2026年11月6日時点で、朝倉未来と平本蓮の再戦は正式決定していない。
ただし、2026年に入ってから榊原CEOが何度も再戦に言及しており、両選手にも対戦への意欲が見られる。再戦そのものが消滅したわけではない。
注目すべき発言と動きを整理しよう。
2026年4月:朝倉が平本との再戦を希望2026年4月18日のRIZIN記者会見では、9月10日の超RIZIN.5開催が発表された。
会見では朝倉と平本が顔を合わせ、再戦を巡って再び言い合いになった。
朝倉は平本との対戦を希望する一方、平本が受けない可能性にも言及した。
これに対して平本は、金額次第で再戦を受ける姿勢を示した。
榊原CEOも、この2人が戦う場所を必ず作るという趣旨の発言をしている。
一方で、プロモーターとしてはカードを急いで実現させるのではなく、平本の復帰後の状態を見極めたいという考えだった。
2026年9月:榊原CEOが大みそか再戦に言及超RIZIN.5終了後のインタビューでは、榊原CEOが再戦についてさらに踏み込んだ発言をしている。
朝倉は青木真也にTKO勝利し、平本もダウトベックに判定勝利した。
この結果を受けて、榊原CEOは両者の大みそか対決について、次のように語った。
「未来と蓮(の試合)もこの大みそかでもね。ズバッとやっちゃってもいいのかもしれないなと思います」
出典:2026年9月11日付・東スポWEB掲載の榊原信行CEOインタビュー
ただし、同じインタビューでは朝倉の右拳の負傷にも触れている。選手のコンディションを見ながら話し合う必要があるという説明だった。
加えて、ゴング格闘技の大会総括記事では、榊原CEOが大みそかの再戦について「可能性としてはある」と説明する一方、無理に負傷を抱えた状態で試合を組む必要はないという考えも示している。
2026年11月3日:朝倉の大みそか出場が発表ここが2026年11月現在の最も重要な最新情報だ。
11月3日、RIZINは年末の「超RIZIN.6 師走の尾張名古屋下剋上祭り」の第1弾カードを発表した。
朝倉未来の対戦相手は、ルイス・グスタボに決定している。
開催予定日は2026年12月31日、会場はバンテリンドームナゴヤだ。
一方、平本蓮の対戦カードは、この発表時点では決まっていなかった。
榊原CEOは、平本やクレベル・コイケについても年末大会に出場する可能性が残っていると説明。残りのカード編成を11月8日のRIZIN.55などの結果も踏まえて検討する考えを示した。
つまり、現状は次のように整理できる。
- 朝倉未来:12月31日にルイス・グスタボとの対戦が発表済み。
- 平本蓮:年末大会への出場可能性はあるが、対戦相手は未発表。
- 朝倉対平本:再戦の正式発表はない。
年末再戦を確定情報として扱うことはできない。 朝倉のグスタボ戦が予定どおり行われるなら、同じ大会での直接対決は実現しないことになる。
再戦が実現するための3つの条件再戦の可能性を判断するうえで、特に重要なのは次の3点だ。
1. 両者のコンディション
2025年には平本の右肩の負傷によって再戦が中止された。2026年9月には朝倉も右拳の負傷を明かしている。大舞台で再戦する以上、両者が十分な準備期間を確保できることが前提になる。
2. 契約体重と試合条件
2024年の直接対決は66kg契約だった。一方、2026年9月の朝倉は71kg契約、平本は66kg契約で戦っている。
朝倉がライト級を主戦場にするのか、平本がフェザー級を維持するのかによって、契約体重の調整が必要になる可能性がある。
3. RIZINの興行計画
両者の知名度と過去の因縁を考えれば、再戦は大会のメインイベント候補になり得る。
しかし、榊原CEOは選手の状態や興行全体の構成も重視している。話題性だけで日程を決めるわけではない。
したがって、再戦が実現する可能性は残っているものの、具体的な開催日や契約条件が発表されるまでは、正式決定とは区別する必要がある。
【プロの結論】朝倉未来と平本蓮の再戦理由と実現性を総合評価

今回の因縁を振り返ると、朝倉未来対平本蓮の再戦には、通常のリベンジマッチ以上の意味がある。
再戦を望む理由は3つ第一に、2024年の敗北に対する朝倉の再挑戦。
朝倉は1ラウンドでTKO負けを喫した。2026年9月には青木真也に勝利しており、MMAでの実力を改めて示している。平本に敗れた試合の評価を変えたいという動機は十分に考えられる。
第二に、平本にとっても勝利の価値を改めて証明できること。
2026年9月、平本はダウトベックに判定勝利した。しかし、試合内容や判定を巡って議論も起きた。朝倉との再戦で明確な結果を残せれば、2024年の勝利を改めて実力で証明する機会になる。
第三に、RIZINにとって興行価値の高いカードであること。
2人は長年にわたる対立、直接対決、ドーピング疑惑、再戦中止という複数のストーリーを持っている。過去の試合を知るファンにも、新たにRIZINを見始めた人にも関心を持たれやすい対戦だ。
再戦ニュースを見極める判断基準| 情報の種類 | 判断 |
|---|---|
| 榊原CEOが再戦に言及 | 実現への意欲を示す材料 |
| 朝倉・平本が対戦を希望 | 選手間の意思を示す材料 |
| 大会出場の可能性が報じられる | 出場確定とは異なる |
| 対戦カードが公式発表される | 正式決定 |
| 契約体重・ルール・日程が公表される | 試合条件が具体化 |
特に注意したいのは、榊原CEOの「実現させたい」という発言と、RIZIN公式の対戦カード発表は意味が異なることだ。
検索結果やSNSで「再戦決定」という見出しを見かけても、正式な大会情報が公開されているかを確認することが大切だ。
【朝倉未来と平本蓮の再戦】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:朝倉未来と平本蓮は2026年に再戦しますか?
2026年11月6日時点では、再戦は正式決定していない。榊原CEOは実現の可能性に言及しているが、朝倉には12月31日のルイス・グスタボ戦が発表されており、平本との直接対決は未発表だ。
Q2:平本蓮のドーピング疑惑はどうなりましたか?
2024年9月5日、RIZINは超RIZIN.3当日に採取した両者の尿検査が陰性だったと発表した。平本も疑惑を否定している。公式に公表された検査結果は両者陰性である。
Q3:2025年に予定されていた再戦が中止になった理由は?
平本蓮が右肩の外傷性肩関節不安定症と診断され、手術を受けたため。全治6カ月と判断され、2025年5月4日の東京ドーム大会で予定されていた再戦は中止になった。
Q4:超RIZIN.5で朝倉未来と平本蓮は勝ちましたか?
両者とも勝利した。朝倉は青木真也に1ラウンド2分39秒TKO勝利。平本はカルシャガ・ダウトベックに3ラウンド判定2対1で勝利した。
Q5:朝倉未来と平本蓮の最初の試合はどちらが勝ちましたか?
2024年7月28日の超RIZIN.3で平本蓮が勝利した。決着は1ラウンド2分18秒のTKO。グラウンドパンチによるレフェリーストップだった。
朝倉未来と平本蓮の因縁は、2024年の超RIZIN.3から2026年の超RIZIN.5を経ても続いている。
これまでの重要な出来事を振り返ると、次のようになる。
- 2024年7月:平本蓮が朝倉未来に1R2分18秒TKO勝利。
- 2024年9月:ドーピング検査で両者陰性とRIZINが発表。
- 2025年3月:平本の右肩負傷によって再戦中止。
- 2026年1月~4月:榊原CEOと両選手が再戦への意欲を示す。
- 2026年9月:朝倉は青木真也、平本はダウトベックにそれぞれ勝利。
- 2026年11月:朝倉のグスタボ戦が大みそかに決定。平本の年末参戦は引き続き検討段階。
現時点で再戦が正式決定したわけではない。しかし、両選手の意欲とRIZIN運営側の発言を踏まえると、今後も実現を期待できるカードである。
最も注目すべきなのは、次に両者が顔を合わせるとき、2024年とは異なるコンディションと実績を持ってリングに上がれるかどうかだ。
平本蓮のTKO勝利は確定した過去の結果。そして朝倉未来が望む再挑戦は、まだ決着のついていない未来の物語である。
2026年末から2027年にかけてのRIZINの公式発表が、再戦の行方を左右する要点になりそうだ。