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【2026年の現在地】東妻純平はDeNAでどんな役割を担っている?

伊部 拓海 伊部 拓海 • 更新: • 公開: • 読了約 15 分
目次

2026年シーズン終了時点の東妻純平は、横浜DeNAベイスターズに所属する背番号57の捕手だ。ただし、現在の立ち位置を理解するには、一軍とファームの成績を分けて見る必要がある。

日本野球機構(NPB)の個人年度別成績では、2026年の一軍打撃成績は掲載されていない。直近の一軍出場は2025年の4試合で、2024年は3試合。2024~2025年の一軍通算成績は7試合、8打数2安打、打率.250となっている。

つまり、2026年は一軍のレギュラー捕手として定着したシーズンではなく、ファームで実戦経験を積みながら一軍への足掛かりを探るシーズンだった。

一方、ファームでは68試合に出場。打率.257、4本塁打、24打点を記録し、打撃面では一定の成果を残した。単に出場機会を待つだけではなく、実戦を通して打力を磨いている点は評価材料になる。

2026年の東妻を端的に表すなら、捕手を本職としながら、打撃力と複数ポジションへの対応力を生かして一軍入りを目指す選手という位置付けだ。

【プロフィール・経歴】東妻純平はどんな選手?背番号57の基本情報

東妻純平


東妻純平(あづま・じゅんぺい)

横浜DeNAベイスターズ
2026年シーズン終了時点
- ポジション:捕手
- 背番号:57
- 生年月日:2001年7月3日
- 年齢:25歳
- 出身地:和歌山県
- 身長・体重:174cm・83kg
- 投打:右投右打
- ドラフト:2019年4位
- 出身高校:智弁和歌山高校

東妻純平は和歌山県出身のプロ野球選手。2019年のドラフト会議で横浜DeNAベイスターズから4位指名を受け、2020年からプロ野球選手としてのキャリアをスタートさせた。

球団公式選手名鑑とNPBの登録情報によれば、身長174cm、体重83kgの右投右打。プロ入り後は捕手として登録され、2026年も背番号57を着用している。

プロフィールで注目したいのは、捕手としての能力だけでなく、高校時代から評価されていた打撃力だ。強い肩と長打力を併せ持つ選手として、プロ入り前からスカウトの関心を集めていた。

智弁和歌山高校時代に培った強肩と打撃

東妻は中学時代、紀州ボーイズで遊撃手としてプレーしていた。高校進学を機に捕手へ転向し、強肩を生かした守備で頭角を現す。智弁和歌山では1年秋から正捕手を務め、2年秋には4番打者を任されるようになった。

捕手としての守備力と打者としての長打力。その両方を備えていたことが、ドラフト候補として評価された理由の一つだ。

2019年3月のセンバツでは、熊本西高校との試合で左翼席への3ラン本塁打を記録。この時点で高校通算23号と報じられた。

当時の日刊スポーツによるスカウト評では、二塁送球の最速タイム1秒85という強肩に加え、力強い打撃も評価されていた。オリックスのスカウトからは、長打力を持つ捕手として高い評価を受けている。

「長打も打てるキャッチャー」

この評価は、東妻が高校時代から期待されていた選手像を端的に表している。守備専門の捕手ではなく、打線にも貢献できる捕手としての可能性が注目されていた。

【経歴・人物相関表】ドラフト指名からDeNA入団までの歩み

東妻純平のキャリアを理解するうえでは、高校時代の捕手転向、2019年のドラフト、プロ入り後の一軍出場という流れが重要になる。

また、兄の東妻勇輔もプロ野球選手であり、兄弟それぞれが異なる球団でキャリアを築いている。主要人物と出来事の関係を整理すると、次のようになる。

人物・出来事 関係・内容 確認できる実績・時期 東妻純平 中心人物・捕手 2001年7月3日生まれ。DeNA背番号57。 東妻勇輔 実兄・プロ野球投手 千葉ロッテ所属。2018年ドラフト2位。 智弁和歌山高校 出身校 高校入学前後に遊撃手から捕手へ転向。 2019年ドラフト プロ入りの転換点 横浜DeNAから4位指名。 2024年3月6日 兄弟対決 オープン戦で兄・勇輔から二塁打。 2026年シーズン ファームでの成長 68試合、打率.257、4本塁打、24打点。

この経歴から分かるのは、東妻が高校時代から一貫して捕手としての強肩と打撃力を評価されてきたことだ。兄も同じ智弁和歌山高校出身の投手であり、野球を通じた共通のバックグラウンドを持っている。

【2026年ファーム成績を分析】打率.257、4本塁打、24打点の意味

2026年の東妻純平を評価するうえで、最も重要なのがファームの打撃成績だ。NPBが公表する2026年シーズン終了時の個人成績を見ると、68試合で204打席、183打数47安打を記録している。


2026年ファーム打撃成績



.257


打率


4本


本塁打


24


打点


68


試合


.327


出塁率


.410


長打率


安打
47本


二塁打
14本


三塁打
1本


三振
38個


四球
15個

出典:NPB 2026年度ファーム・リーグ個人打撃成績。シーズン終了時。

注目したいのは、打率だけでなく長打率が.410に達している点だ。47安打のうち14本が二塁打で、単打だけに依存しない打撃内容になっている。

本塁打4本に加え、二塁打14本という数字は、長打を生み出す能力がファームで一定の結果につながっていることを示す。出塁率も.327であり、打率を上回る数字を残した。

ただし、三振は38個、四球は15個。打席の質をさらに高めるには、好球必打だけでなく、ボールの見極めや打席ごとの対応力も磨いていきたいところだ。

2024年から2026年までのファーム成績の変化

東妻のファーム成績を3年間で比較すると、打率は着実に上向いている。

- 2024年:77試合、打率.194、5本塁打、16打点
- 2025年:75試合、打率.244、3本塁打、26打点
- 2026年:68試合、打率.257、4本塁打、24打点

2024年の打率.194から2025年には.244へ上昇し、2026年は.257まで伸ばした。3シーズン連続でファームの実戦経験を積みながら、打率を改善している点は見逃せない。

2025年と比較すると、2026年は出場試合数が減った一方で、本塁打は3本から4本に増加。長打率も.357から.410へ上昇している。打撃の質という面では、改善の跡が数字に表れている。

もっとも、ファームでの成績向上がそのまま一軍での活躍を保証するわけではない。次の段階では、一軍投手の球威や変化球への対応力が問われる。

捕手としての出場機会にも注目

2026年の成績を分析する際、もう一つ重要なのが守備位置だ。

プロ野球データプラスの守備位置別集計では、2026年のファームで東妻は外野手として52試合、捕手として5試合に出場している。捕手登録の選手でありながら、実際の起用では外野守備の割合が大きかった。

NPBのファーム捕手守備成績では、5試合で守備率.947、盗塁阻止率.333。捕逸は0だった。

この数字は、捕手としての実力を判断するにはまだサンプルが限られていることも意味する。捕手としての能力を一軍で証明するには、試合を通じた守備機会を増やすことが欠かせない。

【兄・東妻勇輔との関係】2024年の兄弟対決で見せた実力


- 東妻純平の実兄
- 1996年4月4日生まれ
- 和歌山県出身
- 投手・右投右打
- 智弁和歌山高校出身
- 2018年ドラフト2位
- 2026年は千葉ロッテ所属

東妻純平の兄は、千葉ロッテマリーンズの投手・東妻勇輔だ。兄も智弁和歌山高校出身で、日本体育大学を経て2018年のドラフト2位でロッテに入団した。

兄が2018年、弟が2019年のドラフトで指名され、2人は異なる球団でプロ野球選手としての道を歩んでいる。

兄弟の関係で特に話題になったのが、2024年3月6日のDeNA対ロッテのオープン戦だ。

2024年3月6日、兄から放った二塁打

この日の試合では、DeNAが2点リードしていた7回1死一塁の場面で、東妻純平が代打として登場。マウンドには兄の東妻勇輔が立っていた。

初球をファウルにした後、兄が投じた145キロの球を左中間へ打ち返し、二塁打を記録した。

兄弟が同じプロ野球の舞台に立つだけでも珍しいが、投手と打者として直接対戦し、弟が結果を残したことは印象的な出来事だった。

この試合は単なる家族間の話題にとどまらない。東妻純平にとって、プロの投手から長打を放てる打撃力を示した実戦の一つでもある。

なお、兄弟対決という話題性と、プロとしての評価は分けて考える必要がある。2024年の二塁打は記憶に残る結果だが、レギュラー争いを左右するのは年間を通じた成績と守備での貢献だ。

【捕手としての実力と今後の展望】一軍定着への課題は何か

東妻純平の魅力は、強肩と長打力を兼ね備えた捕手という点にある。高校時代にはスカウトから高い評価を受け、プロ入り後もファームで打撃成績を積み重ねてきた。

しかし、2026年終了時点の成績を踏まえると、今後の評価を左右する要点は明確だ。

1. 捕手としての実戦経験を増やせるか

最大の課題は、本職である捕手としての出場機会だ。2026年のファームでは外野手としての出場が多く、捕手としての出場は5試合だった。

複数ポジションを守れることはチームにとって利点になる。しかし、捕手として一軍で起用されることを目指すなら、投手との連係、配球、捕球、送球、走者への対応など、捕手特有の能力を実戦で示す必要がある。

高校時代に強肩を評価された選手だからこそ、送球能力だけでなく、試合全体を組み立てる捕手としての成長にも期待が集まる。

2. ファームで伸びた打撃を一軍につなげられるか

2026年の打率.257は、過去2年間と比べても改善した数字だ。特に長打率.410という結果は、打撃面の成長を考えるうえで重要になる。

一軍で出場機会を獲得するには、限られた打席で結果を残す対応力が必要だ。ファームで積み上げた二塁打や本塁打を、一軍の投手相手にも再現できるかが注目される。

3. 捕手と外野のユーティリティー性を生かせるか

2026年に外野での出場が多かったことは、東妻の起用法を考えるうえで重要な材料だ。

捕手に加えて外野も守れるなら、チーム事情に応じて出場機会を得られる可能性が広がる。一方で、複数ポジションを守ることと、本職である捕手として高い評価を得ることは別の課題でもある。

今後は、ユーティリティー性を武器にしながら、捕手としての専門性をどこまで高められるかが問われる。

4. 2027年に向けて注目したい評価基準

2026年の数字を踏まえ、次のシーズンで東妻の成長を判断する際には、次のポイントを見ておきたい。

- 打撃: 打率.257を維持・向上させ、長打を継続して記録できるか。
- 出塁: 出塁率.327をさらに伸ばし、四球を選ぶ能力を高められるか。
- 捕手守備: 捕手としての出場数を増やし、送球や投手との連係で存在感を示せるか。
- 一軍実績: 代打や途中出場を含め、一軍で継続的な出場機会を得られるか。

特に注目したいのは、ファームでの打撃成績と捕手としての守備経験を両立できるかどうかだ。2026年は打率の改善が見られた一方、一軍での出場実績はなかった。次の段階では、数字の成長を一軍での役割獲得につなげることが目標になる。

【東妻純平に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:東妻純平は2026年現在、どこの球団に所属していますか?

横浜DeNAベイスターズです。背番号57の捕手として登録されています。2026年シーズン終了時点で25歳、プロ7年目の選手です。

Q2:東妻純平の2026年ファーム成績は?

68試合に出場し、打率.257、4本塁打、24打点を記録しました。出塁率は.327、長打率は.410です。

Q3:東妻純平の一軍成績はどのくらいですか?

NPBの年度別打撃成績では、2024年に3試合、2025年に4試合出場しています。2024~2025年の通算成績は7試合、8打数2安打、打率.250です。2026年の一軍打撃成績は掲載されていません。

Q4:東妻純平の兄は誰ですか?

兄は千葉ロッテマリーンズの投手・東妻勇輔です。兄は2018年ドラフト2位、弟は2019年ドラフト4位で、それぞれプロ入りしました。

Q5:東妻純平と東妻勇輔は兄弟対決をしたことがありますか?

あります。2024年3月6日のDeNA対ロッテのオープン戦で対戦し、純平が兄・勇輔から左中間への二塁打を放ちました。

Q6:東妻純平は捕手として評価されていますか?

高校時代は強肩と長打力を持つ捕手としてスカウトから評価されました。2026年はファームで外野手としての出場が多かったため、今後は捕手としての実戦経験を増やし、一軍で守備力を示せるかが注目点です。

東妻純平は、智弁和歌山高校で強肩と打撃力を評価され、2019年ドラフト4位で横浜DeNAベイスターズに入団した捕手だ。兄・東妻勇輔もプロ野球選手であり、2024年にはオープン戦で兄弟対決を実現させている。

2026年シーズンはファーム68試合で打率.257、4本塁打、24打点を記録。2024年から3年連続で打率を改善し、長打率も.410まで上昇した。打撃面では着実な前進が見られる。

一方、一軍出場実績はまだ限られており、2026年は一軍での打撃成績もない。ファームでの守備位置も外野が中心だったため、捕手としての実力を一軍で示すことが次の大きなテーマになる。

東妻純平の2027年に向けた最大の注目点は、ファームで伸ばした打撃力を一軍で発揮しながら、捕手としての出場機会をどこまで増やせるかだ。

背番号57の若き捕手が、打てる捕手としての持ち味と複数ポジションを守れる柔軟性をどう生かすのか。DeNAでの今後の成長を追ううえで、引き続き注目したい選手の一人である。

主な情報出典: 横浜DeNAベイスターズ公式選手名鑑・ファーム成績、日本野球機構(NPB)年度別成績・2026年度ファーム公式記録、週刊ベースボールONLINE、日刊スポーツ、千葉ロッテマリーンズ公式選手名鑑。

※成績は2026年シーズン終了時点の公表記録に基づいています。

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コンテンツディレクター 伊部 拓海
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映画・ドラマ担当。公開資料と一次報道を照合し、ネタバレの扱いには線引きルールを設けています。

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