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山口侑馬のプロフィール・戦績から2026年復帰戦まで計量騒動の真相を徹底解説

倉持 玲奈 倉持 玲奈 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
目次

キックボクサーの山口侑馬は、元INNOVATIONライト級王者、第4代DEEPKICK60kg級王者という実績を持つ大阪出身の格闘家だ。「マッドピエロ」の異名で知られ、兄の山口裕人とともに激しいファイトスタイルで注目を集めてきた。

2024年6月にはRISEの公式計量を欠席し、試合が中止に。その後、自身のSNSで引退を示唆する投稿を行ったことで、競技生活の行方にも関心が集まった。しかし、2026年10月23日、約3年ぶりに「MAROOMS presents KNOCK OUT.69」でリングに復帰。弘輝との前日計量時のトラブル、そして試合中の偶発的な負傷による判定決着が大きな話題となった。

【山口侑馬のプロフィール】年齢・身長・戦績・勝率を整理

山口侑馬

山口侑馬は、パンチを得意とするオーソドックスのキックボクサーだ。RISEの公式選手プロフィールには、基本情報や過去の戦績、獲得タイトルが掲載されている。

基本プロフィール一覧
  • 名前:山口侑馬(やまぐち・ゆうま)
  • 生年月日:1995年6月13日
  • 年齢:31歳(2026年11月5日時点)
  • 出身地:大阪府松原市
  • 身長:170cm
  • 体重:63kg(RISE掲載プロフィール)
  • 血液型:AB型
  • 所属:道化俱楽部
  • ニックネーム:マッドピエロ
  • 構え:オーソドックス
  • 得意技:パンチ
  • バックボーン:キックボクシング

格闘家としての特徴は、強いパンチを軸にした攻撃的なスタイルだ。RISE公式プロフィールでもパンチが得意技として紹介されている。

山口侑馬の獲得タイトル

これまでに獲得した主なタイトルは次の2つだ。

  • 元INNOVATIONライト級王者
  • 第4代DEEPKICK60kg級王者

2015年2月には上杉文博を破ってDEEPKICK60kg級王座を獲得。同年12月にはINNOVATIONライト級暫定王者決定戦で橋本悟にKO勝利し、2つ目のタイトルを手にした。

戦績と勝率はどれくらい?

RISE公式プロフィールに掲載されている2026年の復帰戦前の戦績は、40戦21勝17敗2分(14KO)。勝率を単純計算すると52.5%となる。

加えて、21勝のうち14勝がKOによるものだ。勝利数に占めるKO勝利の割合は約66.7%。勝ち星の約3分の2をKOで挙げていることからも、パンチ力を生かしたフィニッシュ能力が持ち味であることが分かる。

ただし、この数字は2026年10月23日の弘輝戦を加える前のプロフィール掲載値だ。同試合の敗戦を加味した単純計算では、41戦21勝18敗2分となり、通算勝率は約51.2%となる。公式プロフィールの更新値とは区別して見る必要がある。

【兄は山口裕人】山口兄弟の関係と道化俱楽部での活動

山口侑馬を語るうえで欠かせない存在が、実兄の山口裕人だ。兄もプロ格闘家として活動しており、兄弟そろって大阪を拠点に格闘技のキャリアを積み上げてきた。

兄・山口裕人とはどんな人物?

山口裕人は「クレイジーピエロ」の異名を持つ格闘家。RISEやKNOCK OUTなどで試合を重ねてきた選手で、攻撃力を前面に押し出すファイトスタイルで知られる。

RIZINの公式選手紹介でも、山口侑馬の実兄として紹介されている。同じ競技に取り組む兄の背中を追い、侑馬は12歳ごろからキックボクシングを始めた。2011年には地元大阪でプロデビューを果たしている。

兄弟は互いの実力をどう評価しているのか

2024年6月にRISE公式サイトで公開された兄弟インタビューでは、2人が練習や試合について率直に語っている。

侑馬は兄について、攻撃力だけでなく技術面も向上していると評価。一方、裕人も弟の試合や練習について言及しており、単なる同じジムの選手ではなく、互いの実力を理解する関係であることがうかがえる。

同インタビューでは、オープンフィンガーグローブマッチへの取り組みについても話題になった。兄弟ともに攻撃だけでなく防御への意識を高めていると語っており、従来の打ち合い中心のスタイルから、競技に応じた技術の向上を目指していたことが分かる。

道化俱楽部とは?

道化俱楽部は、山口兄弟が所属する格闘技チームとして知られる。2026年10月のKNOCK OUT.69でも、山口侑馬と山口裕人は同じ所属先から出場した。

興味深いのは、兄弟が同じ大会に出場しても、試合結果はそれぞれ独立していることだ。2026年10月23日の大会では、侑馬が第9試合、裕人が第10試合に出場。兄弟が続けてリングに上がる構成となった。

【RISE時代の経歴】2011年のデビューから2023年の勝利まで

山口侑馬のキャリアは、10年以上にわたる。大阪でプロデビューした後、タイトル獲得、KNOCK OUT参戦、RISEへの進出、RIZIN出場と、複数の団体で実績を重ねてきた。

主なキャリアと転換点
時期 出来事・関係者 主な実績・内容
2011年 プロデビュー 大阪でプロ格闘家として活動開始
2015年2月 DEEPKICK 上杉文博を破り60kg級王座を獲得
2015年12月 INNOVATION 橋本悟にKO勝利しライト級暫定王座を獲得
2017年2月 KNOCK OUT 初参戦で町田光をヒジ打ちによるKOで撃破
2019年 RISE 主戦場をRISEに移し、山田洸誓との王座決定戦にも出場
2020年11月 RIZIN.25 麻原将平に3R終了間際のTKO負け
2021年5月 YA-MAN戦 RISE on ABEMAで2RKO負け
2023年7月 チャンヒョン・リー戦 1RKO勝利
2023年11月19日 FIGHT CLUB 星野孝允に判定勝ち
2024年6月 RISE WORLD SERIES 計量欠席で山畑雄摩戦が中止
2026年10月23日 KNOCK OUT.69 約3年ぶりの復帰戦。弘輝に負傷判定で敗戦

この経歴から分かるのは、山口侑馬が単一団体だけでキャリアを築いてきた選手ではないということだ。複数の興行で経験を積み、異なるルールや対戦相手に対応してきた。

RISEでの活躍とRIZIN参戦

2019年以降はRISEを主戦場とし、RISEデビュー戦では森香津真を2RKOで下した。一方、同年9月のRISEスーパーライト級王座決定戦では山田洸誓にKO負けを喫している。

2020年11月21日にはRIZIN.25に出場し、麻原将平と対戦。3R2分59秒、レフェリーストップによるTKOで敗れた。

その後も試合経験を重ね、2021年にはYA-MANとの対戦、2023年にはチャンヒョン・リーへの1RKO勝利などを記録している。

2023年11月の最後の試合

2023年11月19日のFIGHT CLUBでは星野孝允と対戦。1Rに左ボディーでダウンを奪い、最終的に判定3-0で勝利した。

ただし、KO勝利には至らず、試合後には悔しさをにじませた。この試合が2026年10月の復帰戦まで、公式に確認できる最後の試合となった。

【2024年の計量欠席と引退示唆】山口侑馬に何があった?

山口侑馬のキャリアにおける大きな転換点となったのが、2024年6月のRISE WORLD SERIES 2024 OSAKAだ。

公式計量に現れず、山畑雄摩戦が中止に

2024年6月15日に大阪・エディオンアリーナ大阪で開催予定だった大会で、山口侑馬は山畑雄摩とのオープンフィンガーグローブマッチに出場する予定だった。

しかし、前日の6月14日に実施された公式計量の時間になっても会場に現れず、規定時間内に計量を通過できなかった。

RISEは公式発表で山口侑馬の失格と山畑雄摩の不戦勝を発表。加えて、当時は本人と連絡が取れ、安否を確認できているとの説明も行った。

兄・山口裕人が明かした欠席の理由

計量欠席後、兄の山口裕人は自身のSNSで弟の状況を説明した。報道によると、侑馬は減量中の水抜きで脱水状態となり、倒れて計量に行けなかったという。

この説明は、兄が本人から聞いた状況を踏まえて発信したものとして報じられている。大会当日に本人と連絡が取れなかったこともあり、ファンや関係者にとって心配の大きい出来事だった。

「格闘技辞めます」は正式な引退発表だったのか

2024年6月16日、山口侑馬は自身のXを更新し、無事であることを報告した。その投稿には、対戦予定だった山畑雄摩への謝罪とともに、次の言葉が含まれていた。

「プロ失格の弟は一足先に格闘技辞めます」

この発言が引退を示唆する投稿として報じられ、競技生活の終了を心配する声が広がった。

ただし、この投稿は計量欠席直後の謝罪と反省を含むSNS上の発信であり、競技団体による引退手続きや正式な引退会見とは異なる。その後、2026年10月に実際に復帰戦を行ったことからも、少なくとも2024年の投稿を最終的な引退表明として扱うことはできない。

今回の経緯で押さえておきたいのは、計量欠席が事実であること、兄が脱水による体調不良を説明したこと、そして本人が一時的に引退を示唆したことの3点だ。

【2026年10月の復帰戦】KNOCK OUT.69で弘輝と対戦、計量トラブルの全貌

2026年10月23日、山口侑馬は東京・後楽園ホールで開催された「MAROOMS presents KNOCK OUT.69」に出場した。最後の試合だった2023年11月19日のFIGHT CLUBから約2年11か月。およそ3年ぶりの実戦復帰となった。

対戦相手は「西の悪童」弘輝

復帰戦の相手は、WORLD TREE GYM所属の弘輝。試合はKNOCK OUT-UNLIMITEDの64.0kg契約、3分3Rで組まれた。

当初は63.0kg契約だったが、弘輝側からの申し出を受け、両陣営の協議によって64.0kg契約に変更された。前日計量では弘輝が64.00kg、山口侑馬が63.70kgでクリアしている。

KNOCK OUT-UNLIMITEDは、通常のキックボクシングとは異なり、打撃に加えて投げやテイクダウン、倒れた相手への攻撃などが認められるルールだ。一方、絞め技や関節技による一本勝ちは認められていない。

山口侑馬にとっては、従来のキックボクシングとは異なる攻防への対応も問われる復帰戦だった。

10月22日の前日計量で何が起きたのか

試合前日の10月22日、公式計量後のフェイスオフで弘輝と山口侑馬の間にトラブルが発生した。

KNOCK OUTの公式発表によると、最初に弘輝から山口侑馬への身体的接触があり、その後、山口侑馬による暴力行為が発生。弘輝は下唇に裂創を負い、出血する事態となった。

主催者は選手の安全を考慮して試合中止も検討したが、弘輝陣営が試合実施を強く希望したため、特別措置を設けて予定どおり開催することを決めた。

山口侑馬に科された3つの処分

KNOCK OUTプロモーションが公式発表した処分は、次の3点だった。

  • 試合結果の特別措置:弘輝が勝利した場合のみ公式記録として認定。山口侑馬が勝利、または引き分けの場合はノーコンテスト。
  • 試合開始時の減点:山口侑馬は減点2、レッドカードの状態から試合を開始。
  • ファイトマネー:山口侑馬のファイトマネーの一部を没収。

特に重要なのは、山口侑馬が勝っても公式な勝利として認められない特別ルールが設けられたことだ。前日計量での行為に対して、競技上の結果にも直接影響する措置が取られた。

試合結果は弘輝の負傷判定勝ち

10月23日の第9試合は予定どおり実施された。

試合では1Rから両者が攻防を展開。山口侑馬はパンチやローキックを繰り出し、弘輝もヒジを交えた攻撃で応戦した。

しかし、2R途中に偶発的なバッティングが発生。弘輝が左目の上を負傷し、ドクターストップによって試合続行不可能となった。

それまでの試合内容をもとに負傷判定が行われ、弘輝が3-0で勝利。公式大会結果では20-17、20-17、20-16のテクニカル判定として記録されている。

前日の特別措置により、この結果は弘輝の公式勝利として認定された。山口侑馬にとっては約3年ぶりの復帰戦だったが、勝利で再出発を飾ることはできなかった。

なお、試合後には両者が握手し、抱き合う場面も報じられている。前日の騒動から一転、リング上では試合を終えた選手同士として健闘を称え合った。

【山口侑馬の現在】2026年11月の活動と今後の復帰可能性

2026年11月5日時点で、山口侑馬について確認できる直近の大きな競技活動は、10月23日のKNOCK OUT.69出場だ。

約3年ぶりの復帰で現役続行を示した

2024年6月の計量欠席後、引退を示唆する発言があった山口侑馬。しかし、2026年10月にリングへ戻ったことで、競技者として再び試合に臨む姿勢を示した。

復帰戦は敗戦となったものの、約3年間の空白を経て公式大会に出場した事実は大きい。特に、異なるルールのKNOCK OUT-UNLIMITEDに挑戦したことは、今後のキャリアを考えるうえでも注目される。

兄・山口裕人も同じ大会に出場

2026年10月23日のKNOCK OUT.69では、兄の山口裕人も第10試合に出場した。

対戦相手はバズーカ巧樹。KNOCK OUT公式大会結果によると、山口裕人は1R0分47秒でKO負けを喫した。

兄弟が同じ大会に出場したことは、山口兄弟の現在を知るうえで興味深いポイントだ。ただし、兄弟それぞれの試合結果や今後の活動は別々に追う必要がある。

次戦や今後の所属はどうなる?

2026年11月5日時点で、山口侑馬の次戦の日程や新たな対戦相手について、確定した公式発表は確認できない。

また、KNOCK OUT.69の出場情報では所属先は道化俱楽部とされている。2024年の引退示唆から復帰までの流れを考えると、今後は試合への継続参戦やコンディション管理、所属チームとの活動が注目点となる。

現段階で、復帰戦の敗北をもって引退や競技生活の終了と判断することはできない。次戦の正式発表があるかどうかが、今後のキャリアを見極めるポイントになる。

【よくある質問】山口侑馬に関するFAQ

Q1:山口侑馬の年齢と身長は?
A1:1995年6月13日生まれで、2026年11月5日時点で31歳。身長は170cm。大阪府松原市出身の格闘家です。

Q2:山口侑馬の兄は誰?
A2:兄は格闘家の山口裕人です。「クレイジーピエロ」の異名を持ち、侑馬とともに道化俱楽部に所属しています。

Q3:山口侑馬の戦績と勝率は?
A3:2026年10月の復帰戦前は40戦21勝17敗2分(14KO)。弘輝戦の敗戦を加味した単純計算では41戦21勝18敗2分、勝率は約51.2%です。

Q4:山口侑馬は2024年に引退した?
A4:2024年6月に自身のXで「格闘技辞めます」と投稿し、引退を示唆しました。しかし正式な引退発表とは異なり、2026年10月23日にKNOCK OUT.69で復帰しています。

Q5:2026年の復帰戦の相手と結果は?
A5:KNOCK OUT.69で弘輝と対戦しました。2R途中の偶発的なバッティングによる負傷判定で弘輝が3-0で勝利しました。

Q6:弘輝との前日計量トラブルでは何が起きた?
A6:2026年10月22日のフェイスオフで身体的接触の後、山口侑馬による暴力行為が発生し、弘輝が下唇を負傷。山口には減点2、ファイトマネーの一部没収、勝利・引き分け時のノーコンテストという特別措置が科されました。

Q7:山口侑馬は現在も格闘家として活動している?
A7:2026年10月23日に復帰戦を行ったことは確認できます。ただし、2026年11月5日時点で次戦の正式発表は確認できていません。

山口侑馬は、兄・山口裕人とともに大阪の格闘技シーンで存在感を示してきた選手だ。DEEPKICK60kg級王座、INNOVATIONライト級王座を獲得し、RISEやRIZIN、KNOCK OUTなどで経験を積んできた。

2024年6月の計量欠席と引退示唆は、キャリアの大きな転換点だった。しかし、2026年10月23日のKNOCK OUT.69で約3年ぶりの復帰を実現。弘輝との前日計量トラブル、特別処分、そして偶発的なバッティングによる負傷判定という異例の展開となった。

今回の復帰戦で確認できたのは、山口侑馬が再び公式戦の舞台に戻ったという事実だ。一方で、試合結果は敗戦であり、今後の競技活動については次戦の発表を待つ必要がある。

今後の動向を追う際には、RISEやKNOCK OUTの公式発表、本人の公式SNS、兄・山口裕人の発信を確認することが大切だ。2024年の引退示唆だけで現在を判断せず、2026年の復帰戦とその後の公式情報を基準に、山口侑馬のキャリアを見守りたい。

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テクノロジー分野を担当。一次情報(公式発表・公式サイト)と発表日を必ず確認し、推測は推測と明記する編集方針に従っています。

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