2025年12月31日に東京・NHKホールから生放送された第76回NHK紅白歌合戦は、白組が2年連続で優勝しました。
番組テーマは「つなぐ、つながる、大みそか。」。放送100年の節目を飾る大会で、司会は綾瀬はるか、有吉弘行、今田美桜、NHKアナウンサーの鈴木奈穂子が担当しました。
今回の勝敗で特筆すべきなのは、白組が特定の審査部門だけで勝ったのではなく、3部門すべてで紅組を上回ったことです。
2025年の最終審査結果と実際の票数| 審査区分 | 紅組 | 白組 | 勝者 |
|---|---|---|---|
| ゲスト審査員 | 2票 | 5票 | 白組 |
| 会場審査員 | 878票 | 1,520票 | 白組 |
| 視聴者審査員 | 3,361,295票 | 4,397,571票 | 白組 |
出典:NHKの番組結果、モデルプレスの2025年12月31日付報道、放送内容記録。
数字を詳しく見ると、白組の優勢がより鮮明になります。
- ゲスト審査員:白組が3票上回った。
- 会場審査員:白組が642票上回った。
- 視聴者審査員:白組が1,036,276票上回った。
特に視聴者投票では、白組が約439万票を獲得。紅組との差は100万票を超えました。
視聴者投票の総数は7,758,866票で、白組の得票率は約56.7%です。テレビ視聴者からの支持でも、白組が明確にリードした結果でした。
ゲスト審査員7人の顔ぶれ第76回大会のゲスト審査員には、スポーツ、芸能、文化など幅広い分野から7人が選ばれました。
- 小田凱人(車いすテニス選手)
- 髙石あかり(俳優)
- 仲野太賀(俳優)
- 野沢雅子(声優)
- 松嶋菜々子(俳優)
- 三浦知良(プロサッカー選手)
- 三宅香帆(文芸評論家)
朝ドラや大河ドラマに関わる俳優、長年第一線で活躍する声優、スポーツ界の著名人、文芸評論家など、異なる分野の視点が審査に加わった点も特徴です。
【紅白歌合戦の優勝決定の仕組み】3部門のポイント制を解説

紅白歌合戦は、単純に視聴者の投票数だけで優勝を決める番組ではありません。
第76回では、ゲスト審査員、会場審査員、視聴者審査員という3つの審査部門を設け、それぞれの勝者に1ポイントを与える方式が採用されました。
3部門の投票で2ポイント以上を獲得すれば優勝審査方法は次のとおりです。
1. ゲスト審査員の投票数を比較する。
2. NHKホールの会場審査員の投票数を比較する。
3. テレビ視聴者の投票数を比較する。
4. 各部門で得票数が多い組に1ポイントを付与する。
5. 3ポイント中2ポイント以上を獲得した組が優勝する。
この仕組みはNHKが事前に発表し、オリコンも2025年12月17日付の記事で詳しく報じています。
視聴者投票はテレビ1台につき最大5票視聴者審査員の投票にも特徴があります。
第76回では、テレビのリモコンを使ったデジタル投票が採用されました。
- テレビ1台につき最大5票。
- 視聴時間に応じて投票できる票数が増える。
- 紅組と白組に票を振り分けて投票できる。
- インターネットからの独立した投票は受け付けない。
つまり、投票者の人数と投票総数は必ずしも一致しません。テレビの台数や視聴時間も関係するため、約776万票という数字をそのまま776万人の投票者数と解釈することはできません。
3部門すべてで白組が勝ったことの意味今回の結果で注目したいのは、審査方法の違う3部門で同じ結果が出たことです。
ゲスト審査員は個人の評価、会場審査員はNHKホールでの観覧体験、視聴者審査員はテレビを通じた参加型の評価です。
それぞれ投票する人も条件も異なります。その3つがそろって白組の勝利となった点は、第76回の大きな特徴でした。
一方、票数の合計を単純に足して勝敗を比較することはできません。ゲスト審査員は人数、会場審査員は会場票、視聴者審査員はテレビのデジタル投票という異なる単位だからです。
【第76回の出場歌手一覧と曲順】紅組21組・白組21組の全歌唱曲
2025年の紅白歌合戦では、紅組21組、白組21組が通常の対戦枠に登場しました。
加えて、放送100年を記念したオープニングメドレーや、往年のヒット曲を披露する特別企画も組まれました。
ここでは通常出場枠の歌手と曲順を、実際の放送順に沿って整理します。
前半の出場歌手と歌唱曲| 順番 | 歌手 | 歌唱曲 |
|---|---|---|
| 1 | CANDY TUNE(紅) | 倍倍FIGHT! |
| 2 | FRUITS ZIPPER(紅) | わたしの一番かわいいところ |
| 3 | 新浜レオン(白) | Fun! Fun! Fun! |
| 4 | ORANGE RANGE(白) | イケナイ太陽 |
| 5 | King & Prince(白) | What We Got~奇跡はきみと~ |
| 6 | ILLIT(紅) | Almond Chocolate |
| 7 | 天童よしみ(紅) | あんたの花道~ミャクミャクダンスSP~ |
| 8 | &TEAM(白) | FIREWORK |
| 9 | LiSA(紅) | 残酷な夜に輝け |
| 10 | M!LK(白) | イイじゃん |
| 11 | 乃木坂46(紅) | Same numbers |
| 12 | 純烈(白) | いい湯だな(ビバノン・ロック) |
| 13 | Number_i(白) | GOD_i |
| 14 | 幾田りら(紅) | 恋風 |
| 15 | aespa(紅) | Whiplash |
| 16 | アイナ・ジ・エンド(紅) | 革命道中 - On The Way |
| 17 | BE:FIRST(白) | 夢中 |
| 18 | 三山ひろし(白) | 酒灯り~第9回けん玉世界記録への道~ |
| 19 | ハンバート ハンバート(紅) | 笑ったり転んだり |
| 20 | 坂本冬美(紅) | 夜桜お七 |
| 21 | 水森かおり(紅) | 大阪恋しずく~紅白ドミノチャレンジ2025~ |
| 22 | Vaundy(白) | Tokimeki |
| 順番 | 歌手 | 歌唱曲 |
|---|---|---|
| 23 | RADWIMPS(白) | 20周年スペシャルメドレー |
| 24 | AKB48(紅) | AKB48 20周年スーパーヒットメドレー |
| 25 | TUBE(白) | 紅白 夏の王様メドレー |
| 26 | HANA(紅) | ROSE |
| 27 | ちゃんみな(紅) | ちゃんみなSPメドレー |
| 28 | 岩崎宏美(紅) | 聖母たちのララバイ |
| 29 | サカナクション(白) | 怪獣・新宝島 |
| 30 | SixTONES(白) | 6周年アニバーサリーメドレー |
| 31 | 郷ひろみ(白) | 2億4千万の瞳-エキゾチック・ジャパン- |
| 32 | back number(白) | どうしてもどうしても・水平線 |
| 33 | あいみょん(紅) | ビーナスベルト |
| 34 | 久保田利伸(白) | 紅白スペシャルメドレー |
| 35 | Perfume(紅) | Perfume Medley 2025 |
| 36 | 髙橋真梨子(紅) | 桃色吐息 |
| 37 | 布施明(白) | MY WAY |
| 38 | 石川さゆり(紅) | 天城越え |
| 39 | 米津玄師(白) | IRIS OUT |
| 40 | 福山雅治(白) | クスノキ-500年の風に吹かれて- |
| 41 | MISIA(紅) | MISIAスペシャル |
| 42 | Mrs. GREEN APPLE(白) | GOOD DAY |
出典:日刊スポーツ、JOYSOUND音楽ニュースの第76回曲順・歌唱曲一覧。メドレーの一部は代表タイトルで表記。
特別企画で登場した歌手と楽曲通常の対戦枠とは別に、特別企画も番組を彩りました。
- 氷川きよし:「愛燦燦」
- 堺正章:「ザッツ・エンターテインメント・メドレー」
- 福山雅治:「木星 feat. 稲葉浩志」
- 連続テレビ小説「あんぱん」スペシャルステージ
- 星野源:「創造」
- 矢沢永吉:「真実」
- 松任谷由実:「天までとどけ」
- 玉置浩二:「ファンファーレ」
- 松田聖子:「青い珊瑚礁~Blue Lagoon~」
オープニングでは「放送100年 紅白スペシャルメドレー」も披露されました。
Mrs. GREEN APPLE、King & Prince、郷ひろみ、HANA、アイナ・ジ・エンド、今田美桜、前田敦子らが参加し、「夢であいましょう」「ひょっこりひょうたん島」「春一番」「YOUNG MAN」など、時代を超えて親しまれる楽曲が並びました。
第76回で特に注目されたポイント今回の出演者構成で目立ったのは、新世代の人気アーティストと長年の実績を持つ歌手が同じ舞台に立ったことです。
CANDY TUNE、FRUITS ZIPPER、M!LK、HANA、&TEAMなど、新しい音楽シーンを代表する顔ぶれが初出場を果たしました。
一方、石川さゆりは48回目、郷ひろみは38回目、坂本冬美は37回目、天童よしみは30回目の出場でした。
単なる人気ランキングではなく、世代を超えて楽しめる番組構成が、第76回の特徴だったといえます。
【紅白歌合戦の歴代優勝回数】白組42勝・紅組34勝の記録を検証
紅白歌合戦は1951年に第1回が始まり、2025年の第76回まで続いています。
長い歴史の中で、紅組と白組はどちらも多くの優勝を重ねてきましたが、現在の通算成績では白組がリードしています。
第76回終了時点の歴代通算成績
白組42勝
歴代最多
紅組34勝
白組との差は8勝
第76回の終了によって、白組42勝、紅組34勝という成績が確定しました。
直近10大会の優勝チーム| 開催年 | 大会 | 優勝 |
|---|---|---|
| 2016年 | 第67回 | 紅組 |
| 2017年 | 第68回 | 白組 |
| 2018年 | 第69回 | 白組 |
| 2019年 | 第70回 | 白組 |
| 2020年 | 第71回 | 紅組 |
| 2021年 | 第72回 | 紅組 |
| 2022年 | 第73回 | 白組 |
| 2023年 | 第74回 | 紅組 |
| 2024年 | 第75回 | 白組 |
| 2025年 | 第76回 | 白組 |
直近10大会では白組6勝、紅組4勝です。
ただし、直近6大会だけを見ると、2020年から2025年まで紅組3勝、白組3勝。通算成績では白組が優勢でも、最近の大会では互角に近い争いが続いています。
白組が歴代最多になった背景白組の優勝回数が大きく伸びた時期として知られるのが、2000年代です。
特に注目すべき記録は、2005年から2010年までの6連勝。第56回から第61回にかけて白組が勝ち続け、現在も歴代最長の連勝記録となっています。
一方、昭和期には紅組が優勢だった時代もあります。
年代別に見ると、1950年代、1970年代、1980年代は紅組が勝ち越し、1990年代以降は白組が優位な成績を残してきました。
この変化は、紅白歌合戦の視聴者層や音楽シーンの移り変わりとともに、勝敗の歴史を振り返る面白さを生み出しています。
歴代の優勝回数で誤解しやすいポイントネット上では「白組が42勝だから2026年も有利」という見方が出ることがあります。
しかし、過去の優勝回数は次回の審査ポイントに加算されません。
2026年大会も、その年に採用される審査方式と当日の投票結果によって優勝が決まります。歴代成績はあくまで長期的な記録であり、次の大会の勝敗を予測する確定材料ではありません。
【2026年最新の紅白歌合戦情報】第77回の放送日・司会・結果発表
2026年の第77回NHK紅白歌合戦は、2026年12月31日(木)に開催予定です。
NHKは9月16日に開催を発表し、東京・渋谷のNHKホールを会場とすることを明らかにしました。
第77回NHK紅白歌合戦の基本情報
第77回NHK紅白歌合戦
12月31日(木)
2026年・大みそか
放送予定
19:20~23:45
会場
NHKホール
大会テーマ
こえていこう、歌とともに。
大会回数
第77回
出典:NHKの開催発表、2026年10月の司会発表。
2026年10月9日、NHK紅白歌合戦の公式発表により、第77回の司会者が明らかになりました。
今回が紅白の司会初担当。2011年には歌手として紅白に出演した経験があります。
紅白の司会は初めて。過去にはゲスト審査員として出演しています。
嵐として2010年から2014年まで司会を担当。個人としては2017年以来の司会です。
2024年、2025年に続く3年連続の司会です。
番組テーマは「こえていこう、歌とともに。」。世代や放送の枠を超えて音楽を届けるという思いが込められています。
2026年の出場歌手と曲順はいつ発表される?2026年11月6日時点では、出場歌手と歌唱曲、正式な曲順は発表前です。
NHKの9月の開催発表でも、出場者については決定次第告知すると案内されています。
過去の大会では11月中旬に出場歌手が発表されるケースが続いています。ただし、第77回の具体的な発表日は、11月6日時点で確定していません。
現時点で整理すると、次のようになります。
| 確認項目 | 2026年11月6日時点 |
|---|---|
| 放送日 | 12月31日で確定 |
| 会場 | NHKホール |
| 司会 | 発表済み |
| 番組テーマ | 発表済み |
| 出場歌手 | 発表前 |
| 歌唱曲 | 発表前 |
| 曲順 | 発表前 |
| 紅組・白組の優勝 | 放送前のため未確定 |
| 最終審査結果 | 放送後に判明 |
2026年大会の結果を確認する際は、出場歌手の発表と、放送当日の最終審査結果を分けてチェックすることが大切です。
【紅白歌合戦結果に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2025年の紅白歌合戦で優勝したのは紅組と白組のどちらですか?
A1:第76回NHK紅白歌合戦では白組が優勝しました。ゲスト審査員、会場審査員、視聴者審査員の3部門すべてで紅組を上回っています。
Q2:2025年の紅白歌合戦の視聴者投票は何票でしたか?
A2:紅組が3,361,295票、白組が4,397,571票でした。白組が1,036,276票上回っています。
Q3:紅白歌合戦の歴代優勝回数はどちらが多いですか?
A3:第76回終了時点で白組42勝、紅組34勝です。白組が8勝リードしています。
Q4:紅白歌合戦は視聴者投票だけで優勝が決まりますか?
A4:第76回では、視聴者、NHKホールの会場審査員、ゲスト審査員の3部門でそれぞれ1ポイントを争い、2ポイント以上を獲得した組が優勝する方式でした。
Q5:2026年の紅白歌合戦の放送日はいつですか?
A5:2026年12月31日(木)です。放送予定時間は19時20分から23時45分まで、会場はNHKホールです。
Q6:2026年の紅白歌合戦の出場歌手と曲順は発表されていますか?
A6:2026年11月6日時点では未発表です。司会者と番組テーマは発表されていますが、出場歌手、歌唱曲、曲順は今後のNHKからの発表待ちです。
第76回NHK紅白歌合戦は、白組が3部門すべてで勝利し、2年連続の優勝を果たしました。
最終審査結果は、ゲスト審査員が2対5、会場審査員が878対1520、視聴者審査員が3,361,295対4,397,571。どの部門でも白組が紅組を上回っています。
歴代成績も白組42勝、紅組34勝と白組が優位です。ただし、直近6大会は紅組と白組が3勝ずつで、毎年の勝敗は決して固定されていません。
【プロの結論】
紅白歌合戦の結果を正しく理解するためには、次の3つを分けて見ることが大切です。
1. 当日の勝敗:3部門の投票結果と優勝チームを確認する。
2. 歴代の記録:通算優勝回数と直近大会の傾向を区別する。
3. 次回大会の情報:NHKの正式発表に基づいて出場歌手、曲順、放送日を確認する。
2026年の第77回大会は12月31日に開催予定です。出場歌手の発表を経て、年末のステージでどのような対決が繰り広げられるのか、そして紅組が白組の通算リードを縮められるのかが注目されます。
2025年の確定結果を基準に、2026年大会の新情報を追いかけていきましょう。