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ヴィクトリアマイル過去10年を総覧!2026年エンブロイダリー優勝と配当・傾向を徹底解説

黒田 宗一郎 黒田 宗一郎 • 更新: • 公開: • 読了約 24 分
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ヴィクトリアマイルの過去10年(2017〜2026年)を振り返ると、アーモンドアイやグランアレグリアといった歴史的名牝の勝利だけでなく、2024年のテンハッピーローズによる14番人気の大波乱、2026年のエンブロイダリーによる1番人気の順当勝ちまで、実に対照的な結果が並んでいる。

特に注目したいのは、3連単918,700円を記録した2017年と、916,640円の2024年だ。一方、2026年はエンブロイダリー、カムニャック、クイーンズウォークが1〜3番人気の順番で入線し、3連単は3,670円。過去10年の最高配当と最低配当が、同じレースで生まれている。人気、枠順、年齢、脚質、前走ローテーションを比較すると、このGⅠ特有の波乱の構造が見えてくる。

【完全まとめ】ヴィクトリアマイル過去10年の結果一覧!歴代優勝馬と配当を比較

ヴィクトリアマイル過去10年

まずは2017年から2026年までのヴィクトリアマイルの全結果を整理する。1着から3着までの馬名、優勝馬の人気・枠順、単勝、馬連、3連単をまとめた。

配当はすべて100円あたりの金額。単勝人気と払戻金を同時に確認すると、人気馬が順当に勝った年と、伏兵が波乱を起こした年の違いが分かりやすい。

年 1着(人気) 2着 3着 優勝枠 単勝 馬連 3連単
2026 エンブロイダリー(1番人気) カムニャック クイーンズウォーク 6枠 190円 570円 3,670円
2025 アスコリピチェーノ(1番人気) クイーンズウォーク シランケド 8枠 250円 1,280円 26,000円
2024 テンハッピーローズ(14番人気) フィアスプライド マスクトディーヴァ 5枠 20,860円 93,690円 916,640円
2023 ソングライン(4番人気) ソダシ スターズオンアース 3枠 760円 1,960円 12,830円
2022 ソダシ(4番人気) ファインルージュ レシステンシア 3枠 570円 2,010円 43,780円
2021 グランアレグリア(1番人気) ランブリングアレー マジックキャッスル 3枠 130円 3,620円 28,750円
2020 アーモンドアイ(1番人気) サウンドキアラ ノームコア 6枠 140円 750円 7,340円
2019 ノームコア(5番人気) プリモシーン クロコスミア 2枠 940円 3,700円 175,040円
2018 ジュールポレール(8番人気) リスグラシュー レッドアヴァンセ 2枠 1,940円 4,090円 63,640円
2017 アドマイヤリード(6番人気) デンコウアンジュ ジュールポレール 3枠 1,350円 42,710円 918,700円

出典はJRAの各年の公式レース成績および払戻記録。10年間の出走馬は合計171頭で、馬場状態は良が8回、稍重が2回だった。

2017〜2020年:伏兵の台頭と歴史的名牝の圧勝

2017年はアドマイヤリードが6番人気で優勝。2着デンコウアンジュは11番人気、3着ジュールポレールは7番人気だった。上位3頭がすべて6番人気以下という波乱の結果で、3連単は918,700円。過去10年の最高配当となっている。

2018年はジュールポレールが8番人気で勝利。前年3着から順位を上げ、リスグラシュー、レッドアヴァンセとの接戦を制した。1番人気リスグラシューは2着に入ったものの、単勝8番人気の勝利によって3連単は63,640円となった。

2019年はノームコアが5番人気で優勝。プリモシーン、クロコスミアが続いた。勝ち時計は1分30秒5で、当時のJRAレコードを更新する圧巻の走りだった。3連単は175,040円と高額になっている。

2020年にはアーモンドアイが1番人気に応えて勝利。2着サウンドキアラ、3着ノームコアに4馬身差をつける内容だった。3連単は7,340円で、上位人気を中心とした比較的堅い決着となった。

2021〜2023年:実力馬が勝ち切った3年間

2021年はグランアレグリアが1番人気で優勝。2着ランブリングアレーは10番人気だった。3着マジックキャッスルも5番人気で、3連単は28,750円。人気馬が勝っても相手次第で配当が大きく変わることを示した。

2022年は白毛の人気馬ソダシが4番人気で勝利。ファインルージュ、レシステンシアとの決着で、3連単は43,780円だった。

2023年はソングラインが4番人気で優勝。前年の安田記念などで実績を積み重ねてきた実力を示し、ソダシ、スターズオンアースを退けた。3連単は12,830円。上位人気馬が中心となった決着だった。

2024〜2026年:14番人気の大波乱から順当決着へ

2024年は過去10年でも特に印象的な一戦となった。14番人気のテンハッピーローズが優勝し、単勝20,860円という高配当を記録。2着フィアスプライド、3着マスクトディーヴァとの組み合わせで、3連単は916,640円に達した。

2025年はアスコリピチェーノが1番人気で勝利。2着クイーンズウォーク、3着シランケドという結果だった。勝ち馬の単勝は250円だったが、3着に7番人気のシランケドが入ったことで3連単は26,000円となった。

そして2026年5月17日、エンブロイダリーが1番人気の支持に応えて優勝。カムニャック、クイーンズウォークもそれぞれ2番人気、3番人気で続いた。3連単3,670円は、今回の10年間で最も低い配当となった。

【徹底分析】ヴィクトリアマイルの人気別・枠順別成績と高配当の秘密

1番人気は信頼できる?過去10年の人気別成績

ヴィクトリアマイルは、1番人気が絶対的に強いレースではない。2017〜2026年の1番人気は4勝、2着1回、3着2回、4着以下3回。10回中7回は3着以内に入っている一方、勝率は40%にとどまる。

勝ち馬の人気を整理すると、次のようになる。

  • 1番人気:4勝
  • 4番人気:2勝
  • 5番人気:1勝
  • 6番人気:1勝
  • 8番人気:1勝
  • 14番人気:1勝

注目したいのは、勝ち馬のうち6番人気以下が3頭いることだ。2017年アドマイヤリード、2018年ジュールポレール、2024年テンハッピーローズが該当する。

加えて、10年間のうち7回は6番人気以下の馬が3着以内に入っている。人気上位だけで3頭を構成する馬券では、取りこぼす可能性があるレースだ。

ただし、人気薄を無条件に評価するのも危険。2026年のように1〜3番人気がそのまま上位を独占する年もある。人気の盲信ではなく、実績やコース適性とオッズのバランスを確認することが大切になる。

枠順別成績は3枠が優勢!ただし7枠の数字には注意

2017〜2026年の枠順別成績では、3枠が4勝でトップ。2枠と6枠がそれぞれ2勝、5枠と8枠がそれぞれ1勝となっている。

3着以内率を見ると、3枠と4枠がともに26.3%で最も高い。8枠も21.4%を記録しており、外枠だから一律に不利とは判断できない。

一方、7枠は27頭が出走して3着以内が0頭という結果だった。ただし、10年間の出走数は19〜28頭と限られる。1頭の好走・凡走によって数字が大きく変わるため、枠順だけで評価を決めるのは早計だ。

実際、2025年のアスコリピチェーノは8枠から勝利し、2026年のエンブロイダリーは6枠から勝っている。枠番よりも、スタート後の位置取りと直線で進路を確保できるかが重要になる。

ヴィクトリアマイルの配当一覧から見る波乱の規模

過去10年の3連単で最も高いのは2017年の918,700円。2番目が2024年の916,640円、3番目が2019年の175,040円となる。

特に2017年と2024年は、いずれも90万円を超える大波乱だった。ただし、波乱の内容には違いがある。

  • 2017年:6番人気、11番人気、7番人気の組み合わせ。馬連42,710円。
  • 2024年:14番人気、4番人気、1番人気の組み合わせ。馬連93,690円。
  • 2019年:5番人気、4番人気、11番人気の組み合わせ。3連単175,040円。
  • 2026年:1番人気、2番人気、3番人気の順番で決着。3連単3,670円。

10年間で3連単が1万円を超えたのは8回。つまり、極端な大穴が毎年出るわけではないものの、3連単では高配当になるケースがかなり多い。

2024年は単勝20,860円に加えて馬連93,690円という大きな配当も発生した。対して2026年は馬連570円。上位人気の能力がそのまま発揮された場合と、伏兵が上位に食い込んだ場合で、配当の差が非常に大きい。

【2026年最新結果】エンブロイダリーが優勝!レース内容と歴代名牝との比較

2026年の第21回ヴィクトリアマイルは、5月17日に東京競馬場の芝1600mで開催された。18頭が出走し、馬場状態は良。エンブロイダリーがC.ルメール騎手とのコンビで勝利を収めた。

2026年の上位3頭とレース結果
  • 1着:エンブロイダリー(1番人気・6枠12番・1分30秒9)
  • 2着:カムニャック(2番人気・4枠8番・1分31秒1)
  • 3着:クイーンズウォーク(3番人気・4枠7番・1分31秒4)

エンブロイダリーの勝ち時計は1分30秒9。推定上がり3ハロンは33秒0だった。4コーナーでは6番手につけ、直線でしっかりと末脚を発揮して抜け出した。

単勝190円、馬連570円、馬単810円、3連複1,530円、3連単3,670円。すべての主要券種で低配当となり、上位3頭の人気順がそのまま着順に反映された。

エンブロイダリーの勝利を支えた実績

エンブロイダリーは父アドマイヤマーズ、母ロッテンマイヤーの血統を持つ4歳牝馬。2025年にはクイーンカップ、桜花賞、秋華賞を制しており、2026年の阪神牝馬ステークスも勝利していた。

つまり、ヴィクトリアマイルに向けて直前の前哨戦を勝ち、GⅠ実績も十分な状態で本番を迎えたことになる。2026年の勝利によってGⅠタイトルは3つとなった。

JRAの公式記録によれば、騎乗したC.ルメール騎手は2017年のアドマイヤリード、2020年のアーモンドアイ、2021年のグランアレグリア、2025年のアスコリピチェーノに続く同レース5勝目。管理する森一誠調教師は初勝利だった。

アスコリピチェーノ、テンハッピーローズとの違い

2025年のアスコリピチェーノも1番人気で勝利しているが、2026年のエンブロイダリーとはレース運びが異なる。

アスコリピチェーノは4コーナー15番手から差し切る競馬だった。一方、エンブロイダリーは4コーナー6番手。後方一気ではなく、直線に向く段階で勝負圏内につけていた。

対照的なのが2024年のテンハッピーローズだ。14番人気という低評価を覆して勝利し、単勝20,860円という驚異的な配当を生み出した。上位人気馬の能力だけで決まらないことを象徴する一戦だった。

この3頭を比較すると、ヴィクトリアマイルでは人気や戦績だけでなく、レース当日のペース、位置取り、直線での反応が結果を大きく左右することが分かる。

【脚質・上がり3Fを検証】東京競馬場芝1600mで差し馬が活躍する理由

ヴィクトリアマイルの予想で見落とせないのが、東京競馬場芝1600mのコース形態だ。直線の長さだけでなく、道中のペースと最後の坂を考慮する必要がある。

東京芝1600mの特徴は525.9mの長い直線

JRAのコース紹介によると、東京競馬場の芝コースは左回りで、Aコースの一周距離は2,083.1m。最後の直線は525.9mあり、コース全体の高低差は2.7mとなっている。

芝1600mは2コーナー付近からスタートし、最初の3コーナーまで約540mの直線を走る。序盤からポジション争いが発生しやすく、向正面の起伏やコーナーでのペース配分も問われる。

加えて、最後の直線には上り坂が待っている。坂を越えた後も約300mの直線が続くため、単純な瞬発力だけでなく、長く脚を使える持続力も求められる。

こうしたコース特性から、東京芝1600mでは差し・追い込み馬の活躍が目立つ。ただし、極端に後方で待機するだけでは届かない場合もある。

過去10年の勝ち馬の4コーナー位置

2017〜2026年の勝ち馬の4コーナー通過順位は、次のとおりだ。

  • 2017年アドマイヤリード:7番手
  • 2018年ジュールポレール:8番手
  • 2019年ノームコア:7番手
  • 2020年アーモンドアイ:4番手
  • 2021年グランアレグリア:10番手
  • 2022年ソダシ:4番手
  • 2023年ソングライン:6番手
  • 2024年テンハッピーローズ:8番手
  • 2025年アスコリピチェーノ:15番手
  • 2026年エンブロイダリー:6番手

この結果で興味深いのは、10頭中7頭が4コーナー6〜10番手だったことだ。4番手から押し切った馬も2頭いる一方、2025年には15番手から勝利した馬もいる。

つまり、前に行けば有利、後ろから行けば不利という単純な構図ではない。好位から中団で流れに乗り、直線で持続的に伸びられる馬が安定した結果を残している。

上がり3ハロンは平均約33.2秒

過去10年の勝ち馬の推定上がり3ハロンを比較すると、平均は約33秒2。東京の長い直線を生かした末脚が、勝利に直結している。

最も速い上がりを記録したのは2021年のグランアレグリアで32秒6。2020年のアーモンドアイも32秒9を記録した。

一方、2024年のテンハッピーローズは33秒9、2026年のエンブロイダリーは33秒0だった。上がりの数字だけで着順が決まるわけではなく、道中の位置取りやペースによって必要な末脚は変わる。

特に近年のレースでは、2025年のように後方から一気に伸びる競馬もあれば、2026年のように中団から抜け出す競馬もある。脚質を固定して評価するよりも、複数の展開に対応できるかを確認したい。

【年齢・前走ローテーション】4歳・5歳が中心?好走馬の共通点

年齢別成績は4歳馬がトップ

過去10年の年齢別成績では、4歳馬が5勝、5歳馬が4勝、6歳馬が1勝。4歳馬と5歳馬で勝ち馬の9割を占めている。

出走頭数と3着以内の実績を比較すると、次のようになる。

  • 4歳:75頭出走、5勝、3着以内15頭、複勝率20.0%
  • 5歳:72頭出走、4勝、3着以内12頭、複勝率16.7%
  • 6歳:19頭出走、1勝、3着以内3頭、複勝率15.8%
  • 7歳:5頭出走、0勝、3着以内0頭

3着以内に入った30頭のうち27頭が4歳または5歳だった。古馬牝馬のマイルGⅠでは、充実期にある4歳・5歳馬が中心になっている。

ただし、6歳馬のテンハッピーローズが2024年に14番人気で勝利した事実も忘れてはいけない。年齢を理由に6歳馬を一律に評価対象から外すのは適切ではない。

前走ローテーションは阪神牝馬ステークスが中心

前走のレース別に見ると、最も多くの出走馬を送り込んでいるのが阪神牝馬ステークスだ。過去10年で66頭が出走し、4勝、3着以内12頭という実績を残している。

主な前走別の成績は以下のとおり。

  • 阪神牝馬ステークス:66頭出走、4勝、3着以内12頭
  • 福島牝馬ステークス:20頭出走、0勝、3着以内1頭
  • 中山牝馬ステークス:15頭出走、1勝、3着以内4頭
  • 高松宮記念:14頭出走、0勝、3着以内2頭
  • 大阪杯:8頭出走、1勝、3着以内2頭

阪神牝馬ステークス組は、出走数だけでなく勝ち馬の数でもトップ。2017年アドマイヤリード、2018年ジュールポレール、2024年テンハッピーローズ、2026年エンブロイダリーが同レースから本番に臨み、優勝している。

ただし、阪神牝馬ステークスで好走した馬だけを狙えばよいわけではない。2024年のテンハッピーローズは前走6着、2018年のジュールポレールは前走5着だった。前走着順が悪くても、本番で巻き返す余地はある。

海外遠征や別路線からの参戦にも注目

近年は海外レースを経由してヴィクトリアマイルに参戦する馬も結果を残している。

2023年のソングラインは1351ターフスプリントを経て4番人気で優勝。2025年のアスコリピチェーノも同レースを前走として、本番では1番人気に応えて勝利した。

また、2020年のアーモンドアイは有馬記念、2021年のグランアレグリアは大阪杯、2022年のソダシはフェブラリーステークスから参戦している。

このように、ヴィクトリアマイルは阪神牝馬ステークス組が中心でありながら、別路線から参戦するGⅠ級の実力馬にも警戒が必要なレースだ。

【プロの結論】過去10年のデータから導くヴィクトリアマイルの予想ポイント

過去10年の結果を総合すると、ヴィクトリアマイルの予想で重視したいのは、人気、枠順、年齢の単独データではなく、それらを組み合わせた馬の総合力だ。

予想で優先したい5つの判断基準

1.1番人気でも相手選びを慎重にする

1番人気は4勝しており、3着以内も7回。軸馬としての信頼性は一定程度ある。ただし、相手に6番人気以下が入った年が多いことから、上位人気だけで馬券を組み立てると配当面で取りこぼしやすい。

2.3枠の実績を参考にしつつ枠順を過信しない

3枠は過去10年で4勝と優秀。ただし、2025年は8枠のアスコリピチェーノ、2026年は6枠のエンブロイダリーが勝っている。枠順は評価材料の一つであり、最終的には馬の能力や位置取りを優先したい。

3.4歳・5歳馬を中心に比較する

過去10年の3着以内馬30頭のうち27頭が4歳または5歳。年齢別成績では4歳馬が最も優秀だ。ただし、6歳馬のテンハッピーローズのような例外もあるため、近走の充実度を合わせて評価する。

4.東京の長い直線で末脚を持続できるか確認する

単純な瞬発力だけでなく、直線の坂を越えてからも脚を伸ばせるかがポイント。4コーナーで6〜10番手につけていた勝ち馬が7頭いることから、極端な後方待機よりも、勝負圏内で運べる馬を評価したい。

5.前走の着順だけで評価を決めない

阪神牝馬ステークスは有力なステップレースだが、前走で掲示板を外した馬が本番で勝つケースもある。前走の着順に加えて、相手関係、レース内容、距離適性、東京コースへの対応力を確認する必要がある。

堅い決着と高配当の分岐点はどこにある?

堅い決着の代表例は2026年だ。エンブロイダリー、カムニャック、クイーンズウォークが人気順に入線し、3連単は3,670円だった。

一方、2024年は14番人気のテンハッピーローズが勝ち、3連単916,640円。2017年は6番人気のアドマイヤリードに11番人気のデンコウアンジュが続き、918,700円となった。

両者の違いは、単純に人気薄がいるかどうかだけではない。上位人気馬の信頼度、伏兵の近走内容、レースのペース、直線での進路などが複合的に結果を左右している。

特に注目したいのは、人気薄の馬を評価する際に、単勝人気だけでなく東京芝1600mへの適性を確認することだ。人気がなくても、長い直線で末脚を発揮できる実績や、GⅠ級の相手と戦った経験がある馬は、馬券の相手として検討する余地がある。

もちろん、過去の高配当が将来の的中を保証するものではない。配当の大きさだけを追うのではなく、能力評価とオッズの釣り合いを見極めることが大切だ。

【ヴィクトリアマイルの過去10年】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:ヴィクトリアマイルの過去10年で最も高い3連単配当はいくらですか?
A1:2017年の918,700円です。アドマイヤリードが6番人気で勝利し、2着デンコウアンジュが11番人気、3着ジュールポレールが7番人気という波乱の結果でした。2024年も916,640円と非常に高い配当を記録しています。

Q2:ヴィクトリアマイルで最も多く勝っている人気は何番人気ですか?
A2:1番人気です。2017〜2026年の10年間で4勝しています。ただし、4番人気も2勝しており、6番人気や8番人気、14番人気の勝利もあるため、人気だけで決めるのは危険です。

Q3:ヴィクトリアマイルで有利な枠順は何枠ですか?
A3:過去10年では3枠が4勝で最多です。3着以内率は3枠と4枠がともに26.3%でした。ただし、8枠からの優勝例もあるため、枠順だけで有利・不利を決めることはできません。

Q4:2026年のヴィクトリアマイルの優勝馬は誰ですか?
A4:2026年5月17日に開催された第21回ヴィクトリアマイルでは、C.ルメール騎手が騎乗したエンブロイダリーが優勝しました。勝ち時計は1分30秒9。2着はカムニャック、3着はクイーンズウォークでした。

Q5:ヴィクトリアマイルでは何歳の馬が好走していますか?
A5:過去10年では4歳馬と5歳馬が中心です。3着以内に入った30頭のうち27頭が4歳または5歳でした。ただし、2024年には6歳のテンハッピーローズが14番人気で優勝しています。

Q6:ヴィクトリアマイルの前走は阪神牝馬ステークスが有利ですか?
A6:阪神牝馬ステークスは過去10年で66頭が出走し、4勝、3着以内12頭と最も多くの好走馬を送り出しています。ただし、海外遠征や大阪杯、フェブラリーステークスなど別路線からの優勝例もあります。

2017〜2026年のヴィクトリアマイルを振り返ると、1番人気の4勝という安定感と、テンハッピーローズやアドマイヤリードが起こした大波乱の両方が、このレースの特徴として浮かび上がる。

3連単の最高配当は2017年の918,700円、最低配当は2026年の3,670円。3枠が4勝、4歳馬と5歳馬が3着以内30頭中27頭を占めるなど、一定の傾向も確認できる。

一方、2026年にはエンブロイダリーが1番人気で順当に勝利し、2025年にはアスコリピチェーノが8枠から差し切った。過去の傾向は参考になるものの、毎年同じ展開になるわけではない。

2027年以降の予想では、東京芝1600mへの適性、長い直線での持続力、4歳・5歳馬の充実度、阪神牝馬ステークスをはじめとする前走内容を総合的に判断したい。人気や枠順の数字だけに頼らず、実力とオッズのバランスを見極めることが、ヴィクトリアマイルを攻略するための重要な視点となる。

主な参照資料: JRA公式の過去GⅠ成績・2017〜2026年各年のレース結果・払戻金、JRA東京競馬場コース紹介、2017〜2026年の全171頭を対象とした人気・枠順・年齢・前走データ集計。

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