『孤独のグルメ Season7』は、松重豊演じる井之頭五郎が仕事先で出会った街の食堂やレストランを訪れ、自分のペースで食事を楽しむテレビ東京の人気グルメドラマだ。2018年4月6日に放送を開始し、同年6月29日の第12話で最終回を迎えた。埼玉県上尾市の肩ロースカツ定食から始まり、群馬県下仁田町の豚すき焼き、千葉県浦安市の銀ダラの煮付け、さらには韓国・全州とソウルへの出張編まで、幅広い料理と地域が登場する。
2026年現在も、Season7はシリーズの中でも個性的な料理と海外ロケが印象に残るシーズンだ。全12話の放送日・あらすじ・料理、登場する実在店舗、松重豊を中心としたキャスト、韓国編の見どころ、動画配信サービスの状況まで整理する。聖地巡礼を考えている人に向けて、閉店や移転が確認されている店舗についても紹介したい。
【Season7の基本情報】2018年の放送日・全12話の構成とキャスト

『孤独のグルメ Season7』は、テレビ東京系のドラマ24枠で放送されたシリーズ第7作。2018年4月6日(金)深夜0時12分にスタートし、6月29日(金)に最終回を迎えた。
原作は久住昌之作、谷口ジロー画による同名漫画。1994年から1996年にかけて連載され、1997年に単行本化された作品だ。ドラマ版では、個人で輸入雑貨商を営む井之頭五郎が、仕事で訪れた街で飲食店を見つけ、一人で料理を味わう姿を中心に描いている。
松重豊が演じる井之頭五郎とは主人公の井之頭五郎を演じるのは俳優の松重豊。強面の役からコミカルな役、実直な人物まで幅広く演じてきた俳優であり、本作では寡黙ながらも食べ物に対して豊かな感情を見せる五郎を表現している。
五郎は特定の飲食店を目的に旅をするグルメ評論家ではない。仕事の合間に空腹を感じ、その街で偶然見つけた店に入る。料理を前にしたときの迷いや期待、食べ進めるうちに変化する心の声が物語の中心となる。
Season7の公式キャスト紹介でも、松重豊の多彩な役柄を演じる俳優としての経歴が紹介されている。食事シーンで見せる繊細な表情や、料理を口に運ぶ間の取り方は、シリーズの大きな魅力だ。
Season7の制作背景と韓国での評価テレビ東京の公式紹介では、Season7について、これまであまり知られていなかった街のグルメや新しい料理ジャンルを積極的に取り上げる方針が示されていた。和食や肉料理、中華料理だけでなく、メキシコ料理や韓国料理など、食の幅を広げたシーズンになっている。
2018年8月には、シリーズが「Seoul Drama Award 2018」で「The Most Popular Foreign Drama of the Year」を受賞した。テレビ東京の公式発表によれば、韓国ではSeason1からSeason7まで放送・配信され、Season7の韓国ロケも大きな話題になっていたという。
日本の地方都市で見つけた食堂と、韓国の現地の食文化を同じシーズンに並べた構成は、国内外の視聴者が楽しめる内容につながった。
Season7は全12話。各話で訪れる地域も料理のジャンルも異なり、同じような食事シーンを繰り返すだけではない。公式バックナンバーに掲載された放送日と料理を中心に、各話の内容を振り返る。
第1話〜第4話:肉料理と地方の食文化第1話・2018年4月6日「埼玉県上尾市本町の肩ロースカツ定食」
Season7の幕開けは埼玉県上尾市。仕事を終えた五郎が探し当てたのは、精肉店を本店に持つキセキ食堂だ。注文したのは、低温熟成した肩ロースを使ったキセキ定食。厚みのあるカツを、とんかつソース、岩塩、辛味噌などで食べ比べる。さらにキセキのステーキも追加し、肉料理を存分に楽しむ第1話となった。
第2話・2018年4月13日「東京都世田谷区経堂の一人バイキング」
テニスを楽しむ中西哲夫(大和田獏)との商談後、五郎は経堂の住宅街で一軒家のような店を発見する。店名はマッシーナ メッシーナ。家庭的な雰囲気の中で、女将(いしのようこ)が用意した料理を自由に選べる一人バイキングを堪能する。大皿料理を自分の好みで組み合わせられる点が見どころだ。
第3話・2018年4月20日「東京都港区南麻布のチョリソのケソフンディードと鶏肉のピピアンベルデ」
広尾での商談を終えた五郎は、メキシコ料理店へ。ソペスやユカタン風チキンとライムスープ、ズッキーニのプディンなど、普段なじみの薄い料理に挑戦する。看板料理のチョリソのケソフンディードは、熱々のチーズをトルティーヤで包んで食べる一品。最後には鶏肉のピピアンベルデも追加注文する。
第4話・2018年4月27日「群馬県甘楽郡下仁田町のタンメンと豚すき焼き」
群馬県下仁田町を訪れた五郎は、まず中華料理店「一番」でタンメンと餃子を注文。その後、仕事を終えて東京へ戻ろうとするものの、電車を乗り過ごしてしまう。そこで夕食を取ることにし、隣にあったすき焼き店「コロムビア」へ向かう。下仁田で一般的だという豚肉のすき焼きと焼きネギを味わう、二軒の飲食店が登場する珍しい回だ。
第5話〜第8話:中華料理から個性派メニューまで第5話・2018年5月4日「荒川区三河島の緑と赤の麻婆豆腐」
三河島の商店街で商談を終えた五郎は、麻婆豆腐専門店へ。ザーサイのネギ生姜和え、ワンタン入り滋養スープ、春巻きなどを注文し、野菜ベースの緑の麻婆豆腐を味わう。加えて、ほかの客が注文した赤い麻婆豆腐も気になり、追加注文。異なる色と辛さの麻婆豆腐を食べ比べる展開が印象的だ。
第6話・2018年5月11日「千葉県浦安市の真っ黒な銀ダラの煮付定食」
浦安市で仕事を終えた五郎は、魚料理を求めて食事処「羅甸(らてん)」に入る。選んだのは銀ダラの煮付けに刺身を付けた定食と、沖縄産の生もずく。長年継ぎ足してきたタレで煮込まれた銀ダラは、見た目の黒さも特徴的だ。マグロやイカの刺身も付いた、魚料理好きにはたまらない内容になっている。
第7話・2018年5月18日「東京都墨田区東向島の納豆のピザと辛いパスタ」
東向島で仕事を終えた五郎は、イタリアンレストラン「カトリカ」を発見する。目を引いたのは納豆を使ったピザ。ハムと卵のピザも組み合わせ、最後には辛いパスタを追加する。和食の印象が強い納豆をイタリア料理に取り入れた、Season7らしい意外性のある回だ。
第8話・2018年5月25日「東京都中野区百軒横丁のチキン南蛮と地鶏モモ串」
中野で商談を終えた五郎は、居酒屋が並ぶ百軒横丁で宮崎郷土料理店「炭火やきとり 泪橋」を見つける。注文したのはチキン南蛮、サバ串、豚ばら味噌串、鶏ガラスープなど。食事の終盤には地鶏もも串も追加し、ご飯と一緒に楽しむ。食事の最後に韓国出張が決まる展開も、次回へのつながりになっている。
第9話〜第12話:韓国出張編から八丁堀の最終回へ第9話・2018年6月8日「韓国チョンジュ市の納豆チゲとセルフビビンパ」
イム社長(ソン・シギョン)の依頼で韓国へ出張した五郎は、伝統工芸品の視察のため全州(チョンジュ)へ向かう。仕事の合間に立ち寄った食堂で、納豆チゲにあたるチョングッチャンと多彩なおかずを味わう。ご飯にナムルやキムチなどを入れ、自分で混ぜて作るセルフビビンパが最大の見どころだ。
第10話・2018年6月15日「韓国ソウル特別市の骨付き豚カルビとおかずの群れ」
韓国出張2日目。朝の屋台でトッポギや天ぷら、スンデ、おでんなどを味わった五郎は、イム社長への報告を終えた後、ソウルの焼肉店へ向かう。注文したのは骨付きのデジカルビとご飯。テーブルにはキムチなどの小皿料理とテンジャンチゲが並び、さらに牛バラ肉のチャドルバギも追加する。韓国の食卓の豊かさを伝える一話だ。
第11話・2018年6月22日「千葉県千葉市の特製ニンニクスープと生鮭のバター焼き」
千葉市での仕事を終えた五郎は、インド料理店に入ろうとするが、あいにく定休日。偶然見つけた洋食店「味のレストラン えびすや幸町店」に入る。特製ニンニクスープ、生鮭のバター焼き、カニピラフを注文し、さらにガーリックトーストも追加。疲れた体に染み渡る洋食が描かれる。
第12話・2018年6月29日「東京都中央区八丁堀のニラ玉ライスとエビチリ」
最終回の舞台は八丁堀。五郎はライブハウス店長の五十嵐(大友康平)との商談を終え、庶民的な中華料理店「中華シブヤ」に入る。ニラ玉、エビチリ、エビトースト、ライスを注文し、食事を終えた後にはチャーシュー麺まで追加する。大将役の角野卓造とのやり取りも見どころで、食欲を最後まで貫く五郎らしい締めくくりになった。
【Season7の登場店一覧】実在するロケ地と各話の料理を比較
『孤独のグルメ』の大きな特徴は、ドラマに登場する飲食店が実在する店舗をモデルとしていることだ。Season7でも、上尾市の定食店から韓国の食堂まで、実際の地域に根差した飲食店が登場する。
以下はテレビ東京の公式バックナンバーと、店舗を紹介する巡礼情報を照合して整理した一覧だ。なお、公式あらすじで店名が明記されていない回については、巡礼情報で紹介されている名称と区別している。
| 話数・放送日 | ロケ地 | 登場店舗 | 主な料理 |
|---|---|---|---|
| 第1話・4月6日 | 埼玉県上尾市 | キセキ食堂 | 肩ロースカツ定食、ステーキ |
| 第2話・4月13日 | 東京都世田谷区経堂 | マッシーナ メッシーナ | 一人バイキング |
| 第3話・4月20日 | 東京都港区南麻布 | サルシータ | ケソフンディード、ピピアンベルデ |
| 第4話・4月27日 | 群馬県下仁田町 | 一番、コロムビア | タンメン、餃子、豚すき焼き |
| 第5話・5月4日 | 東京都荒川区三河島 | 眞実一路 | 緑と赤の麻婆豆腐 |
| 第6話・5月11日 | 千葉県浦安市 | 羅甸(らてん) | 銀ダラの煮付け、刺身、生もずく |
| 第7話・5月18日 | 東京都墨田区東向島 | カトリカ | 納豆ピザ、辛いパスタ |
| 第8話・5月25日 | 東京都中野区百軒横丁 | 炭火やきとり 泪橋 | チキン南蛮、地鶏もも串 |
| 第9話・6月8日 | 韓国・全州 | トバン | 納豆チゲ、セルフビビンパ |
| 第10話・6月15日 | 韓国・ソウル | 公式ページでは店名非掲載。巡礼情報では終点炭火カルビ | 骨付き豚カルビ、テンジャンチゲ、チャドルバギ |
| 第11話・6月22日 | 千葉県千葉市 | 味のレストラン えびすや幸町店 | ニンニクスープ、生鮭のバター焼き |
| 第12話・6月29日 | 東京都中央区八丁堀 | 中華シブヤ | ニラ玉、エビチリ、エビトースト |
※放送日は2018年の各話の公式掲載日。店舗名は公式バックナンバーに記載されたものと、巡礼情報などで特定されているものを含む。第10話のソウルの焼肉店はテレビ東京公式のあらすじに店名の記載がない。
聖地巡礼で注意したい移転・閉店情報放送から年月が経過しているため、当時の店舗情報をそのまま現在の営業情報として利用することはできない。実際にSeason7には、移転や閉店が確認されている店舗がある。
眞実一路:第5話に登場した三河島の麻婆豆腐専門店。2025年5月31日に旧店舗での営業を終了し、同年7月26日から東京都千代田区外神田2丁目の新店舗で営業を開始した。現在訪問する場合は、放送当時の三河島の住所ではなく移転先を確認する必要がある。
中華シブヤ:第12話の舞台となった八丁堀の中華料理店。テレビ東京公式バックナンバーには、2018年9月28日をもって閉店したことが掲載されている。最終回の料理を現在同じ店舗で食べることはできない。
マッシーナ メッシーナ:第2話に登場した経堂の店舗。訪問を計画する際は、当時のロケ地情報だけでなく、最新の所在地や営業案内を確認したい。
また、営業を続けている店舗でも、番組放送時と現在では営業時間、定休日、メニュー、価格が変わっている場合がある。特に地方や海外の店舗を訪れる場合は、移動時間も含めた事前確認が欠かせない。
【韓国出張編を解説】第9話の全州と第10話のソウルで食べた料理
Season7を語るうえで欠かせないのが、第9話と第10話の韓国出張編だ。国内の飲食店を巡ってきた五郎が、言葉や食文化の違う韓国で仕事をしながら食事を探すという、新鮮な展開になっている。
第9話:韓国・全州で納豆チゲとセルフビビンパ韓国編の前半では、五郎がイム社長の依頼で韓国の伝統工芸品を調査する。アシスタントとして同行するのはパク・スヨン(パク・チョンア)。二人は全州で韓国傘工房や南部市場などを訪問する。
仕事の合間に空腹を感じた五郎が見つけたのが、トバンという食堂だ。ハングルが読めないため、メニューを十分に理解できないまま注文するが、次々に運ばれてくる料理に驚かされる。
食卓に並ぶのは、モヤシナムル、大根ナムル、チナムル、豚肉料理、オデン、サンチュ、青唐辛子、キムチなど。そこへ石鍋のチョングッチャンが登場する。
チョングッチャンは韓国の発酵大豆を使った鍋料理で、日本の納豆を連想させる独特の風味が特徴。五郎は女将のジェスチャーを参考に、ご飯とおかず、コチュジャン、チゲを組み合わせてセルフビビンパを作る。料理を単品で味わうだけでなく、現地の食べ方そのものを体験する場面が印象的だ。
第10話:ソウルで骨付き豚カルビとチャドルバギ続く第10話はソウルが舞台。朝の屋台ではトッポギ、天ぷら、スンデ、おでんなどを楽しみ、韓国の朝食文化に触れる。
仕事を終えた五郎が向かったのは焼肉店。隣の客の皿を指さしながら、デジカルビとご飯を注文する。デジカルビは味付けした豚カルビで、骨付きの大きな肉を炭火で焼く料理だ。
加えて、キムチやネギキムチなどのパンチャン(おかず)が並び、熱々のテンジャンチゲも登場する。肉を早く食べたい五郎が、豚肉を十分に焼くよう店員に止められる場面もある。
最後に追加したのはチャドルバギ。牛バラ肉を薄くスライスした料理で、デジカルビとは異なる味わいを楽しむ。豚肉と牛肉の両方を食べる構成が、ソウル編の大きな見せ場になっている。
韓国出張編がシリーズにもたらしたもの韓国編の魅力は、海外の有名観光地を紹介する旅行番組のような構成にしなかったことだ。五郎は現地の商談をこなし、空腹になれば店を探す。言葉が通じなくても、料理を見て注文し、食べ方を学ぶ。
この一連の流れは、Season7の基本的な物語の形を崩さずに、異文化の食卓へと舞台を広げている。2018年のSeoul Drama Award受賞も、韓国での作品の浸透を示す出来事だった。
【2026年最新】孤独のグルメ Season7の配信サービスと視聴方法
2026年にSeason7を見直したい場合は、動画配信サービスを利用する方法がある。テレビ東京のSeason7公式ページは放送終了を案内しており、公式サイトにはシリーズのオンデマンド配信案内も設けられている。
2026年8月から9月に掲載された国内の配信情報では、Season7について以下のサービスで視聴可能な作品として紹介されている。
- Amazon Prime Video:見放題として掲載。
- U-NEXT:見放題として掲載。
- DMM TV:見放題として掲載。
- Lemino:見放題として掲載。
- Hulu:見放題として掲載。
- Netflix:見放題として掲載。
- TELASA:レンタルとして掲載されている情報がある。
この一覧は2026年秋に確認できた配信情報をもとにしたもので、11月5日現在の各サービスの全作品ラインアップを保証するものではない。動画配信の権利契約や配信期間は変更されるため、実際の登録前には作品名とSeason7の全12話が対象になっているかを確認したい。
どの配信サービスを選ぶべきかすでにAmazon Prime VideoやU-NEXTなどに加入している場合は、まず契約中のサービスでSeason7を検索するのが合理的だ。新しく契約する場合は、月額料金だけでなく、見たい話数がすべて見放題に含まれているかを比較したい。
特に注意したいのは、見放題とレンタルの違いだ。作品ページが検索結果に表示されても、月額料金だけで再生できるとは限らない。レンタルの場合は追加料金が発生する可能性がある。
また、TVerなどの無料見逃し配信は期間限定である。Season7の全話をいつでも見られるサービスと、期間限定で一部作品を配信するサービスは区別しておきたい。
【評判・口コミを検証】Season7はなぜ今も見返されるのか
『孤独のグルメ Season7』は、派手な事件や大きな人間関係の変化を軸にするドラマではない。主人公が仕事を終え、空腹を満たすために店を探し、料理を楽しむ。そのシンプルな構成がシリーズ全体の特徴になっている。
Filmarksの作品ページでは、Season7に4.0の評価と2,398件のレビューが表示されている。ユーザー評価の分布では、3.1〜4.0が56%、4.1〜5.0が34%で、3.1以上の評価が全体の90%を占める掲載データとなっている。
この数字は特定のレビューサービスに投稿された評価であり、すべての視聴者の意見を代表するものではない。ただし、一定数の視聴者が継続的に感想を投稿していることは、シリーズ作品としての関心の持続を考える材料になる。
評価されるポイント1:料理のジャンルが幅広いSeason7は、肩ロースカツや豚すき焼きといった肉料理だけでなく、メキシコ料理、麻婆豆腐、魚の煮付け、韓国料理まで幅広く扱っている。
特に第3話のメキシコ料理や第7話の納豆ピザは、一般的なグルメ番組では主役になりにくい料理だ。視聴者にとって、知らなかった料理や食べ方に出会えることが、作品を見続ける楽しさにつながっている。
評価されるポイント2:一人で食べる時間を肯定する本作の主人公は、食事を誰かと共有することを必須としない。周囲の人間関係や会話に気を遣うことなく、食べたい料理を自分の判断で選ぶ。
その姿は、外食を一人で楽しみたい人にも親しみやすい。豪華な料理や高級店だけを特別視せず、街の食堂や個性的な店を同じように楽しむ姿勢も、この作品ならではの魅力だ。
好みが分かれるポイント:ストーリー展開の反復一方で、シリーズの基本構造が毎回似ているため、物語の大きな変化や複雑な人間ドラマを求める視聴者には、展開が単調に感じられる可能性がある。
食事シーンを中心にゆったり進むため、スピード感のあるドラマや強いサスペンスを期待すると、物足りなさを感じるかもしれない。
Season7を評価するときは、物語の複雑さよりも、料理の種類、店の個性、五郎の食事中の心理描写、地域ごとの食文化を楽しめるかが判断基準になる。
【プロの結論】Season7の本当の魅力とおすすめの視聴方法
Season7を作品全体として見ると、最大の特徴は、日常の食事という小さな出来事を通して、街や地域の個性を描いている点にある。
第1話の上尾市では精肉店を背景にしたボリュームのあるカツ定食、第4話の下仁田町では地元の食文化に根差した豚すき焼き、第6話の浦安市では魚料理、第9話と第10話では韓国の食卓が登場する。料理のジャンルを変えるだけでなく、五郎が訪れる街そのものにも違いがある。
もう一つ注目したいのは、実在店舗と作品内の演出を分けて考えることだ。ドラマで描かれた営業時間やメニュー、価格、店舗の所在地は、放送当時の情報である。実際に訪れる場合には、現時点の営業状況を優先しなければならない。
視聴するなら、まず第1話から第4話まででSeason7の料理の幅を楽しみ、第7話の納豆ピザや第8話のチキン南蛮で個性派メニューに触れ、第9話と第10話の韓国編で海外の食文化を味わう流れがおすすめだ。最終回の八丁堀編まで見れば、シーズン全体の構成も把握しやすい。
Season7が向いている人は、実在する飲食店や各地の郷土料理に興味がある人、一人で食事を楽しむ時間が好きな人、海外の食文化にも関心がある人だ。
反対に、複雑なストーリーや恋愛・人間関係を中心にしたドラマを期待する人には、作品のテンポが合わない可能性がある。
それでも、何気ない一食を丁寧に描くというシリーズの魅力は、Season7でも健在だ。料理をきっかけに知らない街へ興味を持つ。その体験こそが、長く愛される理由の一つになっている。
【孤独のグルメ Season7】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:孤独のグルメ Season7は全部で何話ありますか?
A1:全12話です。2018年4月6日に第1話が放送され、6月29日の第12話で最終回を迎えました。
Q2:Season7の韓国出張編は何話ですか?
A2:第9話と第10話です。第9話は韓国・全州のトバンで納豆チゲとセルフビビンパ、第10話はソウルで骨付き豚カルビやテンジャンチゲ、チャドルバギを楽しみます。
Q3:Season7の第1話と第12話の店はどこですか?
A3:第1話は埼玉県上尾市のキセキ食堂、第12話は東京都中央区八丁堀の中華シブヤです。なお、中華シブヤは2018年9月28日に閉店しています。
Q4:Season7は2026年にどこで見られますか?
A4:2026年秋の配信情報では、Amazon Prime Video、U-NEXT、DMM TV、Lemino、Hulu、Netflixなどに見放題作品として掲載されています。配信対象や料金は変更されるため、各サービスの作品ページで最新情報を確認してください。
Q5:Season7の登場店はすべて現在も営業していますか?
A5:すべてではありません。第12話の中華シブヤは閉店済みで、第5話の眞実一路は三河島から千代田区外神田へ移転しています。ほかの店舗についても、営業時間や所在地を来店前に確認することをおすすめします。
『孤独のグルメ Season7』は、2018年4月から6月にかけて放送された全12話のグルメドラマだ。松重豊演じる井之頭五郎が、上尾市、経堂、南麻布、下仁田町、三河島、浦安市、東向島、中野、韓国の全州とソウル、千葉市、八丁堀を訪れ、各地の個性的な料理を楽しんだ。
特に韓国出張編の第9話・第10話は、現地の食文化を取り入れたシリーズの新しい試みとして印象に残る。2018年のSeoul Drama Award受賞も、作品の海外での人気を示す出来事だった。
2026年に視聴する場合は、動画配信サービスの最新ラインアップを確認するのが確実だ。また、聖地巡礼を計画するなら、眞実一路の移転や中華シブヤの閉店のように、放送当時から変わった店舗情報にも注意したい。
料理の魅力だけでなく、知らない街で偶然見つけた店に入る楽しさや、一人で食べる時間の豊かさまで描いたSeason7。全12話を通して見ることで、井之頭五郎という人物と『孤独のグルメ』という作品の魅力を改めて感じられるはずだ。