小林薫さんは、1951年9月4日生まれ、京都府出身の俳優です。所属事務所ニコフイルムの公式プロフィールにも同じ生年月日が掲載されています。
2026年11月5日時点では75歳。芸能界から引退したという情報はなく、2026年秋には代表作『深夜食堂』の新シリーズに主演するなど、俳優としての活動を続けています。
特に注目されているのが、前作から7年ぶりに制作された『深夜食堂6』です。MBS・TBSのドラマイズム枠で2026年10月20日に放送が始まり、小林さんは引き続き食堂のマスターを演じています。
番組公式情報によると、放送時間はMBSが毎週火曜深夜0時59分、TBSが毎週火曜深夜1時26分。TBS放送後には1週間の無料見逃し配信も案内されています。
『深夜食堂6』で再びマスターを演じる『深夜食堂』は、安倍夜郎さんの漫画を原作とするテレビドラマです。2009年に小林薫さん主演でスタートし、深夜営業の小さな食堂「めしや」を舞台に、訪れる客たちの人生や人間模様を描いてきました。
シリーズの歩みは次のとおりです。
- 2009年:『深夜食堂』
- 2011年:『深夜食堂2』
- 2014年:『深夜食堂3』
- 2016年:『深夜食堂4』『深夜食堂5』
- 2026年:『深夜食堂6』
第4部と第5部はNetflixオリジナルドラマとして制作され、海外190カ国で配信されてきました。今回の第6部では、前作から7年を経て、スタッフや常連キャストが再集結しています。
MBSの発表では、不破万作さん、綾田俊樹さん、安藤玉恵さん、宇野祥平さん、松重豊さん、余貴美子さん、オダギリジョーさんら、おなじみの出演者も復帰。総勢21名の常連キャストが登場します。
第1話では、コロナ禍の2021年に客足が途絶えたマスターが、しばらく店を閉めるという状況から物語が始まります。時代の変化を取り込みながらも、食堂に集まる人々の温かい交流という作品の基本的な魅力は受け継がれています。
2026年9月のクランクインのインタビューでは、小林さん自身も突然のシリーズ再開に驚き、久しぶりの撮影現場では出演者やスタッフと和やかに仕事ができたと振り返っています。また、7年という時間を経て、登場人物も演じる側も年齢を重ねたことに触れていました。
単なる過去作の復活ではなく、出演者と登場人物が同じ時間を重ねてきたことも、今回のシリーズならではの見どころです。
小林薫さんの近年の出演作を振り返ると、テレビドラマ、映画、アニメーション映画と幅広いジャンルに活動の場を広げています。
特に2024年から2026年にかけては、歴史ドラマ、社会派サスペンス、沖縄を舞台にした警察ドラマ、アニメーション映画など、作品ごとに異なる人物を演じています。
近年の出演作品と役柄一覧出演作品と役名は、所属事務所の出演情報、NHKオンデマンド、WOWOW、フジテレビ、各作品の公式発表をもとに整理しています。
NHK朝ドラ『虎に翼』では穂高重親を演じた2024年のNHK連続テレビ小説『虎に翼』では、穂高重親役として出演しました。
同作は、日本初の女性弁護士の一人である三淵嘉子さんをモデルにした物語です。小林さんが演じた穂高重親は、主人公の寅子にとって重要な存在となる法律家です。
小林さんの持ち味である落ち着いた語り口や、人物の背景を感じさせる演技が生かされた役柄でした。所属事務所も2024年4月1日付で出演を告知しています。
NHK特集ドラマ『憶えのない殺人』では元警察官役2025年2月22日にNHK BSで放送された『憶えのない殺人』では、主人公の佐治英雄を演じました。
佐治は、警察官を退職した元警官です。近隣で発生した殺人事件をめぐり、刑事の北嶺亜弓(尾野真千子さん)から疑いを向けられます。
加えて、佐治自身も認知症を患っているため、自分が本当に犯人ではないのかという不安に直面します。
無実を証明しようとする元警察官の誇りと、記憶が揺らぐ恐怖。その二つを抱える難しい人物を小林さんが演じています。
本作は、単純な犯人探しではなく、記憶と自分自身の認識をテーマにしたヒューマンミステリーです。
WOWOW『1972 渚の螢火』では琉球警察のベテラン刑事2025年のWOWOWオリジナル連続ドラマ『1972 渚の螢火』では、玉城泰栄役を務めました。
舞台は、沖縄の本土復帰を目前に控えた1972年。100万ドルを積んだ現金輸送車が襲撃される事件を発端に、琉球警察、地元ギャング、アメリカ側の関係者を巻き込んだ捜査が展開します。
小林さんが演じる玉城は、琉球警察のベテラン刑事で、本土復帰特別対策室の室長。主人公の真栄田太一(高橋一生さん)を支える父親代わりの存在でもあります。
タイトルの「1972」は物語の時代設定であり、作品自体は2025年に制作・放送されたドラマです。歴史的背景を持つ重厚なサスペンスにおいても、小林さんの演技が作品を支えています。
アニメ映画『ホウセンカ』では主人公の現在の声を担当2025年10月10日公開のアニメーション映画『ホウセンカ』にも出演しています。
本作は『オッドタクシー』を手がけた木下麦監督と、脚本家の此元和津也さんが組んだオリジナル作品です。
小林さんは、無期懲役囚として独房で死を迎えようとしている老人・阿久津実の現在の声を担当。若い頃の阿久津は戸塚純貴さんが演じ、同じ人物の過去と現在を二人の俳優が表現しています。
実写ドラマだけでなく、声の演技でも年齢を重ねた人物の人生や感情を伝えている点は、近年の活動を語るうえで見逃せません。
【若い頃の俳優経歴】状況劇場から映画・テレビの名優へ

小林薫さんの俳優人生は、テレビドラマから始まったわけではありません。出発点は、唐十郎さんが主宰していた劇団「状況劇場」での舞台活動でした。
1971年に状況劇場へ入団京都府京都市で生まれた小林さんは、兄の演劇活動などをきっかけに芝居に関心を持つようになりました。
唐十郎さん率いる状況劇場の京都公演を観たことをきっかけに上京し、1971年に同劇団へ入団。舞台俳優として経験を積みます。
1973年の『ベンガルの虎』『海の牙』などで注目を集め、1975年には『蛇姫様』で主演。根津甚八さんと並ぶ看板俳優として知られるようになりました。
1980年に状況劇場を退団した後は、映画やテレビドラマへと活動の幅を広げていきます。
映画デビューから人気俳優になるまで映画では1977年の『はなれ瞽女おりん』への出演を経て、1979年の藤田敏八監督作品『十八歳、海へ』で本格的に注目されました。同作では報知映画賞新人賞を受賞しています。
1982年のNHK大河ドラマ『峠の群像』、1983年のTBSドラマ『ふぞろいの林檎たち』への出演によって、テレビ視聴者にも広く知られるようになりました。
さらに1985年には森田芳光監督の『それから』、神代辰巳監督の『恋文』で助演男優賞を獲得。演技力が映画界でも高く評価されました。
その後も、映画『秘密』『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』、ドラマ『ナニワ金融道』『Dr.コトー診療所』など、長いキャリアの中で多くの作品に出演しています。
テレビ東京の『美の巨人たち』ではナレーションも担当し、俳優以外の分野でも活動してきました。
若い頃から現在までの代表的な転換点- 1971年:状況劇場に入団。舞台俳優として活動を開始。
- 1975年:舞台『蛇姫様』で主演。
- 1977年:映画『はなれ瞽女おりん』に出演。
- 1980年:状況劇場を退団し、映像作品での活動を本格化。
- 1983年:『ふぞろいの林檎たち』で知名度を高める。
- 1985年:映画『それから』『恋文』で演技が高く評価される。
- 2009年:『深夜食堂』のマスター役で新たな代表作を確立。
- 2026年:75歳で『深夜食堂6』に主演。
小林さんの特徴は、若い頃から培ってきた舞台経験を土台に、映画、テレビ、ナレーション、声優と表現方法を広げてきたことです。
特定のジャンルや役柄に固定されず、年齢や作品の世界観に合わせて演じ方を変えられることが、長く第一線で活動できている理由の一つと考えられます。
【結婚歴・妻・家族】小梅との再婚と過去の結婚生活
小林薫さんの私生活については、結婚歴や妻の名前、子どもの存在が関心を集めています。
公表されている情報を整理すると、小林さんには過去の結婚と離婚があり、その後、女優・モデルとして活動していた小梅さんと再婚した経緯があります。
1人目の妻は女優の中村久美小林さんは1984年に女優の中村久美さんと結婚しました。
しかし、1995年に離婚しています。この結婚については、映画情報データベースKINENOTEのプロフィールにも記録されています。
離婚に至った具体的な理由や夫婦間の詳細な事情については、本人の公的な説明として広く確認できる情報は限られています。
再婚相手は女優・モデルの小梅小林さんは、2009年12月に女優・モデルの小梅さんと再婚しています。
この事実が報道されたのは2011年9月3日です。日刊スポーツによると、当時59歳だった小林さんと38歳だった小梅さんの結婚を所属事務所が明らかにしました。
報道では、二人の年齢差は21歳とされています。
また、再婚の公表時には、すでに長男が誕生していたことも明らかになりました。長男の誕生は2010年と報じられています。
つまり、小梅さんとの再婚はネット上の憶測ではなく、所属事務所の発表をもとに報じられた事実です。
小林薫の結婚歴と家族関係
1984年
最初の結婚
妻:女優・中村久美さん
1995年
離婚
最初の結婚生活が終了
2009年12月
再婚
妻:女優・モデルの小梅さん
2010年
長男誕生
再婚後、第一子となる男児が誕生
出典:日刊スポーツ、KINENOTEの結婚歴に関する記録。
なお、現在の家族の日常生活や子どもの詳しいプロフィール、夫婦のプライベートな過ごし方などは、広く公表されていません。
小林さんは俳優としての仕事を中心にメディアに登場しており、家族について必要以上に語らないスタンスがうかがえます。
【俳優としての魅力】75歳でも出演が続く理由と作品の選び方
小林薫さんの現在を理解するうえで重要なのは、出演本数だけではなく、どのような役柄を任されているかという点です。
2024年から2026年までの出演作を見ると、人物像の異なる役を幅広く演じていることが分かります。
人生経験を感じさせる人物表現『深夜食堂』のマスターは、必要以上に客に干渉せず、それぞれの人生を静かに受け止める人物です。
一方、『憶えのない殺人』では、自分の記憶さえ信じられなくなる元警察官を演じています。『1972 渚の螢火』では、捜査の中心となるベテラン刑事として、物語に重みを与えています。
さらに『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』では、渋谷のジャズ喫茶「テンペスト」のマスター・風呂須太郎役を担当。三谷幸喜さんの脚本作品にも初参加しました。
同作は2025年10月にフジテレビ系で放送され、菅田将暉さん、二階堂ふみさん、神木隆之介さん、浜辺美波さんらが出演しています。
今から小林薫の作品を見るなら何がおすすめ?これから小林さんの作品を見てみたい人は、好みに合わせて選ぶと魅力が分かりやすくなります。
- 人間ドラマが好きな人:『深夜食堂』。食事を通じて人々の人生を描く作品。
- 心理描写を楽しみたい人:『憶えのない殺人』。記憶と自分自身への疑念を扱うドラマ。
- 歴史・社会派サスペンスが好きな人:『1972 渚の螢火』。沖縄の本土復帰前を背景にした事件劇。
- アニメーション映画が好きな人:『ホウセンカ』。小林さんの声の演技を楽しめる作品。
- 若い頃からのキャリアを知りたい人:『ふぞろいの林檎たち』や『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』。
こうして並べると、小林さんの魅力は、主演作だけに限定されないことにもあります。作品の中心人物を演じる場合も、脇を固める場合も、人物の生活感や背景を自然に感じさせる演技が持ち味です。
【小林薫の現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:小林薫は2026年現在何歳ですか?
A1:1951年9月4日生まれで、2026年11月5日現在は75歳です。
Q2:小林薫の現在の妻は誰ですか?
A2:2009年12月に再婚した相手は、女優・モデルの小梅さんです。2011年に所属事務所の発表を受けて結婚が報道されました。
Q3:小林薫には子どもがいますか?
A3:2011年の日刊スポーツの報道によると、2010年に長男が誕生しています。
Q4:小林薫の最新出演作は何ですか?
A4:2026年11月現在の注目作は、2026年10月20日に放送開始した主演ドラマ『深夜食堂6』です。2025年には『ホウセンカ』『憶えのない殺人』『1972 渚の螢火』などにも出演しています。
Q5:小林薫は朝ドラ『虎に翼』に出演していましたか?
A5:はい。2024年放送のNHK連続テレビ小説『虎に翼』で、穂高重親役を演じました。
Q6:小林薫は若い頃、どの劇団に所属していましたか?
A6:唐十郎さんが主宰する状況劇場です。1971年に入団し、1980年に退団するまで舞台俳優として活動しました。
小林薫さんは2026年11月現在75歳。1971年の状況劇場入団から始まった俳優人生は半世紀を超え、現在も映画やテレビドラマ、アニメーション映画など幅広い分野で活動を続けています。
2026年の大きな話題は、7年ぶりに復活した『深夜食堂6』です。2009年から演じてきたマスター役に再び戻り、長年の共演者とともに新しい物語を届けています。
私生活では、1984年に中村久美さんと結婚し、1995年に離婚。その後、2009年に小梅さんと再婚し、2010年には長男が誕生したことが報じられています。
若い頃の舞台経験を基礎に、映画、ドラマ、ナレーション、声優と活躍の場を広げてきた小林さん。75歳になった現在も、年齢を重ねたからこそ表現できる人物像を作品ごとに見せています。
今後も『深夜食堂6』をはじめ、これまで積み重ねてきたキャリアと新たな出演作の両方に注目したい俳優です。