日本のメロディックパンクを代表するバンド、Hi-STANDARD(ハイスタンダード)。1991年の結成以来、日本のインディーズロックシーンを牽引してきた彼らは、メンバーの脱退、活動休止、再始動、そしてドラマー恒岡章の逝去という大きな転機を経験してきた。
2026年11月現在のHi-STANDARDは、難波章浩(ベース・ボーカル)、横山健(ギター・コーラス)、ZAX(ドラム)の3人体制。2025年9月25日にZAXの正式加入が公式発表され、長年のファンにも新しい体制が示された。さらに2026年は全国ツアーやFUJI ROCK FESTIVALへの出演など、精力的な活動を続けている。
【2026年最新】ハイスタンダードの現在のメンバーは3人!担当パートも紹介

2026年現在、Hi-STANDARDの正式メンバーは難波章浩、横山健、ZAXの3人だ。長年バンドを支えた恒岡章は2023年に逝去しており、現在のドラマーはZAXが務めている。
所属レーベルのPIZZA OF DEATH RECORDSの公式バンド紹介でも、横山健、難波章浩、ZAXの3人が現メンバーとして掲載されている。恒岡章については、これまでの功績を記憶する存在として別に紹介されている。
現在のメンバーと担当パート難波章浩(Vo・Ba)は、バンドのフロントマン。力強いボーカルとベースを担当する。
横山健(Gt・Cho)は、ギターとコーラスを担当。Hi-STANDARDの楽曲を特徴づけるギターサウンドを担っている。
ZAX(Dr)は、2025年に加入したドラマー。The BONEZやPay money To my Painでの活動でも知られる実力派ミュージシャンだ。
ここで押さえておきたいのは、ZAXが単なるサポートドラマーではなく、公式に新メンバーとして発表された人物だという点である。
【プロフィール比較】難波章浩・横山健・ZAXの経歴と音楽活動
難波章浩|Hi-STANDARDのベース・ボーカル難波章浩(なんば・あきひろ)は、1970年6月9日生まれ。東京都中野区で生まれ、新潟県で育ったミュージシャンだ。
1991年のHi-STANDARD結成時から活動し、ベースとボーカルを担当。キャッチーなメロディーとエネルギッシュな歌声で、バンドの音楽性を支えてきた。
代表作には『GROWING UP』(1995年)、『ANGRY FIST』(1997年)、『MAKING THE ROAD』(1999年)などがある。
Hi-STANDARDの活動休止後も音楽活動を継続し、ソロ名義の難波章浩-AKIHIRO NAMBA-をはじめ、TYUNKやULTRA BRAiNなどのプロジェクトにも取り組んできた。NAMBA69でも活動するなど、パンクを軸に幅広い音楽表現を追求している。
2026年現在もHi-STANDARDのボーカル・ベースとしてバンドの中心に立つ人物だ。
横山健|ギターとコーラスを担う中心メンバー横山健(よこやま・けん)は、1969年10月1日生まれのギタリスト、ミュージシャン。東京都杉並区出身として知られる。
Hi-STANDARDではギターとコーラスを担当。難波章浩とともにバンドの中心を担い、疾走感のあるギターフレーズや楽曲のアレンジ面でも大きな役割を果たしている。
2004年にはアルバム『The Cost Of My Freedom』をリリースし、Ken Yokoyama名義でのバンド活動を本格化させた。また、BBQ CHICKENSなどのバンドでも活動している。
インディーズレーベルPIZZA OF DEATH RECORDSとも深く関わり、日本のパンクロックシーンにおける重要人物の一人だ。
Hi-STANDARD以外の活動でも独自の音楽性を追求しながら、現在のバンド活動を続けている。
ZAX|2025年に正式加入した新ドラマーZAXは、Hi-STANDARDの新体制を支えるドラマーだ。Pay money To my Painでの活動を経て、The BONEZのドラマーとしても知られている。
Hi-STANDARDとの接点は、恒岡章の逝去後にバンドが活動を継続する過程で深まった。2023年以降、ライブでのサポートを経験し、2024年のNOFXのラストツアーにHi-STANDARDが参加した際にもドラムを担当した。
その後、難波章浩と横山健から正式加入を打診され、2025年9月に新メンバーとして発表された。
2025年12月のオリコン独占インタビューでは、ZAXの演奏技術だけでなく、人柄やメンバーとの信頼関係が加入の大きな理由だったことが語られている。
特にZAXは、かつて所属していたPay money To my PainでもボーカリストのKを失った経験がある。その経験が、恒岡章を失った難波と横山の気持ちを理解するうえで、一つの接点になった。
なお、ZAXの本名や詳細な生年月日などについては、Hi-STANDARDの公式メンバー紹介では公表されていない。
【歴代メンバーと変遷】1991年の結成から現在までの年表
Hi-STANDARDのメンバー変遷を理解するには、結成時の4人体制と、1992年以降に長く続いた3人体制を分けて考える必要がある。
公式サイトのバイオグラフィーによると、Hi-STANDARDは1991年8月にボーカルを含む4人編成で結成された。同年10月には高円寺20000Vで初ライブを開催している。
結成時のボーカリストについては、オリコンの2016年のバンド特集記事で松本敦彦の名前が紹介されている。1992年9月にボーカルが脱退し、難波章浩がボーカルを担う現在につながる3人体制へ移行した。
Hi-STANDARDの歴代メンバー・活動年表| 時期 | メンバー・出来事 | 主なポイント |
|---|---|---|
| 1991年8月 | 4人編成で結成 | 難波章浩、横山健、恒岡章を中心にスタート。初代ボーカルとして松本敦彦の名前が報じられている。 |
| 1991年10月 | 初ライブ | 高円寺20000Vで初ライブを開催。 |
| 1992年9月 | ボーカル脱退 | 難波がボーカルを担い、難波・横山・恒岡の3人体制へ。 |
| 1994〜1995年 | 3人体制 | 『LAST OF SUNNY DAY』『GROWING UP』を発表。 |
| 1997〜1999年 | 3人体制 | 『AIR JAM』開催、『ANGRY FIST』『MAKING THE ROAD』を発表。 |
| 2000年 | 活動休止 | AIR JAM 2000を開催した後、活動を休止。 |
| 2011年 | 活動再開 | AIR JAM 2011で再始動。 |
| 2017年 | 3人体制で活動 | アルバム『THE GIFT』をリリース。 |
| 2023年2月 | 恒岡章が逝去 | 2人を中心に活動継続を表明。 |
| 2025年9月 | ZAXが正式加入 | 難波・横山・ZAXの新体制がスタート。 |
| 2026年 | 新体制で活動継続 | 全国ツアー、FUJI ROCK FESTIVAL、AIR JAM 2026などに参加・出演。 |
松本敦彦は、Hi-STANDARDが4人編成だった結成初期のボーカリストとして紹介されている人物だ。
オリコンの2016年の特集記事では、難波章浩、横山健、恒岡章とともに、脱退した松本敦彦の名前が記載されている。
一方、Hi-STANDARDの公式バイオグラフィーでは、1991年の4人編成と1992年9月のボーカル脱退は記録されているものの、当該ボーカリストの氏名までは掲載されていない。
そのため、松本敦彦は結成初期の歴代メンバーとして整理されるが、現在の3人と同じように詳細な公式プロフィールが公開されているわけではない。
メンバー交代がバンドの音楽性に与えた影響1992年のボーカル脱退は、Hi-STANDARDにとって最初の大きな転換点だった。難波がベースとボーカルを兼任する形になったことで、現在まで続く独特の3ピース編成が確立された。
その後、3人は海外のパンクバンドとの共演やツアーを重ね、1990年代の日本のメロディックパンクを代表する存在へと成長した。
特に1999年の『MAKING THE ROAD』は、国内外で広く聴かれた作品として知られる。1990年代後半のインディーズシーンを語るうえで欠かせないアルバムだ。
【恒岡章の死去とZAX加入】2023年から2025年に起きた重大な変化
恒岡章は2023年2月14日に51歳で逝去長年Hi-STANDARDのドラマーを務めた恒岡章(つねおか・あきら)は、2023年2月14日に51歳で亡くなった。所属レーベルのPIZZA OF DEATH RECORDSが翌15日に公表し、音楽シーンに大きな衝撃を与えた。
恒岡は1971年生まれのドラマーで、1991年の結成から長年にわたりバンドを支えてきた。ドラムとコーラスを担当し、Hi-STANDARDのサウンドを形作る重要な存在だった。
Hi-STANDARD以外でも、さまざまなアーティストのレコーディングやライブサポートに参加。ドラマーとして幅広い活動を続けていた。
恒岡の逝去を受け、難波章浩と横山健は連名でコメントを発表。2人は悲しみを伝えるとともに、バンド活動を続ける決意を明らかにした。
「ツネちゃんの音と魂は永遠に消えません」
これは2023年2月に発表されたメンバーのコメントに含まれていた言葉だ。恒岡が残した音楽と、バンドにおける存在の大きさを示すメッセージだった。
なぜZAXが新ドラマーに選ばれたのか恒岡の逝去後、Hi-STANDARDは難波と横山の2人を中心に活動を継続した。2023年にはドラマーのオーディションも実施されたが、すぐに新メンバーを迎えることにはならなかった。
その後、ライブで複数のドラマーと共演するなかで、ZAXとの関係が深まっていく。
2025年9月24日、PIZZA OF DEATH RECORDSの公式YouTubeチャンネルで行われた生配信において、難波と横山がZAXの加入を発表。翌25日にはHi-STANDARD公式サイトにも正式加入のニュースが掲載された。
加入の背景には、技術的な評価だけでは説明できない信頼関係があった。
2025年12月のオリコン独占インタビューで、横山健はバンドの関係性について次のように語っている。
「技術以上に人間と人間の繋がりが大事なんだよ」
また、ZAX自身もPay money To my Painでメンバーを失った経験があり、恒岡を失った2人の心情に共感できたという。
つまり、ZAXの加入はドラマーの欠員を埋めるだけの人事ではなかった。長い時間を共有してきたバンドが、新たな仲間とともに活動を続けるための再出発だったのである。
2025年11月には新体制初のミニアルバムを発売新体制のHi-STANDARDは、2025年11月26日にミニアルバム『Screaming Newborn Baby』をリリースした。
全6曲を収録し、新しい3人で制作した作品として大きな意味を持つリリースとなった。
公式発表された収録曲は以下の通り。
- Song About Fat Mike
- Our Song
- Moon
- A Ha Ha
- Book Of Revelation(Cover)
- Stand By Me
この作品は、恒岡の逝去を経てバンドが新たな一歩を踏み出したことを示す作品でもある。2026年のライブ活動は、この新作を携えたツアーへとつながっていった。
【2026年の最新活動】新体制のライブとAIR JAM 2026
2026年のHi-STANDARDは、ZAXを迎えた3人体制でライブ活動を本格化させている。
Screaming Newborn Baby Tourを開催2025年11月のミニアルバム発売後、全国ツアー「Screaming Newborn Baby Tour」を開催。2025年12月の東京公演から2026年4月19日のKアリーナ横浜公演まで、ライブハウスとアリーナを巡った。
公式ツアーサイトでは各公演にSOLD OUTの表示が掲載されており、新体制への大きな関心がうかがえる。
FUJI ROCK FESTIVAL'26にも出演2026年7月24日には、新潟県の苗場スキーリゾートで開催されたFUJI ROCK FESTIVAL'26に出演。公式サイトでも出演が告知されていた。
また、9月から10月にかけては「All The Way To You Tour」を開催。熊本、鹿児島、広島、東京を巡り、ライブ活動を続けた。
AIR JAM 2026は11月7日に開催予定2026年11月5日時点で、次の大きな注目イベントが「AIR JAM 2026」だ。
公式開催情報によると、11月7日にZOZOマリンスタジアムで開催予定。Hi-STANDARD自身が主催を務め、出演アーティストには10-FEET、DANCE HALL CRASHERS、HEY-SMITH、HUSKING BEE、MAN WITH A MISSION、ザ・クロマニヨンズ、マキシマム ザ ホルモンなどが名を連ねている。
AIR JAMはHi-STANDARDのメンバー構成とは別の、バンドが主催する音楽フェスティバルだ。1997年に始まり、1998年、2000年にも開催。2011年の再始動とも深く結びついてきた。
2026年の開催は、Hi-STANDARDが単に過去の名曲を演奏するバンドではなく、日本のパンクロックシーンを牽引する存在として現在も活動していることを示す出来事でもある。
【よくある質問】ハイスタンダードメンバーに関するFAQ
Q1:2026年現在のHi-STANDARDのメンバーは誰ですか?
A1:難波章浩(ベース・ボーカル)、横山健(ギター・コーラス)、ZAX(ドラム)の3人です。2025年9月にZAXの正式加入が発表されました。
Q2:ZAXはいつからHi-STANDARDに加入しましたか?
A2:2025年9月24日の公式YouTube生配信で加入が発表され、9月25日に公式サイトでも新メンバーとして告知されました。
Q3:恒岡章はなぜHi-STANDARDを脱退したのですか?
A3:脱退したのではありません。恒岡章は2023年2月14日に51歳で逝去しました。長年バンドを支えたドラマーであり、現在もバンドの歴史に欠かせない存在です。
Q4:Hi-STANDARDの初代ボーカルは誰ですか?
A4:松本敦彦です。1991年の結成時は4人編成で、1992年9月にボーカルが脱退した後、難波章浩がボーカルを担当する3人体制になりました。
Q5:ZAXは恒岡章の後任ということですか?
A5:ドラマーという担当パートは引き継いでいますが、恒岡の音楽的な個性や存在をそのまま置き換えるという意味ではありません。ZAXは新メンバーとして加入し、独自のプレイスタイルで新体制を築いています。
Q6:Hi-STANDARDとPIZZA OF DEATH RECORDSの関係は?
A6:PIZZA OF DEATH RECORDSはHi-STANDARDと深く関係するレーベルです。バンドの作品リリースや情報発信の拠点となっており、2025年のZAX加入発表も同レーベルの公式YouTubeチャンネルで行われました。
Q7:AIR JAMの出演者はHi-STANDARDのメンバーですか?
A7:違います。AIR JAMはHi-STANDARDが主催する音楽フェスティバルで、10-FEETやHEY-SMITHなどはイベントの出演アーティストです。Hi-STANDARD自体の正式メンバーは難波章浩、横山健、ZAXの3人です。
Hi-STANDARDのメンバー構成は、1991年の4人編成から1992年の3人体制への移行、2023年の恒岡章の逝去、2025年のZAX加入という大きな変遷をたどってきた。
2026年現在の正式メンバーは難波章浩、横山健、ZAXの3人。長年のファンにとって恒岡章の存在は特別なものであり、その音楽的な功績が消えることはない。一方で、新しいドラマーを迎えたバンドは、新作の発表や全国ツアーを通じて次の段階へ進んでいる。
注目したいのは、Hi-STANDARDが過去の成功を再現することだけを目指していない点だ。2025年のオリコンインタビューでも、難波と横山は新しい自分たちの音楽を作り続ける姿勢を語っている。
歴代メンバーを知ることは、単に名前や担当パートを覚えることではない。松本敦彦が在籍した初期、難波・横山・恒岡の黄金期、そしてZAXを迎えた現在という流れを知ることで、Hi-STANDARDが歩んできた歴史と音楽への姿勢がより深く理解できる。
2026年11月7日のAIR JAM 2026も、新体制のHi-STANDARDを知るうえで見逃せない節目だ。恒岡章が残した音楽を大切にしながら、難波章浩、横山健、ZAXの3人がどのような未来を切り開いていくのか。これからの活動にも注目したい。
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