お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザーは、バイセクシュアルであることを公言してきた芸能人の一人です。2016年に出演したテレビ番組では、男性と女性のどちらにも恋愛感情を抱くことを認め、男女の好みについて「季節で変動する」と独特の恋愛観を披露しました。加えて、櫻井翔から性的指向について質問された際には、キャラクター設定ではないことも明言しています。
一方、2025年8月10日には女優の二階堂ふみとの結婚を発表。2026年2月には別々に暮らす夫婦生活が明らかになり、同年10月にも本人が結婚について語っています。異性との結婚によってバイセクシュアルではなくなったのか、過去の発言は本当だったのか。2016年のテレビ出演から2026年の最新報道までを時系列で整理し、本人の発言と性的指向をめぐる誤解を解説します。
【結論】カズレーザーのバイセクシュアル公言は事実?2016年の本人発言を検証

まず結論から整理すると、カズレーザーがバイセクシュアルであることを公言したのは事実です。単に周囲からそう紹介されていたわけではなく、本人がテレビ番組で質問に答え、自分の性的指向について明確に認めています。
特に注目したいのが、2016年7月28日放送のTBS系「櫻井・有吉THE夜会」です。番組では、嵐の櫻井翔がカズレーザーにバイセクシュアルについて質問しました。
2016年7月29日付の日刊スポーツによると、カズレーザーは自身の性的指向について、次のように回答しています。
「ホントです。キャラでやるにはリスクがでかすぎます」
この発言で重要なのは、単に「バイセクシュアルです」と答えただけではない点です。テレビ上のキャラクターや笑いを取るための設定ではないかという疑問に対し、本人が明確に否定しているのです。
当時のカズレーザーは、赤い服と金髪という強烈なビジュアルに加え、独自の価値観を隠さず話す芸風で注目を集めていました。性的指向についても、バラエティー番組の笑いに変えながら、自分自身のこととして説明していたことが分かります。
また、2016年7月にはフジテレビ系「有吉弘行のダレトク!?」でも、バイセクシュアルについて質問されています。このときは「幸せな感覚ですね」と答え、男女に関係なく、自分を好きになってくれる人がよいという恋愛観を語りました。
これらの発言を総合すると、カズレーザーのバイセクシュアル公言は、本人の言葉によって裏付けられたものです。少なくとも、単なる芸能活動上のキャラクターだったとする見方には、本人の当時の説明と整合しない部分があります。
なお、2016年の発言が確認できることと、2026年現在の本人の内面的な自己認識を第三者が断定することは別問題です。公に確認できる範囲では、過去の発言を撤回したという情報は見当たりません。
【2016年の発言】カズレーザーは男女どちらも好き?季節で変動する恋愛観
カズレーザーのバイセクシュアル発言が広く知られるようになった理由の一つが、男女のどちらを好きになるのかについて、本人がユーモアを交えて説明したことです。
2016年8月12日放送のフジテレビ系「ダウンタウンなう」では、坂上忍からバイセクシュアルなのかと尋ねられ、本人は肯定。その後、松本人志から男性と女性の好みの割合について質問されました。
そこで飛び出したのが、次の発言です。
「季節で変動するんです」
加えて、夏と冬では好みが違うという独自の説明を展開しました。
「夏は露出が多いから女性がいいな~って思うんですけど、冬は男性の方がシルエットがかっこいいんです」
このやり取りは、2016年8月12日付のデイリースポーツでも報じられています。
男女のどちらか一方に限定するのではなく、両方に魅力を感じるという本人の説明が、バラエティー番組らしい軽妙なトークとして伝わった場面でした。
好きな男性・女性のタイプも具体的に明かしていた同年7月24日放送のTBS系「サンデー・ジャポン」では、結婚相手として理想的な芸能人を聞かれ、女性なら天海祐希、男性なら松坂桃李の名前を挙げています。
女性については、きれいな雰囲気やオーラに魅力を感じると説明。男性についても松坂桃李の容姿を高く評価していました。
加えて、2016年7月20日にRBB TODAYが報じた「有吉弘行のダレトク!?」の出演内容では、男性の好みについて「美しい方」と回答。共演者をルックス、スマートさ、セクシーさという3つの観点で採点する独自の恋愛観も披露しています。
こうした発言から分かるのは、カズレーザーが男女の両方を恋愛対象として語りながら、相手の外見や雰囲気、人柄にも注目していたことです。
ただし、「季節で変動する」という説明を、性的指向そのものが季節によって変化するという医学的・心理学的な定義として受け取るのは適切ではありません。あくまで本人が番組内で語った好みについての表現です。
【時系列で整理】カズレーザーの性的指向と二階堂ふみとの関係・結婚まで
カズレーザーのバイセクシュアル公言から二階堂ふみとの結婚までを整理すると、2016年のテレビ出演と2025年の結婚発表の間には約9年の時間があります。
また、二階堂ふみ自身も以前からカズレーザーのファンであることを公言しており、結婚発表後には過去のテレビ共演も改めて注目されました。
| 時期 | 出来事・関係者 | 確認できる内容 |
|---|---|---|
| 2016年1月13日 | イベント・ORICON NEWS | バイセクシュアルであることを認め、独自の恋愛観を披露。 |
| 2016年7月20日 | 有吉弘行のダレトク!? | 男性の好みについて「美しい方」と回答。男女を問わない恋愛観を説明。 |
| 2016年7月28日 | 櫻井・有吉THE夜会 | バイセクシュアルは本当だと回答。キャラクター設定ではないと説明。 |
| 2016年8月12日 | ダウンタウンなう | 男女の好みについて「季節で変動する」と発言。 |
| 2025年8月10日 | カズレーザー・二階堂ふみ | 双方が公式発表を通じて入籍を報告。 |
| 2026年2月27日 | 二階堂ふみ・エガちゃんねる | 二階堂が別々に暮らす夫婦生活やテレビ電話での交流について説明。 |
| 2026年10月20日 | カズレーザー・イベント出演 | 結婚について本人が改めて言及し、現在も既婚者であることを話した。 |
この年表から注目できるのは、2016年の性的指向に関する発言と、2025年の結婚発表が矛盾する出来事ではないという点です。
カズレーザーは2016年の時点で、男女の両方を恋愛対象として認識していると説明していました。その後、2025年に女性である二階堂ふみと結婚しています。しかし、特定の女性を人生のパートナーに選んだことだけで、過去の性的指向が否定されるわけではありません。
二階堂ふみも2016年のテレビ番組でカズレーザーが好みのタイプだと明かしており、2017年には番組で初共演。2025年の結婚発表によって、以前からの好意を含む2人の関係が改めて話題になりました。
【結婚後の現在2026】カズレーザーと二階堂ふみは別居婚?夫婦生活の実態
2025年8月10日、カズレーザーと二階堂ふみは、それぞれの公式発信を通じて結婚を発表しました。
カズレーザーは連名の発表文で、2人の結婚について次のように伝えています。
「最後は笑って前を向ける、そんなゆるく朗らかな家庭を築いていきたいと思います。」
二階堂ふみも所属事務所の公式サイトを通じて入籍を報告し、今後も芸能活動を継続することを発表しました。
この結婚は芸能界でも大きな驚きをもって受け止められました。二階堂は以前からカズレーザーのファンであることを公言していた一方、交際については広く知られていなかったためです。
2026年2月、二階堂ふみが別居婚の生活を明かす結婚後の生活について具体的な情報が出たのは、2026年2月27日です。
お笑いタレントの江頭2:50が自身のYouTubeチャンネル「エガちゃんねる」に二階堂ふみをゲストとして招き、新婚生活について質問しました。
二階堂は、現在カズレーザーとは別々に暮らしていることを明かしています。夫婦の交流については、次のように説明しました。
「遊びに来てもらっています。テレビ電話したりとか、おしゃべりしたりとか」
この内容はテレビ朝日系のニュースでも報道されました。
つまり、2026年2月時点で確認できる夫婦生活は、同じ家で常に一緒に暮らすスタイルではなく、それぞれの生活拠点を持ちながら交流する形です。
結婚発表当時、カズレーザーは芸人仲間とのシェアハウス生活を続けており、新居とシェアハウスを行き来していることも伝えられていました。別々に暮らすという選択には、こうした生活スタイルも関係していると考えられます。
2026年10月にはカズレーザー本人が結婚を改めて報告加えて、2026年10月20日には、メイプル超合金が出演した「インクもリサイクルしようプロジェクト発表会」で、カズレーザーが結婚について言及しました。
TBS NEWS DIGによると、アンバサダー就任から10年を迎えたことに関連して、カズレーザーは結婚したことを近年の大きな変化として紹介しています。
「私、結婚してますからね。ここ数年で一番変わってる」
この発言は、2025年の結婚発表から約1年後にも、本人が結婚生活について公の場で話していることを示すものです。
2026年11月4日時点で整理すると、二階堂ふみが同年2月に別居婚を明かし、カズレーザーは10月にも結婚を公に語っています。別々に暮らしていることと、夫婦関係が解消されたことは同じではありません。
なお、別居の具体的な理由や今後の同居予定など、夫婦のプライベートに関する詳細は公表されていません。現在の生活を、離婚や不仲の証拠として解釈するのは早計です。
【基礎知識】バイセクシュアルとは?異性との結婚で性的指向は変わるのか
カズレーザーの結婚をめぐって生まれた疑問を理解するには、バイセクシュアルという言葉の意味を正しく知る必要があります。
バイセクシュアルとは、一般に男性と女性の両方に恋愛感情や性的魅力を感じる性的指向を指します。日本語では両性愛と呼ばれます。
文部科学省が示す性的指向に関する用語の説明や、日本スポーツ協会の「体育・スポーツにおける多様な性のあり方ガイドライン」でも、バイセクシュアルは男女両方に魅力を感じる性的指向として整理されています。
性的指向と結婚相手は別の概念ここで押さえておきたいのは、性的指向と実際に選ぶパートナーは別の概念だということです。
例えば、バイセクシュアルの人が男性と結婚した場合でも、その人の性的指向が必ず異性愛に変わるわけではありません。同様に、女性と結婚したからといって、同性に魅力を感じなくなったと判断することもできません。
結婚は、特定の相手と人生をともにするという選択です。一方、性的指向は、どのような性別の人に恋愛感情や性的魅力を抱くかという、その人の性のあり方を示しています。
この2つを混同すると、異性と結婚したバイセクシュアルの人に対して「本当は異性愛者だったのではないか」という誤った疑問が生まれます。
男女を好きになる割合が同じとは限らないもう一つの誤解は、バイセクシュアルであれば男性と女性を必ず同じ割合で好きになるという考え方です。
バイセクシュアルという言葉は、男女への魅力が常に50対50であることを条件としていません。どちらに強く惹かれるか、どのような相手を好きになるかは個人によって異なります。
カズレーザーが2016年に「季節で変動する」と話したのも、本人の恋愛観を表現したものです。その発言をもとに、すべてのバイセクシュアルの人に共通する特徴だと考えることはできません。
性的指向は、恋愛相手の性別や結婚歴だけで単純に判定できるものではないのです。
【プロの結論】カズレーザーの性的指向をめぐる誤解とバイフォビアの問題
カズレーザーのケースで注目したいのは、2016年にバイセクシュアルであることを明言していた人物が、2025年に女性と結婚したことで、過去の発言まで疑問視する見方が生まれた点です。
この問題には、バイセクシュアルに対する社会的な誤解が表れています。
誤解1:女性と結婚したならバイセクシュアルではないこれは性的指向とパートナー選択を混同した考え方です。
バイセクシュアルの人が異性と結婚することは、その性的指向と矛盾しません。カズレーザーが二階堂ふみを人生のパートナーに選んだことと、2016年に本人が語った性的指向は、別々に理解する必要があります。
誤解2:バイセクシュアルなら誰でも恋愛対象になるこれも正しくありません。
男性と女性の両方に魅力を感じることと、性別を問わずすべての人を好きになることは違います。恋愛対象となる性別の範囲と、個々の相手に対する好みや魅力は区別されます。
カズレーザー自身も2016年の番組で、好みの人物を具体的に挙げていました。バイセクシュアルであることは、恋愛対象に際限がないという意味ではありません。
誤解3:結婚後は性的指向を公言できなくなる結婚によって、本人が過去に公言した性的指向を否定しなければならない理由はありません。
また、結婚後に性的指向について詳しく語るかどうかは本人の自由です。芸能人であっても、夫婦生活や恋愛感情のすべてを公開する義務はありません。
バイフォビアとは何かこうした誤解が、バイセクシュアルの人に対する偏見や否定的な態度につながることがあります。バイセクシュアルの人、あるいはそうであると思われた人に対する差別的・否定的な感情や態度は、バイフォビアと呼ばれます。
日本スポーツ協会のガイドラインでも、バイフォビアは性的指向に関する差別や否定的な態度の一つとして説明されています。
特に、異性と交際しているバイセクシュアルの人に対して「結局は異性愛者」「過去の公言は嘘だった」と決めつけることは、本人の性的指向を一方的に否定することにつながります。
カズレーザーの結婚をめぐる話題も、単なる芸能人の恋愛ニュースとして消費するだけではなく、性的指向と結婚の関係を考えるきっかけになります。
情報を見極める際には、次の3点が判断基準になります。
- 本人の発言を優先する:第三者による憶測よりも、テレビ出演や公式発表で本人が語った内容を重視する。
- 結婚と性的指向を区別する:異性婚・同性婚のどちらであっても、それだけで本人の性的指向を決めつけない。
- 夫婦の生活スタイルを尊重する:別居婚や別々の生活拠点を、不仲や離婚と短絡的に結びつけない。
カズレーザーの発言をめぐる話題から分かるのは、性的指向は一つの恋愛関係や結婚だけでは説明できないということです。本人が公に語った言葉と、その後の人生の選択を切り離して考えることが、誤解を避けるための基本になります。
【カズレーザーのバイセクシュアル】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:カズレーザーがバイセクシュアルというのは本当ですか?
A1:本当です。2016年7月28日放送の「櫻井・有吉THE夜会」で本人が認め、「キャラでやるにはリスクがでかすぎます」と説明しています。
Q2:カズレーザーは男性と女性のどちらも好きなのですか?
A2:本人は男女の両方が恋愛対象になることを公言しています。2016年の「サンデー・ジャポン」では女性のタイプに天海祐希、男性のタイプに松坂桃李を挙げました。
Q3:カズレーザーは二階堂ふみとの結婚後、バイセクシュアルではなくなったのですか?
A3:そのような発表はありません。異性と結婚したことだけで性的指向が変わったとは判断できません。2026年11月4日時点で、本人が過去の公言を撤回したという公表情報も確認されていません。
Q4:カズレーザーと二階堂ふみは2026年現在も別居婚ですか?
A4:2026年2月27日、二階堂ふみが江頭2:50のYouTubeチャンネルで、別々に暮らしながら交流していることを明かしました。同年10月20日にはカズレーザー本人も結婚について改めて言及しています。
Q5:カズレーザーの「季節で変動する」という発言はどういう意味ですか?
A5:2016年8月の「ダウンタウンなう」で、夏は女性、冬は男性に魅力を感じるという独自の説明をしたものです。男女の好みについての本人のユーモラスな表現であり、バイセクシュアル全体に当てはまる特徴ではありません。
カズレーザーがバイセクシュアルであることを公言していたのは事実です。2016年7月の「櫻井・有吉THE夜会」では、本人が「ホントです」と明言し、キャラクター設定ではないことを説明しました。
また、同年8月の「ダウンタウンなう」では、男女の好みが季節によって変動するという独特の恋愛観も披露しています。
その後、2025年8月10日に二階堂ふみとの結婚を発表。2026年2月には二階堂が別居婚の生活を語り、同年10月にはカズレーザー本人が結婚について改めて言及しました。
これらの出来事を時系列で見ると、異性との結婚とバイセクシュアルであることは両立するものであり、結婚したから過去の公言が嘘になるわけではありません。
【プロの結論】カズレーザーのバイセクシュアルをめぐる疑問に対する答えは、2016年の本人の発言が明確な出発点です。そして、2025年の結婚や2026年の別居婚報道は、その性的指向を否定する材料にはなりません。芸能人の恋愛や結婚を読み解く際にも、本人の言葉、実際に公表された出来事、第三者による推測を区別することが大切です。
今後も夫婦生活や仕事について新たな発言があれば注目されますが、2人が選んだ生活スタイルと、カズレーザー自身の性的指向は、それぞれ独立した事柄として尊重されるべきでしょう。
主な参照資料・報道
- 日刊スポーツ(2016年7月29日、2025年8月10日)
- デイリースポーツ(2016年8月12日)
- RBB TODAY(2016年7月20日)
- ORICON NEWS(2016年1月13日)
- テレビ朝日ニュース(2025年8月10日、2026年2月27日)
- TBS NEWS DIG(2026年10月20日)
- 日本スポーツ協会「体育・スポーツにおける多様な性のあり方ガイドライン」