ホーム スポーツ 西東京高校野球トーナメント表2024全123試合を総覧!早実が日大三との決勝10対9を制す

西東京高校野球トーナメント表2024全123試合を総覧!早実が日大三との決勝10対9を制す

倉持 玲奈 倉持 玲奈 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
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2026年に改めて振り返りたいのが、2024年7月7日から28日まで開催された第106回全国高等学校野球選手権西東京大会だ。全124チームが参加し、123試合にわたって甲子園出場を懸けた熱戦が繰り広げられた。最後に頂点へ立ったのは早稲田実業高校。日大三高校との決勝では、両校合わせて18得点が飛び交う激戦の末、10対9でサヨナラ勝ちを収めた。

この大会を象徴するのは、優勝校の強さだけではない。準々決勝では早稲田実が國學院久我山を14対13で破り、準決勝では日大三が創価との接戦を制した。加えて、早大学院と創価の準々決勝は雨天による継続試合となるなど、トーナメント表には最後まで予測できない展開が刻まれている。ここでは東京都高等学校野球連盟の大会記録や試合結果を基に、全123試合、ベスト8、ベスト4、決勝までの流れを整理する。

【大会概要】124チーム・131校が挑んだ第106回西東京大会

西東京高校野球トーナメント表2024

2024年夏の西東京大会は、第106回全国高等学校野球選手権大会の地方予選として開催された。抽選会は6月15日、開幕は7月7日。決勝が行われた7月28日まで、約3週間にわたるトーナメント戦となった。

大会規模について押さえておきたいのが、124チームと131校という数字の違いだ。一球速報.comの大会情報では参加チーム数を124と記録している一方、東京都高等学校野球連盟の大会資料では参加校数を131校としている。複数の学校による連合チームが含まれるため、参加チーム数と参加校数は一致しない。

大会は神宮球場、スリーボンドスタジアム八王子、府中市民球場、S&D昭島スタジアム、多摩市一本杉公園野球場、コトブキヤスタジアム、スリーボンドベースボールパーク上柚木、町田市小野路球場の8会場で実施された。

全124チームによるトーナメントは、最終的に123試合で優勝校を決める形式。シード校は途中のラウンドから登場し、初戦から勝ち上がる学校との対戦が組まれた。強豪校にとっても、初戦から一戦ごとの対応力が求められる大会だった。

2024年大会の基本情報は次のとおり。

  • 大会名:第106回全国高等学校野球選手権西東京大会
  • 抽選日:2024年6月15日
  • 開幕日:2024年7月7日
  • 決勝日:2024年7月28日
  • 参加チーム:124チーム
  • 参加校:131校
  • 登録試合数:123試合
  • 使用球場:8会場
  • 優勝:早稲田実業学校
  • 準優勝:日本大学第三高等学校(日大三)

【全組み合わせ・試合結果】7月7日〜28日の123試合を日別に整理

2024年夏の西東京大会のトーナメント表を確認する際は、日程ごとの結果を追うと勝ち上がりの流れが分かりやすい。以下は、1回戦から決勝までの試合結果を開催日順にまとめたものだ。

7月7日(日)開幕戦

五商1-16三鷹中教校、昭和4-0松が谷、練馬11-9翔陽、石神井3-4日大櫻丘、町田5-4府中西、町田工科3-10青梅総合、片倉8-3明学東村山、田無工科1-9拓大一、小平7-1小平西、府中工13-6永山、東大和3-7工学院大付、武蔵村山3-7成蹊、駒場学園7-4穎明館、明法8-9多摩工、東村山西66-0青鳥特別支援、桐朋2-9富士森。

7月10日(水)

東大和南11-0調布北、練馬6-4小川、久留米西1-6総合工科、成城学園18-9瑞穂農芸、福生2-5府中東、私武蔵0-6日大三、狛江9-0国立、八王子実践1-3駒大、東京都市大付1-10日大二、日野台4-1小平、都立田柄0-20筑波大駒場、成瀬1-11日野、井草・大泉・松蔭大松蔭・杉並工科19-15ICU、東京高専2-17桜美林、八王子桑志・南多摩中等0-10八王子北、中大付7-6田無。

7月11日(木)

立川6-5国分寺、東京農0-10小平南、青梅総合0-15明大中野八王子、練馬工科0-12世田谷学園、光丘0-7調布南、聖徳学園6-5羽村、松原3-13多摩大聖ヶ丘、明星学園1-11都市大等々力、大成5-1杉並、明星3-4聖パウロ学園、帝京大高0-12専大付、東農大一13-3芦花、上水7-3玉川学園、立川国際・東村山・府中・都立武蔵0-10日本学園。

7月13日(土)

明大明治7-3多摩、千歳丘0-7昭和、西0-7八王子、豊多摩7-2四商、桜町7-6帝京八王子、深沢0-10啓明学園、南平1-4中大杉並、日大鶴ヶ丘13-0狛江、昭和一学園9-1清瀬、多摩大聖ヶ丘1-9東海大菅生、多摩工6-8日大二、神代2-13保谷、大東学園0-10法政、学芸大付12-4和光、駒大6-2総合工科、電機大高0-10拝島、東村山西5-3日大櫻丘、中大付3-7府中東。

7月14日(日)

拓大一9-6成蹊、三鷹中教校12-6成城学園、桜美林9-4日野、日野台0-4錦城、秋留台0-15早大学院、練馬0-10国士舘、町田1-13府中工、日大三14-0桜町、井草・大泉・松蔭大松蔭・杉並工科0-22工学院大付、山崎0-10武蔵野北、八王子北3-0筑波大駒場、富士森3-4東大和南。

7月15日(月)

明大明治0-8創価、調布南2-7國學院久我山、世田谷学園7-6小平南、片倉9-10聖徳学園、立川5-6専大付、昭和一学園7-1拝島、学芸大付4-7啓明学園、豊多摩6-0中大杉並。

7月16日(火)

昭和4-6佼成学園、東農大一2-9日本学園、早稲田実6-4明大中野八王子、都市大等々力3-4聖パウロ学園。

7月17日(水)

上水4-0大成、早大学院10-3駒場学園、法政2-4八王子、保谷8-2武蔵野北、拓大一8-2三鷹中教校、府中工8-1東大和南、駒大2-0日大鶴ヶ丘、東村山西4-5東海大菅生、八王子北5-4錦城、日大二4-2府中東、工学院大付1-3桜美林、日大三9-3国士舘。

7月18日(木)

昭和一学園3-9創価、國學院久我山5-0世田谷学園、早稲田実8-1上水、日本学園7-4聖パウロ学園、佼成学園6-5八王子、保谷0-10早大学院、専大付8-0聖徳学園、豊多摩10-0啓明学園。

7月20日(土)

駒大3-7日大二、拓大一10-9東海大菅生、八王子北6-7桜美林、府中工1-5日大三、豊多摩2-9創価、専大付4-14國學院久我山。

7月21日(日)

日本学園1-6早稲田実、早大学院9-2佼成学園。

7月22日(月)準々決勝

拓大一1-7日大三、日大二9-0桜美林、國學院久我山13-14早稲田実。

この日は早大学院対創価の試合も行われたが、天候の影響で継続試合となった。

7月23日(火)準々決勝の継続試合

早大学院6-7創価。前日からの試合を再開し、創価が接戦を制して準決勝進出を決めた。

7月26日(金)準決勝

日大三3-2創価、早稲田実14-3日大二。早稲田実は5回コールドで決勝進出を決めた。

7月28日(日)決勝

日大三9-10早稲田実。9回裏に早稲田実がサヨナラ勝ちを収め、2024年の西東京代表に決定した。

以上が、開幕から決勝までの123試合の結果だ。序盤には大量得点の試合が見られた一方、終盤は1点差の勝負が続き、準決勝・決勝では強豪校同士の実力がぶつかり合った。

【ベスト8・ベスト4】準々決勝から決勝進出までの勝ち上がり

2024年の西東京大会でベスト8に進出したのは、日大三、拓大一、日大二、桜美林、早稲田実、國學院久我山、創価、早大学院の8校だ。

準々決勝では、日大三が拓大一に7対1、日大二が桜美林に9対0で勝利。早稲田実は國學院久我山との打ち合いを14対13で制した。残る一枠は、早大学院との継続試合を6対7で制した創価が獲得した。

準決勝の組み合わせは日大三対創価、早稲田実対日大二。日大三は創価に3対2で競り勝ち、早稲田実は日大二を14対3で下した。

ベスト8から決勝までの関係を整理すると、次のようになる。

学校名 準々決勝の結果 準決勝の結果 最終成績
日大三 拓大一に7-1で勝利 創価に3-2で勝利 準優勝
創価 早大学院に7-6で勝利 日大三に2-3で敗戦 ベスト4
早稲田実 國學院久我山に14-13で勝利 日大二に14-3で勝利 優勝
日大二 桜美林に9-0で勝利 早稲田実に3-14で敗戦 ベスト4
拓大一 日大三に1-7で敗戦 進出せず ベスト8
桜美林 日大二に0-9で敗戦 進出せず ベスト8
國學院久我山 早稲田実に13-14で敗戦 進出せず ベスト8
早大学院 創価に6-7で敗戦 進出せず ベスト8

特に注目されたのが、早稲田実と國學院久我山の一戦だ。両校とも二桁得点を記録し、最後まで勝敗の分からない展開となった。14対13というスコアは、2024年大会の準々決勝を象徴する結果といえる。

また、日大三と創価の準決勝は3対2。準々決勝で7対1と比較的余裕を持って勝ち上がった日大三も、決勝進出を懸けた一戦では最後まで気の抜けない試合を強いられた。

一方、早稲田実は日大二を相手に14得点を挙げ、5回コールドで決勝へ進出。準々決勝の接戦から一転して、攻撃力を前面に押し出した勝ち上がりとなった。

【決勝10対9】早稲田実が日大三との打撃戦を制した9回裏

2024年7月28日、明治神宮野球場で行われた決勝は、早稲田実と日大三という西東京を代表する強豪校同士の対戦となった。試合は午前10時3分に始まり、午後1時17分まで続く3時間14分の熱戦となった。

試合序盤から両チームの打線が活発に動いた。早稲田実は1回裏に3点を先制。2回にも1点を加えたが、日大三も2回に1点、3回には岡本弦士の3ラン本塁打で一気に逆転した。

その後も得点の応酬が続く。早稲田実が追い上げれば日大三が追加点を奪う展開となり、7回終了時点では日大三が9対8と1点リード。8回裏に早稲田実が同点に追いつき、9対9で最終回を迎えた。

9回裏、早稲田実は無死満塁のチャンスを作る。ここで打席に立ったのが内野手の内囿光太だった。内囿は左前へ適時打を放ち、三塁走者が生還。早稲田実が10対9でサヨナラ勝ちを決めた。

試合のスコアは次のとおり。

  • 日大三:0・1・3・0・3・0・2・0・0=9
  • 早稲田実:3・1・0・1・1・2・0・1・1=10

安打数は両チームとも12本。日大三は岡本の3ラン本塁打を含む9得点を挙げたが、早稲田実が最後まで攻撃の手を緩めず、最終回に試合を決めた。

東京都高等学校野球連盟の公式試合記録でも、日大三9-10早稲田実という結果が確認できる。早稲田実にとっては、2015年以来9年ぶりとなる夏の甲子園出場だった。

この勝利によって、早稲田実は西東京大会29回目の優勝を達成。甲子園出場は30回目となった。2015年には清宮幸太郎を擁して夏の甲子園に出場しており、2024年の優勝は名門校にとって大きな節目となった。

【西東京大会の歴代優勝校】早実・日大三・東海大菅生の系譜

2024年の優勝をより深く理解するには、西東京大会の歴代優勝校にも注目したい。東京都の西東京地区では、早稲田実、日大三、東海大菅生、國學院久我山などが夏の代表争いで存在感を示してきた。

スポーティングニュースがまとめた過去の優勝記録によると、2014年から2023年までの主な優勝校は次のとおりだ。

  • 2014年:日大鶴ヶ丘
  • 2015年:早稲田実業
  • 2016年:八王子
  • 2017年:東海大菅生
  • 2018年:日大三
  • 2019年:國學院久我山
  • 2021年:東海大菅生
  • 2022年:日大三
  • 2023年:日大三
  • 2024年:早稲田実業

2020年は新型コロナウイルスの影響で通常の全国選手権大会が中止されたため、ほかの年と同じ条件で単純比較することはできない。

この優勝校の変遷を見ると、特定の学校だけが長期間にわたって代表の座を独占していたわけではないことが分かる。日大三は2022年、2023年と連続で西東京大会を制しており、2024年も決勝まで進出した。対する早稲田実は2015年以来の優勝を狙い、その目標を日大三との直接対決で実現した。

両校の実績を比較すると、2024年大会が単なる一度の決勝戦ではなく、長年にわたって西東京の代表争いを牽引してきた名門同士の対決だったことが見えてくる。

【プロの結論】トーナメント表で見るべき3つのポイント

2024年の西東京大会を振り返る際、単純に優勝校と準優勝校だけを確認するのでは、試合の面白さを十分に捉えられない。トーナメント表から読み取れる要点は大きく3つある。

1. シード校でも勝ち上がりは保証されない

高校野球のトーナメントでは、シード校が途中のラウンドから登場することがある。しかし、シードは試合数や組み合わせ上の優位性を意味するものであり、優勝を保証するものではない。

2024年大会でも、拓大一は準々決勝で日大三に1対7で敗れた。東海大菅生も5回戦で拓大一に9対10で敗退している。実績のある学校でも、夏の一発勝負では対戦相手との相性や当日の試合展開が結果を左右する。

2. ベスト8以降は1点の価値が大きくなる

準々決勝の早稲田実対國學院久我山は14対13、準決勝の日大三対創価は3対2、決勝は10対9だった。得点の多い試合と少ない試合が混在しているが、いずれも最後まで勝敗が確定しにくい展開だった。

特に決勝では、日大三が本塁打で得点を重ねながらも、早稲田実が終盤に追いついた。9回裏のサヨナラ打が生まれるまで、両校の攻撃力と粘り強さが試合を動かし続けた。

3. 継続試合や日程変更もトーナメントの重要な要素

2024年大会では、早大学院と創価の準々決勝が天候の影響で継続試合となった。7月22日に始まった試合は翌23日に再開され、最終的に創価が7対6で勝利した。

高校野球では、雨天による中断や順延が選手のコンディションや次戦への準備に影響することがある。勝敗だけでなく、試合日程や継続試合の有無も確認すると、大会全体の流れをより正確に把握できる。

トーナメント表を読む際には、次の点を確認するとよい。

  • 出場校数ではなく、連合チームを含む参加チーム数を確認する。
  • 勝ち上がりだけでなく、各試合の得点差や試合日程も見る。
  • 継続試合やコールドゲームを通常の試合と区別する。
  • 最終結果は東京都高等学校野球連盟の公式記録と照合する。

こうした視点を持つと、単なる勝敗一覧だったトーナメント表が、各校の戦い方や大会の流れを理解するための資料に変わる。

【西東京高校野球トーナメント表2024】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2024年の西東京大会で優勝した高校はどこ?
A1:早稲田実業学校だ。2024年7月28日の決勝で日大三を10対9で破り、9年ぶり29回目の優勝を果たした。

Q2:2024年の西東京大会には何チームが出場した?
A2:124チームが参加した。東京都高等学校野球連盟の大会資料では131校と記録されており、複数校による連合チームがあるため、チーム数と学校数は異なる。

Q3:2024年の西東京大会の準決勝結果は?
A3:7月26日に行われ、日大三が創価に3対2、早稲田実が日大二に14対3で勝利した。早稲田実対日大二は5回コールドゲームだった。

Q4:2024年の西東京大会のベスト8はどこ?
A4:日大三、拓大一、日大二、桜美林、早稲田実、國學院久我山、創価、早大学院の8校だ。

Q5:早稲田実と日大三の決勝は何対何だった?
A5:早稲田実が10対9で勝利した。9対9で迎えた9回裏、内囿光太の左前適時打でサヨナラ勝ちを決めた。

Q6:2024年の西東京大会はいつ開催された?
A6:2024年7月7日に開幕し、7月28日に決勝が行われた。抽選会は6月15日だった。

2024年の第106回全国高等学校野球選手権西東京大会は、124チーム、131校が参加した123試合のトーナメントだった。7月7日に開幕し、7月28日の決勝で早稲田実が日大三を10対9で破って優勝。9年ぶり29回目の西東京大会制覇を成し遂げた。

準々決勝では早稲田実と國學院久我山が14対13の激戦を演じ、準決勝では日大三が創価を3対2で退けた。決勝では両校が12安打ずつを記録し、9回裏の内囿光太によるサヨナラ打で勝敗が決した。

2026年に2024年大会を振り返っても、早稲田実と日大三の決勝は西東京の高校野球を象徴する一戦として記憶に残る。トーナメント表を確認するときは、優勝校だけでなく、ベスト8・ベスト4の勝ち上がり、試合ごとの得点、継続試合の日程まで追うことで、大会の全体像がより鮮明になる。

全123試合の結果と各校の勝ち上がりを照らし合わせれば、早稲田実が甲子園への切符をつかむまでの道のりと、日大三をはじめとする強豪校の戦いぶりを立体的に振り返ることができる。

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倉持 玲奈

テクノロジー分野を担当。一次情報(公式発表・公式サイト)と発表日を必ず確認し、推測は推測と明記する編集方針に従っています。

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