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【2026年最新】三井住友銀行の頭取は福留朗裕氏!現在の役職とプロフィール

黒田 宗一郎 黒田 宗一郎 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
目次

2026年11月現在の現職

三井住友銀行の公式会社情報や2026年の役員関連資料を確認すると、福留氏が頭取CEO(代表取締役)を務めています。

2026年3月9日に公表された役員人事でも、福留氏の頭取CEOとしての重任が取締役候補者として示されました。加えて、同年4月1日の新入社員入行式では、頭取CEOとして訓辞を行っています。10月15日の全国銀行協会の発表でも、現職の三井住友銀行頭取として紹介されています。

福留朗裕氏の基本プロフィール
項目 内容
氏名 福留朗裕(ふくとめ・あきひろ)
生年月日 1963年1月1日
年齢 63歳(2026年11月現在)
出身地 岐阜県岐阜市
出身高校 岐阜県立岐阜高等学校
最終学歴 一橋大学経済学部卒業
卒業年月 1985年3月
入行 1985年4月
現職 三井住友銀行 頭取CEO
就任日 2023年4月1日

出身地や学歴は、一橋大学の公式ウェブマガジンに掲載された本人の対談プロフィールでも紹介されています。生年月日は同行の有価証券報告書に記載されています。

2026年10月には全銀協会長への再登板も内定

福留氏の2026年の動向として注目したいのが、全国銀行協会(全銀協)の次期会長人事です。

2026年10月15日、全銀協は福留氏を次期会長とする人事を内定したと発表しました。正式な選定手続きを経て、2027年4月1日に就任する予定です。

福留氏は2024年度にも全銀協会長を務めており、今回の就任が実現すれば2度目となります。

これは単に銀行一行の経営を担うだけでなく、銀行業界全体の課題にも対応する立場を再び担うことを意味します。成長投資への資金供給、金融リテラシー、サイバーセキュリティーなど、銀行界が向き合うテーマでのリーダーシップが期待されています。

【福留朗裕の経歴・学歴・年齢】一橋大学から三井銀行へ

三井住友銀行頭取

福留氏のキャリアを理解するうえで重要なのは、1985年の三井銀行入行から、海外金融業務、トヨタ自動車への転出、そして三井住友銀行への復帰という流れです。

単純な社内昇進ではなく、銀行の外に出て異なる産業の経営を経験したことが、現在の経営スタイルを考える手がかりになります。

一橋大学経済学部を選んだ理由

福留氏は岐阜県岐阜市で生まれ育ち、岐阜県立岐阜高校を卒業しました。

一橋大学の公式対談によると、大学進学に際しては岐阜を離れて東京で学生生活を送りたいという思いがありました。文系を志望していたこともあり、一橋大学を進学先に選んだと本人が振り返っています。

1985年3月に経済学部を卒業し、同年4月に三井銀行へ入行しました。

大学時代にはアイスホッケー部に所属。加えて、国際金融を扱うゼミにも参加していました。

特に興味深いのは、学生時代から国際金融に関心を持っていた点です。その後、海外市場を舞台に長く働くことになるキャリアを考えると、大学時代の学びとのつながりが見えてきます。

福留朗裕氏の職歴とキャリアの転換点

福留氏の経歴を時系列で整理すると、次のようになります。

- 1985年4月: 三井銀行に入行。
- その後: 赤坂通支店、京都支店などで勤務し、市場営業部門へ。
- 海外勤務時代: ロンドン、香港、上海、ニューヨーク、トロントなどで国際金融業務を経験。
- 2010年: カナダ三井住友銀行の社長に就任。
- 2012年: 帰国後、市場資金部長などを歴任。
- 2013年: 本店営業第六部長に就任。
- 2014年: 三井住友銀行執行役員。
- 2015年: 常務執行役員に就任。
- 2018年1月: トヨタ自動車の常務役員、販売金融事業本部長、トヨタファイナンシャルサービス社長に就任。
- 2021年4月: 三井住友銀行専務執行役員、SMBCグループ執行役専務に就任。
- 2022年12月: 三井住友銀行の取締役兼専務執行役員に就任。
- 2023年4月1日: 三井住友銀行頭取CEOに就任。

この経歴は、一橋大学のプロフィールや三井住友銀行の有価証券報告書に掲載された略歴と一致しています。

約16年間の海外勤務が持つ意味

福留氏の経歴で見逃せないのが、海外勤務の長さです。

一橋大学の公式紹介では、三井住友銀行において5か所、合計16年間の海外勤務を経験したと説明されています。

海外勤務先にはロンドン、香港、上海、ニューヨーク、トロントなどが含まれます。

こうした経験は、海外企業との取引や外国為替、市場関連業務、国際的な資金調達など、グローバル金融の現場を理解するうえで大きな意味を持ちます。

また、福留氏は海外勤務中にアジア通貨危機やリーマン・ショックを経験したことも大学の対談で紹介されています。

経済環境が急変する局面を現場で経験してきたことは、金融機関のリスク管理や海外戦略を考えるうえでも重要な背景です。

【福留朗裕とトヨタ自動車】銀行の外で得た経営経験とは

福留氏の経歴をほかのメガバンク経営者と比較すると、特徴的なのがトヨタ自動車グループでの約3年間です。

2018年1月、福留氏は三井住友銀行からトヨタ自動車へ移り、常務役員として販売金融事業本部を担当しました。同時に、トヨタファイナンシャルサービスの代表取締役社長にも就任しています。

2021年3月まで同社で経営に携わりました。

トヨタで携わったKINTOなどの新規事業

特に注目されるのが、自動車と金融サービスを組み合わせた事業への関与です。

一橋大学の対談では、福留氏がトヨタファイナンシャルサービスに在籍した期間に、サブスクリプションサービス「KINTO」の立ち上げに携わったことが紹介されています。


自動車を購入する従来型の販売方法とは異なる、月額利用型のサービス。自動車と金融を組み合わせた新しい顧客接点の一例です。



2019年に提供が始まったスマートフォン決済サービス。トヨタファイナンシャルサービスの社長を務めていた時期と重なります。

KINTOへの関与は一橋大学の公式対談で確認できます。また、TOYOTA Walletについては、2019年11月19日の三井住友カードと三井住友銀行のニュースリリースで、トヨタファイナンシャルサービスの代表取締役社長として福留氏の名前が掲載されています。

トヨタでの経験は銀行経営にどう生きるのか

ここには、福留氏の経営者としての特徴が表れています。

従来の銀行経営は、預金、融資、為替、決済などの金融サービスを中心に構築されてきました。

しかし、顧客の生活や企業活動は金融サービスだけで完結しません。

自動車を利用する人には、購入資金、保険、決済、月額利用料などの金融ニーズがあります。企業にも、設備投資、海外展開、新規事業の資金調達など、事業の成長段階に応じた支援が必要です。

トヨタでの経験は、金融サービスを単独の商品として提供するだけでなく、顧客の事業や生活に組み込んでいく発想につながります。

実際、福留氏は三井住友銀行のスタートアップ支援に関する公式メッセージで、トヨタ在籍時に新規事業を通じて多くのスタートアップと接点を持ち、企業間の共創の重要性を実感したと説明しています。

銀行の外で経営を経験したことは、福留氏を理解するうえで要点です。

【三井住友銀行の歴代頭取と交代理由】高島誠氏から福留氏へのバトンタッチ

福留氏の頭取就任は、2022年12月15日に正式発表され、2023年4月1日付で実施されました。

当時の頭取だった高島誠氏は取締役会長へ移り、福留氏が頭取CEOに就任しています。

この人事の背景には、海外経験とトヨタでの経営経験がありました。

高島誠氏から交代した理由は何だったのか

2022年12月の次期頭取人事を報じた東洋経済オンラインによると、高島氏が福留氏を後継候補として評価した要点は、主に次の2点でした。

1. 豊富な海外勤務経験: 約16年間にわたって海外で金融業務に携わった国際性。
2. トヨタへの転出経験: 銀行以外の企業で経営を担い、新規事業や自動車金融に関わった経験。

高島氏は、同行のグローバルな成長戦略を考えるうえで、福留氏の海外勤務経験を評価したと報じられています。

つまり、単純に前任者が退任したため後任を選んだという話ではありません。

海外事業の成長と金融サービスの変革を見据えた人事だったと読み取れます。

高島誠氏は現在どうしている?

高島氏は2023年4月1日付で頭取CEOを退き、取締役会長に就任しました。

2023年3月24日の公式人事発表でも、この役職変更が明記されています。したがって、福留氏への交代は高島氏が同行から完全に離れたことを意味するものではなく、経営上の役割を移した人事でした。

三井住友銀行の歴代頭取・関係者一覧

SMBCグループの公式二十年史に掲載された歴代トップと、その後の人事発表を組み合わせると、次のような系譜になります。

人物・組織 関係・役職 時期・特徴 西川善文氏 初代頭取 2001年~2005年 奥正之氏 第2代頭取 2005年~2011年 國部毅氏 第3代頭取 2011年~2017年 高島誠氏 第4代頭取・福留氏の前任 2017年~2023年 福留朗裕氏 第5代頭取・現職 2023年4月~ トヨタ自動車 福留氏の転出先 2018年~2021年 一橋大学 福留氏の出身大学 1985年3月卒業

歴代頭取の就任時期はSMBCグループの公式沿革に基づいています。福留氏については2023年の人事発表で現職への移行を確認できます。

この系譜から見えるのは、三井住友銀行が2001年の発足以来、経営トップを交代させながら事業環境の変化に対応してきたことです。

福留氏の特徴は、旧三井銀行出身であり、国際金融と自動車金融という異なる分野の経験を持つ点にあります。東洋経済も、同行発足後初の旧三井銀行出身の頭取として、この人事の異例性を指摘していました。

【2026年のSMBCグループ経営方針】頭取CEOが担う役割と今後の課題

福留氏が頭取を務める三井住友銀行は、SMBCグループの中核銀行です。

ただし、ここで注意したいのが、三井住友銀行の頭取CEOと、親会社である三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)のグループCEOは別の役職だという点です。

三井住友銀行の頭取CEOとSMFGのグループCEOの違い

2026年4月1日付のSMFG公式CEOメッセージでは、親会社の執行役社長・グループCEOは中島達氏とされています。

一方、三井住友銀行の頭取CEOは福留氏です。両者は異なる組織の経営トップを務めています。

役職 人物 主な役割
三井住友銀行 頭取CEO 福留朗裕氏 銀行本体の経営を統括
SMFG 執行役社長・グループCEO 中島達氏 持株会社とグループ全体の経営を統括

この違いを理解しておけば、「三井住友銀行の頭取は誰か」という検索と「SMBCグループの社長は誰か」という検索を混同せずに済みます。

2026年度から始まった新中期経営計画

SMBCグループは2026年4月から、2026~2028年度を対象とする新たな中期経営計画をスタートさせました。

その基本方針は、「高みを目指して大胆な変革にチャレンジ」です。

中長期ビジョンとして掲げているのは「世界をつなぐ日本発のトラステッド・パートナー」。

具体的には、次の分野に力を入れています。

- 国内ビジネスの強化: OliveやTrunkなどのデジタルサービスを通じて顧客基盤を拡大。
- 海外事業の改革: 融資中心のビジネスモデルから、より資本効率の高い事業へ移行。
- テクノロジーの活用: 生成AIやデジタル技術を経営の柱に据える。
- 現場力の強化: 顧客との接点や営業現場の実行力を高める。
- 社会的価値創造: 環境、人々の暮らし、持続的な成長に関する取り組みを強化。

特に目を引くのがIT投資です。

SMBCグループは、新中期経営計画の3年間で1兆円規模のIT投資を計画しています。クラウド化などのインフラ刷新、専門人材の拡充、AIを前提とした業務プロセスへの転換を進める方針です。

2028年度に向けた経営目標

SMFGが示している財務目標も、2026年の経営方針を理解するうえで重要です。

指標 目標
新中期経営計画 2026~2028年度
2026年度親会社株主純利益 1兆7,000億円
2028年度ボトムライン利益 2兆円
2028年度ROTE 13%
中長期的なROTE目標 15%程度

これらは三井住友銀行単体ではなく、SMBCグループ全体の目標です。

福留氏が担う銀行本体の経営も、このグループ戦略と連動します。

たとえば、国内の預金・決済基盤を強化することは、銀行にとって安定した顧客基盤の形成につながります。海外事業の収益性向上は、国際業務の経験が豊富な福留氏のキャリアとも重なる課題です。

一方で、金利上昇による預金獲得競争、海外の地政学リスク、サイバー攻撃、AI導入に伴うシステム・業務管理など、対応すべき課題も多くあります。

2026年4月の入行式で福留氏は、AIの進展が企業の形やビジネスのあり方そのものを変える構造的変化になるとの認識を示しました。銀行にとって信頼がビジネスの生命線であるという考え方も強調しています。

【三井住友銀行の頭取】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年現在、三井住友銀行の頭取は誰ですか?

A1:福留朗裕氏です。2023年4月1日に頭取CEOへ就任し、2026年11月現在も同職を務めています。

Q2:福留朗裕氏の年齢と学歴は?

A2:1963年1月1日生まれで、2026年11月現在63歳です。1985年3月に一橋大学経済学部を卒業しています。岐阜県立岐阜高校の出身です。

Q3:福留朗裕氏がトヨタ自動車で働いていたのはなぜですか?

A3:2018年1月にトヨタ自動車の常務役員、トヨタファイナンシャルサービスの社長に就任したためです。販売金融事業を担当し、KINTOなどの新規事業にも関わりました。2021年に三井住友銀行へ復帰しています。

Q4:高島誠氏から福留朗裕氏に頭取が交代した理由は?

A4:後継人事では、福留氏の約16年間の海外勤務経験とトヨタでの経営経験が評価されたと報じられています。高島氏は2023年4月に取締役会長へ移りました。

Q5:三井住友銀行の頭取とSMBCグループのCEOは同じ人ですか?

A5:異なります。2026年11月現在、三井住友銀行の頭取CEOは福留朗裕氏、親会社の三井住友フィナンシャルグループの執行役社長・グループCEOは中島達氏です。

2026年11月現在、三井住友銀行の頭取CEOは福留朗裕氏です。

福留氏の経歴を振り返ると、一橋大学経済学部を卒業して三井銀行に入行し、約16年間の海外勤務を経験。その後、トヨタ自動車とトヨタファイナンシャルサービスで経営に携わり、2021年に銀行へ復帰しました。

2023年4月の頭取就任は、海外金融と異業種経営の経験を銀行経営に生かすという意味でも注目された人事です。

2026年のSMBCグループは、国内事業の強化、海外事業の収益構造改革、AIを含むテクノロジー投資を軸に、新しい成長段階へ進もうとしています。

特に、2026年度から3年間で1兆円規模のIT投資を進める方針は、銀行業務そのものを変えていく可能性があります。

【プロの結論】

福留朗裕氏を理解する際に注目すべきなのは、単なる学歴や年齢、役職ではありません。

重要なのは、次の3つの経験が一人の経営者の中に共存していることです。

1. 三井銀行時代から積み重ねた金融実務と国際市場の経験。
2. トヨタ自動車で身につけた異業種経営と新規事業の視点。
3. 三井住友銀行の頭取として担うデジタル化、グローバル化、顧客基盤の強化。

歴代頭取と比較しても、福留氏のキャリアには銀行の枠を越えた経験という特徴があります。

今後の評価を左右するのは、こうした経験をどこまで具体的な業績や顧客価値につなげられるかです。2027年4月に予定される全銀協会長への再登板も含め、福留氏の経営手腕は銀行業界全体から引き続き注目されることになります。

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コンテンツディレクター 黒田 宗一郎
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