2026年、スマートフォンやパソコンから全国のボートレースに投票できる「ネットボートレース」。その中心となる公式サービスが、BOAT RACE振興会が運営する電話投票サービス「テレボート」です。会員登録を済ませれば、全国24場のレース情報を確認し、舟券の購入から払戻金の受け取りまでオンラインで完結できます。入会金・年会費は無料で、舟券は100円から購入可能。ただし、実際の投票資金を入金する際には1,000円単位という条件があります。
一方、2026年はBOAT RACEの投票サイトにも変更があり、旧サイトの閉鎖や長期間利用していない会員の資格喪失に関する重要なお知らせが出ています。初めて利用する人はもちろん、以前テレボートに登録したまま利用していない人も、最新の手続きや利用条件を把握しておきたいところです。
【ネットボートレースとは?】テレボートとBOAT RACE公式サイトの違い

ネットボートレースとは、インターネットを通じてボートレースの情報を確認し、舟券を購入する楽しみ方です。
そのサービスを支えているのが「テレボート」です。
テレボートは、全国で開催されるボートレースの舟券をスマートフォンやパソコンから購入できる公式のネット投票サービス。競走場まで足を運ばなくても、開催中のレースに参加できます。
BOAT RACE公式サイトとテレボートは役割が違う初めて利用する人が混同しやすいのが、BOAT RACE公式サイトとテレボートの関係です。
それぞれの役割は次のように整理できます。
- BOAT RACE公式サイト: 開催日程、出走表、選手情報、オッズ、レース結果などを確認する情報ポータル。
- テレボート: 会員登録、ログイン、投票資金の入金、舟券購入、精算を行うネット投票サービス。
- BOATRACEアプリ: レース映像や情報の確認に加え、対応する投票機能も利用できる公式アプリ。
つまり、レース情報を調べるだけなら会員登録は必要ありませんが、実際にネットで舟券を購入するにはテレボートへの登録が必要です。
全国24場のレースをスマホから購入できるテレボートの大きな特徴は、全国24か所のボートレース場を対象にネット投票できることです。
桐生、戸田、江戸川、平和島、多摩川、浜名湖、蒲郡、常滑、津、三国、びわこ、住之江、尼崎、鳴門、丸亀、児島、宮島、徳山、下関、若松、芦屋、福岡、唐津、大村が対象となります。
モーニング、デイ、ナイター、ミッドナイトなど、開催時間帯の異なるレースも楽しめます。
加えて、公式案内ではライブ映像やリプレイ映像も無料で利用できるとされています。
レースを見ながら出走表やオッズを確認し、そのまま投票画面に進めることが、ネット投票の利便性につながっています。
【初心者向け】ネットボートレースの始め方!テレボート会員登録からログインまで
ネットボートレースを始めるには、最初にテレボートのネット投票会員登録を行います。
公式の会員募集サイトでは、指定銀行の口座を持っている人向けに、3ステップ・約5分の登録手順が案内されています。
1.登録前に必要な条件を確認する最初に、次の条件を確認してください。
- 舟券購入が認められている20歳以上であること。
- 日本国内に居住していること。
- テレボートが指定する銀行の口座を持っていること。
- インターネットに接続できるスマートフォンまたはパソコンがあること。
なお、指定銀行にはPayPay銀行、楽天銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行、ゆうちょ銀行、auじぶん銀行などがあります。
利用可能な金融機関は変更される場合があるため、申込時には公式の銀行一覧を確認してください。
指定銀行の口座がない場合は、先に対象銀行の口座を開設する必要があります。
2.テレボートの会員登録を申し込む公式のTELEBOAT会員募集サイトから、ネット投票会員登録へ進みます。
基本的な手続きは次の3段階です。
1. 口座確認: 利用する銀行を選び、本人の口座情報を確認する。
2. 口座振替契約: 投票資金の入金や精算に利用する口座振替の手続きを行う。
3. 会員登録: 必要事項を入力し、申し込みを完了する。
指定銀行の口座を持っている場合、インターネット即時投票会員として登録でき、手続き完了後に投票を利用できるようになります。
申込可能時間は原則として6時30分から翌3時までですが、銀行やシステムのメンテナンス中は手続きできない場合があります。
3.加入者番号・暗証番号・認証番号を保管する登録後は、ログインに必要な情報を確認します。
主なログイン情報は次の3種類です。
- 加入者番号
- 暗証番号
- 認証番号
スマートフォン版の投票サイトでは、加入者番号は半角数字6~10桁、暗証番号と認証番号はそれぞれ半角数字4~6桁の入力形式が案内されています。
これらは第三者に知られないよう管理してください。
テレボートのログイン方法会員登録後は、公式のBOAT RACE投票サイト(スマートフォン版)を開きます。
ログイン画面で加入者番号、暗証番号、認証番号を入力し、ログインボタンを押せば利用を開始できます。
スマートフォン版では、加入者番号と認証番号を保持する設定も利用できます。ただし、暗証番号は毎回入力する必要があります。
ログイン情報を忘れた場合は、公式のログイン情報照会サービスを利用できます。本人確認のため、登録銀行口座の情報が必要になる場合があります。
不特定多数が利用する端末でログイン情報を保存することは避けましょう。
【舟券購入から精算まで】スマホでのネット投票の具体的な流れ
テレボートの登録が済んだら、実際に投票を行います。
ネット投票は、入金、レース選択、舟券購入、払戻金の確認、精算という順番で進みます。
STEP1:テレボート口座に投票資金を入金するログイン後、投票サイトの「入金」または「入金・精算」メニューを開きます。
登録した銀行口座からテレボート口座へ資金を振り替えるため、入金したい金額を入力し、入金指示を行います。
ここで注意したいのが、入金は1,000円単位という点です。
舟券が100円から買えるからといって、100円だけ入金できるわけではありません。
入金後は、投票サイトに表示される購入残高を確認します。
STEP2:レース場と購入するレースを選択するトップ画面から、投票したいボートレース場を選びます。
全国の開催一覧や締切時刻順の表示を使えば、購入可能なレースを探しやすくなります。
選択後は、出走表や選手情報、オッズ、直前情報などを確認します。
初めての人は、いきなり複数のレースを購入するよりも、まずは1レースの仕組みを理解することが大切です。
STEP3:勝式・艇番・購入金額を指定する購入するレースを決めたら、勝式と艇番を選択します。
代表的な勝式には次の種類があります。
- 単勝:1着になる艇を予想する。
- 複勝:2着以内に入る艇を予想する。
- 2連単:1着と2着の艇を順番どおりに予想する。
- 2連複:2着以内に入る2艇を順不同で予想する。
- 3連単:1着・2着・3着を順番どおりに予想する。
- 3連複:3着以内に入る3艇を順不同で予想する。
- 拡連複:3着以内に入る2艇を順不同で予想する。
選択した組み合わせをベットリストに追加し、購入金額を入力します。
投票内容と合計金額を確認したうえで、投票を確定させます。
STEP4:レース結果と払戻金を確認するレース終了後は、投票結果やレース結果のメニューから的中状況を確認できます。
的中した場合の払戻金や返還金は、いったんテレボート口座に加算されます。
購入履歴や払戻金を確認する習慣をつけておけば、使った金額と残高を把握しやすくなります。
STEP5:精算して銀行口座に戻す投票を終えたら、必要に応じて「入金・精算」メニューから精算を行います。
精算指示をすると、テレボート口座にある残高が登録銀行口座へ振り替えられます。
また、当日開催された全レースの確定後には、残っている投票資金が原則として自動的に登録口座へ戻されます。
銀行のシステムメンテナンスや混雑状況によっては、反映が遅れる場合があります。
なお、入金・精算の振替手数料について、利用条件では手数料が発生する仕組みとされていますが、公式の現行条件では当分の間無料と案内されています。
【料金・購入条件を比較】テレボートの入会金や年会費、100円購入の真相
ネットボートレースを始める前に知っておきたいのが、初期費用と実際の購入条件です。
テレボートは会員登録そのものに料金がかかるサービスではありません。ただし、舟券を購入するための投票資金は別途必要です。
テレボートの料金・利用条件一覧| 項目 | 2026年の公式案内 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 入会金 | 無料 | 登録時の入会金なし |
| 年会費 | 無料 | 会員資格の維持に年会費なし |
| 舟券の最低購入額 | 100円 | 100円単位で購入 |
| 入金単位 | 1,000円 | 100円単位の入金ではない |
| 対応レース場 | 全国24場 | 全国の開催レースが対象 |
| ライブ・リプレイ | 無料 | 公式サービスで視聴可能 |
| 入金・精算手数料 | 当分の間無料 | 最新の利用条件を確認 |
| 購入資格 | 20歳以上 | 20歳未満は購入不可 |
出典:TELEBOAT会員募集サイト、インターネット即時投票会員の利用条件、BOAT RACE公式FAQ。
「100円から買える」と「1,000円必要」は矛盾しない特に誤解されやすいのが、購入金額と入金金額の違いです。
例えば、最初に1,000円を入金した場合、その範囲内で100円単位の舟券を購入できます。
1レースにつき100円の舟券を1点だけ購入することも可能です。
残高が残れば、次のレースに使うこともできます。的中した場合の払戻金や返還金も、確定後に投票資金へ加算されます。
つまり、入金の最低単位と舟券の最低購入単位は別の仕組みです。
無料だからといって完全に費用が発生しないわけではない入会金と年会費は無料ですが、インターネット通信料金などは利用者の負担です。
また、舟券の購入金額は当然ながら自己負担です。
100円から購入できることは、少額で仕組みを理解しやすいというメリットにつながりますが、購入を繰り返せば支出は積み重なります。
無料の会員サービスと、無料でギャンブルを楽しめることは別だと理解しておきましょう。
【2026年最新の重要変更】BOAT RACE投票サイト変更と未利用会員の資格喪失
2026年にテレボートを利用するうえで、見逃せないのが投票サイトの変更と会員資格に関するお知らせです。
以前からテレボートを使っていた人も、旧サイトのブックマークをそのまま利用していると、アクセスできなくなる可能性があります。
旧BOATRACE WEB投票サイトは2026年8月18日に閉鎖BOAT RACE公式サイトは2026年8月3日付で、旧BOATRACE WEB投票サイトの閉鎖を告知しました。
対象となったのは、旧サイトの「mb.brtb.jp」です。
2026年8月18日をもって閉鎖され、以後はスマートフォン版の新しい投票サイトを利用するよう案内されています。
現在の主な投票先は次のとおりです。
- スマートフォン:BOATRACE投票サイト(スマホ版)
- パソコン:インターネット投票サイト
ここで注意したいのは、閉鎖されたのが旧投票サイトであり、テレボートそのものが終了したわけではないという点です。
パソコン向けの投票サービスも案内されており、既存会員は現在の公式投票サイトを利用する必要があります。
古い検索結果や第三者サイトに掲載されたログイン画面ではなく、BOAT RACE公式サイトから正規の投票先を確認してください。
2026年9月14日が未利用会員の投票期限だったもう一つ重要なのが、長期間投票していない会員の資格喪失に関する告知です。
BOAT RACE公式サイトは2026年9月1日、2025年8月1日以降に利用していないネット投票会員について重要なお知らせを掲載しました。
2026年の対象者は、次の2つの条件に該当する人です。
1. 2025年7月31日までにテレボートへ加入している。
2. 2025年8月1日から2026年9月14日までにインターネット投票をしていない。
公式告知では、1年間投票がない場合、電話投票に関する約定に基づいて加入者としての資格を喪失すると説明されています。
対象者に設定された投票期限は2026年9月14日(月)でした。
現在は2026年11月6日であり、この期限はすでに過ぎています。
そのため、対象条件に該当し、期限までに投票しなかった会員は、資格喪失の対象となっています。利用条件には、1年間舟券の購入がない場合、事前通知なしで自動解約となる場合があることも記載されています。
ログインしていれば会員資格は維持できる?ここも誤解しやすいポイントです。
公式告知が基準としているのは、インターネットでの投票実績です。
単にログインしたり、会員メニューを閲覧したりすることと、舟券を購入することは同じではありません。
会員資格の維持を考える際には、実際の投票実績が基準になる点を理解しておきましょう。
すでに期限を過ぎてしまった場合は、現在の会員状態をログイン画面やテレボートの問い合わせ窓口で確認することをおすすめします。
テレボート会員専用の問い合わせ先は0570-05-0401で、公式案内では原則として8時からレース終了まで受け付けています。
【安全に利用するために】20歳以上の年齢制限とネット投票の注意点
ネットボートレースはスマートフォンだけで購入できるため、競走場に行く必要がないという手軽さがあります。
しかし、購入操作が簡単だからこそ、利用前に確認したいルールがあります。
舟券を購入できるのは20歳以上ボートレースの舟券購入は20歳以上に限定されています。
民法上の成年年齢が18歳に引き下げられた後も、公営競技の投票券購入に関する年齢制限は20歳以上のままです。
したがって、18歳や19歳であっても舟券は購入できません。
テレボートの会員募集サイトでも、20歳になってから余裕を持って楽しむよう案内されています。
正規の投票サイトを利用するテレボートを名乗る第三者の予想サービスや情報提供業者には注意が必要です。
BOAT RACE公式の案内では、テレボートとは関係のない予想ソフトや情報提供サイトを利用したことによる詐欺や個人情報漏洩などの被害が報告されています。
特に次のようなサービスには慎重になる必要があります。
- 必ず当たると断言する予想サービス
- 高額な情報料を要求する業者
- テレボートのログイン情報を求める第三者
- 払戻金の受け取りに不自然な手数料を要求するサービス
- 公式運営を装って電話やメールで勧誘する業者
舟券の購入は、テレボートが提供する正規の投票サイトを利用してください。
使いすぎを防ぐための資金管理ネット投票では、入金から購入までの操作が短時間で完了します。
そのため、購入前に自分で予算を決めておくことが大切です。
- 生活費や家賃、貯蓄用のお金を使わない。
- 借金をして舟券を購入しない。
- 負けを取り返すために購入額を増やさない。
- 事前に決めた予算を超えたら投票を終了する。
- 購入履歴と収支を定期的に確認する。
ギャンブル等依存症に関する不安がある場合は、専門の相談窓口や公的な支援機関を利用できます。BOAT RACE関連の公式案内でも、依存症予防や回復支援に関する情報が紹介されています。
ネット投票の利便性と、自分の生活を守ることは両立させなければなりません。
【よくある質問】ネットボートレースに関するFAQ
Q1:ネットボートレースはどこから始めればいい?
A1:BOAT RACE公式サイトからTELEBOAT会員募集サイトへ進み、ネット投票会員登録を行います。指定銀行の口座を持っていれば、口座確認、口座振替契約、会員登録の3ステップで申し込めます。
Q2:テレボートの入会金や年会費はいくら?
A2:入会金・年会費ともに無料です。ただし、舟券購入のための投票資金や通信料金は別途必要です。
Q3:舟券は100円だけで購入できる?
A3:購入できます。舟券の購入単位は100円ですが、ネット投票の入金指示は1,000円単位です。最初に1,000円を入金し、その範囲で100円単位の舟券を購入する仕組みです。
Q4:テレボートはスマートフォンだけでも利用できる?
A4:利用できます。スマートフォンのブラウザからBOATRACE投票サイト(スマホ版)にアクセスし、ログインして舟券を購入できます。公式のBOATRACEアプリにも投票機能があります。
Q5:テレボートのログイン情報を忘れたらどうすればいい?
A5:BOAT RACE公式サイトのログイン情報照会サービスを利用してください。加入者番号や認証番号の照会、暗証番号の再設定などの手続きが案内されています。
Q6:2026年に旧投票サイトが使えなくなったのはなぜ?
A6:旧BOATRACE WEB投票サイトは2026年8月18日に閉鎖されました。スマートフォンからは新しい投票サイトを利用します。テレボート自体が終了したわけではありません。
Q7:1年以上ログインしていないと会員資格を失う?
A7:基準となるのはログインではなく舟券の購入実績です。1年以上購入がない場合など、約定に定められた条件に該当すると自動解約となる場合があります。2026年は対象会員に9月14日の投票期限が設定されていました。
Q8:18歳や19歳でもテレボートに登録して舟券を買える?
A8:舟券購入は20歳以上に限られています。18歳で成年となっていても、公営競技の投票券購入に関する年齢制限は変わっていません。
ネットボートレースを始めるなら、まずは公式サービスであるテレボートの仕組みを理解することが大切です。
指定銀行の口座があれば、会員登録は約5分が目安。入会金・年会費は無料で、全国24場のレースをスマートフォンやパソコンから購入できます。
舟券は100円から購入できますが、入金は1,000円単位です。投票資金を入金し、レースと購入内容を選択して投票し、払戻金や残高を確認した後に精算するのが基本的な流れです。
2026年は旧BOATRACE WEB投票サイトの8月18日閉鎖と、未利用会員に対する9月14日の投票期限という2つの重要な変更・告知がありました。特に過去に登録したまま利用していない人は、現在の会員資格を確認しておきたいところです。
【プロの結論】
ネットボートレースを利用する際に重視したいのは、登録の手軽さだけではありません。
公式サイトを利用すること、会員資格の条件を把握すること、購入予算を自分で管理すること。 この3点が、安全に長くサービスを利用するための基本です。
舟券購入は20歳以上に限られ、投票は必ず利益が出るものでもありません。100円から購入できる手軽さを過信せず、無理のない範囲で楽しむことが、ネットボートレースとの適切な付き合い方です。