実写版の撮影は2026年6月からスペインで進められていました。ディズニーが8月のD23で発表した情報でも、ティーガン・クロフトとマイロ・マンハイムがスペインで撮影中であることが確認されています。
そして、10月30日には共同脚本家のマイケル・モンテマヨールが自身のSNSで撮影終了を報告。CinemaBlendも、この投稿を根拠として撮影が完了したと伝えています。
撮影から公開までのタイムライン
2024年12月:実写化プロジェクトが発表
ディズニーが映画化計画を公表。監督にはマイケル・グレイシー、脚本にはジェニファー・ケイティン・ロビンソンが起用されることが報じられた。
2025年:企画が一時保留、その後再始動
『白雪姫』実写版の興行成績などを背景に企画が一時保留されたと報道されたが、その後再び制作が進んだ。
2026年1月:主演キャスト発表
ティーガン・クロフトとマイロ・マンハイムの配役が正式発表された。
2026年6月:スペインで撮影開始
主要キャストがスペインで撮影に参加。
2026年8月:D23で初映像と公開日を発表
2028年3月31日の全米公開が決定。キャスリン・ハーンらも登壇した。
2026年10月30日:撮影終了の報告
共同脚本家マイケル・モンテマヨールが撮影終了をSNSで報告。映画は完成に向けた後工程へ進む段階となった。
2028年3月31日:全米公開予定
ディズニーが発表した劇場公開予定日。
スペインでの撮影は、本作の世界観を考えるうえでも興味深いポイントです。
『塔の上のラプンツェル』には、石造りの塔、城、街並み、森など、中世ヨーロッパを思わせる風景が数多く登場します。こうした背景を実写で再現するには、現地の建築物や自然環境を生かしたロケーション撮影が有効です。
スペインでの撮影については、D23でのディズニー公式発表に加え、撮影終了を伝えたCinemaBlendも複数のロケーションを紹介しています。
撮影終了後には、映像編集、CGによる魔法の髪の表現、背景合成、音響、音楽などの仕上げ作業が必要になります。ラプンツェルの髪は物語の中心的な要素であり、実写版では映像技術の完成度が作品全体の説得力を左右するでしょう。
【監督・脚本を分析】マイケル・グレイシーとジェニファー・ケイティン・ロビンソンの制作体制

今回の実写版を手掛ける監督は、ミュージカル映画で高い評価を得たマイケル・グレイシーです。脚本にはジェニファー・ケイティン・ロビンソンに加えて、マイケル・モンテマヨールも参加しています。
監督:マイケル・グレイシーMichael Gracey
代表作:『グレイテスト・ショーマン』『BETTER MAN/ベター・マン』
マイケル・グレイシーは、音楽と映像を融合させた演出で知られる映画監督です。
代表作の『グレイテスト・ショーマン』は、音楽、ダンス、華やかな舞台演出を組み合わせたミュージカル映画です。『BETTER MAN/ベター・マン』でも、従来の伝記映画とは異なる映像表現に挑戦しました。
この経歴を考えると、グレイシーが監督を務めることは、実写版『塔の上のラプンツェル』にとって大きな意味を持ちます。
特に注目したいのは、ランタンが夜空に浮かぶ場面や、ラプンツェルとフリンが歌いながら心を通わせる場面です。こうしたシーンでは、映像美だけでなく、音楽と俳優の演技を一体化させる演出が大切です。
脚本:ジェニファー・ケイティン・ロビンソンJennifer Kaytin Robinson
代表的な脚本・監督作品:『アイ・ノウ・ホワット・ユー・ディド・ラスト・サマー』『ソー:ラブ&サンダー』関連脚本
脚本を担当するジェニファー・ケイティン・ロビンソンは、2026年1月のキャスト発表時点から制作陣として名前が挙がっていました。
その後、8月のD23関連報道では、マイケル・モンテマヨールも共同脚本家として紹介されています。10月末の撮影終了を伝えた報道でも、モンテマヨール本人の投稿が取り上げられました。
脚本面で重要なのは、アニメーションの名場面を単純に再現するだけではなく、実際の俳優が演じる物語として自然に成立させることです。
ラプンツェルとゴーテルの関係、フリンの人物像、王国の背景など、アニメ版で描かれた要素をどの程度引き継ぎ、どこに新しい解釈を加えるかが作品の完成度を左右します。
【アニメ版と実写版の違い】物語・キャラクター・音楽はどう変わる?
2010年に全米公開されたアニメーション映画『塔の上のラプンツェル』は、魔法の髪を持つ少女が塔を飛び出し、フリンとともに外の世界へ旅立つ物語です。日本では2011年に公開されました。
ディズニー公式によれば、アニメ版は全世界で5億9,000万ドルを超える興行収入を記録し、日本でも興行収入25億円を突破。ラプンツェルというキャラクターを世界的に知らしめた作品です。
アニメ版と実写版の比較| 比較項目 | アニメ版 | 実写版 |
|---|---|---|
| 公開年 | 2010年(全米) | 2028年予定 |
| 映像形式 | フルCGアニメーション | 実写映画 |
| ラプンツェル | マンディ・ムーア(英語版声優) | ティーガン・クロフト |
| フリン | ザカリー・リーヴァイ(英語版声優) | マイロ・マンハイム |
| ゴーテル | ドナ・マーフィ(英語版声優) | キャスリン・ハーン |
| 音楽 | アラン・メンケン作曲 | 実写版の詳細は未発表 |
| 新キャラクター | 既存の物語を中心に展開 | ホーソーンが追加 |
アニメ版では、豊かな色彩や表情の変化、コミカルな動きを通してラプンツェルの心情が描かれました。
実写版では、俳優の表情や声のトーン、視線、身体の動きが重要になります。
例えば、ゴーテルに対する信頼と疑念が入り混じる場面では、ほんのわずかな表情の変化が人物の心理を伝えることになります。こうした演技の違いは、実写化ならではの見どころです。
違い② ゴーテルの恐ろしさと母親らしさゴーテルは、単純な悪役ではありません。ラプンツェルに優しい言葉をかけながら、自由を奪い続ける人物です。
アニメ版では、歌やコミカルな表現を交えながら、その支配的な性格が描かれました。実写版ではキャスリン・ハーンの演技によって、優しさを装う態度と内面の冷酷さが、より生々しく表現される可能性があります。
特に、ゴーテルがどこまでラプンツェルに対して愛情を持っているように描かれるかは、実写版の解釈を見極める要点です。
違い③ ディエゴ・ルナ演じるホーソーンの存在今回の実写版では、ホーソーンという新キャラクターが追加されます。
これは、既存のストーリーを実写映像に置き換えるだけではないことを示す要素です。ただし、ホーソーンが物語のどの部分に関わるのか、原作の展開をどのように変えるのかについては、詳しい情報が公表されていません。
新キャラクターの登場は、物語に新たな視点を加える可能性がありますが、原作の主要人物の出番や物語のテンポにどのような影響を与えるかも注目されます。
【輝く未来は実写版でも歌われる?】I See the Lightの最新情報
「輝く未来(I See the Light)」
アニメ版の代表的な劇中歌
ラプンツェルとフリンがランタンの光に包まれながら歌う名場面を彩る楽曲。
実写版を待ち望むファンにとって、特に気になるのが「輝く未来(I See the Light)」の扱いです。
アニメ版でこの楽曲を手掛けたのは、作曲家アラン・メンケンと作詞家グレン・スレーターです。劇中でラプンツェルとフリンが歌う重要な楽曲で、アカデミー賞歌曲賞にもノミネートされました。
ディズニー公式も、この楽曲を作品を代表する名曲として紹介しています。
実写版で「輝く未来」は復活するのか?現時点では、実写版で「輝く未来」が採用されるかどうか、また誰が歌唱を担当するのかについて正式な発表はありません。
ただし、ミュージカル映画としての性格を持つオリジナル作品を実写化する以上、音楽の扱いは作品の重要な注目点です。
仮に同じ楽曲が使用される場合でも、アニメ版と同じアレンジになるとは限りません。実写の映像、俳優の歌声、オーケストレーションに合わせて新たな表現が加えられる可能性もあります。
注目したいのは、次の3点です。
- 「輝く未来」が実写版の正式な劇中歌として採用されるか。
- ティーガン・クロフトとマイロ・マンハイムがデュエットを披露するか。
- アラン・メンケンとグレン・スレーターによるオリジナル楽曲がどの程度引き継がれるか。
楽曲の正式発表やサウンドトラックの情報が出るまでは、これらは今後の注目ポイントとして捉えておくのが適切です。
【プロの結論】実写版ラプンツェルで本当に注目すべき5つのポイント
今回の実写化は、キャストの話題性だけで評価する作品ではありません。アニメ版が築き上げた音楽、人物描写、ファンタジーの世界観を、実際の俳優と映像技術でどのように再構築するかが重要です。
1. ティーガン・クロフトのラプンツェル像ラプンツェルは、純粋さと行動力を持ち合わせた主人公です。塔から外に出たときの解放感や、未知の世界に対する恐怖と興奮をどう演じるかが大きな見どころになります。
2. マイロ・マンハイムとのコンビネーションフリンとの関係は作品の感情的な中心です。2人の掛け合いに自然な楽しさがあり、恋愛感情が育つ過程に説得力があるかどうかが重要になります。
3. キャスリン・ハーンのゴーテルゴーテルの存在感は、物語の緊張感を左右します。ハーンの演技によって、単なる悪役ではない複雑な人物像が生まれるかに注目です。
4. マイケル・グレイシーのミュージカル演出『グレイテスト・ショーマン』で培った音楽と映像の演出力が、ランタンの場面や歌唱シーンにどう生かされるかが重要です。
5. アニメ版への敬意と新しい物語のバランス実写化で最も難しいのは、原作の魅力を残しながら新鮮さを生み出すことです。ホーソーンという新キャラクターが、物語にどのような意味を持つのかも注目したいところです。
情報を追う際には、次のように確定情報と未発表情報を分けて考えると、ネット上の誤情報に惑わされにくくなります。
| 情報の種類 | 内容 |
|---|---|
| 主演キャスト、ゴーテル役、監督、主要キャスト、全米公開日 | |
| 2026年10月末の撮影終了 | |
| 日本公開日、一般向け予告編、楽曲、詳細なストーリー変更 |
特に、D23の限定映像を一般公開済みの公式予告編と混同しないこと、撮影終了を映画の完成と混同しないことが大切です。
【塔の上のラプンツェル実写版】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:実写版『塔の上のラプンツェル』はいつ公開されますか?
2028年3月31日に全米公開予定です。日本公開日は2026年11月6日時点で未発表です。
Q2:ラプンツェル役とフリン役は誰ですか?
ラプンツェル役はティーガン・クロフト、フリン・ライダー役はマイロ・マンハイムです。2人は2026年1月にディズニーから主要キャストとして発表されました。
Q3:ゴーテル役は誰が演じますか?
キャスリン・ハーンです。『ワンダヴィジョン』や『アガサ・オール・アロング』などで知られる女優で、2026年8月のD23でもゴーテル役として紹介されました。
Q4:ディエゴ・ルナは何役で出演しますか?
ホーソーンという新キャラクターを演じます。アニメ版の主要キャラクターとは異なる、実写版で追加された人物です。
Q5:実写版の予告編や初映像は公開されていますか?
2026年8月のD23で初映像が披露されました。ただし、イベント参加者向けの限定上映であり、一般向けの正式予告編とは区別する必要があります。
Q6:「輝く未来(I See the Light)」は実写版でも流れますか?
実写版での採用はまだ正式発表されていません。アニメ版ではアラン・メンケン作曲の代表的な楽曲として親しまれています。
Q7:実写版の撮影はまだ続いていますか?
2026年10月30日、共同脚本家マイケル・モンテマヨールが撮影終了を報告しました。報道では撮影完了が伝えられており、今後は映像編集やCGなどの仕上げ工程が重要になります。
実写版『塔の上のラプンツェル』は、2026年11月時点で主要キャスト、監督、全米公開日が明らかになり、撮影も終了したと報じられています。
改めて、押さえておきたい情報は次のとおりです。
- ラプンツェル役:ティーガン・クロフト
- フリン・ライダー役:マイロ・マンハイム
- ゴーテル役:キャスリン・ハーン
- ホーソーン役:ディエゴ・ルナ
- 監督:マイケル・グレイシー
- 脚本:ジェニファー・ケイティン・ロビンソン、マイケル・モンテマヨール
- 全米公開日:2028年3月31日
- 日本公開日:未発表
- 撮影:2026年10月末に終了したと報道
今後の最大の注目点は、一般向け予告編の公開、日本公開日の発表、そして「輝く未来」をはじめとする音楽情報です。
アニメ版で多くの人の心に残ったランタンの幻想的な光景や、ラプンツェルとフリンの関係が、実写映像でどのように生まれ変わるのか。2028年3月31日の全米公開に向けて、ディズニーからの続報に期待が高まります。