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赤ちゃんのストロー飲み練習はいつから?紙パックのコツとむせる原因・対処法を徹底解説

水沢 陽菜 水沢 陽菜 • 更新: • 公開: • 読了約 23 分
目次

赤ちゃんのストロー飲みは、いつから練習を始めればよいのでしょうか。離乳食が始まる生後5〜6か月頃になると、水分補給の方法としてストローマグを検討する家庭も増えてきます。しかし、生後7〜8か月になってもストローを吸えない、口に入れると嫌がる、飲み物を口に含んでむせてしまうなど、思うように進まないことも珍しくありません。

実は、ストロー飲みには一律の開始月齢がなく、必ず練習しなければならないものでもありません。日本歯科衛生士会はスプーンやコップを使った水分摂取の経験を重視する一方、埼玉県立小児医療センターはストローを使えること自体は発達上の必須項目ではないと説明しています。2026年現在も、赤ちゃんの発達や家庭での使い方に合わせて進めることが基本です。

【開始時期】赤ちゃんのストロー飲み練習はいつから?月齢より発達サインが重要

ストロー飲み練習

赤ちゃんのストロー飲みを始める時期に、全国共通の決まりはありません。育児情報では生後7〜8か月頃を目安として紹介する例がありますが、実際には口や体の発達によって習得時期が異なります。

生後7〜8か月頃は練習を検討できる時期

生後7〜8か月頃は、一般的に離乳食中期にあたります。この時期には、舌が前後だけでなく上下にも動くようになり、唇を閉じる動きも発達していきます。

日本歯科衛生士会が2024年6月に公開した「赤ちゃん・子どものお口の発達支援ガイド」でも、離乳中期の口の変化として、舌の上下運動や口唇の動きが紹介されています。

ただし、これはストロー飲みができるようになる月齢を示したものではありません。口の機能が発達している途中であることを理解し、練習を急がないことが大切です。

ストローを試す前に確認したい5つのサイン
  • 首がしっかりすわり、頭を安定させられる。
  • 支えがあれば安定した姿勢で座れる。
  • スプーンを口に入れたとき、唇を閉じて飲み込める。
  • 口元に触れるものに強く抵抗せず、ストローに興味を示す。
  • 少量の水分を口に含み、落ち着いて飲み込める。

すべての条件を満たさなければ練習できないという意味ではありません。赤ちゃんの様子を観察しながら、無理のない範囲で試すための目安です。

また、ストローをくわえられることと、吸って飲み込めることは別の動作です。口に入れることができても飲めない場合は、まだ動きを習得している途中可能性があります。

1歳になってもストローが使えない場合は?

1歳になってもストローが使えないからといって、直ちに発達上の問題があるとは限りません。

浜松市の子育て情報サイト「ぴっぴ」では、ストロー飲みには明確な開始時期が決まっておらず、上手に飲めるようになるのは1歳頃が大半と説明しています。習得の時期には個人差があるため、月齢だけで判断しないことが大切です。

ストローを使えなくても、スプーンやコップで必要な水分を取れているなら、無理にストローへ切り替える必要はありません。

【練習方法】紙パックを使ったストロー飲みの練習手順4ステップ

赤ちゃんのストロー飲み練習で取り入れやすい方法の一つが、紙パック飲料を使う方法です。

ストローを吸うと飲み物が出てくるという仕組みを、大人が少し補助しながら体験できます。浜松市の子育て情報サイトでも、紙パックの側面を押してストローから飲み物が出る様子を見せる方法が紹介されています。

ステップ1:赤ちゃんが落ち着いている時間を選ぶ

最初に大切なのは練習するタイミングです。

眠いときや空腹で機嫌が悪いときは避け、比較的落ち着いている時間に試しましょう。姿勢は、椅子などに座らせて上半身を安定させます。

飲み物は、普段から慣れている水やカフェインを含まない麦茶などを選ぶと、味への抵抗を減らしやすくなります。

ステップ2:ストローの存在に慣れてもらう

いきなり飲ませようとせず、まずはストローを見せてみましょう。

大人がストローで飲む様子を見せたり、紙パックのストローから飲み物が出てくるところを見せたりすると、赤ちゃんが興味を持つきっかけになります。

ストローを口元に近づけるときは、嫌がらない範囲にとどめます。無理に口の奥へ押し込んではいけません。

ステップ3:紙パックを軽く押して飲み物を出す

赤ちゃんがストローをくわえたら、紙パックの側面をほんの少し押します。

このときの要点は、一度に大量の飲み物を出さないことです。少量だけストローの先から出し、赤ちゃんが飲み込む様子を確認してから次に進みます。

「ストローをくわえると飲み物が口に入る」という経験を積み重ねることで、吸う動作を理解するきっかけになります。

ただし、紙パックを押し続けると飲み物が勢いよく口に入ってしまいます。むせる原因になるため、強く押したり、連続して押したりしないようにしてください。

ステップ4:自分で吸う練習からストローマグへ

紙パックから少量の飲み物を飲めるようになったら、赤ちゃん自身が吸う動きを試せるようにします。

最初はストローをくわえるだけでも十分です。自分で吸うことができたら、徐々にストローマグへ移行してみましょう。

最初からたくさん飲ませる必要はありません。少量の飲み物を入れ、吸う動作と飲み込む動作ができているかを確認します。

紙パックを使う方法は、あくまでも練習を補助する手段です。うまくいかなければ、スプーンやコップに戻して構いません。

【つまずきの理由】ストローが吸えない・嫌がる原因と対処法

ストローを口に入れても吸わない、噛むだけで飲まない、口を開けてくれないなど、赤ちゃんの反応はさまざまです。

こうした反応には、口の発達や感覚への慣れ、練習環境など複数の要因が関係しています。

原因1:吸う動作と飲み込む動作を理解していない

ストロー飲みには、ストローを唇でくわえる、口の中を陰圧にして飲み物を吸い上げる、適量を飲み込むという動作が必要です。

赤ちゃんは哺乳瓶や母乳を飲む経験がありますが、ストローで飲むときには異なる口の使い方も必要になります。

そのため、ストローを噛んだり、舌で押し出したりするだけで、吸う動作につながらない場合があります。

対処法:大人がストローで飲む姿を見せ、赤ちゃんが自分から興味を示すのを待ちます。紙パックで少量の飲み物を出す方法も試せます。

原因2:ストローの太さや硬さが合っていない

ストローが太すぎたり、硬すぎたりすると、赤ちゃんが唇でくわえにくいことがあります。

また、逆流防止弁などが付いた製品は、構造によって吸う力が必要になる場合があります。

対処法:赤ちゃん向けに設計された、口にくわえやすいストローを選びましょう。吸う力が弱い段階では、複雑な構造の製品よりも、飲み物の流れを確認しやすいシンプルなものが試しやすい場合があります。

原因3:ストローの感触に慣れていない

初めて口に触れる素材や形状に驚いて、ストローを嫌がる赤ちゃんもいます。

シリコン製の柔らかい感触を好む子もいれば、口元に異物が触れること自体を嫌がる子もいます。

対処法:最初は飲ませることを目的にせず、ストローを見せる、手で触れる、口元に近づけるなど、段階的に慣らします。

原因4:飲み物の味や温度が好みではない

ストローを嫌がっていても、実際には飲み物の味や温度が原因になっていることがあります。

普段飲み慣れていない麦茶や、冷たすぎる飲み物では、口に入れたときに違和感を覚える可能性があります。

対処法:普段から飲み慣れている水や麦茶を使い、常温程度から試してみましょう。甘いジュースで無理に飲ませる方法はおすすめできません。

原因5:練習そのものが負担になっている

何度も口元にストローを近づけられたり、飲むまで練習を続けられたりすると、赤ちゃんがストローを嫌がるようになることがあります。

対処法:顔を背ける、口を閉じる、泣くなどの反応があれば中断します。数日からしばらく時間を置いて、赤ちゃんの機嫌がよいときに再開しましょう。

ストローを吸えないことだけに注目せず、赤ちゃんが飲み物を楽しめているかどうかも確認したいポイントです。

【むせるとき】ストロー飲みでむせる原因と安全な対処法

ストロー飲みを始めた赤ちゃんが、飲み物を口に入れた直後にむせることがあります。

一時的なむせは、飲み込む量や速度を調整することに慣れていない場合にも起こります。ただし、繰り返しむせる場合は注意が必要です。

ストロー飲みでむせる主な原因
  • 飲み物が一度に出すぎている:紙パックを強く押すと、赤ちゃんが処理できる量を超えてしまう。
  • 吸う力の調整が難しい:吸い上げた飲み物の量を調節できず、口の中に多く入ってしまう。
  • 姿勢が安定していない:寝かせた状態や頭を大きく後ろに傾けた状態では、飲み込みにくくなる場合がある。
  • 飲み込む機能が発達途中:口に取り込む動作と飲み込む動作の協調がまだ十分でない。
むせたときに家庭でできること

まずはストローを口から離し、飲ませるのを中断します。

赤ちゃんが落ち着いて呼吸できているか、顔色が普段どおりかを確認してください。無理に続けて飲ませる必要はありません。

再開する場合は、次の点を見直します。

  • 赤ちゃんの上半身が安定した座位にする。
  • 一度に口へ入る飲み物の量を少なくする。
  • 紙パックを押す力を弱める。
  • 飲み込んだことを確認してから次の一口に進む。
  • むせる状態が続く場合は練習を中断する。
病院に相談したほうがよい症状

次のような症状がある場合は、単なる練習不足と考えず、小児科などの医療機関に相談してください。

  • 飲むたびに繰り返し激しくむせる。
  • 少量の水分でも頻繁に咳き込む。
  • 飲んだ後に呼吸が苦しそうになる。
  • 飲み物をうまく飲み込めず、摂取量が減っている。
  • 飲むときに顔色や唇の色が悪くなる。

唇が青紫色になる、呼吸ができない、反応が著しく悪いといった場合は緊急対応が必要です。すぐに119番へ連絡してください。

飲み込みの問題が疑われる場合には、必要に応じて小児科医や摂食嚥下に詳しい専門職に評価してもらうことが大切です。

【飲み方の順番】コップ飲みとストロー飲みはどっちが先?専門機関の見解を比較

ストロー飲みの練習で判断に迷いやすいのが、コップ飲みとの順番です。

育児情報には「ストローから始めてもよい」という説明がある一方、「まずはスプーンやコップから練習する」という考え方もあります。

この違いを理解するには、ストローで水分を飲めるようになることと、口の機能を段階的に育てることを分けて考える必要があります。

日本歯科衛生士会はスプーンからコップ、ストローへの流れを紹介

日本歯科衛生士会が2024年6月に公開した「赤ちゃん・子どものお口の発達支援ガイド」では、水分の飲み方について次の順序を紹介しています。

スプーンですすり飲み → 豆皿ですすり飲み → コップ → ストロー

同ガイドでは、スプーン飲みやコップ飲みを経験せず、早期からストロー飲みを中心にすると、哺乳時の口の使い方が残り、口腔機能の発達に影響する可能性があると説明しています。

これは、さまざまな飲み方を経験しながら、舌や唇の使い方を身につけることを重視した考え方です。

一方、ストロー飲みは発達上の必須項目ではないという見解も

埼玉県立小児医療センターは、2024年7月8日掲載の食事・栄養に関するQ&Aで、ストローは使えれば便利だが、発達的に必須項目ではないと説明しています。

また、練習する場合には、赤ちゃん向けの小さな紙パック飲料を使い、ストローをくわえたところで大人が少量の飲み物を送る方法を紹介しています。

つまり、ストローを必ず習得させることよりも、赤ちゃんが安全に水分を摂取できることが優先されます。

専門機関の考え方を一覧で比較
機関・資料 推奨する考え方 注目したいポイント
日本歯科衛生士会
2024年6月
スプーン→豆皿→コップ→ストロー 段階的な口腔機能の発達を重視する。
埼玉県立小児医療センター
2024年7月掲載
ストローは必須ではない 紙パックを使った練習も可能。コップ飲みを続けてもよい。
浜松市子育て情報サイト スプーン→補助付きコップ→自分でコップ ストローに決まった開始月齢はなく、発達に合わせて練習する。
板橋区公式ホームページ スプーンですすり飲み→豆皿→コップ 家庭ではコップ、外出時にはストローマグという使い分けを紹介。
こども家庭庁
授乳・離乳の支援ガイド
離乳の進行と子どもの発達に合わせる 授乳・離乳の基本的な支援を示す公的資料。

各機関の資料を比較すると、ストロー飲みを必須とするかどうか、どの飲み方を先に経験させるかという点に違いがあります。特に日本歯科衛生士会の資料と埼玉県立小児医療センターの説明は、重視している目的が異なります。

日本歯科衛生士会は口腔機能の段階的な発達を重視し、埼玉県立小児医療センターはストローという道具を使えること自体を発達上の必須条件とはしていません。

したがって、「ストローを先に使うと必ず歯並びが悪くなる」「コップを先に練習しなければ発達に問題が起きる」といった断定は適切ではありません。ストローだけに偏らず、複数の飲み方を経験させるという視点が参考になります。

コップ飲みはいつから始める?

コップ飲みは、離乳食が始まって口の動きが発達してきた頃から、少量ずつ練習できます。

日本歯科衛生士会のガイドでは、7〜8か月頃の離乳中期にスプーンで水分を飲む方法を紹介し、9〜11か月頃にはスプーンや豆皿からコップへ進む方法を示しています。

具体的な練習方法は次のとおりです。

  1. スプーンに少量の水分を入れ、上唇で触れてすすれるようにする。
  2. 浅い豆皿などを使い、唇ですする経験を積む。
  3. 浅めのコップに少量の飲み物を入れる。
  4. 大人がコップを支え、赤ちゃんの上唇が飲み物に触れるように少しずつ傾ける。
  5. 慣れてきたら、自分でコップを持つ練習へ進む。

浜松市の子育て情報サイトでは、母子健康手帳に記載された1歳6か月頃までの習得を目指し、赤ちゃんの発達に合わせてコップ飲みを始める方法を紹介しています。

ストロー飲みとコップ飲みを競わせる必要はありません。家庭ではコップ、外出先ではストローマグというように、用途に応じて使い分ける方法もあります。

【道具と水分補給】ストローマグの選び方と赤ちゃんに合った使い方

ストロー飲みの練習を始めるときには、ストローマグ選びも重要です。

ただし、高機能な製品を選べば早く飲めるようになるわけではありません。赤ちゃんの口の大きさや吸う力、家庭での洗浄のしやすさを基準に選びましょう。

ストローマグを選ぶ5つのポイント

1. 月齢や発達段階に合っていること

メーカーが表示する対象月齢や使用上の注意を確認しましょう。ストローの太さや長さ、飲み口の素材が赤ちゃんに合っているかも重要です。

2. 唇でくわえやすい飲み口であること

柔らかいシリコン製や、赤ちゃん向けに設計された飲み口などがあります。口元に当てたときに違和感が少なく、無理なくくわえられるものを選びましょう。

3. 吸う力に合った構造であること

逆流防止弁や特殊なバルブが付いた製品は、構造によって吸う力が必要になることがあります。まだ吸う動作に慣れていない赤ちゃんには、シンプルな構造のものが試しやすい場合があります。

4. 洗いやすく衛生的に管理できること

ストローやパッキンなどの部品を取り外して洗えるか、細かい部分まで洗浄できるかを確認します。飲み物が残りやすい部品は、取扱説明書に従って丁寧に洗浄しましょう。

5. 赤ちゃんが持ちやすいこと

両手で持てるハンドルや、軽量で扱いやすい容器は、赤ちゃんが自分で持つ練習にも役立ちます。容量は最初から大きいものを選ぶ必要はありません。

ストローマグと紙パックはどう使い分ける?

紙パックは、ストローから飲み物が出てくる仕組みを理解するための練習に向いています。一方、ストローマグは自分で吸う動作を身につけるための道具として活用できます。

紙パックを使う場合は、開封後の衛生管理にも注意しましょう。飲み残しを長時間放置せず、商品の保存方法に従って扱うことが大切です。

赤ちゃんの水分補給で忘れてはいけないこと

ストロー飲みの練習と水分補給は、分けて考える必要があります。

離乳食を始める前の赤ちゃんは、基本的に母乳や育児用ミルクから必要な水分を摂取しています。ストローを使えないからといって、水分不足になるわけではありません。

離乳食が始まった後は、食事の際や喉が渇いている様子があるときに、水やカフェインを含まない麦茶などを少量ずつ試せます。ただし、母乳や育児用ミルクは引き続き大切な栄養源です。

果汁飲料や甘い飲み物をストロー練習のために常用する必要はありません。糖分の多い飲料に慣れてしまうことや、母乳・ミルクの摂取量が減ることにも注意しましょう。

【プロの結論】ストロー飲みは練習しなくてもできる?失敗しない判断基準

ストロー飲みは、必ずしも親が計画的に練習させなければ習得できない技能ではありません。

赤ちゃんによっては、大人の飲み方を見たり、ストローに興味を持って触れたりするうちに、自然と吸う動作を身につけることがあります。

埼玉県立小児医療センターが説明するように、ストローを使えることは発達上の必須項目ではありません。コップやスプーンで水分を摂取できているなら、ストローを使わない選択もできます。

練習を進めてもよいケース
  • 赤ちゃんがストローに興味を持っている。
  • 座った姿勢が安定している。
  • スプーンやコップでの水分摂取ができている。
  • 少量の飲み物を落ち着いて飲み込める。
  • 外出時など、ストローを使う具体的な必要性がある。
無理に練習を続けないほうがよいケース
  • ストローを口元に近づけると強く嫌がる。
  • 練習のたびに泣いたり、機嫌が悪くなったりする。
  • 少量の水分でも繰り返しむせる。
  • 座位や頭の安定が十分でない。
  • 飲み込む動作に気になる様子がある。

こうした場合は、いったんストローを使う練習を休み、スプーンやコップなど、赤ちゃんが受け入れやすい方法を優先しましょう。むせが続く場合は医療機関への相談が必要です。

本当に大切なのはストローを使えることではない

ストロー飲みの練習では、どうしても「何か月でできたか」「同じ月齢の赤ちゃんはもう使えているか」と比較しがちです。

しかし、飲み方の習得には個人差があります。口の機能を育てるという観点では、ストローだけでなく、スプーンですする、コップの縁に唇を当てる、自分で飲む量を調整するといった経験も大切です。

ストローマグを使えるようになることだけを目標にするのではなく、赤ちゃんが自分に合った方法で安全に水分を摂取できる環境を整えること。それが、育児における失敗しない判断基準です。

【ストロー飲み練習】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:赤ちゃんのストロー飲み練習は何か月から始めればよいですか?
A1:決まった開始月齢はありません。生後7〜8か月頃は発達を見ながら試せる時期の一つですが、1歳頃になってから上手に飲めるようになる子もいます。月齢よりも、座位の安定や口の動き、本人の興味を優先しましょう。

Q2:紙パックを使ったストロー練習は毎日行うべきですか?
A2:毎日必ず行う必要はありません。赤ちゃんが機嫌よく受け入れられるときに、短時間で試しましょう。紙パックを押すときは少量ずつにし、勢いよく飲み物を出さないことが大切です。

Q3:生後8か月でストローが吸えないのは遅いですか?
A3:遅いとは限りません。吸う動作や飲み込む動作の習得には個人差があります。スプーンやコップで水分を摂取できているなら、無理にストローへ切り替える必要はありません。

Q4:ストロー飲みとコップ飲みはどちらを先に練習すべきですか?
A4:日本歯科衛生士会は、スプーン、豆皿、コップ、ストローという段階的な進め方を紹介しています。一方、ストローは発達上の必須項目ではないという小児医療センターの見解もあります。家庭ではコップを基本にし、必要に応じてストローを取り入れる方法もあります。

Q5:ストローで飲むと毎回むせる場合はどうすればよいですか?
A5:いったん練習を中止し、姿勢や飲ませる量を見直してください。繰り返しむせる場合や呼吸・顔色に変化がある場合は、小児科に相談しましょう。呼吸困難や唇が青紫色になる場合は緊急対応が必要です。

赤ちゃんのストロー飲み練習には、全国共通の開始月齢や習得期限はありません。生後7〜8か月頃から試す家庭もありますが、1歳頃になってから上手に飲めるようになる子もいます。

紙パックを軽く押して飲み物を出す方法は、ストローの仕組みを理解するきっかけになります。ただし、飲み物を出しすぎるとむせる原因になるため、必ず少量ずつ試してください。

また、日本歯科衛生士会が紹介するスプーンからコップ、ストローへの段階的な練習方法と、埼玉県立小児医療センターが示すストローは必須ではないという考え方は、目的を分けて理解することが大切です。

ストローが吸えない、嫌がる、むせるといった反応があれば、無理に練習を続ける必要はありません。コップやスプーンも活用しながら、赤ちゃんが安全に水分を摂取できる方法を見つけていきましょう。

ストローを使えるようになることよりも、毎日の食事や水分補給を安心して楽しめること。その積み重ねが、赤ちゃんの健やかな口の発達につながります。

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水沢 陽菜

美容・健康カテゴリを担当。引用元の研究・公的機関の資料を確認したうえで、誰にでも読める形に整えます。

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