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【すち子の正体】演じるのは吉本新喜劇の座長・すっちー

滑原 圭介 滑原 圭介 • 更新: • 公開: • 読了約 19 分
目次


すち子(すちこ)

吉本新喜劇を代表する女性キャラクター。大阪のおばちゃんをイメージした独特のメイクと衣装、遠慮のない毒舌が特徴。演じているのは男性芸人のすっちー。
所属:吉本興業/吉本新喜劇

すち子の正体は、吉本新喜劇の座長・すっちーです。女性の役を演じる男性芸人であり、舞台では中年女性の「すち子」として登場します。

そのビジュアルは非常に個性的です。

- おかっぱ頭の髪型
- メガネとそばかすを強調したメイク
- 大阪のおばちゃんを連想させる派手な衣装
- 大胆な発言と遠慮のないツッコミ
- 客席にアメちゃんを配る独特の登場演出

すち子は、単に女性らしい仕草を見せる女装キャラクターではありません。人間の欲深さや見栄、嫉妬、計算高さなどを笑いに変える役柄です。

特に印象的なのが、相手によって態度を変えたり、権力のある人物には調子よく振る舞ったりする一方、気に入らない相手には容赦なく毒舌を浴びせるところです。

すっちーは2018年のマイナビニュースのインタビューで、すち子について「人間のアカン部分を全部出している人」という趣旨の説明をしています。

つまり、普段は口に出せない本音を遠慮なく話してしまう人物。それがすち子の根本的なキャラクター設定です。

【すっちーのプロフィール】年齢・本名・出身地を紹介

すち子


54歳


1972年1月26日生まれ/2026年11月5日時点
大阪府摂津市出身。吉本興業所属。

すっちーの基本プロフィールを整理すると、次のとおりです。

項目 内容
芸名 すっちー
本名 須知裕雅(すち・ひろまさ)
生年月日 1972年1月26日
年齢 54歳(2026年11月現在)
出身地 大阪府摂津市
身長 158cm
体重 59kg
血液型 O型
趣味 車
所属 吉本興業
職業 お笑い芸人・吉本新喜劇座長

本名や生年月日などは、所属事務所のプロフィールや過去のインタビュー記事でも紹介されています。

すっちーはもともと漫才師だった

すっちーは、最初から吉本新喜劇の役者として活動していたわけではありません。

1996年にお笑いコンビ「ビッキーズ」を結成し、漫才師として活動を始めました。

ビッキーズではボケを担当。相方は木部信彦で、関西のお笑いシーンを中心に活動していました。

コンビとしての実績もあり、2001年にはABCお笑い新人グランプリの優秀新人賞、2003年にはNHK上方漫才コンテストの最優秀賞を受賞しています。

その後、2007年にビッキーズが解散。すっちーはピン芸人として活動した後、吉本新喜劇に入団しました。

この経歴から分かるのは、すっちーが漫才で培ったテンポのよい掛け合いと、舞台上で相手の反応を引き出す技術を持っていることです。

後に生まれるすち子や乳首ドリルにも、こうした漫才経験が生かされています。

【すっちーの経歴・年表】2007年入団から2014年座長就任まで

すっちーの芸人人生で大きな転換点となったのが、2007年の吉本新喜劇入団と2014年の座長就任です。

吉本興業の公式プロフィール、大阪市の咲くやこの花賞関連資料、MBSのインタビューをもとに、主な経歴をまとめました。

年 出来事 主な実績・意味
1996年 お笑い活動開始 ビッキーズとして活動
2001年 お笑い新人グランプリ 優秀新人賞
2001年 NHK上方漫才コンテスト 優秀賞
2002年 NHK上方漫才コンテスト 優秀賞
2003年 NHK上方漫才コンテスト 最優秀賞
2007年10月 吉本新喜劇入団 新しい舞台活動を開始
2013年 歌ネタ王決定戦 すち子&真也で初代王者
2014年6月 座長就任 吉本新喜劇の座長に昇格
2015年 咲くやこの花賞 大衆芸能部門を受賞
2026年 座長として活動 なんばグランド花月などで公演

2007年10月に吉本新喜劇へ入団

ビッキーズ解散後、すっちーが選んだのはピン芸人としての活動だけではなく、吉本新喜劇という新しい舞台でした。

MBSの過去のインタビューでは、すっちーは入団当初から座長を目指していたことを振り返っています。

漫才と新喜劇では、笑いを生み出す方法が違います。

漫才では会話のテンポやボケとツッコミの応酬が重要ですが、新喜劇では物語の流れや登場人物の関係性、芝居の間も大切です。

すっちー自身も、入団後に新喜劇独特の笑いの取り方を学んだと語っています。

2013年「歌ネタ王決定戦」で初代王者に

座長就任前の大きな実績が、2013年の「歌ネタ王決定戦」です。

すっちーは新喜劇の座員・松浦真也とユニット「すち子&真也」を結成し、同大会で初代王者に輝きました。

新喜劇で披露していた歌ネタを賞レースに持ち込み、見事に優勝したのです。

この受賞は、すっちーの芸が新喜劇の舞台だけにとどまらないことを示す出来事でした。

2015年には、すち子&真也名義で「パンツミー」をリリースしています。

2014年6月に座長就任

そして、2014年6月、すっちーは念願の吉本新喜劇座長に就任しました。

MBSの2014年6月のインタビューでは、入団時から座長を目指していたことを本人が明かしています。

座長は単に舞台の中心で演技をする役割ではありません。

物語の構成、出演者の配役、座員同士の掛け合い、ギャグの配置など、舞台全体を成立させる責任を担います。

2024年のMBSインタビューでも、すっちーは定番の笑いを守りながら、毎回新しい展開を取り入れることを重視していると話しています。

すっちーの座長としての強みは、既存の新喜劇の面白さを理解したうえで、新しい笑いを積極的に取り込む姿勢にあります。

【すち子の誕生秘話】毒舌とアメちゃんが人気になった理由

すち子の人気を語るうえで欠かせないのが、キャラクターの誕生背景です。

すっちーはマイナビニュースのインタビューで、すち子の人物像について、自分が普段考えていることや、人間の本音をキャラクターに反映させていると説明しています。

すち子は人間の本音を代弁するキャラクター

すち子の魅力は、普通なら相手に言わないようなことまで口にしてしまうところです。

人の見栄や嫉妬、欲深さなど、誰もが心のどこかで感じていても、実際には口に出しにくい感情を笑いに変えます。

例えば、相手の外見や行動に対して遠慮のないコメントをしたり、都合の悪い状況になると自分に有利な方向へ話を持っていったりします。

もちろん、舞台上の誇張された人物像です。

しかし、観客が「そんなことを言ってしまうのか」と驚きながらも笑ってしまうのは、すち子の発言に日常生活の本音が混ざっているからです。

すっちーは同インタビューで、すち子を演じること自体が自分にとって気持ちを解放できる時間にもなっていると語っています。

また、観客から届くファンレターにも、すち子の言葉に共感したという反応があったそうです。

アメちゃんを配る理由と「ねぶり飴」の由来

すち子の登場シーンでおなじみなのが、客席に向かってアメちゃんを配る演出です。

大阪のおばちゃんといえば、バッグの中に飴を入れていて、周囲の人に気軽に配るイメージがあります。

すち子は、この大阪らしい文化をキャラクターの特徴として取り入れています。

さらに興味深いのが、飴を配る演出にはビッキーズ時代からの名残があるという点です。

デイリースポーツは、すっちーがビッキーズ時代から行っていた客席への飴まきが、すち子の登場演出につながっていると紹介しています。

つまり、すち子のアメちゃんは、キャラクターの設定だけでなく、すっちー自身の芸歴とも結びついているのです。

2014年には吉本興業から「すち子のねぶり飴」という公式グッズも発売されました。

当時の商品はミックスジュース味のキャンディ20個入り。大阪のおばちゃんらしさを前面に押し出した商品名とパッケージも話題になりました。

「ねぶる」は関西で舐めることを意味する言葉です。

商品に添えられた印象的なフレーズも、すち子の毒舌と大阪弁を組み合わせたものになっていました。

すち子の定番ギャグと見どころ

すち子の笑いは、単発のセリフだけでなく、登場から退場までの一連の流れにあります。

定番の要素 内容 面白さのポイント
アメちゃん配り 客席に飴を配る 観客との距離を縮める
毒舌 相手の本音や弱点を突く 予想外の発言による笑い
おばちゃん口調 大阪弁で遠慮なく話す 親しみやすさと迫力
乳首ドリル 吉田裕との掛け合い リズムとリアクション
歌ネタ 松浦真也との音楽ネタ 新喜劇と音楽の融合

特に、アメちゃん配りは、観客を単なる観劇者ではなく、舞台の雰囲気を一緒につくる存在に変える効果があります。

舞台上の出来事を客席にも広げることで、劇場ならではの一体感が生まれるのです。

【乳首ドリルの誕生秘話】すっちーと吉田裕の名コンビ

すっちーの代表的な芸として、もう一つ忘れてはならないのが「乳首ドリル」です。

このギャグは、すっちーと吉本新喜劇の座員・吉田裕の掛け合いによって生まれました。

乳首ドリルは計画的に作られたネタではなかった

誕生のきっかけは、2010年ごろの新喜劇の舞台です。

2019年のSmart FLASHによるインタビューで、すっちーと吉田裕は誕生当時の状況を振り返っています。

もともとは、内場勝則が演じる料理店の店主が妻の浮気を疑い、すっちーと一緒に相手を見張るという場面でした。

そこで、疑わしい人物の一人として登場したのが吉田裕です。

当初は棒で叩くという単純な芝居でしたが、展開が進むなかで吉田が「乳首、ドリルすな」と返したことがきっかけになりました。

すっちーと吉田のやり取りが舞台上で受け、少しずつ形を変えながら長いギャグへと成長していったのです。

すっちーと吉田裕の役割分担


すっちー

ギャグを仕掛ける側。棒を使った動きや予測を外す展開を作り、相手のリアクションを引き出す。



リアクションを担当。大きな声と表情、テンポのよいツッコミで笑いを完成させる。

このコンビの面白さは、単純に同じ動作を繰り返しているだけではないところにあります。

すっちーが予想外の動きを仕掛け、吉田が大きなリアクションで応える。その繰り返しによって、観客は次の展開を期待するようになります。

代表的なフレーズとして知られるのが「ドリルすな!」や「ドリルせんのかい!」です。

また、途中で動きを変えたり、実況するようなツッコミを入れたりすることで、同じギャグでも毎回違った面白さを生み出しています。

なぜ乳首ドリルは全国的に知られるようになったのか

人気の理由は、言葉だけに頼らない視覚的な笑いにあります。

- 動きが分かりやすい
- 短いフレーズが繰り返される
- リアクションが大きく、テレビでも伝わりやすい
- 2人の呼吸が合っている
- 予想できる展開をあえて裏切る

すっちー自身も、MBSのインタビューで、子どもたちがドリルをまねしていると聞くことがあると話しています。

2018年のマイナビニュースの取材では、東京のテレビ番組に出演した際、すち子ではなくスーツ姿でネタを披露したことにも触れていました。

キャラクターを知らない視聴者にも、まずネタそのものの面白さを伝える工夫をしていたのです。

【2026年最新】すち子・すっちーの出演情報となんばグランド花月公演

2026年も、すっちーは吉本新喜劇の座長として舞台に立っています。

吉本新喜劇の公式公演情報では、2026年には「すち子」を中心とする作品が複数上演されています。

今年の主な公演を振り返ると、次のような作品があります。

公演期間 公演タイトル 会場
2月10日~16日 すち子の、生まれ変わりの島 なんばグランド花月
3月10日~16日 すち子の、あなたの人生買い取ります。 なんばグランド花月
4月7日~13日 すち子の、君に会いたくて なんばグランド花月
6月30日~7月6日 すち子と、型破りな金庫破りたち なんばグランド花月
7月28日~8月3日 すち子の、湧き水フィーバーにワックワク! なんばグランド花月
8月25日~31日 すち子の、ミステリアスなお祭り騒ぎ なんばグランド花月
10月20日~26日 すち子の、くっつき引っつき運のつき なんばグランド花月

これらの公演では、すち子が島の住人や飲食店の従業員、旅館の仲居など、作品ごとに異なる役柄で騒動に巻き込まれます。

例えば、3月の「すち子の、あなたの人生買い取ります。」では、うどん屋を舞台に人生を査定する毒舌が展開されました。

8月の「すち子の、ミステリアスなお祭り騒ぎ」では、たこ焼き屋を継ぐ青年の恋愛と夏祭りの騒動が描かれています。

すち子という同じキャラクターでも、作品ごとに設定や物語が変わることが分かります。

2026年11月17日~23日:すっちー座長公演

2026年11月開催予定


すっちー座長公演

公演期間

11月17日(火)~23日(月)


会場: なんばグランド花月

座長: すっちー

主な出演者:
- 辻本茂雄
- 末成映薫
- 浅香あき恵
- 島田一の介
- 西川忠志
- 清水けんじ
- 千葉公平
- 森田まりこ
- 佐藤太一郎
- 伊丹祐貴

吉本新喜劇公式の公演案内に掲載された出演者情報。公演日によって出演状況が変更される場合があります。

今回の公演は、すっちーが座長を務め、辻本茂雄や末成映薫、浅香あき恵など、実力派の座員が出演する予定です。

公式案内では「すっちー座長公演」として掲載されており、日程によって本公演や19時のライブも設定されています。

チケットはFANYチケットで販売され、前売り券が完売した場合は当日券がない可能性もあります。

12月にもすっちーの公演が予定

11月の公演だけでなく、吉本新喜劇の公式スケジュールには、12月1日~7日のすっちー座長公演も掲載されています。

加えて、12月4日にはなんばグランド花月でMBS特別公演「よしもと新喜劇年末スペシャル」が予定されており、出演者にすっちーの名前もあります。

2026年末にかけても、座長としての活動が続く予定です。

なんばグランド花月で観劇する際のポイント

すち子を劇場で楽しみたい人は、テレビ放送と生の舞台の違いにも注目してください。

すっちーは過去のMBSインタビューで、テレビと劇場では同じように見えるネタでも実際の展開は異なると説明しています。

生の舞台では、観客の反応や座員同士の掛け合いによって、笑いの間や展開が変わることがあります。

そのため、テレビで見慣れたギャグでも、劇場で見ると違った面白さを発見できる可能性があります。

【よくある質問】すち子・すっちーに関するFAQ

Q1:すち子の正体は誰ですか?

A1:吉本新喜劇の座長を務めるお笑い芸人・すっちーです。大阪のおばちゃんをイメージした女性キャラクターを演じています。

Q2:すっちーは2026年現在何歳ですか?

A2:1972年1月26日生まれなので、2026年11月現在は54歳です。

Q3:すっちーはいつ吉本新喜劇に入団しましたか?

A3:2007年10月です。その後、2014年6月に座長へ就任しました。

Q4:すち子のアメちゃんにはどんな意味がありますか?

A4:大阪のおばちゃんらしさを表現する定番の演出です。ビッキーズ時代からの飴まきの名残もあり、2014年には公式グッズ「すち子のねぶり飴」も発売されました。

Q5:乳首ドリルの相手は誰ですか?

A5:吉本新喜劇の吉田裕です。すっちーが仕掛け、吉田がリアクションを返す掛け合いによって成立しています。

Q6:すち子は2026年も舞台に出演していますか?

A6:はい。2026年は2月、3月、4月、6月、7月、8月、10月に、すち子をタイトルに含む作品がなんばグランド花月で上演されています。11月17日~23日にも、すっちー座長公演が予定されています。

Q7:すち子を生で見るにはどこへ行けばよいですか?

A7:大阪のなんばグランド花月が代表的な観劇場所です。吉本新喜劇の公式公演スケジュールやFANYチケットで、最新の出演者と公演日時を確認できます。

すち子の正体は、吉本新喜劇の座長・すっちーです。

1972年生まれのすっちーは、1996年にビッキーズとして芸人活動を開始。2007年10月に吉本新喜劇へ入団し、2014年6月に座長へ就任しました。

すち子の人気を支えているのは、次の3つの要素です。

1. 共感を生む毒舌: 普段は口に出せない人間の本音を笑いに変える。
2. 大阪らしい親しみやすさ: アメちゃんや大阪弁を取り入れ、観客との距離を縮める。
3. 掛け合いの技術: 吉田裕との乳首ドリルをはじめ、相手のリアクションを生かした舞台芸。

加えて、すっちーは座長として、昔ながらの新喜劇の魅力を守りながら、新しい物語やギャグを生み出す役割も担っています。

MBSのインタビューで本人が語っているように、定番の笑いを大切にしつつ、毎回違った展開を見せることが座長としてのこだわりです。

すち子は単なる人気キャラクターではなく、すっちーが長年培ってきた漫才・舞台経験と、新喜劇の伝統が融合して生まれた看板キャラクターです。

2026年11月以降も、なんばグランド花月を中心に公演が予定されています。テレビでおなじみのアメちゃんや乳首ドリルを、生の舞台で楽しめる機会にも注目です。

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コンテンツディレクター 滑原 圭介
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旅行・観光を担当。現地の公式観光資料と営業情報を確認してから記事にします。

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