の参考になります。ただし、度数だけで判断するのではなく、最終的には品目表示を確認しましょう。
また、旧商品の在庫はなくなり次第販売終了となります。糖質75%オフについても、旧仕様の商品は同様に在庫限りです。
飲食店の金麦もビールになった?缶商品だけでなく、飲食店向けの樽生金麦もビール化の対象です。
サントリーは、10L・15L・20Lの樽生商品を2026年10月27日から展開する予定としていました。
ただし、実際の販売開始時期は店舗によって前後します。
2026年11月4日時点では、飲食店で金麦を注文する場合も、新しい樽生商品の導入状況を店舗に確認すると確実です。
【プロの結論】新しい金麦は誰におすすめ?失敗しない選び方

今回の金麦のビール化を評価する際には、酒税法上の分類、味わい、価格、アルコール度数の4つを分けて考えることが大切です。
ビールになったという事実だけで、すべての人にとって新商品が優れているとは限りません。
通常の金麦がおすすめの人- 従来の金麦の飲みやすさが好きな人
- 麦のうまみとすっきりした後味の両方を求める人
- 日常の食事に合わせるビールを探している人
- 5.5%のアルコール度数で満足感を得たい人
従来の金麦らしい方向性を残しながら、麦の風味を強化した商品を試したい人に向いています。
糖質75%オフがおすすめの人- 糖質量を意識して商品を選びたい人
- 通常の金麦より軽やかな飲み口を求める人
- アルコール度数4%の商品を選びたい人
ただし、糖質75%オフは糖質ゼロではありません。栄養成分表示も確認しましょう。
豊潤がおすすめの人- 麦のコクや飲みごたえを重視する人
- アルコール度数6%の商品が好みの人
- 旧金麦〈ザ・ラガー〉を愛飲していた人
- 食べごたえのある料理と合わせたい人
特にザ・ラガーの販売終了後、コクのある金麦を探している人には、豊潤を試す価値があります。
新しい金麦を選ぶ際に注意したいこと一方、従来の5%というアルコール度数を気に入っていた人や、旧商品の味をそのまま求めている人は、リニューアル後の違いを意識しておきたいところです。
また、ビールになったからといって、健康面で特別なメリットが生まれるわけではありません。アルコール度数が上がった通常の金麦は、同じ量を飲んでも純アルコール摂取量が増えます。
価格だけでなく、飲む量や頻度も含めて商品を選ぶことが大切です。
【金麦ビールに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:金麦はいつから正式にビールになった?
A1:2026年10月6日からです。この日から通常の金麦と金麦〈糖質75%オフ〉がビールとして全国発売されました。金麦〈豊潤〉は10月13日発売です。
Q2:新しい金麦の麦芽比率は何%?
A2:サントリーは従来より麦芽使用比率を高めたと発表しています。ビールの一般的な分類基準は麦芽比率50%以上などですが、新しい金麦個別の具体的な麦芽比率は公表されていません。
Q3:金麦〈ザ・ラガー〉の代わりになる商品は?
A3:サントリーが後継の選択肢として推奨しているのは金麦〈豊潤〉です。どちらもコクと飲みごたえを重視しています。豊潤は2026年10月13日に発売されたアルコール度数6%のラガービールです。
2026年10月6日の金麦ビール化は、サントリーにとって単なる商品リニューアルではなく、酒税改正を契機としたブランド戦略の転換です。
麦芽比率を引き上げ、原材料と製法を見直すことで、従来の金麦らしい飲みやすさを残しながら、麦のうまみと飲みごたえを強化しました。
今回の変更を整理すると、要点は次のとおりです。
- 通常の金麦は10月6日からビールになり、度数は5.5%に変更。
- 金麦〈糖質75%オフ〉も同日にビール化し、度数は4%を維持。
- 金麦〈豊潤〉は10月13日に登場し、6%の飲みごたえを実現。
- 金麦〈ザ・ラガー〉は9月に製造終了し、在庫限りで販売終了。
- 350ml・500mlの実売価格は店舗によって異なり、メーカー希望小売価格は設定されていない。
- 旧商品と新商品は、缶の品目表示で見分けられる。
今後、金麦を購入するときは、まず缶の品目が「ビール」になっているかを確認し、そのうえで自分の好みに合った商品を選ぶのがおすすめです。
長年、新ジャンルとして親しまれてきた金麦が、ビールとしてどのような存在感を確立するのか。通常品、糖質75%オフ、豊潤という3つの選択肢を軸に、これからの家庭の食卓での評価にも注目が集まります。