幕内だけでなく、十両でも千秋楽に優勝決定戦が行われた。
2026年名古屋場所の十両優勝は、東十両六枚目の湘南乃海(高田川部屋)。最終成績は11勝4敗で、自身初の各段優勝となった。
十両も4人が11勝4敗で並ぶ展開に今場所の十両では、次の4人が11勝4敗で並んだ。
- 湘南乃海(東十両六枚目)
- 朝翠龍(東十両筆頭)
- 寿之富士(西十両四枚目)
- 嵐富士(東十両十三枚目)
湘南乃海は千秋楽の本割で時疾風に敗れ、通常の取組では優勝を決められなかった。しかし、4人による優勝決定戦で朝翠龍をたたき込み、続く一番では寿之富士を寄り切りで破った。
本割で敗れた後に決定戦を連勝して優勝するという、幕内とはまた違ったドラマを見せた。
十両の注目成績| 力士 | 最終成績 | 結果 |
|---|---|---|
| 湘南乃海 | 11勝4敗 | 十両優勝 |
| 朝翠龍 | 11勝4敗 | 優勝決定戦進出 |
| 寿之富士 | 11勝4敗 | 優勝決定戦進出 |
| 嵐富士 | 11勝4敗 | 優勝争い |
| 時疾風 | 10勝5敗 | 二桁勝利 |
十両でも11勝を挙げる力士が複数現れ、最後まで優勝争いが混戦となった。
湘南乃海にとっては、11勝という数字だけでなく、決定戦で2番続けて勝ち切ったことが大きな成果だ。幕内復帰を目指す力士にとっても、今場所の十両は見応えのある戦いとなった。
【プロの結論】2026年名古屋場所で評価すべき3つのポイント

今回の結果を振り返ると、単純に優勝力士だけを見ていては分からない、3つの要点が浮かび上がる。
1. 安青錦の強さは立て直す能力にあった安青錦は本割で熱海富士に敗れた。それでも決定戦で2連勝し、優勝を決めている。
大関復帰を懸けた場所で、けがを抱えながら15日間を戦い抜いたことも評価したい。目標を達成した後も集中力を維持し、最後の勝負で結果を出した点が今回の最大の収穫だ。
2. 霧島と熱海富士は優勝を逃しても存在感を示した霧島は12勝3敗、熱海富士も12勝3敗。両者とも優勝を狙えるだけの成績を残した。
霧島は大関として綱取りを意識する場所で優勝決定戦まで進み、熱海富士は初優勝を目前にするところまで迫った。
この2人の活躍によって、安青錦の優勝はより価値のあるものになった。
3. 三賞は番付だけでは測れない実力を示した藤ノ川の殊勲賞、琴栄峰と高安の敢闘賞は、上位力士以外にも場所を盛り上げる存在がいたことを示している。
また、十両では湘南乃海が決定戦を制した。
大相撲の場所全体を評価する際には、優勝争いだけでなく、三賞や十両の成績まで確認することで、次の番付につながる力士の活躍も把握できる。
【名古屋場所の結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年名古屋場所の幕内優勝は誰ですか?
A1:西関脇の安青錦です。12勝3敗で、熱海富士と霧島との優勝決定巴戦を制し、3度目の幕内優勝を果たしました。
Q2:名古屋場所の優勝決定巴戦は誰と誰が対戦しましたか?
A2:安青錦、熱海富士、霧島の3人です。最初に熱海富士が霧島に勝ち、次に安青錦が熱海富士を破り、最後に霧島も下して優勝を決めました。
Q3:2026年名古屋場所の三賞受賞者は誰ですか?
A3:殊勲賞は藤ノ川、敢闘賞は熱海富士・琴栄峰・高安、技能賞は安青錦です。
Q4:2026年名古屋場所の十両優勝は誰ですか?
A4:湘南乃海です。11勝4敗で4人による優勝決定戦に進み、連勝して自身初の各段優勝を達成しました。
Q5:横綱・大関陣の最終成績はどうなりましたか?
A5:豊昇龍が7勝7敗1休、大の里が9勝6敗、霧島が12勝3敗、琴櫻が8勝7敗でした。霧島は優勝決定巴戦まで進みましたが、安青錦に敗れました。
Q6:2026年名古屋場所で勝ち越した注目力士は誰ですか?
A6:安青錦、霧島、熱海富士の12勝組に加え、琴栄峰と高安が11勝4敗、大栄翔、藤凌駕、錦富士、尊富士が10勝5敗を記録しました。
2026年7月の名古屋場所は、安青錦が12勝3敗で3度目の幕内優勝を飾った。
千秋楽の本割で熱海富士に敗れながら、霧島を含む3人の優勝決定巴戦で2連勝。大関復帰を決めた場所で優勝するという、史上初の快挙も成し遂げた。
今回の主な結果を改めて整理すると、次のとおりだ。
- 幕内優勝: 安青錦(12勝3敗)
- 優勝決定戦: 安青錦・熱海富士・霧島による巴戦
- 殊勲賞: 藤ノ川(8勝7敗)
- 敢闘賞: 熱海富士(12勝3敗)、琴栄峰(11勝4敗)、高安(11勝4敗)
- 技能賞: 安青錦(12勝3敗)
- 十両優勝: 湘南乃海(11勝4敗)
今回の名古屋場所は、安青錦の復活と優勝だけでなく、霧島の綱取りへの挑戦、熱海富士の初優勝への接近、藤ノ川や琴栄峰の躍進など、多くの力士にとって節目となる場所だった。
今後の大相撲を追うなら、優勝回数だけでなく、勝ち越し・負け越し、三賞、番付の変動にも注目したい。7月場所で示された力士それぞれの実力が、次の場所でどのような結果につながるのか。2026年後半の大相撲を占ううえでも、見逃せない15日間だった。