東京タピオカランドは、2026年現在も営業しているのでしょうか。2019年夏、タピオカブームの真っただ中に原宿駅前へ登場し、話題を集めた期間限定イベント「東京タピオカランド」。カラフルなフォトスポットやタピオカドリンクの飲み比べを楽しめる新感覚のテーマパークとして、多くのメディアに取り上げられました。
先に現在の状況を整理すると、東京タピオカランドの開催期間は2019年8月13日から9月16日までで、すでに終了しています。2026年11月現在、同イベントが営業を再開していることや、同じ名称で再開催されていることを裏付ける情報は確認できません。かつての会場だった原宿の商業施設「jing」を訪れても、当時のイベントをそのまま体験できるわけではありません。
【2026年最新】東京タピオカランドは今も営業している?終了後の実態

東京タピオカランドを検索すると、「現在も営業しているのか」「原宿に行けば入れるのか」「期間限定だったのに復活したのか」といった疑問が見つかります。
答えは、2019年に開催された東京タピオカランドは営業を終了しており、2026年現在も営業する常設施設ではありません。
2019年9月16日でイベントは終了東京タピオカランドは、最初から約1か月間の期間限定イベントとして企画されました。開催初日は2019年8月13日、最終日は9月16日(月・祝)です。
イベント情報を掲載するウォーカープラスやレッツエンジョイ東京でも、現在は「イベント終了」として扱われています。開催終了日が延長され、常設のタピオカテーマパークになったという事実はありません。
また、2019年のイベント公式情報と、2026年現在の施設情報は区別する必要があります。過去の写真や開催案内が検索結果に残っていても、それは営業中であることを意味しません。
旧会場jingは現在どうなっている?東京タピオカランドが開催されたのは、東京都渋谷区神宮前6丁目35-6にあった商業施設「jing(ジング)」です。
この場所は、原宿駅に近く、明治神宮前駅にも直結するアクセスの良いイベントスペースでした。ファッション、グルメ、企業のプロモーションなど、期間限定の企画を展開する場所として利用されていました。
2026年現在、同じ住所はファッションプレスの施設情報で「ヨドバシJ6ビル」として掲載されています。国内外のブランドによるポップアップストアやショールームなどを展開するイベント・プロモーション施設です。
つまり、場所そのものとイベントは別の存在です。会場の所在地が残っていても、東京タピオカランドの展示や飲食ブースが保存されているわけではありません。
2026年に再訪できる場所なのか旧会場の所在地を訪れること自体はできます。しかし、当時のタピオカプールやピンクのブランコ、4つのタピオカ店舗が再現されているわけではありません。
現在のヨドバシJ6ビルは、開催される企画によって利用内容が変わるイベント施設です。一般客が入場できるかどうかも、その時点のイベント内容によって異なります。
「東京タピオカランドの跡地を見に行く」という目的と、「東京タピオカランドをもう一度体験する」という目的は分けて考える必要があります。
【2019年の開催経緯】原宿jingに誕生したタピオカの夢の国とは
東京タピオカランドが誕生した背景には、2019年当時のタピオカブームがあります。
タピオカミルクティーは若い世代を中心に人気を集め、専門店の出店や新商品の登場が相次いでいました。原宿はファッションやスイーツ、SNS向けの写真撮影を楽しむ若者が集まる街であり、タピオカをテーマにした体験型イベントとの相性も良い場所でした。
「タピオカの夢の国」をテーマに企画東京タピオカランドは、タピオカドリンクを販売するだけの催事ではありませんでした。飲食と写真撮影、アトラクションを組み合わせた新感覚のテーマパークとして企画されました。
FASHIONSNAPの報道によると、企画の背景には2017年12月に表参道で開催された「東京アイスクリームランド」があります。東京タピオカランドは、そのイベントの第2弾として位置付けられました。
運営企画に携わったSTARSは、地域活性化と若者への魅力発信を企画の柱としていました。イベントを東京で開催することで実績をつくり、将来的には地方の観光地などでも展開する構想が紹介されています。
前売り券は発売直後に完売開催前の反響も大きなものでした。
食品産業新聞社ニュースWEBの2019年7月22日付の記事によると、前売り券は発売から約1日で完売。主催側は7月24日正午から追加販売を行うと発表しました。
タピオカ人気の勢いに加え、原宿という立地や、SNSで写真を撮れるテーマパークという新しさが、発売初期の注目を集めた要因でした。
【開催情報・料金一覧】期間・場所・前売り券・当日券を徹底整理
当時の東京タピオカランドの基本情報を整理します。以下は2019年開催時の情報であり、2026年の営業案内ではありません。
| 項目 | 2019年の開催情報 |
|---|---|
| イベント名 | 東京タピオカランド |
| 開催期間 | 2019年8月13日~9月16日 |
| 最終開催日 | 2019年9月16日(月・祝) |
| 開催場所 | jing(東京都渋谷区神宮前6丁目35-6) |
| 前売り料金 | 一般1,000円(税込) |
| 当日料金 | 一般1,200円(税込) |
| 入場特典 | ウェルカムドリンク1杯付き |
| 子どもの料金 | 未就学児無料の案内あり |
| 8月の営業時間 | 10:00~19:00(L.O.18:45) |
| 9月の平日営業時間 | 13:00~19:00(L.O.18:45) |
| 9月の土日祝営業時間 | 10:00~19:00(L.O.18:45) |
前売り券は1,000円、当日券は1,200円でした。前売り券を購入すると、当日券より200円安く入場できる仕組みです。
どちらもウェルカムドリンク付きで、単純な入場だけではなく、最初の1杯を楽しめる内容でした。
なお、入場料に含まれていたのはウェルカムドリンクです。2杯目以降のドリンクや追加のスイーツは別料金でした。入場料だけで飲食がすべて無料になるシステムではありません。
前売り券と当日券の違い前売り券はチケット販売サイト「PassMarket」で販売され、数量限定でした。発売直後に完売したため、追加販売も実施されています。
当日券は会場で購入する方式でしたが、来場者が多い場合には入場制限が行われる可能性も案内されていました。
開催当時のチケット情報は、すでに終了したイベントの記録です。2026年現在、同じ料金で購入できるチケットが販売されているわけではありません。
【出店店舗・フォトスポット】タピオカランドで楽しめた4店舗と人気の仕掛け
イベントの中心となったのは、4つのタピオカ専門店と、写真撮影を楽しめるカラフルなブースでした。
出店していたタピオカ専門店は全4店舗2019年8月の現地紹介記事を掲載したTRiP EDiTORによると、出店していたのは次の4店舗です。
1. 三茶ヤ(さんちゃヤ)
黒糖タピオカミルクラテや焦がしラテなどを提供。黒糖のコクやタピオカの食感にこだわったメニューが特徴でした。紹介記事では黒糖タピオカミルクラテが600円、焦がしラテが650円と掲載されています。
2. 謝謝珍珠(シェイシェイパール)
台湾風の黒糖シリーズを中心に、イベント限定のフルーツティーシリーズなどを展開。開催期間中にはシークレットメニューも予定されていました。
3. 虎一茶(タイガーティー)
ミルクティー、フルーツティー、お茶の3シリーズを用意。甘さや氷の量を調整できるドリンクもあり、自分好みにカスタマイズできる点が特徴でした。
4. LAB LAP(ラベラペ)
タイ産の茶葉を使用したミルクティーやレモネードなどを提供。数量限定のミルクティーかき氷も紹介されていました。
当初の告知では多くの人気店が集結するという期待がありましたが、実際に営業した飲食ブースは4店舗でした。この店舗数は、後にイベントへの評価を左右する論点にもなりました。
タピオカプールやピンクのブランコが登場東京タピオカランドの特徴は、飲食以外にも写真撮影を楽しめる仕掛けがあったことです。
FASHIONSNAPやTRiP EDiTORの現地紹介では、次のようなフォトスポットが取り上げられています。
- 巨大タピオカプール:黒いボールをタピオカに見立てた、会場の代表的な撮影スポット。
- タピオカモニュメント:カラフルな風船などで演出された大型オブジェ。
- ピンクのブランコ:写真撮影を楽しめるファンシーなブース。
- タピオカロッカー:ピンクを基調としたロッカー型の撮影背景。
- 謎解きアトラクション:会場内のパネルを探しながら答えを見つける企画。
開催前の告知では、10種類を超えるフォトブースが設置されると発表されていました。
タピオカを飲むだけでなく、ドリンクを持って写真を撮り、友人とイベントの思い出を残す。こうした体験そのものが、東京タピオカランドの大きな売りでした。
【ねお・神宿も参加】公式アンバサダーとイベントを盛り上げた人物
東京タピオカランドでは、若い世代への認知度を高めるため、インフルエンサーやアイドルを公式アンバサダーに起用しました。
モデル・動画クリエイターのねお公式アンバサダー第1弾として発表されたのが、モデル・動画クリエイターのねおです。
当時はファッション誌『Popteen』の専属モデルとしても活動しており、若い女性を中心に支持を集めていました。
東京タピオカランドでは、1日店長やコラボレーションメニューなどの企画が予定され、イベントを盛り上げる役割を担いました。
原宿発のアイドルグループ・神宿もう一組の公式アンバサダーが、原宿発の5人組アイドルユニット神宿(かみやど)です。
グループ名は「神宮前」と「原宿」を組み合わせたもので、原宿のカルチャーと結び付きの強い存在でした。
ねおと神宿の起用は、単に著名人を広告に登場させるだけではありません。タピオカを楽しむ若者の文化と、原宿のファッション・アイドル文化を結び付ける企画としても意味がありました。
アンバサダー以外にも関連イベントを開催2019年8月19日に行われたプレスイベントでは、公式アンバサダーの神宿やねおに加え、そわんそわん、三年食太郎、テーマソングを担当したKamin、ROLANDらも登場しました。
このように、東京タピオカランドは飲食イベントでありながら、モデル、動画クリエイター、アイドル、著名人などを巻き込んだエンターテインメント企画として展開されていました。
【評判・口コミを検証】東京タピオカランドはなぜ賛否が分かれた?
東京タピオカランドの評価を振り返ると、華やかなコンセプトに対する期待と、実際に訪れた人が感じた運営面の不満との間にギャップがあったことが分かります。
期待されたのは写真映えと飲み比べ肯定的な評価につながったのは、タピオカをテーマにした珍しい空間と、複数店舗のドリンクを楽しめる点でした。
タピオカプールやブランコ、ロッカーなど、一般的な飲食店では体験できない撮影スポットが設けられていたことは、友人同士で訪れるイベントとしての魅力でした。
4店舗それぞれで異なるメニューを用意していたため、普段は別々の場所に行かなければ飲み比べられない商品を、一つの会場で楽しめる利点もありました。
開幕直後に浮上した運営面の問題一方、2019年8月13日のオープン直後には、SNS上で厳しい意見が相次ぎました。
J-CASTニュースが8月16日に報じた内容では、主な不満として以下の点が挙げられています。
- イベントの規模に対して出店店舗が4店舗と少ない。
- 内装が期待したほど豪華ではない。
- 以前のイベントで使われたフォトスポットが再利用されている。
- トイレの案内が不十分だった。
- 当初は再入場できないと案内されていた。
特に注目されたのが、飲み物を提供するイベントでありながら、トイレの案内や再入場に関する説明が不十分だった点です。
「トイレがない」という批判には補足が必要ネット上では「会場にトイレがない」という情報が広がりました。しかし、J-CASTニュースの取材に対して実行委員会は、受付の隣にトイレがあったものの、初日に利用場所の周知が徹底できていなかったと説明しています。
加えて、イベント2日目以降は入場時にトイレの場所を案内するように変更。再入場についても、運営上の簡素化を理由に当初は禁止としていたものの、トイレ利用を考慮してリストバンドを用意し、2019年8月16日から再入場を可能にしました。
したがって、「最後までトイレがなく、再入場も一切できなかった」という理解は正確ではありません。開幕直後に問題が発生し、その後運営側が対応したというのが実際の経緯です。
フォトスポットの使い回しにも理由があった過去のイベント設備が再利用されていたことも、批判の対象となりました。
これについて実行委員会は、以前の東京アイスクリームランドで人気だったフォトスポットを、前回訪れなかった人にも楽しんでもらうため、一部復活させたと説明しています。
ただし、来場者の立場から見れば、新しいテーマパークを期待していたのに既存の設備が使われていたという不満が生じるのも理解できます。
東京タピオカランドの評判は、単純に「良かった」「ひどかった」の二択では整理できません。写真撮影やドリンクの楽しさを評価する声がある一方、価格に対する施設規模や運営の完成度に不満を感じた人もいた、というのが実態に近い見方です。
【プロの結論】東京タピオカランドが残したものと2026年に知っておきたいこと
東京タピオカランドを振り返ると、2019年のタピオカブームを象徴するイベントだったことが分かります。
ただし、話題性と満足度は必ずしも同じではありませんでした。
流行を体験型イベントに変えた企画力当時のタピオカ人気は、単に飲み物としての人気だけではありませんでした。カップのデザイン、店内装飾、SNSへの写真投稿など、購入から共有までを含めた文化として広がっていました。
東京タピオカランドは、その流行を一つの場所に集約し、飲食、撮影、著名人とのコラボレーションを組み合わせました。
この構成は、来場者が商品を購入するだけでなく、空間そのものを楽しむという体験型イベントの考え方を反映しています。
一方で、期待値の管理と現場運営に課題「夢の国」「テーマパーク」という言葉から、来場者は大規模な装飾や充実した施設を想像します。その期待に対して、実際の出店数や設備、案内体制が十分だったかどうかが評価の分かれ目になりました。
イベントの成功には、話題性のある企画や有名人の起用だけでなく、トイレの案内、再入場、スタッフの対応、施設の快適さなど、細かな運営設計も欠かせません。
東京タピオカランドで発生した問題は、短期間のポップアップイベントであっても、来場者が求める体験を総合的に設計する必要があることを示しています。
現在、同じ体験を求める人が知っておくべき判断基準2026年に東京タピオカランドを目的として原宿へ行くことはおすすめできません。イベントは終了しており、当時の店舗やフォトスポットが営業・展示されているわけではないからです。
一方、当時のイベントの歴史や写真を振り返りたい人にとっては、ファッション関連メディアやイベント情報サイトに残る2019年の記録が参考になります。
特に次の3点を区別すると、検索結果に残る古い情報に惑わされにくくなります。
- 開催記録:2019年の期間、料金、出店店舗、出演者などの過去情報。
- 会場情報:旧jingの所在地に関する現在の施設情報。
- 再開催情報:2026年に新たな開催が告知されているかどうか。
この3つは別々の情報です。旧会場の建物が現在も利用されていることを、東京タピオカランドの営業再開と混同しないことが大切です。
東京タピオカランドに関するよくある質問(FAQ)
Q1:東京タピオカランドは2026年現在も営業していますか?
A1:いいえ。2019年9月16日に開催を終了した期間限定イベントです。2026年11月現在、再開催や常設営業を裏付ける情報は確認できません。
Q2:東京タピオカランドの開催場所はどこでしたか?
A2:東京都渋谷区神宮前6丁目35-6の商業施設jingです。JR原宿駅から徒歩約2分、東京メトロ明治神宮前〈原宿〉駅から徒歩約1分の場所でした。
Q3:東京タピオカランドの入場料金はいくらでしたか?
A3:2019年の開催時は前売り券が1,000円、当日券が1,200円でした。どちらもウェルカムドリンク1杯付きでした。
Q4:東京タピオカランドには何店舗が出店していましたか?
A4:三茶ヤ、謝謝珍珠、虎一茶、LAB LAPの4店舗です。各店舗が異なるタピオカドリンクや限定メニューなどを提供していました。
Q5:東京タピオカランドにはどんなフォトスポットがありましたか?
A5:巨大タピオカプール、ピンクのブランコ、ロッカー型の撮影ブース、風船を使ったモニュメントなどがありました。開催前の告知では10種類を超えるフォトブースが紹介されていました。
Q6:ねおや神宿は東京タピオカランドに参加していましたか?
A6:はい。ねおと原宿発のアイドルグループ神宿は、公式アンバサダー第1弾として発表されました。1日店長やコラボメニューなどの企画にも関わりました。
Q7:旧会場のjingは2026年現在も存在しますか?
A7:旧jingの所在地は、現在ヨドバシJ6ビルとしてイベント・プロモーション施設の情報が掲載されています。ただし、東京タピオカランドが営業しているわけではありません。
東京タピオカランドは、2019年8月13日から9月16日まで、原宿のjingで開催された期間限定のタピオカテーマパークです。
前売り1,000円、当日1,200円という料金設定で、ウェルカムドリンクが1杯付き。三茶ヤ、謝謝珍珠、虎一茶、LAB LAPの4店舗が出店し、タピオカプールやブランコなどのフォトスポットも設置されました。
公式アンバサダーにはねおと神宿が起用され、タピオカ人気と原宿カルチャーを組み合わせたイベントとして注目を集めました。一方、開幕直後にはトイレ案内や再入場、施設規模などをめぐって批判も起こり、運営側が改善に取り組んだ経緯もあります。
2026年11月現在、東京タピオカランドは営業していません。旧会場の所在地はヨドバシJ6ビルとしてイベント利用が続いていますが、当時のテーマパークが復活したわけではありません。
2019年のタピオカブームを象徴する一時代のイベントとして、その開催記録や写真は今も残っています。原宿の街に再び同じ空間が現れるかどうかは別の話ですが、当時の熱気を知るうえで、東京タピオカランドは興味深い記録として残る存在です。
主な参照資料(記事内容の確認用)
- FASHIONSNAP:2019年の開催発表・会場内覧レポート
- J-CASTニュース:2019年8月16日、運営上の問題と改善対応
- 食品産業新聞社ニュースWEB:前売り券の完売と追加販売
- TRiP EDiTOR:出店4店舗とメニュー、フォトスポットの現地紹介
- ファッションプレス:2026年現在のヨドバシJ6ビルの施設情報
- 東急不動産:神宮前六丁目地区の再開発に関する発表
参考資料: