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股ドンとは?読み方・由来・壁ドンとの違いから恋愛心理や同意の注意点まで徹底解説

黒田 宗一郎 黒田 宗一郎 • 更新: • 公開: • 読了約 19 分
目次

「股ドン(またどん)」とは、壁を背にした相手の股の間に足を入れ、膝や足の裏などで壁をドンと突く恋愛シチュエーションを指す言葉です。壁に手をついて相手に迫る「壁ドン」から派生した表現で、相手との距離の近さや大胆なポーズが特徴です。漫画やアニメ、恋愛イラストなどでは、相手を意識させる演出として描かれます。

一方、実際に股ドンをされた人が必ずしも好意を感じるわけではありません。相手との関係性や突然の接近、身体的な距離によって、胸が高鳴ることもあれば、恐怖や不快感につながることもあります。2026年現在の言葉の使われ方を踏まえ、読み方や由来、壁ドンとの違い、男女それぞれの心理、漫画・アニメでの表現、実際に行う際の同意と注意点を整理します。

【基本知識】股ドンとは?読み方・意味・ポーズの特徴を解説

股ドンとは
股ドンの読み方は「またどん」

股ドンの一般的な読み方は「またどん」です。「股」は足の付け根や脚の間を表し、「ドン」は壁などに何かが当たる音を表現しています。

文字どおり、相手の股の間に足を入れて壁を突く動作から名付けられました。ネット上の用語解説には「マタドン」とカタカナで読みを記載したものもあり、表記には多少の違いがあります。

股ドンの基本的な意味とポーズ

股ドンは、壁際に立つ人物に対して、もう一方の人物が脚を相手の脚の間に差し入れ、壁を突くような姿勢を取ることです。

一般的なイメージでは、次のような特徴があります。

  • 一方が壁を背にして立っている。
  • もう一方が正面から接近している。
  • 相手の脚の間に足を入れた構図になっている。
  • 壁に向けた足の動作によって、相手との距離の近さが強調される。
  • 視線や表情によって恋愛的な緊張感を演出する。

ただし、股ドンには公的な定義や統一された正式ポーズがあるわけではありません。膝で壁を突く構図や足裏を使う構図など、イラストや作品によって描写は異なります。

股ドンの由来は壁ドンからの派生

股ドンの由来を理解するには、先に壁ドンの意味の変化を知っておく必要があります。

壁ドンはもともと、集合住宅で隣室の騒音に抗議するために壁をたたく行為を指していました。その後、少女漫画などで描かれる、男性が女性を壁際に追い詰めて手を壁につく恋愛シーンを表す言葉として広まりました。

2014年8月2日公開のネット用語辞典「ネット王子」には、股ドンの意味や読み方、壁ドンから派生した言葉であることが掲載されています。同記事では、当時のTwitter上で股ドンのイラストが投稿されていたことにも触れています。

つまり、股ドンは壁ドンの人気を背景に、身体のどの部分で壁を突くかという違いから生まれた派生表現です。特定の人物が考案したことや、最初に使われた正確な日時まで確定しているわけではありません。

【徹底比較】股ドンと壁ドンの違いは?漫画・アニメでの描かれ方

股ドンと壁ドンは何が違う?

股ドンと壁ドンの最も大きな違いは、壁に向かって突き出す身体の部位です。

壁ドンでは手や腕を使うのに対し、股ドンでは脚を使います。そのため、股ドンは相手の脚の間に足を置く構図になり、より身体的な距離の近さが強調されます。

両者の特徴を整理すると、次のようになります。

比較項目 壁ドン 股ドン
読み方 かべどん またどん
基本動作 手や腕で壁を突く 脚を相手の脚の間に入れて壁を突く
相手の位置 壁を背にして立つ 壁を背にして立つ
距離感 顔や上半身の近さが中心 脚を含めた全身の近さが強調される
主な演出 告白、接近、緊張感 大胆さ、独占的な雰囲気、緊張感
言葉の関係 恋愛表現として広まった言葉 壁ドンから派生した俗語
現実での注意点 壁に手をつく音や相手との距離 脚の接触、転倒、身体の自由を奪う危険

壁ドンが顔の近さや手の位置によって緊張感を生むのに対し、股ドンは脚の配置によって相手との距離を強く意識させる構図です。

股ドンは漫画やアニメでどう描かれる?

漫画やアニメにおける股ドンは、恋愛関係にある人物同士の緊張感や、普段とは違う一面を見せる演出として理解できます。

特にイラストでは、人物の身体の配置が重要です。壁を背にした人物と、その正面に立つ人物の脚が画面内で交差するように配置されることで、通常の立ち姿とは異なる親密さが生まれます。

また、次のような表現が組み合わされることがあります。

  • 視線:相手を見つめることで、恋愛的な緊張感を強調する。
  • 表情:照れた表情や驚いた顔で、人物の感情を表現する。
  • 構図:壁や脚の位置を使い、二人の距離の近さを見せる。
  • 身長差:人物同士の体格差を構図に取り入れる。
  • 背景:壁際や廊下など、人物同士の距離が際立つ場所を使う。

実写と違い、漫画やアニメでは構図を自由に調整できます。そのため、現実では不自然になりやすい姿勢でも、人物の表情や視線と組み合わせることで印象的な恋愛シーンとして成立します。

股ドンのイラストが注目される理由

股ドンのイラストが持つ特徴は、二人の身体の位置関係を一目で伝えられることです。

通常の向かい合った立ち姿では表現しにくい、接近する側と受け止める側の関係性が、脚の配置だけでも伝わります。

また、同じポーズでも表情を変えることで印象が大きく変わります。笑顔ならコミカルな雰囲気になり、真剣な表情なら恋愛ドラマのような緊張感が生まれます。

ただし、漫画やアニメで魅力的に描かれていることと、現実で同じ行為が歓迎されることは別問題です。創作上の演出と実際の人間関係は分けて考える必要があります。

【恋愛心理】股ドンされる側・する男性は何を考えている?脈ありの可能性

股ドンされる側の心理は一つではない

股ドンをされた側の心理は、相手との関係やその場の状況によって大きく変わります。

恋愛漫画のような雰囲気を楽しんでいる人であれば、相手との距離が急に縮まることで、ドキドキしたり、普段と違う相手の一面に魅力を感じたりすることがあります。

一方、予想していないタイミングで突然近づかれた場合には、驚きや不安を感じることもあります。

代表的な反応としては、次のようなものが考えられます。

  • ときめき:好意を持つ相手との距離が近くなり、恋愛的な高揚感を覚える。
  • 照れ:顔や身体の距離が近くなり、相手の視線を意識する。
  • 驚き:突然の動作に反応できず、どう対応するか迷う。
  • 警戒心:身体の自由が制限されたように感じ、相手との距離を取りたくなる。
  • 不快感:自分の意思を確認されずに接近されたことに嫌悪感を覚える。

重要なのは、表情や身体の反応だけで本人の気持ちを決めつけないことです。驚いて言葉が出ない場合もあり、笑顔を見せたからといって必ずしも喜んでいるとは限りません。

股ドンする男性の心理とは?

男性が股ドンをする心理として考えられるのは、相手に自分を意識してほしい、恋愛ドラマのような雰囲気を作りたい、親密さを演出したいといった動機です。

ただし、股ドンをする男性が全員同じ心理で行動しているわけではありません。

主な可能性を整理すると、次のようになります。

  • 好意を伝えたい:相手に異性として意識してもらいたい。
  • 積極性を見せたい:普段とは違う大胆な一面を表現したい。
  • 恋愛演出を楽しみたい:漫画やドラマのようなシチュエーションを再現したい。
  • 相手の反応を見たい:自分に対してどのような感情を持っているか知りたい。
  • 優位に立ちたい:相手を圧迫することで主導権を握ろうとする。

最後のように、恋愛感情ではなく相手を支配したい気持ちが背景にある可能性もあります。大胆な行動だからといって、必ずしも好意の表れとは限りません。

股ドンは脈ありサインなのか?

股ドンをされたからといって、相手が自分に恋愛感情を持っているとは断定できません。

判断する際には、股ドンという一つの動作だけでなく、普段の言動や二人の関係性を確認することが大切です。

例えば、次のような行動が継続して見られる場合は、好意の可能性を考える材料になります。

  • 日常的に会話や連絡を取ろうとしてくる。
  • 二人で過ごす時間を積極的に作ろうとする。
  • こちらの気持ちや意見を尊重してくれる。
  • 恋愛関係について具体的な意思表示をする。
  • 嫌がることをせず、適切な距離感を保ってくれる。

反対に、相手が嫌がっているのに何度も同じ行動をする場合は、好意の有無以前に、相手の意思を尊重しているかが問題になります。

股ドンは脈ありを証明する行為ではなく、恋愛感情を判断する一つの状況にすぎません。本当の気持ちは、普段のコミュニケーションや言葉によって確かめるのが確実です。

【実践・注意点】股ドンのやり方と安全な距離感、同意の考え方

実際の股ドンは漫画のように再現できる?

股ドンはイラストや映像では印象的ですが、現実の身体動作としては注意が必要です。相手の脚の間に足を入れる構図は、足元のバランスを崩したり、相手に圧迫感を与えたりする可能性があります。

そのため、実際に再現する場合は、相手を壁際に追い詰めたり、身体を固定したりする方法ではなく、演出として安全に見せることを優先します。

写真撮影や演技で表現したい場合は、次のポイントを意識してください。

  • 事前に相談する:どのようなポーズを取るのか、相手に具体的に説明する。
  • 接触を避ける:実際に脚や身体を押しつけず、カメラアングルで距離感を演出する。
  • 壁との衝突を避ける:壁を強く蹴ったり、膝をぶつけたりしない。
  • 移動できる空間を確保する:相手がいつでも自由に姿勢を変えられるようにする。
  • 中止できる合図を決める:少しでも不安や痛みがあれば、すぐに中止する。

特に写真や動画の撮影では、実際の身体の距離よりも画角や人物の配置によって接近しているように見せる方法が有効です。無理に身体を密着させる必要はありません。

股ドンに同意は必要?恋人同士でも確認したいこと

股ドンを恋愛表現として楽しむ場合でも、相手の同意は欠かせません。

内閣府男女共同参画局は、性的な行為について、本人がいつ、どこで、誰と、どのような関係を持つかを決める権利があると説明しています。また、恋人や夫婦の間であっても、同意のない行為は性暴力になり得るとしています。

股ドンそのものが直ちに性的行為や犯罪に該当するという意味ではありません。しかし、身体を近づける行為である以上、相手の意思を無視してよい理由にはなりません。

特に次のような状況は避けるべきです。

  • 相手に知らせず、突然股ドンをする。
  • 相手が嫌がっているのに動作を続ける。
  • 壁と身体の間に相手を閉じ込める。
  • 足や膝を相手の身体に強く接触させる。
  • 拒否されたことを理由に怒ったり、相手を責めたりする。

また、一度同意を得たとしても、常に同じ行為を受け入れてもらえるとは限りません。内閣府が示す同意の考え方でも、一つの行為への同意が別の行為への同意を意味するわけではないとされています。

相手が恋人であっても、親しい友人であっても、その場で本人がどう感じているかを尊重することが基本です。

股ドンをおすすめできる人・避けたほうがよい人

股ドンは、誰にとっても魅力的な恋愛表現ではありません。楽しめるかどうかは、本人の好みや相手との信頼関係によって変わります。

演出として楽しみやすいケース

  • 漫画やドラマのような恋愛ポーズが好きな人。
  • 相手と事前に撮影内容や動作を相談できる人。
  • 身体的な距離感についてお互いの好みを理解している人。
  • 実際に接触しなくても、構図や演技で表現することを楽しめる人。

避けたほうがよいケース

  • 相手が身体的な接近を苦手としている。
  • 相手の気持ちを確認できていない。
  • 相手との関係がまだ十分にできていない。
  • 周囲の人が見ている場所で相手を困らせる可能性がある。
  • 動作によって転倒やけがが起こるおそれがある。

相手の反応が分からない場合は、実際に行うのではなく、まずは言葉で好みを確認することが大切です。

【股ドンの実態】ネットで広まったイメージと現実の違い

股ドンは一般的な恋愛行動なのか

股ドンは、壁ドンから派生した恋愛関連のネット用語として知られています。しかし、広く知られた言葉であることと、実際に多くの人が日常的に行っていることは別です。

2026年現在、股ドンの実施率や経験率を全国規模で示す公的な統計は、一般に参照できる形では確認できません。そのため、「多くの女性が股ドンされたいと思っている」「男性の間で定番の恋愛テクニックになっている」といった主張を、客観的な事実として扱うことはできません。

ネット上での認知度は、用語解説やイラスト、恋愛関連の記事などによって形成されてきました。一方、実生活での受け止め方は個人差が大きく、創作物の人気がそのまま現実の需要を示すわけではありません。

股ドンに関するよくある誤解

股ドンについては、言葉の印象や漫画の描写から、いくつかの誤解が生まれやすくなっています。

  • 誤解1:股ドンは必ず恋愛感情の表れ。
    実際には、演出、冗談、相手の反応を見たい気持ちなど、さまざまな動機が考えられます。
  • 誤解2:女性なら誰でも喜ぶ。
    好みは人それぞれで、恐怖や不快感を覚える人もいます。性別だけで反応を決めつけることはできません。
  • 誤解3:壁ドンと股ドンは同じポーズ。
    どちらも壁際で相手に接近する構図ですが、壁に向けて使う身体の部位が異なります。
  • 誤解4:漫画で成立するなら現実でも問題ない。
    創作では省略される身体的な負担や心理的な圧迫感が、現実では問題になる場合があります。
  • 誤解5:恋人なら同意を確認する必要はない。
    親しい関係でも、身体的な接近や接触については相手の意思を尊重する必要があります。

股ドンの本質は、特定の動作をすれば相手をときめかせられるということではありません。二人の関係性や、その場の雰囲気によって意味が変わる表現です。

【よくある質問】股ドンとは何か?読み方・心理・由来に関するFAQ

Q1:股ドンの読み方は何ですか?

A1:一般的には「またどん」と読みます。壁を背にした相手の股の間に足を入れて壁を突く行為を指す俗語です。

Q2:股ドンと壁ドンの違いは何ですか?

A2:壁ドンは手や腕で壁を突くのに対し、股ドンは脚を使って壁を突く構図です。股ドンでは相手の脚の間に足を置くため、身体的な距離の近さが強調されます。

Q3:股ドンの由来は何ですか?

A3:壁ドンから派生したネット上の俗語です。2014年8月2日公開のネット用語辞典にも意味や読み方が掲載されています。特定の考案者や正確な発祥日は確定していません。

Q4:股ドンをする男性は脈ありですか?

A4:必ずしも脈ありとは限りません。好意や親密さを演出したい場合もあれば、冗談や反応を確かめたい場合もあります。普段の態度や本人の言葉を含めて判断しましょう。

Q5:股ドンされると女性は嬉しいのでしょうか?

A5:人によって異なります。好意のある相手からの演出として楽しめる人もいれば、突然の接近に恐怖や不快感を覚える人もいます。女性全員が喜ぶわけではありません。

Q6:股ドンは漫画やアニメにも登場しますか?

A6:股ドンは漫画やアニメ、恋愛イラストなどで扱われる恋愛シチュエーションの一つです。人物の視線や脚の配置によって、接近する二人の緊張感を表現します。

Q7:実際に股ドンをしても大丈夫ですか?

A7:相手の同意と安全が確保されていることが前提です。突然相手を壁際に追い詰めたり、身体を押さえたりすることは避けましょう。写真や演技であれば、実際に接触せずカメラアングルで表現する方法もあります。

Q8:股ドンに同意は必要ですか?

A8:身体を近づける行為なので、相手が望んでいるかを確認することが大切です。恋人同士であっても、本人の意思を無視してよいわけではありません。

股ドンとは、壁を背にした相手の股の間に足を入れ、壁を突くような姿勢を取る恋愛表現です。読み方は「またどん」で、壁ドンから派生したネット上の俗語として2014年には用語解説にも掲載されていました。

壁ドンとの違いは、壁に向けて突き出す身体の部位にあります。漫画やアニメ、イラストでは大胆な接近や恋愛的な緊張感を表現する演出として使われます。

一方、股ドンをする側には好意や積極性を表したい心理が考えられますが、必ずしも恋愛感情があるとは限りません。される側も、ときめきだけでなく、驚きや不快感を覚える場合があります。

2026年現在、股ドンの実態を示す全国的な公的統計は確認できず、創作上の人気と現実の恋愛行動は区別する必要があります。

最も大切なのは、ポーズの大胆さではなく、お互いが安心して楽しめる関係性です。漫画のような演出を現実で再現したい場合も、事前の同意、安全な距離、相手がいつでも中止できる環境を優先しましょう。

股ドンは、二人の関係性によって魅力的にも不快にもなり得る表現です。相手の気持ちを尊重することこそ、現実の恋愛において忘れてはいけないポイントです。

主な参照資料: ネット用語辞典「ネット王子」の2014年8月2日付用語解説、集英社「イミダス」の壁ドン解説、内閣府男女共同参画局の性犯罪・性暴力に関する案内。

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コンテンツディレクター 黒田 宗一郎
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グルメ・レシピ担当。材料と手順は必ず再現検証し、出典を明記します。

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