ポケモンのタイプ相性で初心者がつまずきやすいのが、複合タイプの計算です。
複合タイプとは、1匹のポケモンが2種類のタイプを持っている状態を指します。
例えば、ギャラドスはみず・ひこう、カイリューはドラゴン・ひこうという複合タイプです。
複合タイプは2つの倍率を掛け算する計算方法はシンプルです。
相手のタイプ1に対する倍率と、タイプ2に対する倍率を掛け合わせます。
代表的な組み合わせは次のとおりです。
- 2倍×2倍=4倍
- 2倍×1倍=2倍
- 2倍×0.5倍=1倍
- 0.5倍×0.5倍=0.25倍
- 0倍×2倍=0倍
例えば、ドラゴン・ひこうタイプのカイリューにこおり技を使うと、ドラゴンとひこうの両方がこおり技に弱いため、4倍になります。
反対に、むし・はがねタイプのハッサムにひこう技を使うと、むしタイプには2倍、はがねタイプには0.5倍です。
したがって、最終的なタイプ相性は等倍の1倍になります。
「こうかはいまひとつ」の意味は?「こうかはいまひとつ」は、相手のタイプに対して攻撃が不利だったことを示すメッセージです。
本編シリーズでは、基本的にダメージが半分になります。
複合タイプの場合、2つのタイプの両方が耐性を持っていると0.25倍まで下がります。
例えば、くさ・どくタイプに対してくさ技を使用した場合、くさタイプにもどくタイプにも半減されるため、0.25倍です。
このように、複合タイプは攻撃側にとって有利にも不利にも働きます。
「こうかがないようだ」の意味は?こちらは、相手のタイプに対して技が無効であることを表します。
本編シリーズでは、基本的にダメージは0です。
代表的な組み合わせは次のとおりです。
- ノーマル技 → ゴーストタイプ:無効
- でんき技 → じめんタイプ:無効
- じめん技 → ひこうタイプ:無効
- かくとう技 → ゴーストタイプ:無効
- エスパー技 → あくタイプ:無効
- どく技 → はがねタイプ:無効
- ドラゴン技 → フェアリータイプ:無効
特に注意したいのは、複合タイプに無効タイプが含まれている場合です。
例えば、じめん・ひこうタイプにでんき技を使用すると、ひこうタイプには弱点を突けますが、じめんタイプがでんき技を無効化します。
そのため、結果は4倍や2倍ではなく、0倍です。
ただし、特性や技の追加効果などによって相性が変化する場合もあります。タイプ表だけで判断せず、実際のバトル状況も確認しましょう。
【ポケモンGOとの違い】同じ弱点でもダメージ倍率は異なる

『ポケモンGO』をプレイしている人が本編シリーズの相性計算を見ると、倍率の違いに驚く可能性があります。
実は、両作品ではタイプ相性の基本的な関係は共通していますが、ダメージ倍率が異なります。
ポケモンGOのタイプ相性倍率『ポケモンGO』では、通常の弱点は1.6倍です。
二重弱点の場合は1.6倍を2回掛けるため、2.56倍になります。
本編シリーズとポケモンGOの比較
GOの倍率はタイプ相性補正の基本値。約0.39倍は正確には0.390625倍。
特に重要なのが、無効タイプの扱いです。
本編シリーズでは、タイプ相性によって攻撃が完全に無効になるケースがあります。
しかし、『ポケモンGO』では本編で無効となる相性も、ダメージが完全な0にはなりません。
無効に相当する相性は、二重耐性と同じ約0.39倍として処理されます。
例えば、じめんタイプのポケモンに対するでんき技は、本編では無効ですが、GOではダメージが大幅に減少する扱いです。
Nianticの公式ヘルプセンターも、GOでは無効タイプに対して通常の「効果はいまひとつ」よりもさらに少ないダメージになると説明しています。
ポケモンGOのタイプ一致補正も違うGOにもタイプ一致ボーナスがあります。
ただし、本編の基本倍率1.5倍とは異なり、GOでは基本的に1.2倍です。
加えて、弱点補正、天候ブーストなどが加わることで、実際のダメージは変動します。
そのため、本編で覚えたダメージ計算をそのままGOに当てはめるのは避けましょう。
【2026年のポケモンチャンピオンズ】タイプ相性は対戦の勝敗を左右する
2026年に登場した『Pokémon Champions(ポケモンチャンピオンズ)』でも、タイプ相性はバトルの重要な基本要素です。
任天堂の公式発表によると、Nintendo Switch版は2026年4月8日に配信されました。
ポケモン公式サイトでは、タイプ・特性・技といった従来のバトル要素を活用する対戦特化タイトルとして紹介されています。
チャンピオンズで覚えておきたい相性表示2026年11月時点の攻略資料では、技選択時に相手への効果を確認でき、複合タイプの相性も倍率に応じて判定されます。
特に注目したいのは、4倍と0.25倍の扱いです。
- 4倍:ちょうバツグン
- 2倍:こうかバツグン
- 1倍:通常の効果
- 0.5倍:いまひとつ
- 0.25倍:かなりいまひとつ
- 0倍:こうかなし
通常の「こうかばつぐん」に加えて、4倍の相性を区別して表示する点が特徴です。
チャンピオンズで弱点を突くための実戦的な考え方対戦で勝つためには、単純に攻撃力が高いポケモンを選ぶだけでは不十分です。
重要なのは、相手のタイプ構成に対して有効な技を用意することです。
例えば、相手のポケモンがドラゴン・あくタイプなら、フェアリー技が非常に有効です。
両方のタイプに弱点を突けるため、4倍のタイプ相性補正が期待できます。
一方、相手がじめん・ひこうタイプなら、でんき技は無効です。でんきタイプのポケモンを選出していても、技が通らなければ有利にはなりません。
ポケモンのタイプと技のタイプを別々に考えることが、対戦で失敗しないための基本です。
【プロの結論】ポケモンバトルで弱点を突くための5つのポイント
タイプ相性を理解したら、次は実際のバトルで活用する段階です。
単にタイプ相性表を暗記するだけではなく、相手の構成を見て攻撃方法を選ぶ習慣を身につけましょう。
1. 相手のタイプを最初に確認する相手のポケモンが何タイプなのかを把握します。
複合タイプの場合は、必ず両方を確認してください。
片方のタイプだけで判断すると、予想外の耐性や無効に遭遇することがあります。
2. 技のタイプを確認するポケモン自身のタイプと技のタイプは必ずしも一致しません。
例えば、みずタイプのポケモンがこおり技を覚えている場合、こおり技として相性を判定します。
攻撃するポケモンのタイプだけを見て判断しないことが大切です。
3. 4倍弱点を優先的に狙う複合タイプの相手に対して、両方のタイプに有利な技を使えるなら、大きなダメージを狙えます。
特に、相手のHPが残り少ないときや、交代を誘いたい場面では有効です。
4. タイプ一致技も選択肢に入れる弱点を突ける技が必ずしも最善とは限りません。
例えば、威力が低い弱点技よりも、威力が高いタイプ一致技のほうが大きなダメージを与える場合があります。
技の威力とタイプ相性、タイプ一致補正を総合的に考えることが必要です。
5. 相手の特性や特殊な効果にも注意するタイプ相性表だけでは判断できないケースもあります。
例えば、特性「ふゆう」は通常の状態ではじめん技を無効化します。
また、特性や技の効果によって、本来のタイプ相性が変化する場合もあります。
対戦では、タイプ表に加えて特性・技・場の状態まで確認することが大切です。
【よくある質問】「こうかはばつぐんだ」に関するFAQ
Q1:「こうかはばつぐんだ」は何倍のダメージ?本編シリーズでは基本的に2倍です。相手が複合タイプで、両方のタイプに弱点を突ける場合は4倍になります。『ポケモンGO』では通常1.6倍、二重弱点は2.56倍です。
Q2:「こうかはいまひとつ」と「こうかがないようだ」の違いは?「こうかはいまひとつ」は攻撃のダメージが減少する状態で、本編では基本0.5倍です。「こうかがないようだ」はタイプ相性によって攻撃が無効になり、本編では0倍になります。
Q3:ポケモンのタイプと技のタイプが違っていても弱点を突ける?はい。弱点判定は使用した技のタイプを基準に行います。例えば、みずタイプのポケモンがこおり技を使用して、相手のドラゴンタイプの弱点を突くことも可能です。
Q4:複合タイプの弱点はどう計算する?それぞれのタイプに対する倍率を掛け合わせます。両方が弱点なら4倍、片方が弱点で片方が耐性なら等倍、両方が耐性なら0.25倍です。ただし、片方でも無効なら基本的に0倍です。
Q5:ポケモンGOでも「こうかがないようだ」は0ダメージ?いいえ。GOでは本編のような完全なタイプ無効はありません。本編で無効となる相性も、基本的に約0.39倍のダメージになります。
「こうかはばつぐんだ」は、ポケモンバトルで相手の弱点を突いたことを知らせるメッセージです。
覚えておきたい要点は次の5つです。
- 本編シリーズの通常の弱点は2倍。
- 複合タイプの両方に弱点を突くと4倍。
- タイプ一致補正は本編の基本で1.5倍。
- 『ポケモンGO』では弱点1.6倍、二重弱点2.56倍。
- 『Pokémon Champions』でもタイプ相性と複合タイプの理解が対戦の基本。
2026年のポケモンバトルでも、タイプ相性の基本を理解することは欠かせません。
大切なのは、相手のポケモンのタイプだけでなく、使用する技のタイプ、複合タイプによる倍率、特性まで考えて攻撃を選ぶことです。
「こうかはばつぐんだ」という表示の意味を正しく理解すれば、技選択やポケモンの交代、チーム編成にも一貫した判断基準を持てるようになります。