「うたっておどろんぱ」の魅力を語るうえで、オリジナル楽曲は欠かせません。
番組では、体を使ったリズム遊び、友達との関わり、言葉遊び、季節の歌など、幼児が楽しみながら参加できる音楽が数多く制作されました。
第2期・第3期の音楽には、大森俊之が参加。第1期は山本純ノ介が音楽を担当しています。シリーズによって音楽の雰囲気が異なる点も注目です。
第3期を中心とした代表的な楽曲日本コロムビアの公式DVD収録曲から、代表的な楽曲を紹介します。
| 楽曲名 | 内容・特徴 |
|---|---|
| うたっておどろんぱ! | 第3期のオープニングテーマ |
| めぐりあいっていいね | 人との出会いやつながりを感じさせる歌 |
| からだはドラム | 体を楽器のように使って楽しむ楽曲 |
| ともだちはともだち | 友達との関係をテーマにした歌 |
| あつまる・ならぶ・バ・ラ・バ・ラ | 動きや並び方を楽しむリズム曲 |
| ちいさなうたの おおきなちから | 歌の楽しさを伝える楽曲 |
| のびちぢみのうた | 体の動きを取り入れた歌 |
| グニャグニャ リラックス | イタリアン・日本風・ハワイアンの各バージョンが存在 |
| ジャンプしてキャッチ! | 体を動かす参加型の楽曲 |
| オーレオーレオーレ | ひとみやおどる、お兄さんたちが歌う楽曲 |
| ゆらゆら ゆらら | ひとみとおどるが参加する歌 |
| いっぱい ありがとう! | 感謝をテーマにした楽曲 |
ここで注目したいのは、番組の歌が単なる童謡の紹介ではなかったことです。
例えば「からだはドラム」は、体の動きを音楽表現につなげる構成です。「グニャグニャ リラックス」は、同じ楽曲でも異なる雰囲気のアレンジを楽しめます。
また、「めぐりあいっていいね」「ともだちはともだち」のように、人とのつながりを扱う楽曲もあります。
歌詞を覚えて一緒に歌うだけでなく、曲ごとに違った動きを楽しめる点が番組の魅力でした。
なお、上記は公式DVDに収録された楽曲を中心とした代表曲の紹介であり、視聴者投票などによる人気順位ではありません。
オープニング曲にもシリーズごとの違いがある各期のオープニングテーマを比較すると、番組の方向性の変化がよく分かります。
- 第1期:「とかくとにかくオドロンパ」
- 第2期:「ここはドキドキハウス」
- 第3期:「うたっておどろんぱ!」
第1期はキャラクターとダンスを前面に出した演出、第2期はドキドキハウスという舞台の世界観、第3期はひとみを中心とする新しい番組イメージが特徴です。
【放送終了の理由とDVD情報】再放送・現在の視聴方法も解説

「うたっておどろんぱ」は、1995年から2007年まで約12年間続きました。
ただし、2007年に突然それまでと同じ形式の番組が打ち切られたわけではありません。
2006年度の番組改編で、15分の幼児向け音楽番組から5分の「うたっておどろんぱ!プラス」へと変更されていました。
番組枠の再編とともに放送形式が短縮され、その状態で約1年間続いた後、2007年3月31日に終了しています。
この経緯から重要なのは、2006年の15分版終了と、2007年のシリーズ全体の終了を区別することです。
また、終了を出演者個人の事情や特定のトラブルと結び付ける根拠はありません。
番組の歴史を正しく理解するには、出演者の交代、番組枠の変更、シリーズ終了という3つの出来事を分けて捉える必要があります。
うたっておどろんぱのDVD一覧日本コロムビアからは、番組の楽曲やコントなどを収録したDVDが発売されています。
代表的な商品は以下の3作品です。
1.NHK-DVD「おもうぞんぶん うたってちょうだい おどってちょうだい」
- 発売日:2003年8月20日
- 品番:COBC-4253
- 主な収録曲:「めぐりあいっていいね」「ゆらゆら ゆらら」「からだはドラム」「いっぱい ありがとう!」など
- 出演:吉田仁美、渡辺久美子、青山航士、立花秀樹、森川次朗
全編を通して歌だけでなく、コントやミニコーナーも楽しめる内容です。
2.NHK-DVD「みんなもいっしょに うたってちょうだい おどってちょうだい」
- 発売日:2004年10月20日
- 品番:COBC-4348
- 主な収録曲:「あつまる・ならぶ・バ・ラ・バ・ラ」「ともだちはともだち」「ちいさなうたの おおきなちから」「グニャグニャ リラックス」など
- 出演:吉田仁美、渡辺久美子、青山航士、照井裕隆、森川次朗
こちらには「オドロン・ファイター」や「オドレーヌ おどりゃんせ」なども収録されています。DVDのみのオリジナルカラオケも用意されています。
3.NHK-DVD「うたとダンスの大メドレー」
- 発売日:2006年11月22日
- 品番:COBC-4594
- 形式:DVD
- 発売元:日本コロムビア
第3期のひとみお姉さん、おどるくん、お兄さんたちが出演する作品です。
2006年発売ということもあり、シリーズ終盤の映像を振り返る際の候補になります。
なお、これらは過去に発売された商品です。2026年現在の新品在庫や販売価格は店舗によって異なり、中古品も含めて探す必要があります。
メーカーの商品情報ページが残っていることと、現在新品を購入できることは別なので注意してください。
Eテレタイムマシンで再放送されたことがあるシリーズ終了後も、NHKの過去番組を振り返る企画「」で、複数回取り上げられています。
主な再放送実績は次のとおりです。
- 2023年7月~8月: 第3期の2001年放送分
- 2023年11月: 第2期の「ドキドキハウス」を含む特別企画
- 2024年2月~3月: 第2期の放送分
- 2024年8月19日: 第3期の2001年放送分
- 2025年1月~3月: 第2期を中心とする1998~2001年の放送分
特に2025年初頭には、第2期の映像が複数回にわたってアンコール放送されました。
2026年現在、再放送の予定はある?2026年11月6日時点では、2026年度のEテレタイムマシンの公開放送予定一覧に「うたっておどろんぱ」の新たな放送予定は掲載されていません。
2026年度は「まちかどド・レ・ミ」「ぼうけん!メカラッパ号」「わいわいドンブリ」「ひとりでできるもん!」「クインテット」などが取り上げられています。
11月10日の放送予定も「クインテット」です。
ただし、これは今後の再放送がないという意味ではありません。Eテレタイムマシンは過去番組を選んでアンコール放送する企画なので、今後の編成変更によって再び取り上げられる可能性はあります。
もう一つの視聴方法として、横浜にある放送ライブラリーもあります。
放送ライブラリーには、2004年1月9日放送の「うたっておどろんぱ ダンスダンスダンシング」が登録されています。
- 番組ID:015860
- 放送日:2004年1月9日
- 放送時間:10時30分~10時45分
- 制作:NHK
放送ライブラリーの視聴ブースで番組IDを指定して視聴できる資料です。テレビでの再放送とは異なる形で、過去の放送を確認できる貴重なアーカイブです。
2026年に楽しむなら、どの方法がおすすめ?現在の視聴環境を考えると、次のように目的別に選ぶのが現実的です。
| 視聴方法 | おすすめの目的 | 注意点 |
|---|---|---|
| Eテレタイムマシン | テレビで再放送を楽しむ | 放送時期が不定期 |
| DVD | 好きな曲や映像を繰り返し見る | 在庫や中古価格に注意 |
| 放送ライブラリー | 過去の放送回を視聴する | 視聴可能な番組・施設を確認 |
| CD | 音楽を中心に楽しむ | 映像やコントは収録されない |
初めて作品に触れる人には、DVDがおすすめです。
一方、昔見ていた特定の放送回を探している人は、Eテレタイムマシンの放送予定や放送ライブラリーの所蔵情報を確認するとよいでしょう。
【2026年最新】出演者たちの現在と番組が残したもの
番組が終了してから約20年が経過しました。
当時の出演者たちは、それぞれの分野で活動を続けています。
特に吉田仁美と渡辺久美子は、現在も声優・歌手などの活動を通して多くの人に知られています。
吉田仁美は俳優・声優・歌手として活動2026年の所属事務所のプロフィールでは、舞台、アニメ、音楽イベントなどの出演情報が掲載されています。
子ども向け番組で培った歌や表現の経験を生かしながら、舞台やアニメソングなど幅広い領域で活動している点が特徴です。
渡辺久美子は声優として活躍渡辺久美子は、ケロロ軍曹、あたしンち、サザエさんなど、長年にわたってさまざまな作品に参加してきました。
2026年には「新劇場版ケロロ軍曹」の関連報道でも取り上げられています。おどるくんの声を担当していた声優が、現在も第一線で活躍していることは、番組を懐かしむ視聴者にとってもうれしい話題です。
番組が今も懐かしまれる理由「うたっておどろんぱ」が記憶に残る理由は、歌やダンスだけではありません。
番組には、子どもが自然に体を動かせる工夫がありました。
振り付けを覚える、リズムに合わせる、登場人物と一緒に歌う。こうした仕組みは、テレビの前にいる子どもを単なる視聴者ではなく、番組の参加者に変えるものです。
また、出演者の表情やダンスの動き、パペットキャラクターとの掛け合いなど、映像作品としての楽しさもありました。
第1期から第3期までの変化を振り返ると、幼児向け音楽番組が、教育的な要素とエンターテインメント性の両方を追求していたことが見えてきます。
【よくある質問】うたっておどろんぱに関するFAQ
Q1:うたっておどろんぱは何年から何年まで放送されていましたか?
A1:1995年4月12日に第1期「うたってオドロンパ」が始まり、2007年3月31日に「うたっておどろんぱ!プラス」が終了しました。シリーズ全体では約12年間の放送です。
Q2:ひとみお姉さんを演じていたのは誰ですか?
A2:吉田仁美です。第3期の中心人物として出演し、歌やダンス、コントなどで活躍しました。2026年現在も俳優・声優・歌手として活動しています。
Q3:おどるくんの声優は誰ですか?
A3:渡辺久美子です。「ケロロ軍曹」のケロロ役や「あたしンち」の母役などでも知られています。おどるくんだけでなく、ブラック・オドレーヌの声も担当しました。
Q4:うたっておどろんぱのDVDは現在も購入できますか?
A4:2003年、2004年、2006年発売のDVDが代表的です。日本コロムビアの公式商品情報は確認できますが、2026年現在の新品在庫は販売店によって異なります。中古市場も探すとよいでしょう。
Q5:2026年に再放送を見ることはできますか?
A5:過去にはEテレタイムマシンで2023年から2025年にかけて再放送されています。ただし、2026年11月時点の公開予定一覧には新たな放送予定は掲載されていません。今後の番組編成を確認するのがおすすめです。
Q6:うたっておどろんぱは全4期ですか?
A6:基本的には全3期です。2006年から2007年の「うたっておどろんぱ!プラス」は、第3期の出演者や設定を引き継いだ5分版として扱われます。独立した第4期ではありません。
「うたっておどろんぱ」は、1995年から2007年までNHK教育テレビで放送された、歌とダンスを中心とする子ども向け番組です。
第1期は内田順子、第2期は河合篤子ら、第3期は吉田仁美や青山航士、森川次朗、照井裕隆らが出演し、それぞれの時代に異なる魅力を届けました。
おどるくんの声を担当した渡辺久美子、オリジナル楽曲を手掛けた音楽スタッフ、個性的な出演者たちも番組の歴史を彩っています。
【プロの結論】今から楽しむなら時代ごとの違いに注目この番組を振り返る際に大切なのは、単に懐かしい映像を見るだけでなく、各期の違いを理解することです。
- 第1期を知りたいなら、じゅんじゅんと初期キャラクターに注目。
- 第2期を楽しみたいなら、ドキドキハウスの物語とダンスに注目。
- 第3期を見たいなら、吉田仁美、おどるくん、お兄さんたちのパフォーマンスに注目。
- 音楽を楽しみたいなら、日本コロムビアのDVDやCDの収録曲を確認。
- 当時の放送を見たいなら、Eテレタイムマシンや放送ライブラリーのアーカイブを活用。
特に、初めて番組を知る人には第3期から入る方法がおすすめです。ひとみお姉さんとおどるくんの掛け合い、個性豊かなお兄さんたち、バラエティーに富んだ楽曲が、番組の魅力を分かりやすく伝えてくれます。
2007年の放送終了によってレギュラー番組としての歴史は一区切りとなりましたが、DVDや過去の放送アーカイブを通じて、今も作品に触れる機会は残っています。
1995年から2007年まで続いた「うたっておどろんぱ」は、歌う楽しさと踊る喜びを子どもたちに伝えた、NHK教育テレビの印象深い音楽番組の一つです。