桜庭大世(さくらば・たいせい)
総合格闘家・RIZINライト級
- 生年月日:1998年11月12日
- 年齢:27歳(2026年11月5日時点)
- 出身地:神奈川県
- 身長:180cm
- 体重:71kg
- 所属:サクラバファミリア
- バックボーン:柔道
- 父親:桜庭和志
出典:RIZIN公式選手情報、QUINTET公式プロフィール
桜庭大世は1998年11月12日生まれ。2026年11月12日に28歳の誕生日を迎えます。
父の桜庭和志は、PRIDEなどで活躍し、グレイシー一族との対戦でも知られる日本総合格闘技界の象徴的な存在です。
大世の所属先はサクラバファミリア。父が主宰する格闘技団体・練習環境とも縁が深く、柔道を土台に総合格闘技へ活動の幅を広げてきました。
桜庭大世はどんな選手?大世の特徴を理解するうえで欠かせないのが、柔道を長年続けてきた経験です。
RIZIN公式プロフィールによると、13歳で柔道を始め、22歳まで競技を継続。その後、24歳からMMAの練習を始めました。
柔道で培った組み技や投げの技術は、現在の総合格闘技にもつながっています。
また、RIZINの4試合では、打撃によるTKO勝利と関節技による一本勝ちをそれぞれ記録。単純な打撃型ではなく、組み技にも対応できる選手です。
【柔道からQUINTET、RIZINへ】桜庭大世の格闘技経歴と転機

桜庭大世の格闘技人生は、最初からプロを目指していたわけではありません。
柔道に打ち込んだ学生時代を経て、一度は一般企業への就職を予定していました。その後、組み技競技への参加をきっかけに格闘家としての道が開けていきます。
2021年:QUINTETで格闘技デビュー2021年3月12日、桜庭大世は父が主宰するQUINTETファイトナイト6にSAKU Jr.の名前で出場しました。
対戦相手は柔術をバックボーンとする鈴木和宏。8分間のエキシビションマッチで、腕がらみによる一本を奪う一方、膝十字固めで一本を許し、互いに一本ずつを記録しました。
当時の大世は大学卒業を控えており、一般企業への就職も決まっていました。報道によると、この時点ではプロ格闘家として活動する予定はありませんでした。
つまり、2021年のQUINTET出場は、現在のプロMMA選手としてのキャリアとは区別して考える必要があります。
2023年:内柴正人に一本勝ちしてプロデビュー転機となったのが2023年9月のQUINTETです。
RIZIN公式プロフィールによると、大世はこの大会でグラップリングのプロデビューを果たしました。
対戦相手はアテネ五輪・北京五輪の柔道金メダリストである内柴正人。
大世は得意の関節技を生かし、膝十字固めで一本勝ちを収めました。
柔道の実績で世界の頂点に立った選手を相手に、関節技で勝利したことは、大世の名前が格闘技ファンに知られるきっかけの一つとなりました。
2024年:K-1アマチュアを経てRIZINへ2024年1月にはK-1アマチュアのワンマッチに出場し、KO勝利。
同年7月には超RIZIN.3のリングに父・和志とともにマスク姿で登場し、秘密兵器として紹介されました。
そして12月31日、さいたまスーパーアリーナで開催されたRIZIN.49で、矢地祐介とのMMAデビュー戦が実現します。
わずか26秒でTKO勝利を収めたことで、桜庭大世は一躍注目選手となりました。
【桜庭大世のRIZIN戦績】矢地祐介・中村大介・宇佐美正パトリック・グスタボ戦を検証
2026年11月現在、RIZIN公式選手プロフィールでは、桜庭大世の戦績は4戦2勝2敗となっています。
4試合すべてがKO・TKOまたは一本で決着しており、判定まで進んだ試合はありません。
桜庭大世の公式戦績一覧| 試合日 | 対戦相手 | 結果 |
|---|---|---|
| 2024年12月31日 | 矢地祐介 | ○ 1R26秒 TKO |
| 2025年5月4日 | 中村大介 | ● 2R2分01秒 腕ひしぎ十字固め |
| 2025年11月3日 | 宇佐美正パトリック | ○ 3R1分33秒 膝十字固め |
| 2026年3月7日 | ルイス・グスタボ | ● 2R2分32秒 TKO |
出典:RIZIN公式選手プロフィールおよび各大会の試合結果。
1. 矢地祐介戦:デビュー戦で26秒TKO勝利2024年12月31日のRIZIN.49で、大世は実力者の矢地祐介と対戦しました。
MMAデビュー戦ということもあり、試合前から注目を集めていましたが、結果は予想以上のインパクトを残すものとなりました。
1ラウンド開始直後、矢地の蹴りに対して左ストレートを合わせ、ダウンを奪取。そのままパウンドで追撃し、1ラウンド26秒でTKO勝利を収めました。
試合後には、父の名前だけではなく、自分自身にも実力があることを示したいという趣旨のコメントを残しています。
父親譲りの知名度だけでなく、勝利によって存在感を示したデビュー戦でした。
2. 中村大介戦:腕ひしぎ十字固めで一本負け2025年5月4日のRIZIN男祭りでは、ベテランの中村大介と対戦しました。
試合序盤、大世はジャブやストレート、前蹴りなどを繰り出して攻めましたが、中村にテイクダウンを許します。
2ラウンドでは打撃の攻防から組みついたところを切り返され、最終的にマウントポジションから腕ひしぎ十字固めを極められました。
結果は2ラウンド2分01秒、一本負け。
デビュー戦の鮮烈な勝利から一転、寝技の攻防における課題が浮き彫りになった試合でした。
3. 宇佐美正パトリック戦:膝十字固めで一本勝ち2025年11月3日のRIZIN LANDMARK 12 in KOBEでは、宇佐美正パトリックと対戦。
宇佐美は強力な打撃を持つ選手で、試合前は打撃戦が大きな見どころとなっていました。
大世はスタンドでも積極的に攻め、組み技の展開に持ち込むと、3ラウンドにテイクダウンを成功させます。
一度はヒールホールドを仕掛け、そこから膝十字固めへ移行。宇佐美からタップを奪いました。
結果は3ラウンド1分33秒、一本勝ち。
柔道をバックボーンとする大世にとって、組み技の強みを改めて示した重要な勝利です。
この試合後のインタビューでは、父との関係や二世選手としてのプレッシャーについても語っています。
4. ルイス・グスタボ戦:2026年3月にKO負け2026年3月7日、RIZIN.52で大世はブラジルの強豪ルイス・グスタボと対戦しました。
この試合は、大世にとってMMA4戦目となる重要な一戦でした。
1ラウンドでは左ミドルや左ストレートを繰り出し、グスタボに対して積極的に攻撃を仕掛けます。カウンターの左膝をボディに当てる場面もありました。
しかし2ラウンド、グスタボの右フックを受けてダウン。その後、グラウンドパンチによる追撃を受け、レフェリーストップとなりました。
結果は2ラウンド2分32秒、TKO負けです。
RIZIN公式試合結果では、決着はグラウンドパンチによるレフェリーストップと記録されています。
この敗戦によって、RIZINでの通算戦績は2勝2敗となりました。
【桜庭和志と息子の関係】仲が悪い?父親としての指導と二世の重圧
桜庭和志と大世の親子関係も、多くの格闘技ファンが関心を寄せるテーマです。
特に話題になったのが、2025年11月の宇佐美正パトリック戦後に大世が語った父親との関係でした。
「仲が悪い」という発言の真意2025年11月4日、ENCOUNTのインタビューで大世は、父親との関係について率直に語りました。
本人は父とあまり仲が良いわけではなく、普段の会話も必要最低限だと説明しています。
一方、重要なのは、父と息子が格闘技を通じて接点を持ち続けていることです。
大世によると、週に1〜2回は父と一緒に練習しており、練習中の会話は挨拶が中心とのこと。
また、父が周囲に自分の技術について厳しい評価をしているらしいと、冗談交じりに明かしています。
この話から見えてくるのは、単純な親子の不仲ではありません。
日常生活では距離を保ちながらも、格闘技の場では父親が指導者として関わる関係です。
父・桜庭和志は息子の試合をどう支えている?2024年12月の矢地祐介戦では、桜庭和志が息子のセコンドにつきました。
大世のRIZINデビューを父がリングサイドで支えたことは、親子の格闘技上のつながりを象徴する出来事です。
一方、2025年11月の宇佐美戦では、父は試合会場に姿を見せませんでした。
大世は、父が直前になって来られなくなったと説明しています。特別な親子間のトラブルが原因だったわけではありません。
「桜庭和志の息子」というプレッシャー大世が背負っているものは、一般的な新人選手とは少し異なります。
父親は日本の総合格闘技を代表するスター選手。勝てば父親譲りの才能が話題になり、負ければ二世として厳しい評価を受ける可能性があります。
実際、宇佐美戦後の会見では、父親の名前を使って試合に出ている以上、負けたときの評価が気になるという趣旨の心境を明かしました。
そのうえで、勝利できたことへの安堵も口にしています。
大世は父親の知名度を生かしてRIZINに登場した選手であると同時に、その知名度によって評価される立場でもあります。
二世選手という肩書きを背負いながら、自分自身の試合内容で評価を獲得しようとしている点が、彼のキャリアを読み解く要点です。
【プロの結論】桜庭大世は父を超えられるのか?2026年以降の注目点
桜庭大世を評価する際、単純に父親の桜庭和志と比較するだけでは、本来の実力や成長の過程を見落としてしまいます。
注目したいのは、これまでの4試合で見せた技術と、今後改善が求められる部分です。
強みは柔道を土台にした組み技と関節技大世の勝利には明確な特徴があります。
- 矢地祐介戦:左ストレートからのパウンドでTKO。
- 宇佐美正パトリック戦:テイクダウンから膝十字固めで一本。
異なる展開で勝利していることは、打撃と組み技の両方に勝負できる可能性を示しています。
特に宇佐美戦では、打撃を得意とする相手に対して組み技で勝負を決めました。
今後の課題は打撃への対応と総合力一方、中村大介戦では寝技の攻防から腕ひしぎ十字固めを許し、グスタボ戦では強烈な打撃からのグラウンドパンチで敗れました。
この2試合を踏まえると、今後は次の点が重要になります。
1. 相手の打撃を受けない距離管理。
2. テイクダウン後に有利なポジションを維持する能力。
3. 不利なグラウンド展開から脱出する技術。
4. 3ラウンドを通じて攻防を組み立てる総合力。
もちろん、4試合だけで選手としての限界を判断することはできません。
しかし、勝利した試合と敗北した試合の決着方法を比較すると、今後の成長を測る材料は見えてきます。
父親との比較ではなく本人の実績を見る桜庭和志は長年にわたって世界の強豪と戦ってきた選手です。
一方、大世はMMAキャリアがまだ始まったばかりの選手です。
父親と同じ技術を使うか、父親と同じ戦績を残すかという比較だけでは、現在の大世を正確に評価できません。
QUINTETでのグラップリング経験、RIZINでのKO勝利、そして強豪との敗戦経験。こうした一つ一つの試合を積み重ねて、本人独自のスタイルを確立できるかが注目点です。
2026年11月時点では、次戦の対戦相手や具体的な試合日程について、RIZIN公式選手プロフィールに掲載された4戦2勝2敗という実績とは区別して考える必要があります。
【桜庭和志の息子に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:桜庭和志の息子は何人ですか?
桜庭和志の長男として公表されているのが、格闘家の桜庭大世です。この記事では、公式プロフィールなどで確認できる長男・大世の経歴を中心に紹介しています。
Q2:桜庭大世は現在何歳ですか?
1998年11月12日生まれで、2026年11月5日時点では27歳です。2026年11月12日に28歳になります。
Q3:桜庭大世は柔道をしていたのですか?
はい。13歳から22歳まで柔道を経験しています。QUINTETの公式プロフィールにもバックボーンとして柔道が記載されています。
Q4:桜庭大世のRIZIN戦績は何勝何敗ですか?
2026年11月現在、RIZIN公式プロフィールでは4戦2勝2敗です。矢地祐介と宇佐美正パトリックに勝利し、中村大介とルイス・グスタボに敗れています。
Q5:桜庭大世は矢地祐介に勝ったのですか?
はい。2024年12月31日のRIZIN.49で対戦し、1ラウンド26秒、TKOで勝利しました。
Q6:桜庭大世と宇佐美正パトリックの試合結果は?
2025年11月3日のRIZIN LANDMARK 12 in KOBEで対戦し、大世が3ラウンド1分33秒、膝十字固めで一本勝ちしました。
Q7:桜庭大世とルイス・グスタボの試合結果は?
2026年3月7日のRIZIN.52で対戦し、大世が2ラウンド2分32秒、グラウンドパンチによるTKOで敗れました。
Q8:桜庭和志と桜庭大世は仲が悪いのですか?
大世はインタビューで、父とは普段あまり会話をしないと語っています。ただし、週1〜2回は一緒に練習しているとも明かしており、格闘技を通じた親子の関係は続いています。
桜庭和志の息子は、長男で総合格闘家の桜庭大世です。
柔道をバックボーンに、QUINTETでグラップリングを経験。その後、2024年12月にRIZINでMMAデビューし、矢地祐介を26秒でTKOする鮮烈な勝利を挙げました。
2026年11月現在のRIZIN公式戦績は2勝2敗。宇佐美正パトリックへの一本勝ちなど見どころのある試合を見せる一方、中村大介やルイス・グスタボとの対戦では課題も残しました。
父・桜庭和志との関係も、単なる有名格闘家と二世選手という関係ではありません。普段は会話が少なくても、一緒に練習を重ねる独特の親子関係が続いています。
今後の注目点は、偉大な父の名前を超えて、桜庭大世自身の格闘家としての評価を確立できるかどうかです。 2勝2敗から始まる次のキャリアで、どのような成長を見せるのか。今後のRIZIN参戦にも注目が集まります。
主な情報源:RIZIN FIGHTING FEDERATION公式選手プロフィール・公式試合結果、QUINTET公式選手プロフィール、ENCOUNT、日刊スポーツ、eFight。