矢作穂香がメズール役に再び出演した作品が、『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』です。
この作品は、テレビシリーズ終了から約10年後を描く完全新作として制作されました。
再出演が発表されたのは2022年1月東映の公式発表によると、作品の制作決定が発表されたのは2021年11月5日です。
その後、2022年1月5日に追加出演者が発表され、テレビシリーズでグリード幹部の人間態を演じた4人の再出演が明らかになりました。
- ウヴァ:ヤマダユウスケ
- カザリ:橋本汰斗
- メズール:矢作穂香
- ガメル:松本博之
約10年ぶりに、グリード幹部の人間態を演じた俳優たちが再集結する形となりました。
矢作穂香は公式発表に寄せたコメントで、再出演について次のように喜びを表しています。
「まさか10年ぶりに大好きなオーズに出られるとは、そしてまたメズールができるとは思っていなかったので、びっくりしましたし、本当に本当に本当に!嬉しかったです!」
出典:東映「Vシネクスト『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』追加出演者解禁!」2022年1月5日
本人は、作品の公開決定後、メズールの出演を楽しみにしてくれるファンが多かったことにも触れています。10年という時間が経過しても、キャラクターが支持されていることを実感したようです。
作品の公開日とストーリー- 公開日:2022年3月12日
- 上映形態:期間限定上映
- 作品時間:約58分
- Blu-ray・DVD発売日:2022年8月24日
- 監督:田﨑竜太
- 脚本:毛利亘宏
物語の舞台は、テレビシリーズ最終話から10年後に当たる2021年の世界です。
古代オーズが復活し、人類が危機に陥った荒廃した世界で、火野映司やアンク、後藤慎太郎、伊達明たちが戦います。
メズールもウヴァ、カザリ、ガメルとともに復活し、古代王のもとで行動します。東映の公式キャラクター図鑑では、この作品のメズールについても、矢作穂香が演じる人間態として登録されています。
※以下、10周年作品のストーリーに関するネタバレを含みます。
作品内でメズールたちは古代王に従い、最終的にはオーメダルとして取り込まれる展開を迎えます。テレビシリーズのメズールとは異なる状況に置かれているものの、グリード幹部としての存在感は引き継がれています。
2022年の再演は単なる懐かしの出演ではない10周年作品での再演には、キャラクターの歴史と俳優自身の成長が重なっています。
2010年当時、矢作穂香は13歳でした。それから約10年が経ち、かつて演じた役柄と再び向き合うことになりました。
当時の名前は未来穂香、再出演時は矢作穂香。名前の変化だけでなく、俳優としての経験も積み重ねたうえでの復帰です。
旧作を知る視聴者にとっては、キャラクターの再登場とともに、演じ手の時間の経過も感じられる出演だったといえます。
【撮影エピソード】13歳の矢作穂香が800歳のメズールを演じた舞台裏

矢作穂香のメズール役を語るうえで、特に参考になるのが2021年10月8日に公開された週刊プレイボーイNEWSのインタビューです。
当時の撮影現場や役作りについて、本人が具体的に振り返っています。
もともとは仮面ライダーのヒロインを目指していた矢作穂香はインタビューで、『仮面ライダーオーズ/OOO』のオーディションを受けた経緯を明かしています。
父親が仮面ライダーのファンで、幼い頃から一緒に作品を見ていたこともあり、自身もシリーズに親しんでいました。
オーディションではヒロインを希望していたものの、その役には選ばれませんでした。
しかし、そこでメズール役のオファーを受けます。
本人は初代仮面ライダーに登場する女怪人・蜂女が好きだったこともあり、悪役を演じることにむしろ喜びを感じたと語っています。
この経緯は興味深いポイントです。
メインヒロインとしてではなく、敵側の幹部という役柄を与えられたことが、結果として彼女の演技の幅を広げる経験につながりました。
800歳の女性を表現するための役作りメズールの設定年齢は約800歳。見た目は若い女性ですが、性格は落ち着いており、クールで大人びた雰囲気を持っています。
一方、当時の矢作穂香は13歳でした。
年齢も人生経験も大きく異なる人物を表現するため、本人は大人っぽい女性を演じる俳優の映画やドラマを数多く見て、役作りの参考にしたと話しています。
加えて、怪人態の声を担当するゆかなの演技も参考にしました。
特に注目したいのは、声だけでなく身体の使い方にも工夫を加えていたことです。
- 腕を組んで落ち着いた姿勢を取る
- ポケットに手を入れる
- 少し上目遣いで相手を見る
- 相手を見下ろすような余裕のある態度を表現する
こうした細かな演技の積み重ねによって、実年齢よりも大人びたメズールの人物像を作り上げていきました。
ガメル役・松本博之との共演メズールを語るうえで欠かせないのが、ガメルとの関係です。
ガメルはメズールを慕う純真なグリードで、二人の関係は姉と弟のように描かれています。
ガメルを演じたのは松本博之です。
矢作穂香はインタビューで、撮影当初は現場にすぐ馴染めず、一人でいることもあったと振り返っています。
その後、共演者との交流が増え、特に松本博之から芝居についてさまざまなアドバイスを受けたそうです。
また、グリードたちだけのシーンではシリアスな場面が多かった一方、メズールとガメルのやり取りには、視聴者が一息つけるような雰囲気もあったと話しています。二人とも楽しんで演じていたというエピソードが印象的です。
メズール役は女優人生の転機になった矢作穂香は、メズールを演じた経験によって演技の幅が大きく広がったと振り返っています。
それまでの自分とは異なる年齢や性格の役を演じ、最後までやり切ったことが自信につながったという趣旨の発言も残しています。
また、メズールについて、女優人生の中で大きな存在だったと語っています。
この点は、メズールが単に知名度を得た出演作というだけではないことを示しています。
若い時期に自分と異なる人物像を演じた経験が、その後の役柄への挑戦にもつながっていったのです。
【プロの結論】矢作穂香とメズールの関係で間違えやすい3つのポイント
ここまでの作品情報と本人のインタビューを整理すると、検索時に混同されやすい要点は大きく3つあります。
1. 未来穂香と矢作穂香は同一人物2010年のテレビシリーズの出演者欄には未来穂香、2022年の作品情報には矢作穂香と記載されています。
名前が異なるため別人と誤解されることがありますが、どちらも同じ女優です。
2010年のキャスト情報を調べるときは未来穂香、2022年の再出演情報を調べるときは矢作穂香という表記を使うと、情報を見つけやすくなります。
2. ゆかなは怪人態の声を担当しているメズールの人間態と怪人態は、同じ俳優がすべて担当しているわけではありません。
| 確認項目 | 担当 |
|---|---|
| 人間態の出演 | 矢作穂香 |
| 2010年当時の芸名 | 未来穂香 |
| 怪人態の声 | ゆかな |
| ガメル役 | 松本博之 |
特に、矢作穂香とゆかなを同じ役割のキャストとして扱わないことが大切です。東映の公式資料でも明確に区別されています。
3. 2022年の出演は公式に確認できる再演メズール役への復帰は、ファンの間で広まった噂ではありません。
東映が2022年1月5日に追加出演者として矢作穂香を正式発表しています。本人も同じ発表の中で再出演への喜びをコメントしています。
そのため、「矢作穂香は10周年作品でメズールを再演したのか」という疑問には、公式に再出演が発表され、実際に作品へ出演したと答えられます。
メズールという役が今も語られる理由メズールの魅力は、敵キャラクターでありながら、人間的な感情を思わせる複雑さを持っている点にあります。
ガメルを気遣う姿には優しさが感じられる一方、その行動の根底には愛情を理解できない怪人としての欲望があります。
この矛盾した人物像を、13歳の矢作穂香が大人びた仕草や表情によって表現しました。
加えて、怪人態の声を担当するゆかなの演技が加わることで、メズールというキャラクターに統一感が生まれています。
プロの
【矢作穂香とメズール】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:矢作穂香は『仮面ライダーオーズ』で何役を演じた?
A1:敵組織グリードの幹部・メズールの人間態を演じました。2010年のテレビシリーズでは未来穂香名義で出演しています。
Q2:メズールの怪人態の声優は誰?
A2:声優のゆかなです。矢作穂香が人間態、ゆかなが怪人態の声を担当するという役割分担になっています。
Q3:矢作穂香は2022年の『復活のコアメダル』にも出演した?
A3:出演しています。2022年3月12日公開の『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』で、再びメズールの人間態を演じました。東映が2022年1月に出演を正式発表しています。
矢作穂香とメズールの関係を振り返ると、2010年のテレビシリーズから2022年の10周年作品まで、同じキャラクターを長い時間を経て演じ続けたことが大きな特徴です。
最後に重要な事実を整理します。
- 2010年:未来穂香名義でメズールの人間態を担当。
- 2010~2011年:第5話から登場し、第16話で退場、第36話で復活。
- 2016年:未来穂香から矢作穂香へ改名。
- 2022年:『復活のコアメダル』でメズールを再演。
- 怪人態の声は、テレビシリーズからゆかなが担当。
メズールは、矢作穂香にとって演技の幅を広げるきっかけとなった役柄です。そして、10周年作品での再出演は、作品と俳優の双方にとって過去と現在をつなぐ出来事になりました。
2026年に過去の出演歴を調べる場合も、「未来穂香=2010年の出演名義」「矢作穂香=現在の芸名」「ゆかな=怪人態の声」という3点を基準にすれば、キャスト情報を正しく整理できます。