冨士眞奈美さんを女優としてだけ捉えると、その人物像の半分しか見えてきません。実は長年にわたって俳句に親しみ、俳人やエッセイストとしても評価されてきました。
俳号は「衾去(きんきょ)」冨士さんの俳号は「衾去(きんきょ)」。句集『瀧の裏』を出版し、俳句の世界でも独自の表現を追求してきました。
特筆すべき実績は、俳人の登竜門として知られる「俳壇賞」の選考委員を11年間務めたことです。2018年まで選考に携わり、作品を読む側としても俳句文化を支えてきました。
また、吉行和子さんとの共著『吉行和子・冨士眞奈美 おんなふたり 奥の細道 迷い道』では、俳句を通じた友情や旅の思い出を紹介しています。2人の俳号は、それぞれ「窓烏」と「衾去」です。
2026年4月、NHKラジオで語った俳句と吉行和子さんへの思い2026年4月28日放送のNHKラジオ深夜便「明日へのことば」には、冨士さんが出演しました。テーマは「余白を味わう暮らし」です。
この放送では、長年の親友だった吉行和子さんとの思い出や、俳句との関わりについても語られました。冨士さんによると、近年は長い間俳句を作っていなかったものの、2025年9月に亡くなった吉行さんを思い、一句を詠んだといいます。
その句は、長い友情を振り返る追悼の作品です。俳句が単なる趣味ではなく、親しい人との記憶や悲しみを言葉にする手段にもなっていることが分かります。
つまり、2026年の俳句活動については、毎月の句会や継続的な創作を精力的に続けているというよりも、長年培ってきた俳句への思いを大切にしている姿が確認できます。
【2026年の最新出演情報】テレビ・ラジオで見せる現在の活動

冨士眞奈美さんの現在の仕事を把握するには、テレビ出演だけでなくラジオや雑誌のインタビューにも目を向ける必要があります。
2026年に確認できる主な出演・活動は次のとおりです。
| 時期 | 番組・媒体 | 内容 |
|---|---|---|
| 1月26日 | テレビ朝日『徹子の部屋』 | 加賀まりこと共演。60年来の友情や吉行和子との思い出を語る |
| 2月27日 | BSテレ東『武田鉄矢の昭和は輝いていた』 | 冨士眞奈美ら4人の女性が昭和の青春時代を振り返る特別編 |
| 4月28日 | NHKラジオ深夜便 | 「余白を味わう暮らし」に出演 |
| 7月12日 | TBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』 | ゲストとして出演 |
特に注目したいのは、7月12日の『安住紳一郎の日曜天国』です。番組の公式YouTubeチャンネルでも、冨士さんがゲストとして出演した放送回が公開されています。
また、2月のBSテレ東の番組は、前年に放送した内容から4人の女性の青春時代を振り返る特別編です。新たな収録による出演と、過去の映像を使った放送は区別しておきたいところです。
このように、2026年にはテレビ朝日のトーク番組、NHKのラジオ番組、TBSラジオと、複数の媒体で本人の姿や声を確認できます。連続ドラマへの定期出演とは異なる形で、長年の経験を生かしたトークや回顧企画への出演が目立っています。
【プロの結論】冨士眞奈美の現在から分かる3つのこと
2026年の公開情報を整理すると、冨士眞奈美さんの現在について押さえておきたい要点は3つあります。
1. 引退や死亡といった情報に惑わされない連続ドラマへの出演が少なくなったことと、芸能活動を完全に引退したことは同じではありません。2026年にはテレビやラジオへの出演が確認できます。特に7月のTBSラジオ出演は、近況を確認するうえで重要な記録です。
2. 娘との別居は不仲ではなく、自立した親子関係岩崎リズさんとの関係は、同居していないという一点だけで判断できません。母親の自由を尊重しながら健康を心配する娘と、一人暮らしを大切にする母親。双方の発言からは、それぞれの価値観を尊重する親子関係が見えてきます。
3. 女優だけでなく、俳人・著述家としての実績も評価する冨士さんはNHK専属女優第1号として知られる一方、句集を出版し、俳壇賞の選考委員も務めました。女優としての出演本数だけで現在の活動を評価すると、長年培ってきた文学的な活動を見落としてしまいます。
また、健康面については、過去の大腸がんや骨折の経験を知ることと、現在の病状を断定することを分ける必要があります。公表された近況を基準に、本人の活動を見守ることが適切です。
【冨士眞奈美の現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:冨士眞奈美は2026年現在、何歳ですか?
A1:1938年1月15日生まれで、2026年11月現在88歳です。2026年1月に米寿を迎えています。
Q2:冨士眞奈美は現在、病気を患っていますか?
A2:過去に初期の大腸がんの内視鏡手術や複数の骨折を経験したことを本人が公表しています。ただし、2026年11月現在の具体的な病状や治療状況について、新たな詳細は公表されていません。
Q3:冨士眞奈美は亡くなったという噂は本当ですか?
A3:死亡説を裏付ける信頼できる情報はありません。2026年7月12日にはTBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』へのゲスト出演が確認されています。
Q4:娘の岩崎リズと現在も一緒に暮らしていますか?
A4:同居していません。母娘はそれぞれ別の生活を送っており、互いの自立を尊重しています。リズさんは母親の健康を気遣っていることも対談で明かしています。
Q5:冨士眞奈美の夫は誰ですか?
A5:元夫は脚本家の林秀彦さんです。1974年に結婚し、一人娘の岩崎リズさんをもうけましたが、1984年に離婚しています。
Q6:現在も俳句を作っていますか?
A6:俳号は衾去(きんきょ)で、句集『瀧の裏』などの著作があります。2026年4月のNHKラジオ出演では、近年はしばらく作句していなかったものの、吉行和子さんへの追悼句を詠んだことを語っています。
Q7:冨士眞奈美は現在もテレビに出演していますか?
A7:2026年1月26日に『徹子の部屋』へ加賀まりこさんと出演しています。また、BSテレ東の特別番組にも出演記録があります。近年の出演情報は番組公式情報で確認するのがおすすめです。
冨士眞奈美さんは、2026年に88歳を迎えました。1956年の女優デビューから、NHK専属女優第1号、『細うで繁盛記』での人気獲得、結婚による活動休止、離婚後の復帰と、長い芸能人生を歩んできた人物です。
現在は、娘の岩崎リズさんと別々に暮らしながら、自分の生活を大切にしています。健康面では大腸がんや骨折の経験がありますが、2026年にも『徹子の部屋』やラジオ番組への出演が確認されています。
加えて、俳人としての実績や、吉行和子さんとの友情に象徴される豊かな人間関係も、冨士さんの人生を語るうえで欠かせません。
冨士眞奈美さんの現在を理解するためには、年齢やテレビ出演の有無だけでなく、女優・俳人・母親という複数の顔を知ることが大切です。88歳を迎えた今も、自分の価値観を大切にしながら歩む姿は、長年のファンにとっても関心の尽きないものとなっています。