関取4人だけでなく、幕下以下にも将来の関取候補となる力士がいる。日本相撲協会の2026年11月場所の熊本県出身力士一覧を番付別に整理すると、次のようになる。
幕下(6人)
- 東幕下7枚目:竜翔(追手風部屋)
- 西幕下15枚目:花響(境川部屋)
- 東幕下26枚目:花の富士(伊勢ヶ濱部屋)
- 東幕下34枚目:貴健斗(湊川部屋)
- 西幕下48枚目:つる林(木瀬部屋)
- 東幕下50枚目:阿蘇ノ山(境川部屋)
三段目(5人)
- 東三段目4枚目:肥後ノ海(木瀬部屋)
- 西三段目15枚目:肥後ノ丸(木瀬部屋)
- 東三段目20枚目:川副(安治川部屋)
- 西三段目43枚目:穂嵩(尾上部屋)
- 西三段目56枚目:名島(湊部屋)
序二段(6人)
- 西序二段21枚目:玄武丸(尾上部屋)
- 西序二段29枚目:田中(二所ノ関部屋)
- 東序二段36枚目:泰我(木瀬部屋)
- 西序二段49枚目:千代大聖(九重部屋)
- 東序二段51枚目:芳東(玉ノ井部屋)
- 西序二段94枚目:肥州山(境川部屋)
序ノ口(4人)
- 東序ノ口13枚目:肥後ノ龍(木瀬部屋)
- 東序ノ口18枚目:松の里(二所ノ関部屋)
- 東序ノ口20枚目:弘騰龍(木瀬部屋)
- 東序ノ口22枚目:一元(木瀬部屋)
これら21人に幕内・十両の4人を加えた25人が、2026年11月場所の熊本県出身力士一覧に掲載されている。幕下から序ノ口まで各段に力士がいることからも、熊本勢の活躍は関取だけに限られない。
【プロの結論】熊本出身力士を見るなら番付・出身地・実績の3点に注目

2026年11月場所の熊本出身力士を整理すると、注目すべき要点は3つある。
1つ目は、義ノ富士と藤青雲の幕内上位での挑戦。義ノ富士は再小結、藤青雲は西前頭2枚目。ともに上位力士との対戦が増える位置にあり、三役定着やさらなる昇進を占う場所となる。
2つ目は、正代と佐田の海の再浮上。かつて幕内の第一線で戦った2人は、現在は十両にいる。正代には元大関・幕内優勝者としての経験があり、佐田の海には長年幕内で培った技術がある。若手とは異なるベテランならではの戦い方に注目したい。
3つ目は、出身地と出生地を混同しないこと。佐田の海のように、出生地と相撲界で登録している出身地が異なる力士もいる。熊本出身力士を調べる際には、日本相撲協会の力士プロフィールに掲載されている出身地を基準にすると、情報の取り違えを防ぎやすい。
また、番付は本場所ごとに変わる。前場所の番付や成績だけを見て現在の地位を判断するのではなく、最新の番付表と直近の15日間の成績をセットで確認することが大切だ。
2026年11月場所は11月8日に初日を迎える。場所前の段階では、9月場所の成績が最新の確定した取組実績となる。今場所の結果と次の番付発表を追えば、熊本勢の勢力図がどのように変わるかも見えてくる。
【熊本出身力士】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年11月現在、熊本出身の関取は誰ですか?
A1:義ノ富士、藤青雲、正代、佐田の海の4人です。義ノ富士は西小結、藤青雲は西前頭2枚目、正代は西十両3枚目、佐田の海は西十両11枚目です。
Q2:佐田の海はなぜ熊本出身なのですか?
A2:佐田の海は東京都生まれですが、中学時代に約11カ月間、熊本市で暮らしました。父親も熊本県出身で、本人も熊本で過ごした時間や地元の人々とのつながりを大切にしていることから、熊本を出身地として登録しています。
Q3:藤青雲は熊本のどこの出身で、出身高校はどこですか?
A3:熊本市西区河内町の出身で、文徳高校を卒業しています。所属は藤島部屋。2026年3月場所に新入幕を果たし、同年11月場所では西前頭2枚目まで番付を上げています。
Q4:熊本出身の歴代力士には誰がいますか?
A4:代表的な力士には、大関の栃光正之、関脇の福の花孝一、小結の普天王・智ノ花・濱ノ嶋、そして元大関の正代などがいます。2020年9月場所の正代の幕内優勝も、熊本相撲の歴史に残る実績です。
Q5:熊本県出身の現役力士は全部で何人ですか?
A5:日本相撲協会の2026年11月場所の出身地別一覧では25人です。幕内2人、十両2人の計4人が関取で、残る21人は幕下以下に所属しています。
2026年11月場所の熊本出身力士は、義ノ富士、藤青雲、正代、佐田の海の4人を中心に注目が集まる。特に、再小結となった義ノ富士と幕内上位に進んだ藤青雲は、今後の三役争いにも関わる存在だ。
一方、元大関の正代は十両から幕内復帰を狙い、佐田の海もベテランとして再浮上を目指す。4人それぞれが異なる立場で戦うため、同じ熊本出身でも注目すべき要点は違っている。
歴代に目を向ければ、栃光や福の花、普天王といった名力士から、幕内優勝を経験した正代まで、熊本県は長い相撲の歴史を持つ地域だ。現在の25人の中から、次の関取や三役、大関を目指す力士が現れる可能性にも期待したい。
今後の熊本出身力士を追う際は、次の3点を基準にすると動向を把握しやすい。
- 最新番付:日本相撲協会の公式番付で現在の地位を確認する。
- 直近の成績:勝ち越し・負け越し、上位力士との対戦内容を確認する。
- 出身地と経歴:公式プロフィールで所属部屋や出身地、過去の昇進歴を確認する。
熊本から角界に入り、全国の土俵で戦う力士たち。2026年11月場所は、義ノ富士の三役復帰、藤青雲の幕内上位での挑戦、正代と佐田の海の巻き返しという、それぞれ違った見どころを持つ九州場所となる。
熊本の相撲ファンにとっては、地元出身の力士たちが福岡の土俵でどんな15日間を見せるか、見逃せない場所になりそうだ。