2026年11月現在、三浦璃来と木原龍一は、競技パートナーであり、婚約者同士という関係だ。
2人は2026年8月23日、それぞれのInstagramを通じて婚約を発表した。日本スケート界にとっても大きなニュースとなり、国際スケート連盟(ISU)も8月25日に公式ニュースとして取り上げている。
発表されたコメントには、2人が連名で次のようにつづっていた。
「婚約しました。 嬉しい時も、辛い時も、たくさんの時間を共に過ごし、支え合いながら歩んできました。 いつしか、お互いにとってかけがえのない、なくてはならない存在となりました。 こうしてようやく皆様にご報告できることを、心から嬉しく思います。 これからも支え合いながら、変わらず私たちらしく、一歩ずつ歩んでいきたいと思います。」
発表時には、木原が三浦に指輪を渡す写真なども公開された。
単なる交際報道やファンの推測ではなく、本人たちが自ら婚約を公表したという点が重要だ。
2人の関係はいつから変わったのか?りくりゅうの歩みを振り返ると、競技でのパートナーシップが人生のパートナーシップへと発展した経緯が見えてくる。
- 2019年: 三浦璃来と木原龍一がペアを結成。
- 2022年: 北京冬季オリンピックで団体銀メダルを獲得。
- 2023年: 世界選手権、四大陸選手権、グランプリファイナルなどで優勝し、日本ペア初の年間グランドスラムを達成。
- 2026年2月: ミラノ・コルティナ冬季オリンピックで日本ペア史上初の金メダルを獲得。
- 2026年4月17日: 今シーズン限りでの現役引退を発表。
- 2026年8月23日: 婚約を発表。
JOCの選手プロフィールにも、2019年のペア結成から2026年の五輪金メダル獲得までの実績が記録されている。
特に注目したいのは、五輪後の会見での2人のやり取りだ。
2026年2月の日本記者クラブでの会見では、司会者から「兄妹にも、友人にも、夫婦漫才にも見える」と関係性について質問された。
木原は「戦友じゃないですかね」と回答。三浦は「一緒にいて当たり前、家族みたい」と表現し、最後は2人で「ご想像にお任せします」と話していた。
その約5カ月後に婚約が発表されたのである。
婚約と結婚は違う?2026年11月現在の状況ここは検索する際に混同しやすいポイントだ。
| 確認項目 | 2026年11月時点の状況 |
|---|---|
| 競技上の関係 | 2019年結成の元競技ペア |
| 恋愛・結婚関係 | 本人たちが婚約を公表 |
| 婚約発表 | 2026年8月23日 |
| 結婚・入籍 | 発表された日付は確認できない |
| 競技活動 | 2026年4月に現役引退 |
| 今後の活動 | プロ活動やアイスショーなど |
婚約は、結婚する意思を確認し合った段階を指す。婚約発表だけで法律上の夫婦になったわけではない。
したがって、2026年11月現在の正確な表現は「りくりゅうは婚約した」であり、「すでに入籍した」と断定するのは適切ではない。
なお、現役引退後の2人はプロとしての活動を予定しており、ISUは2人がアイスショーのプロデュースや日本のペア競技の発展にも取り組んでいると紹介している。
【歴代の夫婦ペア】実際に結婚したフィギュアスケート選手一覧

フィギュアスケートの歴史を振り返ると、競技パートナー同士で結婚した選手は実際に存在する。
特に海外では、競技生活を長年共にした相手と結婚し、引退後も指導者として活動するケースが知られている。
代表的なカップルを整理すると、次のとおりだ。
歴代の結婚したペア・カップル比較表出典:国際スケート連盟の選手プロフィール、日本オリンピック委員会、スポーツ紙各社の公表記録。
アレクサ・クニエリムとクリス・クニエリム米国のアレクサ・クニエリムとクリス・クニエリムは、競技パートナーから夫婦になった代表的なペアだ。
2人は2012年にペアを結成し、2016年6月に結婚した。
国際スケート連盟の公式プロフィールによると、2人は2018年平昌冬季オリンピックの団体戦で銅メダルを獲得している。
特筆すべきなのは、結婚後も競技パートナーとして活動を続けたことだ。
つまり、結婚によって競技上の関係が終わるわけではない。夫婦としての生活と、選手としての活動を両立させた事例である。
シェン・シュエとジャオ・ホンボー中国のシェン・シュエとジャオ・ホンボーも、歴史に残る夫婦ペアだ。
2人は1992年から競技パートナーとして滑り、2002年に中国勢初の世界選手権優勝を果たした。
2007年に結婚。その後も競技への挑戦を続け、2010年バンクーバー冬季オリンピックでペア金メダルを獲得した。
ISUの公式プロフィールにも、2007年の結婚が記載されている。
長年の競技パートナーが人生の伴侶となり、さらに五輪の頂点に立った象徴的な存在だ。
タチアナ・ボロソジャルとマキシム・トランコフロシアのタチアナ・ボロソジャルとマキシム・トランコフは、2010年5月にペアを結成した。
その後、2014年ソチ冬季オリンピックでペア競技の金メダルを獲得。2015年8月18日に結婚した。
ロシアフィギュアスケート連盟も、2015年8月18日の婚姻を公式に報告している。
この2人も、競技での成功と結婚を両立させた代表例といえる。
【ペアとアイスダンスの違い】夫婦カップルが多いのはどちら?
フィギュアスケートの結婚事情を調べるとき、見落としやすいのが競技種目の違いだ。
日本語では男女2人で滑る選手をまとめて「ペア」と呼ぶことがあるが、正式な競技種目にはペアスケーティングとアイスダンスがある。
この2種目は、見た目が似ていても技術的な要求が異なる。
ペアスケーティングの特徴ペアスケーティングは、男女2人が高度な技術を組み合わせて演技する競技だ。
代表的な技には次のようなものがある。
- スロージャンプ:男性が補助し、女性が空中へ跳び上がる。
- リフト:男性が女性を持ち上げて滑走する。
- ツイストリフト:女性が空中で回転し、男性が受け止める。
- サイド・バイ・サイド:2人が並んでジャンプやスピンを行う。
個々の技術だけでなく、2人のタイミングや力の調整が欠かせない。
特に空中技では、パートナー同士の意思疎通が演技の安全性にも直結する。
アイスダンスの特徴一方、アイスダンスは社交ダンスを氷上で表現するような競技だ。
主な見どころは次のとおり。
- リズムに合わせたステップワーク
- ツイズルなどの回転技
- パートナーとのホールド
- 音楽に合わせた身体表現
- ダンスリフトや滑走の一体感
ペア競技と異なり、アイスダンスにはスロージャンプやオーバーヘッドリフトがない。
ISUの競技解説でも、ペアはアクロバティックな技術、アイスダンスはダンスの動きやステップを重視する種目として説明されている。
マディソン・チョックとエバン・ベイツは夫婦のアイスダンサー米国のマディソン・チョックとエバン・ベイツは、夫婦として競技を続けてきたアイスダンスの代表的なカップルだ。
2人は2011年春に競技パートナーを結成し、2024年6月に結婚した。
ISUの公式プロフィールでは、2022年と2026年の冬季オリンピック団体戦での優勝も記録されている。
ここで重要なのは、2人が正式にはペアスケーティングではなく、アイスダンスの選手であるという点だ。
「フィギュアスケートの夫婦カップル」という広い意味では同じだが、競技種目を正確に区別する必要がある。
小松原美里とティム・コレトは結婚後に離婚した?日本のアイスダンスで忘れてはならないのが、小松原美里と小松原尊(旧名ティム・コレト)のケースだ。
2人は2016年にカップルを結成し、2017年1月に結婚。2022年北京冬季オリンピックでは団体銀メダル獲得に貢献した。
ところが、2025年12月30日、小松原美里が自身のInstagramで離婚を公表した。
発表によると、2人は夫婦として8年間歩んできたが、2024年に話し合いを重ねた末、離婚を決断していたという。
さらに注目されたのが、離婚後の競技パートナーとしての関係だ。
小松原は発表の中で、次のように説明している。
「今後もスケートのパートナーとして、アイスショーやさまざまな場で一緒に滑り続けていきます。」
つまり、夫婦関係が終わっても、スケートを通じたパートナーシップは別の形で継続するという選択だった。
これは、競技上のパートナーと人生上のパートナーが必ずしも同じ関係であり続ける必要はないことを示す事例でもある。
【フィギュアスケートの恋愛事情】競技パートナーが恋人になる理由とは?
男女2人が長い時間を共有するフィギュアスケートでは、恋愛や結婚につながることがある。
しかし、単に練習時間が長いから恋愛に発展するという単純な話ではない。
1. 練習と遠征を長期間共有するペア競技では、練習から大会、海外遠征まで、日常生活の多くをパートナーと共有する。
技の完成度を高めるためには、相手の身体の動きや癖を理解する必要がある。
試合で失敗したときには原因を一緒に考え、成功したときには喜びを分かち合う。
こうした経験の積み重ねが、単なる競技上の関係を超えた信頼につながる場合がある。
2. 相手に身体を預ける競技だからこそ信頼が必要ペアスケーティングでは、男性が女性を持ち上げたり、空中へ投げ上げたりする技がある。
そのため、一般的なシングル競技とは異なる種類の信頼が必要だ。
例えば、ツイストリフトでは、女性は男性のタイミングや動きを信頼して空中へ飛び出す。一方、男性も女性の踏み切りや回転のタイミングを理解していなければならない。
ここには高度なコミュニケーションが存在する。
ただし、身体的な距離の近さや技術的な信頼が、そのまま恋愛感情を意味するわけではない。
競技者としての信頼と、恋人としての愛情は区別して考える必要がある。
3. 引退後にコーチとして活動する道もある競技パートナー同士が結婚する背景には、引退後の仕事も関係している。
この点について、元フィギュアスケート・ペア日本代表の高橋成美が2026年8月に興味深い説明をしている。
【高橋成美が語った結婚事情】歴代ペアには夫婦が多い?
高橋成美は、木原龍一の以前の競技パートナーとして知られる元フィギュアスケート選手だ。
木原とはペアを組み、ソチ2014冬季オリンピックにも出場した。
2026年8月25日、タレントの藤本美貴が運営するYouTubeチャンネル「ハロー!ミキティチャンネル」に出演し、ペア競技の恋愛や結婚について話した。
高橋成美の「歴代で結婚してるペア多いですよ」発言藤本美貴から、ペア競技は密着する時間も多く、好きになりやすいのではないかと質問された高橋は、次のように答えた。
「歴代で結婚してるペア多いですよ」
加えて、結婚後の活動についても説明している。
高橋によれば、結婚した選手がそのままコーチ業に進むケースもあるという。
その理由として挙げたのが、ペア競技ならではの指導の難しさだ。
リフトでは、持ち上げる側と持ち上げられる側の両方の感覚を理解する必要がある。男性コーチだけでは伝えにくい部分もあり、元ペアの2人が一緒に指導することには合理性があるという。
これは、ペア競技における夫婦関係を考えるうえで重要な視点だ。
結婚は恋愛感情だけでなく、長年の競技経験や引退後のキャリアとも結びついている。
高橋成美はりくりゅうの婚約を事前に知っていた?気になるのが、高橋がりくりゅうの婚約について知っていたのかという点だ。
実際には、今回のYouTube動画は2026年7月24日に収録されたもので、婚約発表より前だった。
藤本がりくりゅうの結婚の可能性について尋ねた際、高橋は「本当に知らないんですよ」と答えている。
加えて、メディアで2人について話す機会が増えたことで、本人たちと会っても私生活について気軽に話せなくなったという悩みも明かした。
したがって、高橋の発言はりくりゅうの交際事情を知っていたから出たものではなく、国際的なペア競技の歴史についての一般的な説明だった。
【プロの結論】競技パートナーと恋人は別の関係フィギュアスケートのペア競技において、長期的な信頼関係は欠かせない。
しかし、競技パートナーだから必ず恋愛関係になるわけではない。
関係性を判断する際には、次の3つを区別すると理解しやすい。
- 競技パートナー: 大会出場や技術向上を目的にペアを組む関係。
- 恋愛パートナー: 私生活で交際している関係。
- 夫婦: 法律上の婚姻関係にある関係。
この3つが重なるカップルもいれば、競技パートナーだけの関係を続ける選手もいる。
また、小松原美里と小松原尊のように、夫婦関係が終わった後もスケートのパートナーとして活動する例もある。
競技中の親密な様子だけを見て、恋愛や結婚を決めつけないことが大切だ。
【フィギュアスケートのペア結婚】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:フィギュアスケートのペアは結婚している選手が多い?
A1:結婚したペアは国内外に複数存在する。シェン・シュエとジャオ・ホンボー、アレクサとクリス・クニエリムなどが代表例だ。ただし、競技ペア全体のうち何割が結婚しているかを示す統一的な統計はない。
Q2:りくりゅうの三浦璃来と木原龍一は結婚した?
A2:2026年8月23日に婚約を発表した。2026年11月現在、公表情報では婚約段階であり、入籍日や結婚式の日程は発表されていない。
Q3:アレクサ・クニエリムとクリス・クニエリムは夫婦?
A3:はい。2012年にペアを結成し、2016年6月に結婚した。2018年平昌オリンピックの団体戦で銅メダルを獲得した。
Q4:マディソン・チョックとエバン・ベイツはペア競技の選手?
A4:正式にはアイスダンスの選手だ。2011年にカップルを結成し、2024年6月に結婚した。
Q5:小松原美里とティム・コレトは離婚した?
A5:はい。2024年に離婚を決断し、2025年12月30日に小松原美里が公表した。発表時には、今後もスケートのパートナーとして一緒に滑る意向を示していた。
Q6:ペア競技では恋愛関係でなくても強い信頼関係を築ける?
A6:もちろん可能だ。高度な技術を成功させるには、相手の動きを理解し、互いの技術を信頼する必要がある。これは恋愛感情とは別の、競技者としての信頼関係だ。
2026年のフィギュアスケート界では、りくりゅうの婚約発表が大きな節目となった。
三浦璃来と木原龍一は、2019年のペア結成から7年間にわたって競技を続け、2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピックで日本ペア初の金メダルを獲得。その後、現役引退を発表し、8月23日に婚約を公表した。
一方、歴代の選手を見ると、次のような多様な関係性が存在する。
- シェン・シュエとジャオ・ホンボーのように、競技パートナーから夫婦になった例。
- アレクサとクリス・クニエリムのように、結婚後も競技を続けた例。
- チョックとベイツのように、アイスダンスで夫婦として活躍する例。
- 小松原美里と小松原尊のように、離婚後もスケートのパートナーとしての関係を大切にする例。
フィギュアスケートのペアは、単に男女が一緒に滑る競技ではない。技術、信頼、コミュニケーション、そして長年にわたる共同作業が求められる世界だ。
夫婦になることもあれば、競技だけのパートナーであり続けることもある。
りくりゅうの婚約は、その競技上の絆が人生の新しい関係へと発展した印象的な出来事である。今後はプロスケーターとしての活動と、2人が選んだ新しい人生の歩みにも注目したい。
主な参照資料:国際スケート連盟(ISU)、日本オリンピック委員会(JOC)、日本スケート連盟、日刊スポーツ、スポニチ、ORICON NEWS。