2026年11月4日、日本サッカー協会はシンガポールで開催されるブラジル代表戦とパラグアイ代表戦に向け、日本代表28人を発表しました。
伊東純也はMF/FWとして選出され、所属クラブもKRCゲンクと発表されています。9月・10月の代表活動に続く招集であり、2026年ワールドカップ終了後も代表候補として評価されていることが分かります。
11月の日本代表メンバーと注目選手今回のメンバー発表では、伊東だけでなく、長期離脱から復帰した南野拓実、町田浩樹や、初招集となった福田師王も注目を集めました。
特に攻撃陣には経験豊富な選手と新世代の選手が共存しています。
| ポジション | 主な招集選手 | 所属クラブ |
|---|---|---|
| GK | 早川友基 | 鹿島アントラーズ |
| GK | 小久保玲央ブライアン | シントトロイデンVV |
| GK | 鈴木彩艶 | アストン・ビラ |
| DF | 板倉滉 | ボルシアMG |
| DF | 渡辺剛 | フェイエノールト |
| DF | 町田浩樹 | ホッフェンハイム |
| DF | 伊藤洋輝 | バイエルン |
| DF | 瀬古歩夢 | ル・アーヴル |
| DF | 中野就斗 | サンフレッチェ広島 |
| DF | 菅原由勢 | カリアリ |
| DF | 鈴木淳之介 | FCコペンハーゲン |
| MF/FW | 伊東純也 | KRCゲンク |
| MF/FW | 南野拓実 | ASモナコ |
| MF/FW | 鎌田大地 | クリスタル・パレス |
| MF/FW | 坂元達裕 | コベントリー |
| MF/FW | 相馬勇紀 | FC町田ゼルビア |
| MF/FW | 小川航基 | FC町田ゼルビア |
| MF/FW | 前田大然 | イプスウィッチ |
| MF/FW | 堂安律 | フランクフルト |
| MF/FW | 田中碧 | リーズ |
| MF/FW | 中村敬斗 | オリンピック・リヨン |
| MF/FW | 佐野海舟 | マインツ |
| MF/FW | 久保建英 | レアル・ソシエダ |
| MF/FW | 鈴木唯人 | SCフライブルク |
| MF/FW | 松木玖生 | サウサンプトン |
| MF/FW | 佐野航大 | PSV |
| MF/FW | 福田師王 | カールスルーエ |
| MF/FW | 後藤啓介 | SCフライブルク |
※所属先はJFAの2026年11月4日発表に基づく表記です。
ブラジル戦・パラグアイ戦の日程
日本代表 vs ブラジル代表
11月14日

シンガポール・ナショナルスタジアム
現地時間18時15分キックオフ予定
日本代表 vs パラグアイ代表
11月17日
シンガポール・ナショナルスタジアム
現地時間21時10分キックオフ予定
JFA発表のスケジュール。2026年11月5日時点では、両試合とも開催前です。
今回のブラジル戦は、2026年ワールドカップのラウンド32で敗れた相手との再戦です。伊東にとっても、世界トップレベルの相手に対して自身の持ち味を発揮する機会になります。
パラグアイも簡単な相手ではありません。球際の強さや守備の粘りが特徴であり、伊東の突破力や攻撃の組み立てがどのように機能するかが注目されます。
招集されたことと、先発出場することは別です。 久保建英、堂安律、中村敬斗、坂元達裕、相馬勇紀らとのポジション争いも見逃せません。
【現在の所属クラブ】KRCゲンク復帰後の伊東純也のプロフィール
伊東純也(Junya Ito)
33歳
2026年11月5日時点
- 生年月日:1993年3月9日
- 出身地:神奈川県
- 身長:177cm
- 体重:約68kg
- ポジション:MF/FW
- 所属:KRCゲンク
- 背番号:10
現在の所属先はベルギーのKRCゲンク
伊東純也は2026年現在、ベルギー1部リーグのKRCゲンクに所属しています。
2022年夏にKRCゲンクからフランスのスタッド・ランスへ移籍しましたが、2025年8月9日に古巣への復帰が正式発表されました。
復帰時に与えられた背番号は10番。クラブ公式発表でも、日本人ウインガーの帰還が大きく取り上げられています。
KRCゲンクは伊東にとって過去に約3年半を過ごしたクラブです。ベルギーリーグ優勝などを経験した場所でもあり、プレー環境をよく知るチームへの復帰となりました。
KRCゲンクとの契約期間KRCゲンク公式の選手プロフィールでは、伊東の契約期間は2028年6月30日までと掲載されています。
33歳を迎えた現在も欧州クラブでプレーを続けており、代表とクラブの両方で競争を続ける立場です。
2026-27シーズンのコンディション2026年9月17日に実施されたJFA公式インタビューで、伊東は新シーズンのコンディションについて語っています。
当時は開幕から徐々に状態が上がってきていると説明し、シーズン6試合で1得点2アシストという数字にも触れました。
そのうえで、本人は次のように話しています。
「結果だけでなく、プレー自体ももっと良いものができると思っています。」
この発言から読み取れるのは、得点やアシストだけではなく、プレーの質そのものを高めようとする姿勢です。
代表招集を継続している背景には、こうしたクラブでの実戦経験もあります。
【経歴・代表成績】伊東純也はワールドカップ2026で何を残した?
伊東純也は2026年FIFAワールドカップで、日本代表の攻撃を担いました。
2022年カタール大会に続く2大会連続出場で、2026年大会では自身初となるワールドカップでのゴールも記録しています。
2026年ワールドカップの出場記録日本代表はグループFでオランダ、チュニジア、スウェーデンと対戦し、ラウンド32でブラジルと激突しました。
伊東の大会成績は次のとおりです。
| 試合 | 日本代表の結果 | 伊東純也の記録 |
|---|---|---|
| オランダ戦 | 2-2 | 途中出場 |
| チュニジア戦 | 4-0 | 先発・1得点 |
| スウェーデン戦 | 1-1 | 途中出場 |
| ブラジル戦 | 1-2 | 先発出場 |
ワールドカップ2026:4試合出場・1得点
JFAの試合記録では、伊東はグループステージ3試合すべてと決勝トーナメントのブラジル戦に出場しています。
チュニジア戦で決めたワールドカップ初ゴール特に印象的だったのが、2026年6月20日(現地時間)のチュニジア戦です。
日本は4-0で勝利し、伊東は69分にチームの3点目を決めました。
得点者は以下の4人です。
- 4分:鎌田大地
- 31分:上田綺世
- 69分:伊東純也
- 83分:上田綺世
FIFAの公式マッチレポートでも、伊東のゴールが記録されています。
この得点は伊東にとってワールドカップ本大会での初ゴールでした。2022年カタール大会では得点がなかったため、2度目の出場で一つの目標を達成したことになります。
ブラジル戦では何が起きた?2026年6月29日、ラウンド32で日本はブラジルと対戦しました。
日本は29分に佐野海舟のゴールで先制。しかし、56分にカゼミーロ、90分+5分にガブリエウ・マルティネッリが得点し、最終スコアはブラジル2-1日本となりました。
伊東は先発出場し、78分までプレーしています。
大会後のJFA公式インタビューで伊東は、ブラジル戦について次のように振り返りました。
「前半はうまくできていたと思いますが、後半はチームとしても修正できなかったですし、個としても全て負けていた印象がありました。」
このコメントは、伊東が単に個人の結果だけでなく、強豪国との試合で日本代表が抱えた課題を冷静に見ていることを示しています。
日本代表の通算出場数と得点数JFAの2026年公式プログラムに掲載された基準日付きプロフィールでは、伊東の国際Aマッチ通算成績は次のとおりです。
代表出場数77試合
2026年9月30日時点
代表得点数16得点
2026年9月30日時点
この公表基準日の後、10月1日のエクアドル戦と10月5日のニュージーランド戦にも途中出場しています。したがって、77試合という数字は11月5日現在の更新済み通算値ではなく、基準日を明記して読む必要があります。
代表デビューは2017年12月伊東の日本代表デビューは、2017年12月9日の朝鮮民主主義人民共和国戦です。
当時は柏レイソルで活躍していた時期で、Jリーグでの突破力やスピードが評価されて代表入りにつながりました。
その後、2019年にKRCゲンクへ移籍。2022年カタール大会、2026年北中米大会と、2大会連続でワールドカップの舞台を経験しています。
【プレースタイル分析】ドリブル・スピード・クロスが伊東純也の武器
伊東純也の最大の特徴は、相手守備陣の背後を突くスピードです。
ただ速いだけではなく、ボールを持った状態で加速し、相手の守備ラインを崩せる点に価値があります。
右サイドからの縦突破とドリブル伊東は右サイドを主戦場とするアタッカーです。
Jリーグ公式の選手紹介でも、柏レイソル時代に右サイドハーフで起用されたことが、右サイドアタッカーとして定着する転機になったと紹介されています。
相手のサイドバックと1対1になったとき、縦方向への突破で守備陣を後退させられるのが強みです。
クロスとラストパス伊東のもう一つの武器が、右サイドからのクロスやラストパスです。
単独突破で相手を抜くだけでなく、ゴール前に走り込む味方へボールを供給することで攻撃を成立させます。
KRCゲンクも公式の移籍関連発表で、伊東のスピード、技術、アシスト能力を高く評価しています。
森保ジャパンで生きる3つの能力| 能力 | 具体的な特徴 | 代表での効果 |
|---|---|---|
| スピード | 相手の背後への走り込み | カウンターの加速 |
| ドリブル | 右サイドでの1対1 | 相手守備の攻略 |
| クロス・パス | ゴール前への配球 | 味方の得点機会創出 |
| 経験 | W杯2大会出場 | 試合展開への対応 |
特に重要なのは、相手が前に出てきたときに伊東のスピードを使えることです。
相手の守備ラインが高ければ高いほど、背後への走り込みが効果を発揮します。ブラジルやパラグアイのような強豪との試合では、ボールを奪った直後の攻撃で違いを生み出せる可能性があります。
【森保ジャパンでの現在地】伊東純也はレギュラーなのか?
2026年11月現在、伊東は森保ジャパンの重要な攻撃オプションです。
ただし、絶対的な固定スタメンと見るのは適切ではありません。
ワールドカップ2026の出場記録を見ると、オランダ戦とスウェーデン戦では途中出場、チュニジア戦とブラジル戦では先発出場でした。
つまり、伊東は試合の状況や相手の特徴に合わせて、先発と途中投入の両方で起用できる選手です。
伊東純也の役割はスピードを生かす攻撃の起点森保監督が伊東を起用するメリットは、攻撃の選択肢を増やせることです。
例えば、次のような場面が考えられます。
- 相手の守備ラインが高い場合:背後への抜け出しで脅威を与える。
- 相手が守備を固めている場合:サイドから仕掛け、守備陣を横に広げる。
- 試合終盤:途中投入で相手の疲労を突く。
- カウンターの場面:少ないタッチで前線へ運び、速攻を成立させる。
この柔軟性が、伊東の代表での価値につながっています。
若手との競争も激しくなっている2026年11月の招集メンバーには、坂元達裕、福田師王、後藤啓介、松木玖生など、次世代を担う選手も入っています。
伊東自身もJFAのインタビューで、若い選手との競争について次のように語っています。
「若い選手にまだまだ負けないように頑張ろうと思います。競争は多いほうがチームとしては強くなりますから。」
33歳という年齢を考えると、今後は単純な走力だけではなく、試合を読む力やプレーの選択、コンディション管理も重要になります。
伊東が経験を若手に伝えながら、自らもポジション争いに参加することは、代表全体にとってもプラスです。
【2027年アジアカップ展望】伊東純也は次の大会にも出場する?
伊東純也の次の大きな目標として注目されるのが、AFCアジアカップです。
ただし、2026年11月には大会日程に大きな変更がありました。
アジアカップは2027年12月から2028年1月に延期アジアサッカー連盟(AFC)は2026年11月3日、サウジアラビアで開催予定のアジアカップについて、日程変更を発表しました。
当初は2027年1月7日から2月5日までの予定でしたが、新たな開催予定期間は次のとおりです。
AFCアジアカップ・サウジアラビア2027
2027年12月23日
開幕予定
2028年1月21日
閉幕予定
新日程はFIFAへの承認申請が予定されています。
大会の延期によって、伊東の代表選考をめぐる時間的な条件も変わりました。
34歳で迎える大会への出場可能性伊東は1993年3月9日生まれです。
新しい開催日程では、大会期間中に34歳を迎えた後の出場となります。
年齢だけを理由に代表入りが難しいと判断することはできません。重要なのは、次の要素です。
1. KRCゲンクで安定して出場できているか。
2. 代表活動で攻撃面の結果を残せるか。
3. 若手選手とのポジション争いに勝てるか。
4. スピードや運動量を維持できているか。
5. 森保ジャパン、または次期代表監督の戦術に適合できるか。
2026年11月の招集実績は、次のアジアカップに向けても伊東が候補に残っていることを示す材料です。
ただし、2027年末の大会メンバーはまだ決まっていません。今後のクラブでの活躍と代表でのパフォーマンスが選考を左右します。
【プロの結論】伊東純也を評価するなら得点数だけでは不十分
伊東純也を評価するうえで、得点数だけを見るのは十分ではありません。
彼の強みは、ボールを持ったときの突破力に加えて、相手守備陣を後退させる走力、味方のためにスペースをつくる動き、ゴール前への配球にあります。
2026年ワールドカップのチュニジア戦での得点は、その攻撃力を象徴する結果でした。
一方、ブラジル戦後の本人のコメントからは、世界トップレベルとの対戦で感じた課題も見えてきます。個人のスピードだけでは解決できない試合展開への対応や、チーム全体のボール保持も重要です。
今後の評価では、次の3点を見ると伊東の状態を把握しやすくなります。
- クラブでの出場時間: KRCゲンクで継続的に試合に出ているか。
- 攻撃への関与: 得点だけでなく、アシストやチャンスメークができているか。
- 代表での起用方法: 先発か途中出場かだけでなく、試合の中でどのような役割を担っているか。
伊東の価値は、単純な年齢や数字だけでは測れません。経験とスピードを組み合わせて、日本代表の攻撃を活性化できるかが今後の評価軸になります。
【伊東純也の日本代表】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:伊東純也は2026年11月の日本代表に選ばれていますか?
A1:はい。2026年11月4日にJFAが発表したブラジル代表戦・パラグアイ代表戦の招集メンバー28人に選出されています。
Q2:伊東純也の現在の所属クラブはどこですか?
A2:ベルギー1部のKRCゲンクです。2025年8月にスタッド・ランスから復帰し、背番号10を着用しています。契約は2028年6月30日までです。
Q3:伊東純也は2026年ワールドカップでゴールを決めましたか?
A3:はい。2026年6月のチュニジア戦で69分に得点しました。ワールドカップ本大会では自身初ゴールです。
Q4:伊東純也の年齢と身長は?
A4:1993年3月9日生まれの33歳で、身長は177cmです(2026年11月5日時点)。
Q5:伊東純也は2027年アジアカップに出場しますか?
A5:現時点では未定です。2026年11月3日に大会日程が2027年12月23日から2028年1月21日に変更されました。今後のクラブ成績や代表での評価が選考のポイントになります。
2026年11月現在、伊東純也は日本代表に継続して招集されており、所属先はベルギーのKRCゲンクです。11月14日のブラジル戦、17日のパラグアイ戦に向けた28人のメンバーにも選出されています。
2026年ワールドカップでは4試合に出場し、チュニジア戦で大会初ゴールを記録。代表通算でも長年にわたって実績を積み重ねています。
今後の焦点は、若手との競争の中でどのような役割を担うか、そして延期されたアジアカップに向けてコンディションとパフォーマンスを維持できるかです。
伊東純也の魅力は、単なるスピードスターではなく、ドリブル、クロス、試合経験を兼ね備えた攻撃的な選手であること。11月の南米勢との対戦は、その現在地を知るうえで重要な2試合になります。