トム・ホランド版スパイダーマンを初めて見るなら、どの作品から見ればいいのか。答えは、2016年公開の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』から2026年の『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』まで、公開順に全7作品を視聴する方法だ。実は、ピーター・パーカーが初めて登場したのは単独映画の『ホームカミング』ではなく、アベンジャーズのヒーローたちが対立する『シビル・ウォー』だった。
加えて、トム・ホランド版の物語は単独映画3部作だけで完結する構成ではない。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ/エンドゲーム』で描かれる出来事が、その後の『ファー・フロム・ホーム』や『ノー・ウェイ・ホーム』に深く関係している。2026年にはシリーズ第4作『ブランド・ニュー・デイ』も公開され、ピーターの新たな人生が描かれている。
【結論】トム・ホランド版スパイダーマンを見る順番は全7作品!

まずは、視聴する順番を一覧で確認しよう。
おすすめの公開順は次の7作品。
1. 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年)
- トム・ホランド版スパイダーマンの初登場作品。
2. 『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年)
- ピーター・パーカーを主人公にした最初の単独映画。
3. 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年)
- ピーターがアベンジャーズの大きな戦いに参加する。
4. 『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)
- サノスとの戦いに決着をつけ、ピーターの人生にも大きな変化が訪れる。
5. 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019年)
- エンドゲーム後の世界で、ピーターが新たな敵と対峙する。
6. 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021年)
- 正体が世界中に知られたピーターが、マルチバースの問題に直面する。
7. 『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』(2026年)
- 前作から4年後、孤独な生活を送るピーターの新章が始まる。
2026年11月現在、この7作品がトム・ホランド演じるピーター・パーカーの実写映画出演作を追う基本リストとなる。
特に注意したいのは、アベンジャーズ関連の2作品も視聴リストに含まれる点だ。単独映画だけを見ていると、ピーターとトニー・スタークの関係や、世界が大きく変わった背景を十分に理解できない場面が出てくる。
【作品別に徹底整理】7作品の公開年・あらすじ・見るべきポイント
ここでは、トム・ホランド版スパイダーマンの出演作品一覧を、物語のつながりとともに整理する。
| 順番・作品名 | 公開年 | 作品の位置づけ・見どころ |
|---|---|---|
| シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ | 2016年 | MCU版ピーターの初登場。トニーとの出会い |
| スパイダーマン:ホームカミング | 2017年 | 初の単独映画。ヴァルチャーとの対決 |
| アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー | 2018年 | サノスとの戦いに参加。ヒーローとして成長 |
| アベンジャーズ/エンドゲーム | 2019年 | 世界の危機とトニーとの関係に決着 |
| スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム | 2019年 | エンドゲーム後の世界とピーターの葛藤 |
| スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム | 2021年 | マルチバースと歴代スパイダーマンの交差 |
| スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ | 2026年 | 前作から4年後のピーターを描く新章 |
トム・ホランド版スパイダーマンの出発点となる作品。
ピーター・パーカーは、トニー・スタークに見いだされ、キャプテン・アメリカとアイアンマンの対立に巻き込まれる。
この作品で注目したいのは、ピーターとトニーの関係だ。
ピーターはまだ経験の浅い高校生であり、世界を救うような大規模な戦いに慣れているわけではない。一方のトニーは、彼の能力に可能性を見いだしながらも、未熟な若者を危険にさらさないよう気を配る。
この関係性が、後の『ホームカミング』や『インフィニティ・ウォー』に引き継がれる。
見どころ: トム・ホランド版ピーターの初登場と、アイアンマンとの師弟関係の始まり。
2. 『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年)トム・ホランドが主演する最初の単独スパイダーマン映画。
『シビル・ウォー』での経験を経て、ピーターはニューヨークの日常に戻る。しかし、アベンジャーズのような大きな舞台で活躍したいという気持ちが強く、身近な犯罪を解決するだけの生活に満足できない。
そんなピーターの前に現れるのが、マイケル・キートン演じるヴィラン、ヴァルチャーだ。
本作の魅力は、スーパーヒーローとしての活躍だけでなく、学校生活や友人関係、恋愛など、高校生としてのピーターの姿を丁寧に描いていること。
トニー・スタークから認められたいという気持ちと、自分自身の力でヒーローになりたいという思いの間で揺れる姿も印象的だ。
見どころ: ピーターの高校生活、ヴァルチャーとの戦い、ヒーローとしての自立。
3. 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年)ここから物語は、スパイダーマン個人の戦いを超え、宇宙規模の危機へと広がる。
最強クラスの敵サノスがインフィニティ・ストーンを集め始め、アベンジャーズや各地のヒーローたちが対抗する。
ピーターもトニー・スタークとともに戦いに参加。これまでの単独映画とは違う規模の戦闘に身を投じる。
本作は、ピーターにとってヒーローとしての責任が一段と重くなる重要な作品だ。
『ホームカミング』で描かれたトニーとの関係を知っていると、2人のやり取りや戦闘中の判断がより深く理解できる。
見どころ: アベンジャーズとの共闘、サノスとの戦い、ピーターの精神的な成長。
4. 『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)『インフィニティ・ウォー』の出来事を受けて、アベンジャーズが最後の戦いに挑む作品。
サノスによって宇宙の生命の半数が消滅した後、残されたヒーローたちは世界を取り戻すために立ち上がる。
ピーターにとっても、本作は大きな転換点となる。
特にトニー・スタークとの関係は、トム・ホランド版スパイダーマンの物語を理解するうえで欠かせない。
また、世界が元に戻るまでの5年間という時間の経過も重要だ。この出来事は、次の『ファー・フロム・ホーム』の舞台設定に直接つながっている。
見どころ: アベンジャーズの総決算、ピーターの復帰、トニーとの関係の結末。
5. 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019年)『エンドゲーム』後の世界を舞台にした、トム・ホランド版スパイダーマンの第2作。
ピーターは学校の友人たちとヨーロッパ旅行に出かける。ところが、ニック・フューリーに協力を求められ、新たな脅威と向き合うことになる。
本作で重要なのは、ピーターがトニーを失った後、どのように自分の役割を引き受けていくかという点だ。
新たなヒーローとして登場するミステリオとの関係も物語の大きな軸になる。
ソニー・ピクチャーズの公式作品紹介でも、本作は『エンドゲーム』から約8か月後の物語と説明されている。
加えて、ラストではピーターの生活を根底から変える出来事が発生する。
見どころ: トニーを失ったピーターの葛藤、ミステリオとの対決、衝撃的なラスト。
6. 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021年)トム・ホランド版の単独映画3部作を締めくくる作品。
『ファー・フロム・ホーム』の終盤で、ピーターの正体が世間に知られてしまったことから物語が始まる。
普通の生活を取り戻そうとしたピーターは、ドクター・ストレンジに助けを求める。しかし、魔術によってマルチバースに関わる重大な問題が発生する。
本作最大の特徴は、過去のスパイダーマン映画とのクロスオーバーだ。
サム・ライミ版や『アメイジング・スパイダーマン』シリーズに登場したヴィランたちが集結し、スパイダーマン映画の歴史を横断する展開が実現した。
また、ピーターが選ぶ決断は、その後の『ブランド・ニュー・デイ』にも直接つながる。
見どころ: マルチバース、歴代ヴィランとの対決、ピーターが下す重大な決断。
7. 『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』(2026年)2026年7月31日に日本公開された、トム・ホランド版スパイダーマンの単独映画第4作。
監督は『シャン・チー/テン・リングスの伝説』などを手がけたデスティン・ダニエル・クレットン。脚本はクリス・マッケナとエリック・ソマーズが担当している。
物語の舞台は、『ノー・ウェイ・ホーム』から4年後。
ピーターは、大切な人々を守るために自分の存在を人々の記憶から消すという決断をした。その結果、彼は誰からも知られない孤独な生活を送りながら、スパイダーマンとしてニューヨークの人々を守り続けている。
しかし、街では不可解な犯罪が相次ぎ、ピーター自身の身体にも驚くべき変化が起こり始める。
出演者にはトム・ホランド、ゼンデイヤ、ジェイコブ・バタロンに加え、ジョン・バーンサルやマーク・ラファロも名を連ねる。
特に注目したいのは、パニッシャーとハルクの参戦だ。これまでのピーターの戦いとは異なる人物関係が生まれ、新しいシリーズの方向性を感じさせる。
見どころ: 孤独なピーターの新生活、パニッシャーとハルクの登場、身体に起こる異変。
【なぜ必要?】アベンジャーズ関連作品を飛ばさないほうがいい理由
トム・ホランド版スパイダーマンを見る際、初心者が迷いやすいのがアベンジャーズ作品の扱いだ。
『ホームカミング』から『ファー・フロム・ホーム』まで、単独映画だけを順番に見ればいいと思う人もいる。しかし、それでは重要な物語の背景が抜け落ちてしまう。
理由は3つある。
理由1:トニー・スタークとの関係が物語の軸になっている『シビル・ウォー』で出会ったトニーとピーターは、『ホームカミング』で師弟関係を深めていく。
その後の『インフィニティ・ウォー』と『エンドゲーム』では、この関係がさらに重要な意味を持つ。
ピーターがどのような経験を経て一人前のヒーローへ成長したのかを理解するには、アベンジャーズ作品の視聴が効果的だ。
理由2:『ファー・フロム・ホーム』はエンドゲーム後の物語だから『ファー・フロム・ホーム』は、単独で完結する単純な続編ではない。
『エンドゲーム』で起きた世界規模の出来事を受け、人々が元の生活を取り戻そうとする時期が描かれている。
ピーター自身も、トニーを失った後の世界で自分が何をすべきなのかを考えている。
そのため、『エンドゲーム』を飛ばしてしまうと、ピーターの感情や周囲の世界の変化を十分に理解しにくい。
理由3:MCUの世界観が『ノー・ウェイ・ホーム』につながる『ノー・ウェイ・ホーム』では、ドクター・ストレンジが重要な役割を果たす。
マルチバースという設定を通じて、異なる世界のスパイダーマン作品が交差する展開も描かれる。
MCU関連作品を見ておけば、こうした出来事が突然起きたように感じにくくなる。
もっとも、関連するMCU映画をすべて見る必要はない。まずは『シビル・ウォー』『インフィニティ・ウォー』『エンドゲーム』の3作品を優先すれば、ピーターの物語を理解するうえで大きな助けになる。
【公開順と時系列順を比較】ストーリー上の時間軸はどうなっている?
トム・ホランド版スパイダーマンについては、公開順と時系列順のどちらで見るべきか迷う人もいる。
基本的には、公開順と物語の進行順は一致しているため、並べ替える必要はない。
ただし、MCUでは作品内の時間経過が重要な意味を持つ。
例えば『エンドゲーム』では5年間の時間経過が発生し、『ファー・フロム・ホーム』はその約8か月後が舞台となる。
また、『ノー・ウェイ・ホーム』は『ファー・フロム・ホーム』の直後から始まり、『ブランド・ニュー・デイ』はさらに4年後を描く。
つまり、公開年だけで物語内の時間を判断するのではなく、作品同士のつながりを意識することが大切だ。
時系列を整理すると、次のようになる。
1. 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
2. 『スパイダーマン:ホームカミング』
3. 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
4. 『アベンジャーズ/エンドゲーム』
5. 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
6. 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
7. 『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』
この順番で見れば、ピーターの成長と世界の変化を自然に追いかけられる。
【単独映画だけでも大丈夫?】歴代スパイダーマンシリーズとの違い
時間が限られている場合、トム・ホランド版の単独映画だけを見たい人もいるだろう。
その場合は、次の4作品が対象となる。
- 『スパイダーマン:ホームカミング』
- 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
- 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
- 『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』
ただし、この4作品だけでは『ファー・フロム・ホーム』における世界の変化や、ピーターとトニーの関係を理解しにくい。
最低限の補完として『シビル・ウォー』と『エンドゲーム』を加える方法がおすすめだ。さらに『インフィニティ・ウォー』を見れば、物語のつながりがより明確になる。
歴代スパイダーマンシリーズも見るべき?『ノー・ウェイ・ホーム』をより楽しみたいなら、過去のスパイダーマン映画も視聴候補に入れたい。
代表的なのは次の2シリーズだ。
- サム・ライミ版: トビー・マグワイア主演の『スパイダーマン』3部作(2002~2007年)。
- アメイジング版: アンドリュー・ガーフィールド主演の『アメイジング・スパイダーマン』2作品(2012年・2014年)。
これらはトム・ホランド版とは異なる世界の物語であり、MCUのピーター・パーカーの直接的な前日譚ではない。
しかし、『ノー・ウェイ・ホーム』では過去シリーズのキャラクターが登場するため、事前に見ておくと登場人物の背景や再登場の意味が理解しやすくなる。
歴代シリーズを比較すると、それぞれ異なる魅力がある。
- トビー・マグワイア版:クラシックなスパイダーマン像と人間ドラマ。
- アンドリュー・ガーフィールド版:軽快なアクションとピーターの個人的な葛藤。
- トム・ホランド版:MCUとの連携、高校生活、アベンジャーズとの関係性。
過去シリーズの視聴は必須ではないが、スパイダーマン映画全体の歴史を楽しみたい人にはおすすめだ。
【2026年最新情報】ブランド・ニュー・デイで始まる新しいピーターの物語
2026年の『ブランド・ニュー・デイ』は、従来の3部作から新しい段階へ進む作品として位置づけられる。
前作でピーターは、愛する人々を守るために自分の存在を人々の記憶から消す決断をした。
その結果、彼はMJやネッドとの関係を失い、誰にも知られない存在として生活することになる。
ここで重要なのは、単に新しい敵と戦うという話ではない点だ。
これまでのピーターは、友人や家族、トニー・スタークといった人々との関係を通じて成長してきた。しかし、新作ではそうしたつながりを失った状態から、ヒーローとしての人生を再構築していく。
ソニー・ピクチャーズの日本版公式作品紹介では、前作から4年後のピーターがニューヨークで犯罪と戦い、自身の身体的な変化や新たな脅威に直面する展開が紹介されている。
監督のデスティン・ダニエル・クレットンは、前3作とは異なる演出で新章を担う。
また、ジョン・バーンサル演じるパニッシャーと、マーク・ラファロ演じるブルース・バナー/ハルクの参加も見逃せない。
2026年11月時点で、ブランド・ニュー・デイはすでに公開済み。 これからシリーズを見始める人は、過去6作品を先に視聴してから新作に進むと、ピーターの選択が持つ意味をより深く理解できる。
【よくある質問】トム・ホランド版スパイダーマンの見る順番
Q1:トム・ホランド版スパイダーマンの初登場作品は何ですか?
A1:2016年公開の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』です。『スパイダーマン:ホームカミング』が最初の単独主演映画ですが、MCUでの初登場は『シビル・ウォー』になります。
Q2:アベンジャーズ作品を見なくても楽しめますか?
A2:単独映画だけでも基本的なストーリーは追えます。ただし、『インフィニティ・ウォー』と『エンドゲーム』を見ないと、トニー・スタークとの関係や世界の変化が分かりにくくなります。できれば両作品も視聴するのがおすすめです。
Q3:トム・ホランド版スパイダーマンは何作品ありますか?
A3:2026年11月時点で、実写映画への出演は全7作品です。単独映画は『ホームカミング』『ファー・フロム・ホーム』『ノー・ウェイ・ホーム』『ブランド・ニュー・デイ』の4作品。残り3作品は『シビル・ウォー』と『アベンジャーズ』2作品です。
トム・ホランド版スパイダーマンを楽しむなら、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』から『ブランド・ニュー・デイ』まで、全7作品を公開順に視聴する方法が最もおすすめだ。
特に重要なのは、単独映画だけでなく『インフィニティ・ウォー』と『エンドゲーム』も視聴すること。ピーターとトニーの関係、世界規模の出来事、そして『ファー・フロム・ホーム』以降の物語を理解するための重要な作品となっている。
時間がない人は単独映画4作品から始めてもよいが、物語をしっかり理解したいなら『シビル・ウォー』とアベンジャーズ関連作品も加えたい。
【プロの結論】
トム・ホランド版スパイダーマンの最大の魅力は、単なるアクションヒーローの活躍ではなく、一人の少年が大切な人との出会いと別れを経験し、自分自身の責任を引き受けていく成長物語にある。
2016年の初登場から2026年の新章までを順番に追うことで、ピーター・パーカーという人物の変化が一本の物語としてつながる。
これから視聴する人も、過去作を見直す人も、まずは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』から始めてほしい。
主な事実確認資料