2026年11月6日現在、TBS日曜劇場の視聴率で大きな注目を集めているのが、堺雅人主演の『VIVANT』第2シーズンです。11月1日放送の第23話は、平均世帯視聴率18.8%、平均個人視聴率12.3%を記録。世帯視聴率は第2シーズン最高タイ、個人視聴率はシーズン最高を更新しました。
日曜劇場の歴代記録を振り返ると、『半沢直樹』(2013年)の平均28.7%、最終回42.2%という圧倒的な数字が現在も大きな基準となっています。一方、2026年の『VIVANT』は初回から高水準を維持し、終盤に向けて再び数字を伸ばしています。ここには、作品の話題性だけでなく、続編への期待、視聴者の考察、リアルタイム視聴と録画・見逃し視聴の広がりも関係しています。
【2026年最新】日曜劇場の視聴率はVIVANTが好調!現在の順位と動向

2026年の日曜劇場を語るうえで欠かせないのが、7月26日にスタートした『VIVANT』第2シーズンです。2023年に放送された第1シーズンの続編として、堺雅人と福澤克雄監督が再びタッグを組みました。
11月1日放送の第23話は世帯18.8%2026年11月1日放送の第23話は、平均世帯視聴率18.8%、平均個人視聴率12.3%でした。いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区の数値です。
世帯18.8%は第2シーズンの初回と並ぶ最高タイ。個人12.3%は第2シーズン最高を更新しました。11月2日に公表されたMANTANWEBや日刊スポーツなどの報道でも、この数字が取り上げられています。
注目したいのは、初回の数字だけではありません。第18話から第23話までの世帯視聴率は、15.0%、15.4%、15.5%、16.8%、18.6%、18.8%と推移しました。5回連続で前回の数字を上回っており、最終盤に向けて視聴者の関心が強まっている様子がうかがえます。
2026年11月6日時点の最新ランキングビデオリサーチが公表した2026年10月26日から11月1日までの週間リアルタイム視聴率ランキングでは、『VIVANT』がドラマ部門1位となりました。
同じ週の主なドラマの数字は次のとおりです。
- 『VIVANT』第23話:世帯18.8%、個人12.3%
- NHK連続テレビ小説『ブラッサム』:世帯14.6%、個人8.2%
- NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』:世帯10.4%、個人6.1%
ただし、これらは放送時間も放送局も異なる番組です。同じ時間帯で直接競争した結果ではなく、同一週における視聴動向の比較として見る必要があります。
第2シーズンの最終回は11月8日TBSの番組公式情報によると、『VIVANT』第2シーズンの最終回は2026年11月8日に放送予定です。
11月6日時点では最終回の視聴率はまだ発表されていません。第23話までの数字が好調なだけに、最終回で初回の18.8%を超えるのか、それとも第1シーズンの最終回19.6%に迫るのかが注目されます。
【放送回別データ】VIVANTの視聴率推移と歴代作品との関係
2026年の『VIVANT』を正確に評価するには、最新話だけでなく、初回からの推移を確認することが欠かせません。
以下は、ビデオリサーチ調べの関東地区の世帯・個人視聴率を基に整理した第2シーズンの放送回別データです。第11話から第23話までが続編に当たります。
VIVANT第2シーズンの放送回別視聴率一覧| 通算話数 | 放送日 | 世帯視聴率 | 個人視聴率 |
|---|---|---|---|
| 第11話・初回 | 7月26日 | 18.8% | 12.1% |
| 第12話 | 8月2日 | 16.4% | 10.4% |
| 第13話 | 8月9日 | 15.1% | 9.7% |
| 第14話 | 8月16日 | 16.6% | 10.8% |
| 第15話 | 8月23日 | 15.2% | 9.8% |
| 第16話 | 8月30日 | 15.0% | 9.6% |
| 第17話 | 9月6日 | 17.1% | 11.2% |
| 第18話 | 9月13日 | 15.0% | 9.8% |
| 第19話 | 10月4日 | 15.4% | 10.3% |
| 第20話 | 10月11日 | 15.5% | 10.1% |
| 第21話 | 10月18日 | 16.8% | 10.9% |
| 第22話 | 10月25日 | 18.6% | 12.1% |
| 第23話 | 11月1日 | 18.8% | 12.3% |
出典:ビデオリサーチ、MANTANWEB、日刊スポーツなどの公表データ。いずれも関東地区の番組平均視聴率。
13話分の世帯視聴率を単純平均すると約16.5%、個人視聴率は約10.7%です。これは公表された各話の数値を同じ重みで平均した参考値であり、放送時間を加味した公式の期間平均とは区別する必要があります。
VIVANT第1シーズンとの比較2023年の第1シーズンは、初回の世帯11.5%からスタートし、最終回には19.6%まで上昇しました。平均世帯視聴率は約14.3%です。
第2シーズンは初回から18.8%という高い数字を記録しています。前作を見た視聴者が続編を待ち望んでいたことや、作品の認知度がすでに確立していたことが、初回の数字に反映された可能性があります。
一方、第2シーズンは途中で15%台まで下がる回もあり、常に右肩上がりだったわけではありません。直近の上昇と、シーズン全体の推移を分けて見ることが大切です。
半沢直樹との数字の違い日曜劇場の視聴率を語る際、必ず比較対象になるのが堺雅人主演の『半沢直樹』です。
2013年版は初回19.4%から最終回42.2%へ上昇し、平均世帯視聴率28.7%を記録しました。2020年版も初回22.0%、最終回32.7%、平均24.7%という高水準です。
2026年の『VIVANT』第2シーズンも好調ですが、現段階の単純平均約16.5%と比較すると、半沢直樹の歴代記録にはまだ差があります。しかも『VIVANT』は放送途中です。最終回を含む全話平均が確定してから、改めて比較するのが適切です。
【歴代ランキング】日曜劇場の平均視聴率トップ10を紹介
日曜劇場は、1956年12月に放送を開始した長寿ドラマ枠です。1993年4月から連続ドラマ枠へ移行し、『ビューティフルライフ』『GOOD LUCK!!』『半沢直樹』など数々のヒット作品を生み出してきました。
連続ドラマ枠の歴代平均視聴率ランキングを見ると、2000年代の作品が上位に並びます。
歴代平均世帯視聴率ランキング- ビューティフルライフ(2000年):32.3%
- GOOD LUCK!!(2003年):30.6%
- 半沢直樹(2013年):28.7%
- 半沢直樹(2020年):24.7%
- 華麗なる一族(2007年):24.4%
- オヤジぃ。(2000年):24.2%
- JIN-仁-完結編(2011年):21.3%
- Love Story(2001年):21.0%
- スウィート・ホーム(1994年):20.4%
- 白い影(2001年):20.3%
数値はビデオリサーチ調べ、関東地区の世帯・リアルタイム視聴率を基にした歴代記録です。1993年4月以降の連続ドラマが対象で、2026年4月期までの作品を集計したランキングです。
最高視聴率では半沢直樹が歴代1位平均視聴率と最高視聴率は別のランキングです。最終回など、特定の放送回で記録した最高視聴率を見ると、2013年版『半沢直樹』が42.2%でトップに立っています。
- 1位:半沢直樹(2013年)42.2%
- 2位:ビューティフルライフ(2000年)41.3%
- 3位:GOOD LUCK!!(2003年)37.6%
- 4位:半沢直樹(2020年)32.7%
- 5位:華麗なる一族(2007年)30.4%
2013年版『半沢直樹』は、最終回の瞬間最高視聴率も46.7%を記録しました。番組平均の42.2%とは異なる数字ですが、作品への関心がクライマックスに集中したことを示す記録です。
半沢直樹はなぜこれほど強かったのか『半沢直樹』の強みは、銀行という多くの人にとって身近な社会的舞台と、勧善懲悪を軸にした明快なストーリーの組み合わせにありました。
主人公が不正や理不尽に立ち向かい、最後に逆転する展開は、視聴者が感情移入しやすい構造です。加えて、各話で新たな対立や問題が提示され、次の放送を見たくなる仕掛けがありました。
2013年版は初回19.4%から最終回42.2%まで、全話を通じて視聴率が下がらなかったことでも知られています。続編の2020年版も全10話で平均24.7%を記録しており、シリーズとしての強いブランド力を示しました。
【視聴率の仕組み】世帯・個人・リアルタイム・タイムシフトの違い
日曜劇場の視聴率を比較するとき、意外に混同されやすいのが計測方法です。世帯視聴率が高い作品でも、個人視聴率やタイムシフト視聴率まで同じ割合で高いとは限りません。
世帯視聴率と個人視聴率の違いビデオリサーチの定義では、世帯視聴率は調査対象世帯のうち、どのくらいの世帯が番組を視聴していたかを示す割合です。
個人視聴率は、調査対象世帯に住む4歳以上の個人のうち、どのくらいの人が番組を見ていたかを示します。
例えば、家族4人で同じ番組を見ても、世帯視聴率では1世帯として数えられます。一方、個人視聴率では視聴していた4人それぞれが計測対象になります。
この違いがあるため、世帯視聴率18.8%と個人視聴率12.3%を同じ意味の数字として比較することはできません。
リアルタイム視聴率の仕組みリアルタイム視聴率は、テレビ放送が行われている時間に、実際にどれくらい視聴されていたかを示す指標です。
ビデオリサーチは、全国32地区を対象に調査を実施しています。2025年4月更新の同社の解説では、全国の調査対象は合計10,800世帯で、関東地区は2,700世帯とされています。
調査にはPM(ピープルメーター)という専用機器を使用します。対象世帯のテレビに機器を設置し、視聴する人が自分に割り当てられた番号をリモコンで押すことで、誰がどのチャンネルを見ているのかを毎分単位で記録します。
これは全世帯を直接数える全数調査ではなく、無作為に抽出した世帯のデータから全体を推計する標本調査です。そのため、視聴率は調査対象の選び方や統計上の誤差も考慮して読み取る必要があります。
タイムシフト視聴率の実態タイムシフト視聴率は、放送と同時ではなく、別の時間に録画や見逃し視聴などで番組を見る人の割合を示します。
ビデオリサーチの定義では、対象となるのは番組放送日から7日以内、つまり168時間以内の視聴です。
リアルタイム視聴だけでは、放送時間に間に合わなかった視聴者や、後から作品を楽しむ視聴者の動向を十分に把握できません。タイムシフト視聴率を合わせることで、作品がどの程度幅広く視聴されているかが見えてきます。
ただし、タイムシフト視聴率はTVerなど各配信サービスが発表する再生回数と同じ指標ではありません。計測方法や対象範囲が異なるため、数字を単純に足し合わせることはできません。
総合視聴率はリアルタイムとタイムシフトの合算とは違う総合視聴率は、リアルタイム視聴とタイムシフト視聴のどちらか一方、または両方で番組を見た人を対象にする指標です。
重要なのは、同じ人がリアルタイムとタイムシフトの両方で見ていた場合、重複してカウントしないことです。
実際の数値を見てみましょう。ビデオリサーチの2026年10月19日から25日までのランキングでは、10月25日放送の『VIVANT』について、次の結果が公表されています。
- 個人リアルタイム視聴率:12.1%
- 個人タイムシフト視聴率:7.2%
- 個人総合視聴率:17.9%
- 世帯リアルタイム視聴率:18.6%
- 世帯タイムシフト視聴率:11.4%
- 世帯総合視聴率:26.7%
世帯のリアルタイム18.6%とタイムシフト11.4%を単純に足すと30.0%ですが、総合視聴率は26.7%です。これは両方で視聴した世帯の重複分が除外されるためです。
なお、11月1日放送分のタイムシフト視聴率については、11月6日時点では7日間の測定期間が完了していません。最新の世帯18.8%と、10月25日分の総合視聴率26.7%を混同しないことも重要です。
【徹底分析】日曜劇場の視聴率が上がる理由と豊臣兄弟!との比較
高視聴率を記録する日曜劇場には、いくつかの共通点があります。ただし、出演者の知名度や制作費だけで視聴率が決まるわけではありません。
理由1:次回を見たくなるストーリー構成視聴率が伸びる作品では、毎回の放送に明確な見どころが用意されていることが少なくありません。
『VIVANT』では、乃木憂助の正体、別班とテントの関係、登場人物の裏切りや真意など、視聴者が考察したくなる謎が物語の中心に置かれています。
放送終了後に疑問や新たな発見が残る構成は、次回への期待を生みます。物語が進むにつれて伏線が回収されることで、途中から視聴を始めた人が過去の放送を追いかける動きも期待できます。
理由2:SNSでの考察と口コミの広がり『VIVANT』の特徴の一つは、放送後の考察が作品の楽しみ方そのものになっている点です。
登場人物の正体や発言の意味、物語に隠された伏線などを視聴者が共有することで、ドラマを見ていない人にも作品の存在が伝わります。
ただし、SNSのトレンド順位とテレビ視聴率は別のデータです。話題になっているから必ず視聴率が上がるという単純な関係ではなく、SNSでの反響は視聴動向を補足する情報として捉えるのが適切です。
理由3:終盤の展開と最終回への期待『VIVANT』第2シーズンでは、第18話の15.0%から第23話の18.8%まで、世帯視聴率が連続して上昇しました。
終盤では、乃木を取り巻く人物関係や、別班の任務に関する重大な展開が続いています。物語の核心に近づくにつれて、結末を見届けたい視聴者が増えている可能性があります。
最終回前に視聴率が上昇する傾向は、前作にも見られました。2023年版『VIVANT』も初回11.5%から最終回19.6%へと大きく数字を伸ばしています。
豊臣兄弟!とVIVANTの視聴率比較2026年の日曜日に注目されているもう一つの作品が、NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』です。
11月1日の放送では、『豊臣兄弟!』が世帯10.4%、個人6.1%を記録しました。同日の『VIVANT』第23話は世帯18.8%、個人12.3%です。
数字だけを見ると『VIVANT』が大きく上回っていますが、両作品は放送局も時間帯も異なります。『豊臣兄弟!』は日曜20時、『VIVANT』は日曜21時の放送であり、同時刻の直接対決ではありません。
比較するときは、作品のジャンルや放送時間、視聴者層の違いも考慮する必要があります。大河ドラマは歴史を題材にした長期シリーズであり、日曜劇場の連続ドラマとは視聴者が作品に求める楽しみ方も異なります。
【プロの結論】日曜劇場の視聴率を正しく評価する3つの判断基準
視聴率を読み解くときに、最も避けたいのは一つの数字だけで作品の成功や失敗を判断することです。
日曜劇場のように長い歴史を持つドラマ枠では、放送時代によってテレビの視聴環境そのものが異なります。
判断基準1:平均視聴率と最高視聴率を分ける平均視聴率は、作品全体を通じた安定した支持を把握するための数字です。一方、最高視聴率は特定の回でどれだけ大きな注目を集めたかを示します。
例えば『半沢直樹』2013年版は平均28.7%、最高42.2%でした。平均と最高には13.5ポイントの差があります。
最終回だけが突出して高かった作品と、全話を通して安定して見られた作品では、視聴者の支持のされ方が異なります。
判断基準2:世帯・個人・総合の数字を併せて見る世帯視聴率は家庭単位の視聴状況、個人視聴率は人単位の視聴状況を示します。さらにタイムシフト視聴率を確認すれば、リアルタイムでは見られなかった視聴者の動きも把握できます。
広告や番組編成の観点では、どのような人が見ているかも重要です。世帯視聴率が高いことだけをもって、幅広い年代から同じように支持されているとは判断できません。
判断基準3:過去作品と比較するときは時代背景を考える2000年の『ビューティフルライフ』が平均32.3%を記録した時代と、2026年のテレビ・配信環境は同じではありません。
現在は録画や見逃し配信、動画配信サービスなど、視聴者が番組に接触する方法が多様化しています。リアルタイムのテレビ視聴率だけでは、作品がどれほど広く見られているかを完全には把握できません。
そのため、歴代作品との比較では、同じ関東地区・世帯・リアルタイムという条件をそろえたうえで、タイムシフトや総合視聴率も補足的に確認することが大切です。
2026年の『VIVANT』は、歴代トップの平均視聴率を塗り替えたわけではありません。しかし、13話連続で世帯15%以上を維持し、終盤で18.8%まで回復した点は、現在のテレビドラマ市場における強い存在感を示しています。
【日曜劇場の視聴率】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年現在、日曜劇場で最も視聴率が高い作品は何ですか?
A1:現在放送中の作品では『VIVANT』第2シーズンが好調です。11月1日放送の第23話は世帯18.8%、個人12.3%でした。歴代の平均世帯視聴率では『ビューティフルライフ』の32.3%が首位です。
Q2:日曜劇場の歴代最高視聴率は何%ですか?
A2:連続ドラマ枠の最高視聴率は、2013年版『半沢直樹』最終回の42.2%です。平均世帯視聴率は28.7%で、歴代平均ランキングでも3位に入っています。
Q3:世帯視聴率と個人視聴率はどちらを重視すべきですか?
A3:目的によって異なります。家庭単位の視聴状況を把握するなら世帯視聴率、実際に何人が視聴していたかや視聴者層を分析するなら個人視聴率が参考になります。両方を確認することで、作品の支持状況をより正確に把握できます。
2026年11月6日時点の日曜劇場は、『VIVANT』第2シーズンが好調を維持しています。11月1日放送の第23話は世帯18.8%、個人12.3%を記録し、世帯視聴率はシーズン最高タイ、個人視聴率は最高を更新しました。
一方、歴代平均視聴率では『ビューティフルライフ』の32.3%、『GOOD LUCK!!』の30.6%、2013年版『半沢直樹』の28.7%が上位を占めています。2026年の『VIVANT』がこれらの記録にどこまで迫るかは、11月8日の最終回と全話平均の確定が大きなポイントになります。
視聴率を見る際は、世帯と個人、リアルタイムとタイムシフト、平均と最高を混同しないことが重要です。数字の背景まで読み解けば、単なるランキングでは分からない作品の人気や視聴者の動きが見えてきます。
今後も日曜劇場の新作や続編がどのような記録を生み出すのか、歴代作品との比較とともに注目していきたいところです。
主な事実確認資料
- ビデオリサーチ:2026年10月26日~11月1日の週間リアルタイム視聴率ランキング
- TBSテレビ:『VIVANT』第2シーズン公式番組情報・放送回情報
- MANTANWEB:2026年11月2日付、第23話視聴率報道
- ビデオリサーチ:視聴率調査方法・タイムシフト視聴率・総合視聴率の解説
- 日曜劇場歴代作品の平均・最高視聴率記録